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importuneの意味・覚え方・発音

importune

【動】 しつこく頼む

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/ɪmˈpɔːtjuːn/

importuneの意味・説明

importuneという単語は「しつこくお願いする」や「強く要求する」という意味です。この言葉は、特に相手に対して何度も同じことを頼む場合や、無理なお願いをする際に使われます。英語の動詞として、他の人に迷惑をかけて困らせるニュアンスも含まれているため、注意が必要です。

この単語は、通常はネガティブな状況で使われることが多いです。たとえば、売り込みや助けを求める場合に、相手が何度も同じことを頼んでくると、「importuneされる」と表現することがあります。このように、しつこくすることが、相手に対する圧力や負担になる場合が多いのです。

重要なのは、「importune」が相手の意思を無視して、自分の欲求を押し付けるという点です。このため、特にビジネスや人間関係において注意が必要です。礼儀や配慮を重視しながらコミュニケーションを行うことが、良好な関係を形成するうえで重要です。

importuneの基本例文

Don't importune me any more!
もうしつこく懇願しないで!
She importuned him for a reply.
彼女は彼に返事を乞うように嘆願した。
He started to importune the doctor with questions.
彼は医者に質問しまくって嫌がらせを始めた。

importuneの意味と概念

動詞

1. しつこく頼む

この意味では、相手に対して非常に強く頼むことを指します。相手が困難を感じるほど繰り返し頼むことが特徴です。特に、切迫感や緊迫感を持ったお願いをするときに使われます。例えば、子供が欲しいおもちゃを手に入れるためにしつこく親に頼むような場面がこれに当てはまります。
The child began to importune his mother for a new toy.
子供は新しいおもちゃを手に入れるために母親にしつこく頼み始めた。

2. 追い詰めて頼む

このニュアンスでは、相手に対して圧力をかけながら頼むことを意味します。強い要求をすることで、相手に不快感を与える場合があります。ビジネスシーンや政治的な状況において、要求を押し通そうとする場合によく使われます。
He continued to importune the officials for quicker approval of the project.
彼はプロジェクトの迅速な承認を得るために、官僚にしつこく頼み続けた。

importuneの覚え方:語源

importuneの語源は、ラテン語の「importunus」に由来します。この言葉は「不適切な」「無遠慮な」という意味を持ち、さらにその構成要素には「不適切な(in-)」と「機会(portus)」が含まれています。「portus」は「港」を意味し、元々は物や人を運ぶ場所を指していました。このことから、importuneは本来「適切な場所を求めることができない」というニュアンスを持つようになり、次第に「しつこく要求する」「懇願する」という意味に発展しました。

英語においては、17世紀にこの単語が登場し、他者に対してしつこく迫る行為を表すようになりました。importuneは、「懇願する」「困らせる」という意味で使われ、特に相手に対して負担をかけるような要求をする様子を強調します。語源を知ることで、この単語が持つ背景やニュアンスをより深く理解する手助けになります。

語源 in
語源 im
中に
More
語源 port
運ぶ、 港
More

importuneの類語・関連語

  • insistという単語は、何かを強く主張することを意味します。importuneに比べて、相手に対して強い決意を持って要求する様子が強調されます。たとえば、「彼はその提案をinsistした。」は「He insisted on the proposal.」と訳せます。
  • nagという単語は、うるさく言い続けることや、しつこくクレームを言うことを意味します。importuneはもっと丁寧なお願いのニュアンスがあるのに対し、nagは煩わしさがあります。例えば、「彼女はいつも私をnagしてくる。」は「She always nags me.」と訳せます。
  • beseechという単語は、非常に切実にお願いすることを意味します。importuneと似ているが、beseechはより感情的で焦りのあるお願いのニュアンスがあります。例えば、「彼女は私に助けをbeseechした。」は「She beseeched me for help.」と訳せます。
  • pleadという単語は、法廷で弁護することから派生し、強く訴えることを意味します。importuneはただのお願いを見えやすくするが、pleadはより緊急の要請を感じさせます。例えば、「彼はその件についてpleadした。」は「He pleaded regarding the matter.」と訳せます。
  • requestという単語は、お願いすることを意味し、よりフォーマルで丁寧な表現です。importuneはしつこいお願いの意味があるのに対し、requestは単なる依頼に留まります。例えば、「私は彼にサポートをrequestした。」は「I requested his support.」と訳せます。


importuneの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : insist

insist」は、強く主張することや、何かをやらせようとする際に使われる動詞です。この単語は、自分の意見や要求を譲らずにしっかりと伝えるニュアンスを持っています。例えば、何かをするように頼んだ際に相手がそれを受け入れない場合に、再度その要求を強調して促すような場面で使われます。
一方で、「importune」は、しつこく頼む、または何度も繰り返しお願いすることを意味します。両者は「求める」という点では共通していますが、insistは自分の意見や要求を強く主張することに重きを置いているのに対し、importuneは相手に対して執拗にお願いする様子を強調します。英語ネイティブは、insistを使う時はより強い意志を感じさせ、importuneを使う時は相手に対するしつこさや困惑を強調することが多いです。このため、使うシチュエーションが異なることに注意が必要です。
I insist that you join us for dinner tonight.
私はあなたが今晩私たちの夕食に参加することを強く主張します。
I importune you to join us for dinner tonight.
私はあなたに今晩私たちの夕食に参加するようしつこく頼みます。
この文脈では、insistimportuneは置換可能ですが、ニュアンスが異なります。insistは強い意志を表し、相手に参加を強く求める印象を与えます。一方でimportuneはしつこく頼むという意味合いが強く、相手に対して圧力をかけている印象を与えます。

類語・関連語 2 : nag

単語nagは、しつこく何度も同じことを言ったり、注意を促したりすることを指します。特に、相手に少し煩わしいと感じさせるような方法で、何かを要求する際に使われます。たとえば、子供が親におもちゃを買ってくれと繰り返し頼む様子などが挙げられます。この単語は、あまり好意的ではないニュアンスを持っているため、相手をイライラさせる行動を示すことが一般的です。
単語importuneは、誰かにしつこく頼み続ける行為を指し、その行為には強い執着や圧力が含まれることが多いです。英語のネイティブスピーカーは、単に「頼む」という意味合いではなく、相手が嫌がることを承知でしつこく要求する状況を強調します。例えば、強引に何かを求める場合に使われることが多く、相手に対してかなりの負担をかける印象があります。一方でnagは、軽い注意やお願いをしつこく繰り返す意味合いが強く、日常の中での小さなイライラを表すことが多いです。このように、importuneはより強い、時にはネガティブなニュアンスを持ち、nagはもう少し軽い感じで使われることが多いです。
I keep trying to nag him to finish his homework.
私は彼に宿題を終わらせるようしつこく言い続けています。
I keep trying to importune him to finish his homework.
私は彼に宿題を終わらせるようしつこく頼み続けています。
この例文では、どちらの単語も「宿題を終わらせるようにしつこく頼む」という同じ文脈で使われており、置換が可能です。ただし、importuneの方がより強い圧力やしつこさを感じさせるため、状況によって使い分けることが重要です。
She always nags her brother to clean his room.
彼女はいつも弟に部屋を掃除するようしつこく言います。

類語・関連語 3 : beseech

beseech」は、非常に強い願いや求めを表す言葉です。相手に対して切実にお願いするニュアンスがあり、単なる頼みごと以上の感情が込められています。特に、何かをしてほしい、または助けてほしいといった状況で使われることが多いです。
importune」と「beseech」はどちらも「お願いする」という意味を持ちますが、使う場面やニュアンスには違いがあります。「importune」は、しつこく、または執拗にお願いすることを指し、相手にとって負担に感じられることが多いです。一方で、「beseech」は、より感情に訴えるお願いであり、深い願望や切実さが含まれています。たとえば、「importune」は、何度も同じことを頼む場合に使われることが多く、相手が困惑するような状況を示唆しますが、「beseech」は、強い願いを持っているものの、相手に対する敬意や感謝の気持ちを忘れない使い方がされます。このように、両者は似た意味を持つものの、使用する際にはそのニュアンスの違いに注意が必要です。
I beseech you to help me with my project.
私のプロジェクトを手伝ってくれるよう、切にお願い申し上げます。
I importune you to help me with my project.
私のプロジェクトを手伝ってくれるよう、しつこくお願いしています。
この例文からわかるように、両者は同じ文脈で使うことができますが、ニュアンスが異なります。「beseech」は切実なお願いとしての意味合いが強く、相手に対する感謝や敬意が感じられます。一方、「importune」はしつこさや負担を強調するため、あまり好意的な印象を与えない場合があります。

類語・関連語 4 : plead

plead」は、誰かに強く頼む、あるいは懇願するという意味を持つ動詞です。この単語は、法的な文脈でも使用され、特に裁判所での弁護や申し立てを指すこともあります。感情を込めて相手にお願いする様子が強調されるため、非常に切実なニュアンスがあります。
importune」と「plead」は、どちらも「頼む」や「懇願する」という意味を持ちますが、ニュアンスには違いがあります。「importune」は、しつこく何度も頼む、またはお願いすることを指し、しばしば相手の迷惑になるほどの強さを含みます。一方、「plead」は、より感情的で丁寧なお願いのようなニュアンスがあり、特に真剣さや切実さが込められています。したがって、ネイティブスピーカーは状況に応じてこれらの単語を使い分けます。例えば、頼み事がしつこくなる場合は「importune」を、感情的な懇願や法的な文脈では「plead」を使うことが多いです。
I plead with you to reconsider your decision.
あなたに決定を再考してほしいと懇願します。
I importune you to reconsider your decision.
あなたに決定を再考してほしいとしつこく頼みます。
この例文では、両方の単語が使われていますが、「plead」はより感情的で真剣なお願いを表し、「importune」はしつこく頼むというニュアンスを含んでいます。そのため、同じ状況で使うことができますが、感情の強さに違いがあります。

類語・関連語 5 : request

単語requestは、「要求する」「頼む」という意味を持ちます。この単語は、何かを求める際に使われ、相手に対して丁寧にお願いするニュアンスがあります。日常会話やビジネスシーンでよく使用され、誰かに助けや情報を求めるときに適しています。
一方で、単語importuneは、しつこくお願いする、または執拗に要求するという意味があります。つまり、requestよりも強い迫力や、相手に対する圧力を伴う場合が多いです。requestは比較的穏やかな表現ですが、importuneは、相手の意向を無視してでも求め続ける印象を与えます。ネイティブスピーカーは、この二つの単語を使い分けることで、要求の仕方や状況のニュアンスを明確に伝えます。例えば、何かを頼む時に「お願いする」という気持ちを表現したい場合はrequestを用いますが、相手が断ったとしてもそれを続ける場合にはimportuneを使います。
I would like to make a request for more information about the project.
プロジェクトについての詳細情報をお願いしたいのですが。
I did not mean to importune you with my questions, but I really need help.
私の質問であなたにしつこくお願いするつもりはなかったのですが、本当に助けが必要です。
この例文では、両方の単語の使い方が自然です。最初の文では、丁寧に情報を「お願い」する場面を示しており、requestが適切です。次の文では、質問を続けることがしつこさを伴っているため、importuneが適しています。どちらの単語も相手に何かを求めるという点では共通していますが、ニュアンスの違いを理解することが重要です。


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importuneのいろいろな使用例

動詞

1. 説明的な意味: (続けて熱心に要求する)

繰り返し要求する行為

この分類は、相手に対して何度も依頼や要求を行う行為を示しています。この行為はしばしばしつこく感じられることがあります。
He importuned her for help until she finally agreed.
彼は彼女に助けを頼むことをしつこく続け、ついに彼女は承諾した。
  • importune for help - 助けを求める
  • importune for advice - 助言を求める
  • importune for information - 情報を求める
  • importune for support - 支援を求める
  • importune for a favor - お願いを求める
  • importune for clarification - 説明を求める

無理強いする行為

この分類は、相手の意志に反して強引に懇願したり、要求したりする行為を指します。このような場合、相手はしばしば迷惑に感じることがあります。
She importuned him relentlessly for a loan.
彼女はしつこく彼に融資を頼んだ。
  • importune about a loan - 融資についてしつこく頼む
  • importune about the project - プロジェクトについて無理に聞く
  • importune about the outcome - 結果について頼み続ける
  • importune about a decision - 決定について執拗に問う
  • importune about promises - 約束について強く求める
  • importune about the meeting - 会議のことをしつこく尋ねる

2. 緊急性を伴った要求: (急に懇願する)

緊急の依頼

この分類では、緊急性をもって切実に助けや情報を求める行為を示します。求める内容が急を要する場合には、相手も真剣に受け止めることが多いです。
She importuned the officials for a quick response.
彼女は迅速な対応を役人に切実に求めた。
  • importune for an urgent response - 緊急の対応を求める
  • importune for immediate action - 即時の行動を頼む
  • importune for rapid assistance - 迅速な援助を求める
  • importune for quick information - すぐに情報を求める
  • importune for support during an emergency - 緊急時の支援を求める
  • importune for urgent clarification - 緊急の確認を求める

切実な願い

この分類は、特に感情的な背景をもって切実に懇願することを表現しています。この行為は、相手に強い印象を与える場合があります。
He importuned her, tears in his eyes, for another chance.
彼は目に涙を浮かべながら、彼女にもう一度チャンスを与えてくれるよう懇願した。
  • importune with emotion - 感情を込めて懇願する
  • importune for a second chance - 再チャンスを求める
  • importune while crying - 泣きながら頼む
  • importune with sincerity - 誠心誠意で懇願する
  • importune with passion - 情熱を持って頼む
  • importune for forgiveness - 許しを求める

英英和

  • beg persistently and urgently; "I importune you to help them"根気強く、しきりに乞うせがむ
    例:I importune you to help them. 私は、あなたに彼らを助けるようしつこくお願いする。