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severanceの意味・覚え方・発音

severance

【名】 解雇手当、退職金

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/ˈsɛv(ə)rəns/

severanceの意味・説明

severanceという単語は「切断」や「分離」を意味します。この単語は主に仕事や契約の文脈で使われ、職務からの解雇や契約終了を指す際に用いられます。特に「severance pay(解雇手当)」という用語がありますが、これは仕事を失った際に与えられる金銭的補償です。

severanceは、物理的なものからの切り離しだけでなく、人間関係や契約の終了に関連する意味でも使われます。例えば、長期的な関係が終わることを表す場合にも適します。このように、severanceには単なる「切る」という意味以上の、より深い感情や状況が含まれています。

ビジネスの文脈では、severanceは特に重要です。従業員が会社から解雇される際の条件や待遇に関わるため、企業側と従業員側の両者に大きな影響を与えます。そのため、契約書などの法的な文書にも頻繁に登場します。

severanceの基本例文

Negotiating a fair severance agreement can be crucial when leaving a job.
仕事を辞める際に公正な手当契約を交渉することは重要です。
The employees were grateful for the severance pay they received when the company downsized.
会社が縮小された際、従業員たちは受け取った手当に感謝していた。
She was awarded a generous severance package after working at the company for over a decade.
彼女はその会社で10年以上働いた後、寛大な手当を受け取った。

severanceの意味と概念

名詞

1. 離職

「セヴァランス」は主に雇用契約の終了に関連する言葉で、特に解雇や契約満了に伴う労働者の状況を指します。通常、雇用者から労働者に支給される退職金や補償金を含むことが多く、経済的な支援を目的としています。企業側が解雇を行う場合、労働者が新しい職を見つけるための時間を稼ぐ手段ともなりえます。
After his severance from the company, he received a generous financial package.
彼は会社を離職した後、手厚い退職金を受け取りました。

2. 分離

この意味では、「セヴァランス」は人間関係や組織間での断絶を示す際に使われます。特に、対立するグループや faction などの間での分断を指すことが多く、社会的な影響を及ぼすことがあります。この文脈では、対立を埋めることなく、各側が完全に独自の存在として活動することを意味します。
The severance between the two factions made collaboration impossible.
二つの派閥の分離により、協力が不可能になりました。

severanceの覚え方:語源

severanceの語源は、ラテン語の「severare」に由来しています。この言葉は「切る」「分ける」という意味を持ち、「severus」という形容詞から派生しています。「severus」は「厳しい」「厳格な」という意味を含み、物事を明確に分けるというニュアンスがあります。

中世英語を経て、severanceは「切断」や「解雇」を意味するようになりました。特にビジネスシーンにおいては、従業員が職を失う際に与えられる退職金や補償金を指して使われることが多いです。このように、severanceは単に物理的に「切る」行為から、より広範な意味での「別れる」や「解消する」といったコンセプトに発展しました。言葉の歴史を通して、物事の分離や切断に関連するテーマが常に存在していることが分かります。

語源 ence
語源 ance
〜な性質
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severanceの類語・関連語

  • terminationという単語は、仕事や契約の終了を意味し、特に雇用契約が終了する際に使われます。解雇や契約の終わりに関連する場合に使われることが多いです。例:"His termination was due to poor performance."(彼の解雇は、業績不良によるものでした。)
  • dismissalという単語は、特に解雇を指す場合に使われますが、一般的に何かを排除したり否定する際にも使われます。職場での解雇が主な使用例です。例:"The dismissal of the employee was unexpected."(その従業員の解雇は予想外でした。)
  • layoffという単語は、経済的な理由などで一時的に職員を解雇することを指します。通常、一時的なものであって、将来的に再雇用される可能性があります。例:"The company announced layoffs due to budget cuts."(その会社は予算削減のためにレイオフを発表しました。)
  • separationという単語は、一般的に物事が別れることを意味しますが、職場では雇用者と従業員の関係が終了することを示します。より中立的で、必ずしも負のニュアンスを含まないです。例:"Their separation was amicable after many years of service."(彼らの関係の終了は、長年の勤務の後、友好的でした。)
  • releaseという単語は、何かから解放されることを指しますが、職場では契約が終了したり、従業員が自由になることを意味することがあります。特にポジティブなニュアンスを持つことが多いです。例:"She received her release from the company after some negotiations."(彼女は交渉の後、会社からの解放を受けました。)


severanceの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : termination

類義語terminationは、「終了」や「解雇」を意味し、特に契約や雇用の関係が正式に終了することを指します。この言葉は、法的な文脈やビジネスの場面でよく使われ、職場での雇用契約の終了など具体的な目的に対して用いられることが多いです。
一方で、severanceは「分離」や「切断」を意味しますが、主に雇用契約の終了に関連する場合、特にその際に従業員が受け取る金銭的な補償(退職金や解雇手当)を指すことが多いです。つまり、terminationは雇用の終了そのものを強調するのに対し、severanceはその結果としての補償や待遇に焦点を当てています。また、terminationはより公式な表現として使われることが多く、ビジネスの文書や会話での使用が一般的です。一方、severanceは、解雇された後の待遇を説明する際や、特に退職金に関連して使われることが多いです。このように、両者は似たような状況で使われることがありますが、それぞれのニュアンスによって使い分けられます。
The company announced the termination of the employee due to budget cuts.
その会社は予算削減により、従業員の解雇を発表しました。
The company announced the severance of the employee due to budget cuts.
その会社は予算削減により、従業員の退職を発表しました。
この例文では、terminationseveranceは同じ文脈で使われていますが、前者は雇用契約の終了そのものを指し、後者はその終了に伴う待遇(退職金など)を指しています。
The employee received a formal notice of termination from the management.
その従業員は経営陣から正式な解雇通知を受け取りました。

類語・関連語 2 : dismissal

類義語dismissalは、主に「解雇」や「退職」を意味します。職場での人員削減や、特定の理由で従業員が職を失う状況に使われることが多いです。また、学校などでの「退学」や「追い出し」といった意味でも使われます。一般的に、dismissalは、職務からの解放や解雇の際に使用される正式な表現です。
一方、severanceは、「切断」や「分離」といった物理的・象徴的な意味合いが強いですが、特に職場においては「退職手当」や「解雇条件」に関連して使われます。つまり、dismissalは解雇の行為そのものを指すのに対し、severanceはその解雇に伴う条件や補償を指すことが多いです。ネイティブスピーカーは、dismissalを使うことで解雇の事実を強調し、severanceを使うことで解雇に伴う経済的な側面を強調する傾向があります。このように、両者は関連しているものの、使い方には明確な違いがあります。
The employee received a notice of dismissal due to performance issues.
その従業員は、業務上の問題により解雇通知を受けました。
The employee received a severance package after their severance from the company.
その従業員は、会社からの退職後に退職手当を受け取りました。
この2つの文では、文脈によっては置き換え可能ですが、意味は異なります。最初の文は解雇の行為を強調しており、2つ目の文は解雇に伴う経済的な側面を強調しています。
The teacher faced dismissal after repeated violations of school policy.
その教師は、学校の規則に繰り返し違反したため解雇に直面しました。

類語・関連語 3 : layoff

layoff」は、主に企業が経済的な理由や業務の縮小に伴って従業員を一時的または永久的に解雇することを指します。これは通常、企業の経済状況が悪化した場合に行われ、従業員は再雇用の可能性がある場合もあります。したがって、「severance」が解雇手当や契約の終了を指すのに対し、「layoff」は解雇の行為そのものに焦点を当てています。
severance」と「layoff」の違いはニュアンスにあります。「severance」は、契約の終了時に支払われる手当や金銭的な補償を指し、通常は解雇された従業員が受け取るものです。それに対し、「layoff」は、経済的な理由や企業の再構築により、従業員が一時的または永久に職を失う状況を表します。ネイティブスピーカーは、解雇の理由や状況を考慮してこれらの単語を使い分けます。例えば、「layoff」は一時的なものであることが多く、将来的に再雇用される可能性がある場合に使われることが多いです。一方で、「severance」は、解雇された際に受け取る金銭的な補償に関連して使用されるため、より具体的な意味合いを持っています。
The company announced a layoff of 100 employees due to financial difficulties.
その会社は財政的な困難のため、100人の従業員の<順番 class='hilight'>レイオフを発表しました。
The company provided a severance package to the employees affected by the layoffs.
その会社はレイオフの影響を受けた従業員に<順番 class='hilight'>退職手当を提供しました。
この2つの文は、企業が従業員を解雇する状況において、layoffseveranceをそれぞれ使った例です。「layoff」は解雇の行為を示し、「severance」はその解雇によって受け取る手当を指すため、互換性がありませんが、関連性がある文脈で使われています。

類語・関連語 4 : separation

単語separationは、物や人が互いに離れること、または分かれることを指します。この言葉は、物理的な距離や、感情的な距離を示す場合にも使われます。例えば、友人との別れや、国家間の分裂など、多様な文脈で使用されることがあります。
一方でseveranceは、特に仕事や契約に関連した「契約の解除」や「雇用の終了」を指すことが多いです。たとえば、会社が従業員に対して契約を終了する際に用いる「severance package(退職金)」などの文脈でよく使われます。ネイティブは、separationを一般的な分離や別れの意味で使い、severanceをより特定の状況で、特にビジネスや法的な文脈で使う傾向があります。したがって、両者は似たような場面で使われることもありますが、意味合いや使用される場面には明確な違いがあります。
The separation from her family was difficult for her.
彼女にとって家族との別れは難しかった。
The severance from her family was difficult for her.
彼女にとって家族との契約解除は難しかった。
この場合、separationseveranceはどちらも「離れること」を示していますが、separationはより一般的な文脈で使われ、感情的なニュアンスが強いです。一方で、severanceは特に契約や雇用に関連して使用されるため、文脈により使い分けが必要です。
The separation of the two countries has led to increased tensions.
二国間の分離は緊張の高まりを引き起こしている。

類語・関連語 5 : release

release」は、何かを解放する、手放す、または自由にするという意味を持つ単語です。感情や拘束からの解放、物理的な物体の放出、あるいは情報を公開することなど多様な文脈で使用されます。特に、何かを「放つ」ことで自由になるというニュアンスが強いです。
severance」は、主に関係や雇用の終結を指す言葉で、特に雇用契約の終了に伴う解雇手当やその状態を示すことが多いです。「release」とは異なり、severanceは通常、何かを終わらせる際に生じる別れや断絶の感情を伴います。たとえば、雇用契約が終了する際には、severanceが使われることが多いですが、感情的な解放感や自由が強調される場合には、releaseが適しています。このように、releaseは自由を与えるニュアンスがあり、severanceは関係の終わりを強調する点で使い分けられます。
After working at the company for ten years, she received a release from her contract.
彼女はその会社で10年間働いた後、契約からの解放を受けました。
After working at the company for ten years, she received a severance package.
彼女はその会社で10年間働いた後、退職手当を受け取りました。
この例文では、releaseが解約や契約解除の文脈で使われており、自由を得ることを示しています。一方で、severanceは、雇用契約の終了に伴う経済的側面を強調しています。したがって、両者は文脈によって適切に使い分ける必要があります。
He felt a great sense of release after finishing the project.
彼はそのプロジェクトを終えた後、大きな解放感を感じました。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

severanceの会話例

severanceのビジネス会話例

ビジネスにおける「severance」は主に「雇用契約の終了時に支払われる退職金」や「分離」などの意味で使用されます。特に、解雇や退職時に関連する文脈でよく見られます。企業が従業員に対して提供する金銭的な補償や、契約の解除に伴う条件を指すことが多いです。

  1. 雇用契約の終了に伴う支払い(退職金)
  2. 分離や切断の行為

意味1: 雇用契約の終了に伴う支払い(退職金)

この会話では、従業員が解雇される際に受け取ることになる退職金について話し合っています。「severance」は、雇用契約が終了するときに企業から支払われる金銭的な補償として使われています。

【Example 1】
A: I heard that the company is offering a good severance package for those who are laid off.
解雇される人には、会社が良い退職金パッケージを提供するらしいよ。
B: That's reassuring. I was worried about how I'd manage without a job.
それは安心だね。仕事がなくなったらどうやって生活するか心配していたんだ。

【Example 2】

A: Have you checked the terms of your severance agreement?
あなたの退職金契約の条件を確認した?
B: Not yet, but I need to do that before my last day.
まだだけど、最終出勤日までにそれを確認しないとね。

【Example 3】

A: The HR department mentioned that your severance would be calculated based on your years of service.
人事部が、あなたの退職金は勤続年数に基づいて計算されると言っていたよ。
B: That's fair. I hope it will help me during my job search.
それは妥当だね。仕事を探す間、助けになることを願っているよ。

意味2: 分離や切断の行為

この会話では、「severance」が物理的または概念的な分離や切断を指す文脈で使われています。ビジネスにおいては、プロジェクトや部門が分かれる時などに関連することがあります。

【Example 1】
A: The severance of the project from the main company was unexpected.
そのプロジェクトが本社から分離されるとは予想外だった。
B: Yes, but it might allow for more innovation in the future.
そうだね、でも将来的にもっと革新ができるかもしれない。

【Example 2】

A: The severance of our partnership was necessary for both parties.
私たちのパートナーシップの分離は、双方にとって必要だった。
B: I agree. It was becoming too complicated to manage.
私も同意するよ。管理があまりにも複雑になりすぎていた。

【Example 3】

A: The severance between the teams was needed to improve efficiency.
チーム間の切断は効率を改善するために必要だった。
B: True, now they can focus on their specific goals.
確かに、今はそれぞれの目標に集中できるね。

severanceのいろいろな使用例

名詞

1. 個人的または社会的な分離

労働関係におけるseverance

severanceは、通常、雇用契約を終了する際に提供される補償や利益を指します。この場合、労働者が会社を離れることに伴う経済的保障を反映します。
The severance package included several months of salary and additional benefits.
その退職手当は数ヶ月分の給与と追加の福利厚生を含んでいました。
  • severance pay - 退職手当
  • severance agreement - 退職契約
  • severance benefits - 退職給付
  • severance package - 退職時のパッケージ
  • severance notice - 退職通知
  • severance terms - 退職条件
  • severance letter - 退職通知書

法的文脈におけるseverance

法的文脈では、severanceは契約の条項を分割または解消することを意味します。この場合、契約の一部が無効になることを指します。
The severance of the contract allowed the parties to renegotiate the terms.
契約の無効化により、当事者は条件を再交渉することができました。
  • severance of obligations - 義務の解除
  • severance clause - 解除条項
  • severance provision - 解除条項
  • severance rights - 解除権
  • severance effects - 解除の影響
  • severance process - 解消プロセス
  • severance action - 解消行動

2. 切断または分離の行為

物理的に切断するseverance

この場合、severanceは物理的な物や関係を切り離す行為を指します。物や要素が物理的に接触していた状態からの分離を具体的に表現します。
The severance of the rope resulted in the boat drifting away.
ロープの切断により、ボートは漂流してしまいました。
  • severance of ties - 絆の切断
  • severance of connections - 接続の解除
  • severance of relationships - 関係の断絶
  • severance of communication - コミュニケーションの断絶
  • severance of supply - 供給の切断
  • severance of links - リンクの切断
  • severance of attachments - 添付物の分離

抽象的な分離におけるseverance

severanceは、心理的または感情的な関係を断ち切ることも示すことができます。この場合、感情的なつながりの解消を表します。
The severance of their friendship was painful for both of them.
彼らの友情の断絶は、二人にとって痛ましいものでした。
  • emotional severance - 感情的な断絶
  • severance of friendship - 友情の断絶
  • severance of bonds - 絆の切断
  • severance in communication - コミュニケーションの切断
  • severance of support - 支援の断絶
  • severance in trust - 信頼の断絶
  • severance of memories - 思い出の断絶

英英和

  • the act of severing切り離す行為切断
  • a personal or social separation (as between opposing factions); "they hoped to avoid a break in relations"個人的や社会的分離(敵対する派閥間など)絶縁