英単語の語源辞典
English Etymology
語源とは
英単語の語源とは、その言葉が生まれた源のことです。
英語には1500年以上の歴史があると言われており、古くはローマ時代のラテン語などの影響を受けています。
現在使われている英単語の中にもその古い言語の断片が暗号のように組み込まれており、
英単語本来の意味や微妙なニュアンスを教えてくれてるのです。
例えて言うなら、私たち日本人が小学校で漢字を勉強した時に、部首の「氵(さんずい)」が水に関係があることを学んだように、
英単語のスペルの中に隠れた部首があるようなものです。
例 : company
例えば、company (カンパニー)という英単語には「仲間」や「会社」という意味があります。
comには「共に」という語源の意味があり、panには「パン」という意味がありますので、
「共にパンを食べる」というのがcompanyの語源的な意味というわけです。
例 : express
express (エクスプレス)という英単語には「急行」の他に「表現する」という意味があります。
exには「外に」という語源の意味があり、pressには「押す」という意味がありますので、
「限度を超えて押す」のが「急行」で、
「中にあるもの(心)を外に押し出す」のが「表現する」という意味につながっているのです。
[ press のイメージ ]
例 : expedition
expedition (エクスペディション)という英単語には「遠征」や「探検」という意味があります。
exには「外に」という意味があり、pedには「足」という意味がありますので、
「外に歩いていく」というのがexpeditionの語源的な意味です。
例 : individual
individual (インディビシュアル)という英単語には「個人」という意味があります。
inには「できない」という意味があり、divには「分ける」という意味がありますので、
「分けることができないもの」というのがindividualの語源的な意味です。
語源を学ぶメリット
語源を学ぶメリットはたくさんあります。英単語の意味を覚えるときのヒントにもなりますし、単語本来のニュアンスを知ることができます。 また慣れてくると、初めて見た英単語でも、なんとなく意味を推測できるようになります。
語源の学び方のコツ
きっちりと語源の意味を覚えようとしないで、語源のニュアンスを感じるようにしましょう。 先ずは、多くの単語で使われている語源から気軽に眺めて、少しずつ慣れ親しんでいきましょう。
語源の種類
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