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obsequiousの意味・覚え方・発音

obsequious

【形】 こびへつらうへつらう

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/əbˈsiːkwɪəs/

obsequiousの意味・説明

obsequiousという単語は「おべっか」と「従順さ」を意味します。通常、この言葉は他人に対して過度に気を使い、過剰に奉仕しようとする態度を指します。このような行動は、相手に良い印象を与えようとするあまり、自己主張があまりない場合に使われます。しばしば否定的なニュアンスを含み、媚びるような態度や、権力者に対する無条件の従属を暗示します。

この単語は、特に職場や人間関係において使われることが多いです。たとえば、上司や権威のある人々に対して必要以上に親切に振る舞ったり、意見を常に同意したりする姿勢を表す際によく使われます。obsequiousな人々は、他者からの評価や承認を求める傾向があり、そのために自分を曲げることもあります。

このような性質を持つobsequiousは、時に感情や倫理の問題とも関連付けられます。すなわち、他人に従順であるあまり、自分自身の価値観や信念を無視してしまうことがあります。そのため、この言葉を使う際には、その人の態度や行動がどのような結果をもたらすかを考慮することが重要です。

obsequiousの基本例文

She's always so obsequious to her boss.
彼女は上司に対していつも媚びを売っている。
He received obsequious service at the fancy restaurant.
彼は高級レストランで媚びるようなサービスを受けた。
He has an obsequious personality that makes me uncomfortable.
彼の媚びるような性格は私を不快にさせる。

obsequiousの意味と概念

形容詞

1. お世辞好きな

この意味では、人や権力者に対してお世辞を言ったり、へつらったりする態度を指します。自分の利益を得るために他者に過度に忠実で、しばしばうかがいを立てる行動が見られます。こうした振る舞いは信頼性を欠くことがあります。
His obsequious behavior around the boss made his colleagues uncomfortable.
彼の上司の周りでのお世辞好きな振る舞いは、同僚たちを不快にさせた。

obsequiousの覚え方:語源

obsequiousの語源は、ラテン語の「obsequiosus」に由来しています。このラテン語は「obsequium」に基づいており、意味は「従うこと」や「仕えること」です。「ob-」は「向かって、に」という意味を持ち、「sequi」は「従う」という意味の動詞です。したがって、obsequiousは文字通り「何かに従っている」または「仕えている」というニュアンスを持っています。英語において、この単語は通常、過度に召使いや奉仕の態度を持つ人々を指す際に使われ、しばしば否定的な意味合いを帯びています。つまり、相手に過剰にお世辞を言うような行動や態度を示す場合に用いられることが多いのです。このように、obsequiousは歴史的背景と共に、特定の行動様式を表現する重要な単語となっています。

語源 ob
語源 of
~に対して、 ~に向かって
More
語源 sec
語源 sequ
続く、 追う
More
語源 ous
~でいっぱいの、 豊富な
More

obsequiousの類語・関連語

  • sycophanticという単語は、他人に媚びへつらう態度を指します。特に権力者に対して自分の利益のためにお世辞を言うようなニュアンスがあります。たとえば、"sycophantic praise"(媚びる賞賛)という表現があります。
  • servileという単語は、自ら進んで他人に従う様子を指します。特に、従属的であることが強調され、自己を抑えている印象があります。たとえば、"servile obedience"(従順な服従)という使い方があります。
  • submissiveという単語は、他人の意志に対して従う姿勢を示します。自分の意見を押し殺して、他人に寄り添うような態度が求められます。たとえば、"submissive behavior"(従順な振る舞い)という表現があります。
  • fawningという単語は、他人に過度にお世辞を言ったり、媚びたりする様子を指します。特に好かれたい一心で相手に従う態度が強調されます。たとえば、"fawning attention"(媚びる注目)という例があります。
  • obsequiousnessという単語は、obsequiousの名詞形で、極端な従順さや媚びへつらい方を表します。自分を犠牲にしてでも他人に従う様子が示されます。たとえば、"his obsequiousness was evident"(彼の媚びへつらいは明らかだった)という表現があります。


obsequiousの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : sycophantic

sycophantic」は、他人に対して過剰にへつらったり、媚びたりする様子を表す形容詞です。この単語は、主に自己利益のために他人の意向に従う姿勢を指し、しばしば否定的な意味合いを持ちます。例えば、権力者や上司に対して過度に持ち上げる行動がこれに該当します。
obsequious」と「sycophantic」は、どちらも他者に対して過剰に従う様子を表しますが、ニュアンスに違いがあります。「obsequious」は、特に権威者に対して従順であることを強調し、しばしば無条件の奉仕や従属を含むことがあります。一方で「sycophantic」は、奉仕の背後にある自己の利益を暗示することが多く、策略的な意味合いが強いです。例えば、sycophanticな行動は、特定の特権や利益を得るために行われることが多く、単に従順であるだけのobsequiousとは異なる場合があります。ネイティブスピーカーは、文脈によってこれらの単語を使い分けており、sycophanticはより悪意のある意図を含むことが多く、obsequiousは単に過度に従順であることを指すことが多いです。
His sycophantic behavior towards his boss made everyone uncomfortable.
彼の上司に対するsycophanticな振る舞いは、みんなを不快にさせた。
His obsequious behavior towards his boss made everyone uncomfortable.
彼の上司に対するobsequiousな振る舞いは、みんなを不快にさせた。
この例文では、両方の単語が置換可能であり、文脈も自然です。どちらも過度に従順な態度を示していますが、sycophanticは自己利益を暗示する一方、obsequiousは単に従っていることに焦点を当てています。

類語・関連語 2 : servile

servile」は、他者に対して従順であり、自分の意見や感情を犠牲にしてでも相手に奉仕しようとする態度を指します。この単語は、特に権力者や上司に対して過度に従順であることを強調する場合に使われます。obsequiousと同様に使用されることが多いですが、より強い従属のニュアンスがあります。
obsequious」は、他者に対して過度に奉仕的であることを示し、特に自分の利益のために他人に媚びる態度を含む場合が多いです。たとえば、上司に対して非常に気を使いすぎたり、褒めすぎたりする様子が挙げられます。一方で「servile」は、より一般的に従順さや依存的な態度を示すために使われます。ネイティブスピーカーは、「obsequious」がしばしば否定的な意味合いを持つのに対し、「servile」は単に従順さを表すだけでなく、時にはその従順さが美徳とされる場合もあることを理解しています。
The servant's servile attitude made him seem untrustworthy to the other staff members.
その使用人の従順な態度は、他のスタッフにとって信頼できない印象を与えた。
The servant's obsequious attitude made him seem untrustworthy to the other staff members.
その使用人の媚びへつらいな態度は、他のスタッフにとって信頼できない印象を与えた。
この文脈では、servileobsequiousは互換性がありますが、obsequiousはより否定的なニュアンスを持ち、媚びている感じが強調されています。

類語・関連語 3 : submissive

submissive」は、他者に対して従順であり、自分の意見や希望を押し通そうとせず、相手の意向に従う様子を表します。この言葉は、特に権威や力を持つ人物に対して用いることが多く、自己主張を抑えることから、時には消極的な印象を与えることもあります。
obsequious」は、他者に対して過剰に従順で、媚びるような態度を示すことを指します。この単語は、単に従うだけでなく、相手を喜ばせようとするあまり、自分の意見を犠牲にするような行動を含意します。英語ネイティブは「submissive」を使うとき、相手に対する単純な従順さを強調することが多いですが、「obsequious」を使うときは、しばしばその従順さが過度であることや、裏にある動機(例えば、出世や利益を得るため)を暗示することがあります。このため、ネイティブは文脈に応じてこれらの言葉を使い分けます。
She was very submissive in the meeting, always agreeing with her boss's ideas.
彼女は会議でとても従順で、常に上司のアイデアに同意していました。
She was very obsequious in the meeting, always agreeing with her boss's ideas.
彼女は会議でとても媚びるような態度で、常に上司のアイデアに同意していました。
この文脈では、submissiveobsequiousは置換可能ですが、ニュアンスが異なります。submissiveは単に従順であることを示し、obsequiousはその従順さが過剰であることや、他者の意見に媚びる様子を強調します。

類語・関連語 4 : fawning

fawning」は、誰かに対して過度に愛想良く、媚びるような態度を示すことを意味します。この単語は、特に権力を持つ人や地位の高い人に対して、必要以上に従順であったり、称賛したりする様子を表現します。
obsequious」と「fawning」は非常に似た意味を持ちますが、ニュアンスに少し違いがあります。「obsequious」は、特に他者の意向に従順であったり、過剰に従う態度を強調することが多いのに対し、「fawning」は、愛情や好意を示すことに重点が置かれます。そのため、「obsequious」は、無理に媚びている印象を与えることが多く、ネガティブな意味合いが強いのに対し、「fawning」は、より軽い感じで好意を示す場合にも使われることがあります。したがって、「obsequious」は、単に従うだけでなく、その背後にある動機に対して疑念を持たせることがある一方で、「fawning」は、相手に対する純粋な称賛や愛情を伴うことが多いのです。
The assistant was always fawning over the boss, trying to gain his favor.
その助手は常に上司に対して媚びて、彼の好意を得ようとしていた。
The assistant was always obsequious toward the boss, trying to gain his favor.
その助手は常に上司に対して従順で、彼の好意を得ようとしていた。
この文脈では、「fawning」と「obsequious」は置換可能です。どちらも上司への過度な愛想や従順さを示しており、文全体の意味は変わりません。ただし、使用する際のニュアンスに注意が必要です。「fawning」はより軽い好意を示す印象があり、一方で「obsequious」は、従順さが強調され、ネガティブな印象を与えることがあります。

類語・関連語 5 : obsequiousness

obsequiousness」は、他者に対して過剰に従順であることや、媚びへつらう態度を指します。この言葉は、特に権力者や地位の高い人に対して、その意向や気持ちに合わせて行動しようとする様子を表現します。このような態度は、時には不誠実や不自然に見えることもあります。従順さが過剰になると、他者からの信頼を失うことにもつながるため、注意が必要です。
obsequious」は形容詞であり、「obsequiousness」はその名詞形です。例えば、「obsequious」は「彼は上司に対して過剰に従順だ」といった文脈で使われ、具体的な行動を示します。一方、「obsequiousness」は「彼のobsequiousnessは他の社員に悪影響を及ぼしている」といった具合に、態度や性質そのものを指摘する場合に使われます。ネイティブスピーカーは、状況に応じてこの二つの言葉を使い分け、名詞と形容詞の違いを意識しています。具体的な行動を示したい場合は形容詞を、一般的な特性や性質について語る場合には名詞を使用します。
His obsequiousness towards the manager made his colleagues uncomfortable.
彼のマネージャーに対するobsequiousnessは、同僚たちを不快にさせた。
His obsequious behavior towards the manager made his colleagues uncomfortable.
彼のマネージャーに対するobsequiousな振る舞いは、同僚たちを不快にさせた。
この例文では、obsequiousnessobsequiousが同じ文脈で使われており、どちらの語も過剰な従順さを表現しています。形容詞のobsequiousは具体的な行動や振る舞いを示し、名詞のobsequiousnessはその態度の性質を指しているため、置換可能です。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

obsequiousの会話例

obsequiousの日常会話例

「obsequious」は、他者に対して過度に従順で、へつらう様子を表す形容詞です。日常会話ではあまり使われませんが、特定の文脈で人の態度や行動を表現するために使われることがあります。この単語は、特に人間関係や社会的な立場においての不自然な従順さを指摘する際に用いられます。

  1. 過度に従順であること

意味1: 過度に従順であること

この会話では、Aが他の人に対するBの態度を批判しており、Bの行動がobsequiousであることを示しています。Bはその指摘に対して反論しており、自己弁護をする様子が伺えます。

【Exapmle 1】
A: I can't believe how obsequious you are to the boss. It's like you want to be his pet!
あなたが上司に対してどれだけへつらっているか、信じられないよ。まるで彼のペットになりたいみたいだね!
B: I'm just being respectful! There's nothing wrong with being obsequious if it helps the team.
私はただ敬意を表しているだけだよ!チームに役立つなら、へつらうことに何も問題はないと思うけど。

【Exapmle 2】

A: You really need to stop being so obsequious in our meetings. It’s uncomfortable.
会議でそんなに従順になるのはやめた方がいいよ。すごく居心地が悪いから。
B: I thought it was the right approach, but I guess I overdid the obsequious behavior.
それが正しいアプローチだと思っていたけれど、へつらいすぎたみたいだね。

【Exapmle 3】

A: Your obsequious attitude towards her is so obvious. Just be yourself!
君の彼女に対するへつらった態度がとても明らかだよ。もっと自分らしくなればいいのに!
B: I just don't want to upset her. Is being obsequious really that bad?
彼女を怒らせたくないだけなんだ。へつらうのがそんなに悪いことなのかな?

obsequiousのビジネス会話例

「obsequious」は、ビジネスシーンにおいて特定の状況で使われる単語で、主に「過度に従順であること」や「お世辞を言って媚びる様子」を表します。この単語はしばしばネガティブな意味合いを持ち、他者に対して過剰に従順であることを示す際に使用されます。ビジネスにおいては、上司や顧客に対する過度な従順さが、時には信頼性に疑問を呈することもあります。

  1. 過度に従順であること
  2. お世辞を言って媚びる様子

意味1: 過度に従順であること

この会話では、ある社員が上司に対して過度に従順な態度をとっていることが示されています。特に、同僚がその行動に対して懸念を抱いている様子が伺えます。

【Exapmle 1】
A: I've noticed that John is really obsequious towards the manager lately.
その時、ジョンが最近マネージャーに対して非常に従順になっていることに気づいたよ。
B: Yes, it makes me uncomfortable. He seems to agree with everything she says.
そうだね、なんだか気持ち悪いよ。彼は彼女が言うことには何でも賛成しているみたいだし。

【Exapmle 2】

A: Do you think being obsequious is a good strategy for career advancement?
キャリアアップのために従順でいることは良い戦略だと思う?
B: Not really. It can backfire and make you look insincere.
あまりそうは思わないな。それが裏目に出て、あなたを不誠実に見せるかもしれないよ。

【Exapmle 3】

A: I can't stand how obsequious Sarah is during the meetings.
サラが会議中にあんなに従順な態度を取るのは我慢できないよ。
B: It does seem like she's just trying to win favor with the boss.
確かに、彼女は上司に気に入られようとしているように見えるね。

obsequiousのいろいろな使用例

形容詞

1. 「有力者に好かれようとする、へつらう」

専門的な場面での使用

obsequiousは、特に権力者や影響力のある人物に媚びを売るような態度や行動を指す言葉です。通常、他人の好感を得ることを目的とした行動に関連しています。
The manager found her obsequious attitude towards the clients to be quite unprofessional.
マネージャーは、彼女のクライアントに対するお世辞にも似た態度を非常に非専門的だと感じた。
  • obsequious behavior - へつらう行動
  • obsequious remarks - お世辞の発言
  • obsequious sycophants - へつらう取り巻き
  • obsequious responses - へつらう返答
  • obsequious flattery - お世辞の褒め言葉
  • obsequious service - へつらうサービス
  • obsequious smile - へつらう笑顔

社交的な場面での使用

この形容詞は、他者の期待に過剰に応えようとする状況で使われることが多く、しばしば否定的な意味合いが含まれます。
His obsequious nature made him popular among his superiors but disliked by his peers.
彼のへつらう性質は、上司の間で人気を得たが、同僚たちには好かれなかった。
  • obsequious laughter - へつらう笑い
  • obsequious nodding - へつらううなずき
  • obsequious compliments - へつらう褒め言葉
  • obsequious consideration - へつらう配慮
  • obsequious attendance - へつらう出席
  • obsequious demeanor - へつらう姿勢
  • obsequious requests - へつらう要望

2. 「従属的な、使役的な」

上司と部下の関係

obsequiousは、権威に対して過度に従順な態度を示す際にも使用され、特に上下関係が強い状況で目立ちます。
Many of the employees adopted an obsequious posture towards their new boss.
多くの社員は新しい上司に対して従順な姿勢を持つようになった。
  • obsequious followers - 従順な支持者
  • obsequious subordinates - 従属的な部下
  • obsequious attitude - 従属的な態度
  • obsequious loyalty - 従属的な忠誠心
  • obsequious compliance - 従順な従うこと
  • obsequious contributions - 従属的な貢献
  • obsequious sentiments - 従속的な感情

強制的な状況

この表現は、強い権力関係の中での非自発的な服従も含意するため、相手に対して圧力を感じた時の行動にも適用されます。
His obsequious demeanor during the meeting made others suspicious of his intentions.
会議中の彼の従属的な態度は、他の人々に彼の意図を疑わせる要因となった。
  • obsequious behavior in teams - チームにおける従属的な行動
  • obsequious gestures - 従属的なジェスチャー
  • obsequious eye contact -従属的なアイコンタクト
  • obsequious communication - 従属的なコミュニケーション
  • obsequious performance - 従属的なパフォーマンス
  • obsequious attitudes towards leaders - リーダーに対する従属的な態度
  • obsequious reception - 従属的な受け入れ

英英和

  • attempting to win favor from influential people by flatteryお世辞によって有力な人々から支持を得ようとするさま吮癰舐痔
  • attentive in an ingratiating or servile manner; "obsequious shop assistants"ご機嫌取りをするか卑屈な態度で気を配る卑屈