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infirmの意味・覚え方・発音

infirm

【形】 病弱な

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infirmの意味・説明

infirmという単語は「弱い」や「病弱な」を意味します。この言葉は主に身体的または精神的な健康が損なわれている状態を指します。たとえば、高齢者や長期にわたる病気を持つ人々について使われることが多いです。このような状況では、その人の健康状態が低下し、日常生活に支障をきたすことがあるため、infirmという表現が重要になります。

また、infirmには「実行力に欠ける」や「信頼性がない」といった意味合いもあります。この場合、物事や計画が期待通りに機能しない、または解決能力が不十分であることを表現しています。このような使い方は、人物やその行為についての批判的なニュアンスを含むことがあります。そのため、文脈によって異なる意味で使われることがあることに注意が必要です。

日常会話や文章では、infirmは主に病気や健康に関連する話題の中で使われることが多いです。また、社会的な問題や福祉の議論においても取り上げられることがあります。このように、この単語は特に人々の健康状態や機能に関する文脈で現れることが一般的です。

infirmの基本例文

My grandmother is becoming more infirm with age.
祖母は年とともにますます病弱になっています。
He is infirm and requires assistance to move around.
彼は病弱で、移動するために援助を必要としています。
The doctor said I was infirm and needed to take it easy.
医者は私を病弱だと言って、ゆっくりしなければならないと言いました。

infirmの意味と概念

形容詞

1. 肉体的に弱い

この意味では、主に身体的な力や活力が不足している状態を指します。例えば、高齢者や病気の人々がよく使われ、肉体的な能力が減衰していることが示されています。疲れや体調不良を伴う状況で使われることが多いです。
The infirm patient struggled to get out of bed.
その肉体的に弱い患者はベッドから起き上がるのに苦労した。

2. 意志が弱い

この意味では、決断力や目的の確固たる意志が欠けていることを示します。強い信念や目標を持つことが大切ですが、infirmな人はその点で優柔不断であったり、容易に影響を受けたりすることがあります。人間関係や仕事においても重要な概念です。
Her infirm will made it hard for her to stand by her decisions.
彼女の意志の弱さは、自分の決定を貫くのを困難にさせた。

infirmの覚え方:語源

infirmの語源は、ラテン語の「infirmus」に由来しています。この語は「in-」(否定)と「firmus」(堅固な、強い)から成り立っています。すなわち、「infirmus」は「強くない」や「堅固でない」という意味を持っていました。この言葉が中世ラテン語を経て古フランス語「enfermer」に取り入れられ、最終的に英語の「infirm」となりました。

infirmは、一般的に身体的または精神的な弱さを示す言葉として使われます。特に、老齢や病気によって健康を損なった状態を指すことが多いです。また、infirmの関連語として「infirmary」(病院)や「infirmed」(病弱な)などがあり、これらの言葉も同じ語源を持ち、健康や強さに関する概念に基づいています。このように、infirmは古代の言葉から派生して現代の英語に至るまで、健康とその欠如に関連した意味を持ち続けています。

語源 in
語源 im
~ない、 ~でない
More
語源 firm
かたい、 しっかりした
More

infirmの類語・関連語

  • sickという単語は、体調が悪いことを表します。この単語は特に病気や風邪を引いた時に使われ、日常会話でよく使われます。例: I'm sick today.(今日は体調が悪いです。)
  • illという単語は、sickよりも正式な表現で、重い病気や長引く症状を示すことが多いです。特に医療や健康に関する文脈で使用されます。例: He has been ill for a week.(彼は一週間も具合が悪いです。)
  • weakという単語は、体力や力がない状態を表します。病気から回復中に感じる体の虚弱さを人に示すことが多いです。例: I feel weak after the flu.(インフルエンザの後、私は弱っています。)
  • debilitatedという単語は、病気やけがによって大変体力が落ちている状態を表します。特に長期間続く力の消耗を指します。例: He was debilitated by the treatment.(彼は治療で衰弱しました。)
  • feebleという単語は、非常に弱いことを示し、力がないだけでなく、意志やエネルギーの欠如も示唆します。高齢者や病人に使われることが多いです。例: The feeble old man needed assistance.(その弱々しい高齢者は助けが必要でした。)


infirmの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : sick

単語sickは「病気である」とか「気分が悪い」という意味で、一般的に体調不良や病気の状態を表します。日常会話でよく使われる言葉で、軽い風邪から重い病気まで幅広い状況で使われます。また、感情的な不快感や興味を失った時にも使われることがあります。
一方、単語infirmは「体が弱い」「虚弱な」という意味合いが強く、主に高齢者や長期間病気にかかっている人に使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、sickは一時的な状態を示すのに対し、infirmはより長期的な、または年齢に伴う体の弱さを示すと理解しています。したがって、sickはもっとカジュアルな使い方がされるのに対し、infirmはよりフォーマルな文脈で使われることが多いです。
I felt sick after eating too much candy.
お菓子を食べ過ぎた後、気分が悪くなった。
My grandfather has been infirm for many years.
私の祖父は何年も体が弱い。
この場合、sickは一時的な体調不良を表し、日常的に使われる言葉です。一方で、infirmは祖父のように長期的に体が弱い状態を示すために使われ、よりフォーマルな印象を与えます。

類語・関連語 2 : ill

単語illは「病気である」や「具合が悪い」という意味を持ち、一般的には体調不良や病気を表す際に使われます。特に短期的な体調不良を指すことが多く、子供から大人まで広く使われる表現です。また、深刻さによっては「軽い病気」から「重い病気」まで幅広く適用されることがあります。
一方で、単語infirmは「虚弱な」「老衰した」という意味があり、特に高齢者や病気によって体が弱っている状況を表すことが多いです。このため、illが一時的な体調不良を示すのに対し、infirmはより長期的または恒久的な状態を示唆します。ネイティブスピーカーは、illを日常的な会話で頻繁に使用する一方で、infirmは特定の状況、特に健康が衰えている高齢者に対して使われることが多いです。このため、使用する文脈によって選ばれる単語が異なることを理解することが重要です。
I felt ill after eating the spoiled food.
腐った食べ物を食べた後、私は具合が悪くなった。
The infirm elderly man needed assistance to walk.
その虚弱な高齢者は歩くために助けが必要だった。
この二つの文では、illinfirmは異なる状況を表しており、置換は不可能です。最初の文では短期間の体調不良が示されており、次の文では長期的な健康状態が強調されています。

類語・関連語 3 : weak

単語weakは「弱い」という意味を持ち、体力や力、能力が不足している状態を表します。一般的には肉体的な状態だけでなく、精神的な脆さや状況の不安定さなどにも使われます。また、比喩的に使われることが多く、例えば「弱い意見」や「弱い証拠」といった具合に、何かが十分でないことを示す際に用いられます。
一方で、単語infirmは主に高齢者や病気の人々に関連して使われることが多く、肉体的な健康が損なわれている状態を指します。例えば、年齢や病気によって体が衰えていることを表現するために用いられます。ネイティブスピーカーは、weakをもっと広い文脈で使うことができるのに対して、infirmは特定の文脈に限られるため、使用場面が異なると感じます。したがって、infirmを使う際は、その人の健康状態を強調する意図があることが多いです。
The athlete felt weak after the rigorous training session.
そのアスリートは厳しいトレーニングセッションの後、弱いと感じた。
The old man was infirm and needed assistance to walk.
その老人は衰弱していて、歩くために助けが必要だった。
この場合、weakinfirmは異なる文脈で使われており、置換可能ではありません。weakは運動後の一時的な状態を表し、infirmは年齢や健康状態に関連するより恒久的な状態を指します。

類語・関連語 4 : debilitated

debilitated」は、身体的または精神的な力が著しく低下した状態を指します。この単語は、特に病気や障害によって力を失ったり、疲れたりしている状況で使われます。一般的に、力が弱まっていることを強調する際に用いられ、特に医療や健康に関連する文脈でよく見られます。
infirm」は、老齢や病気によって身体的な力が弱まっている状態を指す言葉ですが、そのニュアンスは少し異なります。infirmは、特に高齢者や慢性的な病気を抱える人々に使われることが多く、一般に「虚弱」や「老いによって弱くなった」という意味合いが強いです。一方で、debilitatedは、特定の原因(病気や障害など)によって一時的または永続的に力が失われた状態を示すことが多く、より広範な文脈で使用されます。つまり、infirmは高齢や慢性の状態に特化し、debilitatedはより多様な状況を含むことが理解されます。
The patient was left debilitated after the surgery.
手術の後、患者は虚弱な状態になった。
The patient was left infirm after the surgery.
手術の後、患者は老齢によって弱くなった状態になった。
この場合、両方の単語は類似の状況で使われていますが、debilitatedは手術による一時的な力の低下を強調し、infirmは高齢や慢性の病状による弱さを示唆しています。

類語・関連語 5 : feeble

feeble」は、「弱い」「か弱い」という意味を持つ形容詞です。主に肉体的、精神的、または効果の面での弱さを表現します。例えば、体力が衰えている人や、意見が頼りない場合に使われます。日常会話や文学作品でもよく使われる単語で、他の人や物の強さを対比する形で使われることが多いです。
infirm」は、主に高齢者や病気、けがによる体力の低下、または健康状態が良くないことを指します。infirmは、より具体的に病気や老齢による弱さを示し、身体的な状態に焦点を当てた表現です。一方で、feebleは、肉体的、精神的、あるいは効果が薄い場合にも使用され、より広い文脈で使われることがあります。たとえば、feebleは、意見が弱い場合や、効果が薄い行動にも使われるのに対し、infirmは主に身体に関連した使い方をされるため、ニュアンスに違いがあります。
The old man was too feeble to walk without assistance.
その老人は、助けなしでは歩くにはあまりにもか弱いかよわい状態だった。
The old man was too infirm to walk without assistance.
その老人は、助けなしでは歩くにはあまりにも体が弱っているからだがよわっている状態だった。
この例文では、feebleinfirmが互換性を持ち、同じ文脈で自然に使うことができます。ただし、feebleはもっと広い意味を持ち、肉体的だけでなく精神的な弱さにも使われる点に注意が必要です。
The argument he presented was too feeble to convince anyone.
彼が提示した主張は、誰をも納得させるにはあまりにも弱いよわいものであった。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

infirmのいろいろな使用例

形容詞

1. 健康や体力の欠如

身体的な弱さ

infirmは身体的または筋力が不足している状態を示します。このような状態は、年齢や病気によって生じることが多いですが、日常生活においても影響を及ぼすことがあります。
He had become infirm due to age and illness.
彼は年齢と病気のために身体が弱くなった。
  • infirm health - 健康が弱い
  • infirm body - 体が弱い
  • infirm condition - 体調が悪い
  • infirm state - 状態が悪い
  • infirm physique - 身体的特徴が弱い
  • infirm mobility - 動きが不自由
  • infirm strength - 筋力が不足している
  • infirm capabilities - 能力が不十分
  • infirm elder - 高齢者(身体が弱い)
  • infirm patient - 病弱な患者

2. 意志や性格の脆さ

意志の弱さ

infirmは意志力や性格の不安定さを示すことがあります。この場合、精神的な強さが欠けていることを指し、行動や判断に影響を及ぼします。
His infirm will led him to make poor decisions.
彼の意志の弱さが彼を誤った決定に導いた。
  • infirm character - 性格が弱い
  • infirm resolve - 決意が弱い
  • infirm purpose - 目的が不明確
  • infirm determination - 決断力が欠けている
  • infirm judgment - 判断力が乏しい
  • infirm mindset - メンタリティが不安定
  • infirm convictions - 信念が揺らいでいる
  • infirm ethics - 倫理観がない
  • infirm intentions - 意図がはっきりしない

3. その他の意味

脆弱さの一般的な表現

infirmはさまざまな状況における脆さを包括的に示すことができます。身体や精神両方の欠陥や限界を指すこの形容詞は、医療や社会福祉の文脈でもよく使われます。
The infirm were often neglected in society.
身体的に弱い人々は社会でしばしば無視されていた。
  • infirm citizens - 弱者市民
  • infirm society - 脆弱な社会
  • infirm economy - 不安定な経済
  • infirm infrastructure - 脆弱なインフラ
  • infirm systems - 複雑なシステム
  • infirm beliefs - 不安定な信念
  • infirm relationships - 不健康な関係

4. 付随的な表現

infirmは様々な文脈で使用され、医療や社会的な議論において重要な語彙です。
Her infirm condition required special care.
彼女の病弱な状態は特別なケアを必要とした。
  • infirm care - 介護が必要
  • infirm support - 支援が必要
  • infirm home - 老人ホーム(身体が弱い人向け)
  • infirm assistance - ヘルプが必要

このように、infirmは身体的・精神的な脆さを示し、さまざまな文脈で使用される重要な単語です。

英英和

  • lacking bodily or muscular strength or vitality; "a feeble old woman"; "her body looked sapless"体力、筋力、または活力に欠ける弱い