類語・関連語 1 : sick
単語sickは「病気である」とか「気分が悪い」という意味で、一般的に体調不良や病気の状態を表します。日常会話でよく使われる言葉で、軽い風邪から重い病気まで幅広い状況で使われます。また、感情的な不快感や興味を失った時にも使われることがあります。
一方、単語infirmは「体が弱い」「虚弱な」という意味合いが強く、主に高齢者や長期間病気にかかっている人に使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、sickは一時的な状態を示すのに対し、infirmはより長期的な、または年齢に伴う体の弱さを示すと理解しています。したがって、sickはもっとカジュアルな使い方がされるのに対し、infirmはよりフォーマルな文脈で使われることが多いです。
I felt sick after eating too much candy.
お菓子を食べ過ぎた後、気分が悪くなった。
My grandfather has been infirm for many years.
私の祖父は何年も体が弱い。
この場合、sickは一時的な体調不良を表し、日常的に使われる言葉です。一方で、infirmは祖父のように長期的に体が弱い状態を示すために使われ、よりフォーマルな印象を与えます。
類語・関連語 2 : ill
単語illは「病気である」や「具合が悪い」という意味を持ち、一般的には体調不良や病気を表す際に使われます。特に短期的な体調不良を指すことが多く、子供から大人まで広く使われる表現です。また、深刻さによっては「軽い病気」から「重い病気」まで幅広く適用されることがあります。
一方で、単語infirmは「虚弱な」「老衰した」という意味があり、特に高齢者や病気によって体が弱っている状況を表すことが多いです。このため、illが一時的な体調不良を示すのに対し、infirmはより長期的または恒久的な状態を示唆します。ネイティブスピーカーは、illを日常的な会話で頻繁に使用する一方で、infirmは特定の状況、特に健康が衰えている高齢者に対して使われることが多いです。このため、使用する文脈によって選ばれる単語が異なることを理解することが重要です。
I felt ill after eating the spoiled food.
腐った食べ物を食べた後、私は具合が悪くなった。
The infirm elderly man needed assistance to walk.
その虚弱な高齢者は歩くために助けが必要だった。
この二つの文では、illとinfirmは異なる状況を表しており、置換は不可能です。最初の文では短期間の体調不良が示されており、次の文では長期的な健康状態が強調されています。
類語・関連語 3 : weak
単語weakは「弱い」という意味を持ち、体力や力、能力が不足している状態を表します。一般的には肉体的な状態だけでなく、精神的な脆さや状況の不安定さなどにも使われます。また、比喩的に使われることが多く、例えば「弱い意見」や「弱い証拠」といった具合に、何かが十分でないことを示す際に用いられます。
一方で、単語infirmは主に高齢者や病気の人々に関連して使われることが多く、肉体的な健康が損なわれている状態を指します。例えば、年齢や病気によって体が衰えていることを表現するために用いられます。ネイティブスピーカーは、weakをもっと広い文脈で使うことができるのに対して、infirmは特定の文脈に限られるため、使用場面が異なると感じます。したがって、infirmを使う際は、その人の健康状態を強調する意図があることが多いです。
The athlete felt weak after the rigorous training session.
そのアスリートは厳しいトレーニングセッションの後、弱いと感じた。
The old man was infirm and needed assistance to walk.
その老人は衰弱していて、歩くために助けが必要だった。
この場合、weakとinfirmは異なる文脈で使われており、置換可能ではありません。weakは運動後の一時的な状態を表し、infirmは年齢や健康状態に関連するより恒久的な状態を指します。
「debilitated」は、身体的または精神的な力が著しく低下した状態を指します。この単語は、特に病気や障害によって力を失ったり、疲れたりしている状況で使われます。一般的に、力が弱まっていることを強調する際に用いられ、特に医療や健康に関連する文脈でよく見られます。
「infirm」は、老齢や病気によって身体的な力が弱まっている状態を指す言葉ですが、そのニュアンスは少し異なります。infirmは、特に高齢者や慢性的な病気を抱える人々に使われることが多く、一般に「虚弱」や「老いによって弱くなった」という意味合いが強いです。一方で、debilitatedは、特定の原因(病気や障害など)によって一時的または永続的に力が失われた状態を示すことが多く、より広範な文脈で使用されます。つまり、infirmは高齢や慢性の状態に特化し、debilitatedはより多様な状況を含むことが理解されます。
The patient was left debilitated after the surgery.
手術の後、患者は虚弱な状態になった。
The patient was left infirm after the surgery.
手術の後、患者は老齢によって弱くなった状態になった。
この場合、両方の単語は類似の状況で使われていますが、debilitatedは手術による一時的な力の低下を強調し、infirmは高齢や慢性の病状による弱さを示唆しています。
「feeble」は、「弱い」「か弱い」という意味を持つ形容詞です。主に肉体的、精神的、または効果の面での弱さを表現します。例えば、体力が衰えている人や、意見が頼りない場合に使われます。日常会話や文学作品でもよく使われる単語で、他の人や物の強さを対比する形で使われることが多いです。
「infirm」は、主に高齢者や病気、けがによる体力の低下、または健康状態が良くないことを指します。infirmは、より具体的に病気や老齢による弱さを示し、身体的な状態に焦点を当てた表現です。一方で、feebleは、肉体的、精神的、あるいは効果が薄い場合にも使用され、より広い文脈で使われることがあります。たとえば、feebleは、意見が弱い場合や、効果が薄い行動にも使われるのに対し、infirmは主に身体に関連した使い方をされるため、ニュアンスに違いがあります。
The old man was too feeble to walk without assistance.
その老人は、助けなしでは歩くにはあまりにもか弱い状態だった。
The old man was too infirm to walk without assistance.
その老人は、助けなしでは歩くにはあまりにも体が弱っている状態だった。
この例文では、feebleとinfirmが互換性を持ち、同じ文脈で自然に使うことができます。ただし、feebleはもっと広い意味を持ち、肉体的だけでなく精神的な弱さにも使われる点に注意が必要です。
The argument he presented was too feeble to convince anyone.
彼が提示した主張は、誰をも納得させるにはあまりにも弱いものであった。