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importunateの意味・覚え方・発音

importunate

【形】 しつこい

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/ɪmˈpɔːrtjʊnɪt/

importunateの意味・説明

importunateという単語は「しつこい」や「無理な要求をする」を意味します。この言葉は、特に頼み事や要求が過度にしつこく、相手に与える負担が大きい場合に用いられます。つまり、相手の気持ちや状況を考えずに、繰り返し何かを求める態度を指します。

この単語は、しばしば否定的なニュアンスを伴います。importunateな行動は、相手に不快感を与えたり、困惑させたりすることがあります。そのため、一般的には、他人への配慮が欠けた行動として理解されることが多いです。例えば、頻繁に電話をかけてくる人や、再三にわたり同じリクエストをする人を指して「importunate」と表現することができます。

用例としては、商談や交渉の際に、一方的に相手に圧力をかけるような状況、または、友人が頼んだことを異常にしつこく要求する場合などがあります。このような文脈で使われることで、しつこさや無理な要求が具体的に伝わります。

importunateの基本例文

She was importunate in asking for a raise at work.
彼女は仕事で昇給を頼む際にしつこかった。
Despite my refusal, he remained importunate in trying to convince me.
私の断りにも関わらず、彼は私を説得しようとしつこかった。
The importunate salesperson kept pushing me to buy unnecessary products.
しつこいセールスパーソンが不必要な商品を買うように繰り返し言ってきた。

importunateの意味と概念

形容詞

1. 執拗な

この意味では、主にしつこく頼む様子を指します。誰かに何かを強く求めたり、懇願したりする際に使われ、その行動は常に相手にとって重荷となることがあります。特に、相手が何度も拒否しているにもかかわらず、その要求を続けるときに用いられます。
The importunate beggar persisted in asking for donations even after he was turned away multiple times.
その執拗な乞食は、何度も断られた後でも寄付を求めるのをやめなかった。

2. 強迫的な

この意味合いでは、相手を圧倒するような強い要求や願いを表します。相手に対して一種の圧力をかけ、仕方なく応じさせるような状況に使われることが多く、時には不快感を与えることもあります。
Her importunate pleas for help made everyone around her feel uncomfortable.
彼女の強迫的な助けを求める叫びは、周りの人々を不快にさせた。

3. しつこい

この定義では、繰り返し行われる要求や頼みを指します。しつこくあれこれを求めてくる際に使われ、相手に負担をかける場合があります。この表現は、深刻な頼みでなくとも、常に同じことを繰り返す様子に対して使用されることが多いです。
The importunate child asked for a new toy repeatedly until his parents finally gave in.
そのしつこい子供は新しいおもちゃを繰り返し求め続け、ついに両親は根負けした。

importunateの覚え方:語源

importunateの語源は、ラテン語の「importunus」に由来しています。この単語は、「in-」という接頭辞と「portus」という語根から成り立っています。「in-」は「否定」を意味し、「portus」は「港」を指します。この2つを組み合わせることで、「港に入らない」「不適切な」という意味が生じました。さらに、「importunate」は中古フランス語の「importun」となり、そこから英語に取り入れられました。この過程で、「importunate」という単語は、しつこく迫る、または無遠慮に要求するというニュアンスを持つようになりました。つまり、元々の意味が、ある種の不適切さや無礼さを表していることを反映しています。このように、語源を辿ることで、言葉の成り立ちや進化を理解することができます。

importunateの類語・関連語

  • persistentという単語は、しつこさや恒常的な態度を指します。この場合、相手に対して何度も繰り返してお願いする様子などの強い意志が表れます。例文:He was persistent in asking for help.(彼は助けを求めるのをしつこく続けた。)
  • insistentという単語は、特に相手に強く求める時に使います。こちらも強い要望を伝えますが、少し柔らかいニュアンスがあります。例文:She was insistent on meeting the deadline.(彼女は締切を守ることに強くこだわった。)
  • demandingという単語は、強く要求することを示しています。特に相手に負担をかけることが含まれるため、少しネガティブな印象があります。例文:He is very demanding about the work results.(彼は仕事の結果に対して非常に要求が厳しい。)
  • tenaciousという単語は、粘り強さを強調します。意志の強さを表し、簡単には諦めない態度を示します。例文:His tenacious spirit helped him overcome the challenges.(彼の粘り強い精神が彼を困難から救った。)


importunateの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : persistent

persistent」は、しつこく続けることや、困難に直面してもあきらめずに努力し続ける様子を表す言葉です。何かを達成するために長期間にわたり粘り強く行動する姿勢を強調します。この言葉は、ポジティブな意味合いを持つことが多く、目標達成に向けた努力や意志の強さを称賛する際に使われます。
importunate」と「persistent」はどちらも「しつこい」という意味を持ちますが、ニュアンスには明確な違いがあります。importunateは、特に他人に対して強く求める態度を指し、時には迷惑になり得るほどのしつこさを含むことがあります。一方で、persistentは、目的達成のための努力や執着を強調するため、必ずしも他者に対する迷惑を意味しません。ネイティブは、importunateを使う際には相手に対する圧力や迷惑を意識し、persistentはよりポジティブな努力を指す場合が多いと感じます。このように、文脈によって適切な単語を使い分けることが重要です。
She was persistent in her efforts to get the job she wanted.
彼女は自分の望む仕事を得るためにしつこく努力した。
She was importunate in her efforts to get the job she wanted.
彼女は自分の望む仕事を得るためにしつこく迫った。
この例文では、両方の単語が置換可能ですが、persistentは努力を強調しており、importunateは他者に対するしつこさを強調しています。

類語・関連語 2 : insistent

insistent」は、何かを強く要求したり、繰り返し求めたりする際に用いられる形容詞です。この単語は、特に相手に対してしつこく伝えたい意見や要求がある場合に使われ、時には相手の注意を引くために繰り返し行動するニュアンスを含みます。
importunate」は、同様に強く要求する意味を持つ言葉ですが、よりしつこさや迷惑さを感じさせることが多いです。ネイティブスピーカーは「insistent」を使う時、要求が正当である場合や、他者に配慮しながら求める際に使うことが多いのに対し、「importunate」は、しばしば相手にとって不快なほどのしつこさを示唆します。そのため、使う場面によっては、相手への配慮や礼儀が感じられるかどうかが大きな違いとなります。例えば、友人に頼み事をする時は「insistent」が適している場合が多いですが、無理に何かを要求する場合は「importunate」が使われることがあります。
The child was insistent about wanting a new toy.
その子供は新しいおもちゃが欲しいとしつこく要求していました。
The child was importunate about wanting a new toy.
その子供は新しいおもちゃが欲しいとしつこく要求していました。
この文脈では、両方の単語が自然に置き換え可能です。しかし、「insistent」はより一般的で、あまり否定的なニュアンスはありません。一方、「importunate」は、しつこさがやや不快に感じられる場合に使用されることが多いです。

類語・関連語 3 : demanding

単語demandingは、「要求が厳しい」「手間がかかる」という意味を持ちます。何かを強く求める、または多くの努力や注意を必要とすることを指します。この言葉は仕事や人間関係、学業など、さまざまな文脈で使われることが多く、単に「要求する」というよりも、その要求が特に大変であることを強調します。
一方、単語importunateは、しつこく要求する、または非常に執拗に求めるというニュアンスがあります。これら二つの言葉は似たような状況で使われることもありますが、微妙な違いがあります。例えば、demandingは、仕事や学業に対して「高い期待や基準」を持つ場合に使われることが多いのに対し、importunateは、他人に対してしつこく何かを求める様子を強調します。したがって、demandingが人や物事の性質を表すのに対し、importunateはその行動のしつこさや困惑さを強調します。
The teacher is very demanding when it comes to homework.
その先生は宿題に関してとても要求が厳しい
The teacher is quite importunate about homework deadlines.
その先生は宿題の締切についてかなりしつこい
この例では、両方の単語が宿題に対する厳しさを表していますが、demandingは期待の高さを示し、importunateはその要求がしつこい様子を示しています。

類語・関連語 4 : tenacious

tenacious」は、粘り強く、簡単には諦めない姿勢を表す言葉です。目標を達成するために努力し続ける意志や、困難に直面しても諦めない強い態度を示します。この単語は、ポジティブなニュアンスを持っており、成功を目指す人や物事の持続的な努力に関連付けられることが多いです。
importunate」は、しつこく要求することを意味し、特に相手に対して迷惑をかけるほどの強い要望をする様子を表します。一方で「tenacious」は、ポジティブな努力や粘り強さを強調する言葉です。つまり、「importunate」はしつこさや迷惑さを伴うことがあるのに対し、「tenacious」は肯定的な意味合いが強いです。ネイティブスピーカーは、状況によってこれらの言葉を使い分けます。例えば、ビジネスや学業の場面では「tenacious」が好まれ、その人の努力を称える際に使われますが、相手に対して強い要求をする場合には「importunate」を使うことが一般的です。
She was tenacious in her efforts to improve her grades, studying late into the night.
彼女は成績を上げるためにしつこく努力し、夜遅くまで勉強しました。
She was importunate in her requests for help, constantly asking her friends.
彼女は助けを求めることにしつこく、友達に何度も頼んでいました。
この文脈では、「tenacious」と「importunate」はどちらも「しつこい」という意味を持っていますが、前者は努力の結果やポジティブな姿勢を強調し、後者は相手に迷惑をかけるほどの要求を示しています。
His tenacious spirit helped him overcome many obstacles in his career.
彼の粘り強い精神が、キャリアの中で多くの障害を克服するのに役立ちました。


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