サイトマップ 
 
 

infelicitousの意味・覚え方・発音

infelicitous

【形】 適切でない、不適当

この単語はもう覚えましたか?
YES
NO
学習記録を保存するにはログインしてください
/ˌɪn.fəˈlɪs.ɪ.təs/

infelicitousの意味・説明

infelicitousという単語は「不幸な」「不適切な」を意味します。この言葉は、何かが期待された状況や条件に合わない場合や、望ましくない結果を引き起こす場合に使われます。「不幸な」という意味は、通常、感情や状況に関連して使われることが多いですが、「不適切な」という意味は、特定の文脈において何かがふさわしくない場合を指します。

この単語は、しばしば不適切な状況や表現をクリティカルに捉える際に使われます。例えば、誰かの発言が場の雰囲気とうまく調和しない場合、その発言を「infelicitous」と表現することがあります。また、文学や芸術において、特定のテーマやスタイルが他の要素と調和していない場合にも使われることがあります。このように、何かが不適切な状態にあることを指摘するための表現として重要な役割を果たします。

infelicitousは、主に文学的な文脈や批評、論文などのフォーマルな場面で使用されることが多いですが、日常会話でも意味が通じることがあります。一般的に、好ましくない状況や付随する感情を強調するために使われることが多いため、語感にはネガティブなニュアンスが含まれています。このような背景を持つ単語であるため、その使い方には慎重さが求められます。

infelicitousの基本例文

His infelicitous remark made the situation worse.
彼の不適切な発言は状況を悪くしました。
We made an infelicitous decision, and now we regret it.
私たちは不適切な決定をしたため、後悔している。
Her infelicitous presentation caused her to lose the job opportunity.
彼女の不適切なプレゼンテーションが原因で、仕事のチャンスを逃した。

infelicitousの意味と概念

形容詞

1. 不適切な

この意味の「infelicitous」は、何かが適切でない、あるいは状況に合わないことを表しています。このような使い方は、特定の言葉や行動が不適切である場合に用いられ、文脈によっては失礼さや不快感を引き起こすこともあります。
His comments on the sensitive topic were infelicitous.
彼の敏感な話題に対するコメントは不適切だった。

2. 不幸な

この意味では、「infelicitous」は不幸や不運を引き起こす、あるいはそうした状態を特徴づけることを意味します。これは人の感情や状況について使われることが多く、解決できない問題や不幸な結果に関連することがほとんどです。
The film was criticized for its infelicitous ending.
その映画は不幸な結末のために批判された。

infelicitousの覚え方:語源

infelicitousの語源は、ラテン語の「in-」と「felix」に由来しています。「in-」は「〜でない」という否定の接頭辞であり、「felix」は「幸せ」や「幸運」を意味します。したがって、「infelicitous」は「幸せでない」や「不幸な」という意味を持つ形容詞として形成されました。

この言葉は、英語において不適切な表現や状況、または不運な出来事を指す際に使われることが多いです。また、特に文学や哲学の文脈で使われることがあり、言葉遣いや表現が不適切である場合にも用いられます。このように、infelicitousはその語源からくる意味合いを反映している単語と言えるでしょう。

語源 in
語源 im
中に
More
語源 ous
~でいっぱいの、 豊富な
More

infelicitousの類語・関連語

  • unfortunateという単語は、不幸な、残念なという意味で、一般的に望ましくない状態を表します。使用頻度が高く、話し言葉でもよく使われます。例:"It was an unfortunate event."(それは残念な出来事でした。)
  • awkwardという単語は、不器用な、気まずいという意味で、状況や振る舞いが気まずい場合に使います。人間関係のトラブルや不自然さに関連しています。例:"There was an awkward silence."(気まずい沈黙がありました。)
  • improperという単語は、不適切な、正しくないという意味で、特定の場面や基準にそぐわないことを指す場合に使います。形式的な文脈でよく見られます。例:"That behavior was improper."(その行動は不適切でした。)
  • ill-advisedという単語は、無分別な、愚かなという意味で、十分な考慮がされていない決定を指します。特に良くない結果を招く可能性がある選択に使用されます。例:"It was an ill-advised decision."(それは無分別な決断でした。)
  • disastrousという単語は、壊滅的な、悲惨なという意味で、結果が非常に悪い場合や大きな損失を伴う場面で使われます。特に大事件や災害に関連しています。例:"The results were disastrous."(結果は悲惨でした。)


infelicitousの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : unfortunate

unfortunate」は「残念な」「不運な」という意味を持ち、何かが期待通りにいかなかったり、望ましくない結果が生じた状態を表します。日常会話や文章でよく使われ、感情的なトーンを伴うことが多いです。また、何かを軽く受け止める際に使われることが一般的です。
infelicitous」は、特に言葉や状況が不適切であることを示す際に使われます。つまり、何かが不運であるだけでなく、文脈において不適切な選択であることを強調します。例えば、場違いな発言や不適切な行動に対して用いられることが多く、よりフォーマルな場面で使用される傾向があります。ネイティブスピーカーは、infelicitousを使うことで、ただの不運以上の意味合い、つまり状況の不適切さを強調することができます。これに対して、unfortunateは、より軽い意味合いで使われることが多いです。
The cancellation of the event was unfortunate.
イベントのキャンセルは残念でした。
The cancellation of the event was infelicitous.
イベントのキャンセルは不適切でした。
この場合、両方の文は自然であり、意味が似ていますが、unfortunateは感情的な反応を示し、infelicitousは状況の不適切さを強調しています。

類語・関連語 2 : awkward

awkward」は、主に社会的な状況や動作が不器用であることを表す形容詞です。人が行動する際に感じるぎこちなさや、場の雰囲気が不自然である様子を示します。また、物事がうまくいかないときにも使われ、全体的に不快な感じを伴うことが多いです。
infelicitous」は、主に言葉や表現が不適切であることを指し、特定の状況や文脈において不幸な結果をもたらすことが多いです。「awkward」と違い、一般的には社会的な状況よりも、言葉や表現の選択に重点が置かれます。たとえば、言葉の使い方が場にそぐわない場合、infelicitousと表現します。一方で、awkwardは、物理的な動作や振る舞いの不器用さにも適用されるため、より広い範囲で使用されます。つまり、infelicitousは特定の表現の不適切さに焦点を当てるのに対し、awkwardは行動や状況全般の不快さを含むことが多いのです。
The conversation became awkward when no one knew how to respond to the unexpected question.
予期しない質問に対して誰もどう返答するか分からなかったので、会話はぎこちなくなった。
The conversation became infelicitous when no one knew how to respond to the unexpected question.
予期しない質問に対して誰もどう返答するか分からなかったので、会話は不適切になった。
この文脈では、「awkward」と「infelicitous」は、会話がうまくいかなかった状況を説明しています。どちらも会話のぎこちなさや不適切さを示しますが、awkwardは単に不器用さを強調し、infelicitousはその状況が不適切であったというニュアンスを強調しています。

類語・関連語 3 : improper

単語improperは、何かが適切でない、または規則や基準に従っていないことを表します。特に、社会的な状況や行動において、期待されるマナーやルールに反する場合に用いられます。例えば、公の場での不適切な振る舞いや、法律に反する行為を指すことがあります。
一方、単語infelicitousは、言葉や状況が不適切であることを示しますが、特にその表現や選択が不幸な結果を招く場合に使用されます。この単語は、特定の文脈での選択が不幸な影響を与えることを強調するため、より微妙なニュアンスを持っています。例えば、ある表現が場違いであったり、他者に対して不快感を与えたりする時に使われます。また、improperはより一般的な不適切さを示すのに対し、infelicitousは特定の状況での不運や偶然的な不適切さを強調する傾向があります。
It was considered improper to speak loudly in the library.
図書館で大声で話すことは不適切だと考えられた。
It was considered infelicitous to speak loudly in the library.
図書館で大声で話すことは不幸な選択だと考えられた。
この文脈では、improperinfelicitousの両方が自然に使用でき、どちらも図書館での行動が望ましくないことを伝えていますが、improperは一般的な基準に反することを示し、infelicitousはその行動が特に不幸な結果をもたらす可能性を示唆しています。

類語・関連語 4 : ill-advised

単語ill-advisedは、「不適切な」「不賢明な」といった意味を持ち、特に判断や行動が良くないことを示す表現です。何かをする際に考慮不足であったり、リスクを無視した結果として使われます。例えば、無計画に行動することが予想外の結果を招く場合によく使われます。
一方、単語infelicitousも「不適切な」と訳されますが、より特定の文脈で使われる傾向があります。特に、言葉や表現が場にそぐわない場合に使われることが多いです。例えば、場違いな発言や不快感を引き起こすような言葉使いに対して使われることが一般的です。ネイティブスピーカーは、ill-advisedを使う際には行動や決定に対する批判的なニュアンスを含ませることが多く、一方でinfelicitousは、特に言語や表現に関してより繊細な感覚を持つ時に使用します。つまり、ill-advisedは主に行動や選択に対して使われ、infelicitousは言葉や表現の適切さに焦点を当てています。
His decision to invest without research was clearly ill-advised.
彼のリサーチなしで投資する決定は明らかに不適切だった。
His choice of words during the meeting was infelicitous.
彼の会議中の言葉の選び方は不適切だった。
この例文では、ill-advisedinfelicitousはどちらも「不適切」という意味で使われていますが、焦点が異なります。最初の文は行動に対する批判を示し、後者は発言の不適切さを強調しています。
It was ill-advised to skip the safety training before the project.
プロジェクトの前に安全訓練を飛ばすのは不適切だった。

類語・関連語 5 : disastrous

単語disastrousは、「災害を引き起こす」や「非常に悪い結果をもたらす」といった意味を持ちます。この言葉は、物理的な状況や事故、または大きな失敗など、深刻な事態を表現するときに使われます。たとえば、事業の失敗や自然災害など、明確に悪影響を及ぼす事象に対して使用されることが多いです。
一方、infelicitousは「不適切な」や「不幸な」といった意味を持ち、特に言葉や行動が文脈に合わず、場違いな印象を与える場合に使われます。ネイティブスピーカーは、disastrousを使うとき、主に具体的な結果や影響を強調するのに対し、infelicitousを使うときは、状況や発言の不適切さを強調します。たとえば、ある発言が会話の流れを壊す場合にinfelicitousを使うことが多く、これはdisastrousな結果を引き起こすこともありますが、必ずしも物理的な被害を伴うわけではありません。言葉の選び方や状況に対する感受性の違いが、両者の使い方に反映されていると言えるでしょう。
The meeting ended in a disastrous failure due to poor planning.
その会議は不十分な計画のために、災害的な失敗に終わった。
The meeting ended in an infelicitous failure due to poor planning.
その会議は不十分な計画のために、不適切な失敗に終わった。
この文脈では、disastrousinfelicitousは置換可能ですが、ニュアンスが異なります。disastrousはより深刻な失敗や被害を暗示し、具体的な影響を強調します。一方で、infelicitousは、会議の流れや状況に対する不適切さを指摘するもので、直接的な結果を示すわけではありません。
The storm had a disastrous impact on the town, causing widespread damage.
その嵐は町に災害的な影響を及ぼし、広範囲にわたる被害をもたらした。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

infelicitousのいろいろな使用例

形容詞

1. 不適切(適用における不適合)

不適切な場面での使用

この分類は、特定の場面や状況において、その言葉や行動が不適切であることを示します。
His choice of words was infelicitous during the sensitive discussion.
彼の言葉の選び方は、その繊細な議論の中では不適切だった。
  • infelicitous comments - 不適切なコメント
  • infelicitous timing - 不適切なタイミング
  • infelicitous approach - 不適切なアプローチ
  • infelicitous remarks - 不適切な発言
  • infelicitous decision - 不適切な決定
  • infelicitous feedback - 不適切なフィードバック
  • infelicitous reference - 不適切な言及

不適切な表現

この分類では、言葉や表現が適切でない場合の用法に焦点を当てています。
The joke he made was infelicitous given the context.
彼のジョークは、その文脈を考えると不適切だった。
  • infelicitous language - 不適切な言語
  • infelicitous expression - 不適切な表現
  • infelicitous phrasing - 不適切なフレーズ
  • infelicitous analogy - 不適切な類推
  • infelicitous metaphor - 不適切なメタファー
  • infelicitous choice of words - 不適切な言葉の選択
  • infelicitous description - 不適切な説明

2. 不幸を生む(不幸をもたらす)

不幸を引き起こす状況

この分類は、状況や決定が不幸を引き起こす場合に関するものです。
The infelicitous circumstances led to greater misunderstandings.
その不幸な状況は、さらなる誤解を招いた。
  • infelicitous outcomes - 不幸な結果
  • infelicitous events - 不幸な出来事
  • infelicitous circumstances - 不幸な状況
  • infelicitous consequences - 不幸な結果
  • infelicitous choices - 不幸な選択
  • infelicitous relationships - 不幸な関係
  • infelicitous actions - 不幸な行動

不幸を表現する言葉

この分類では、人間関係や状況において不幸を表現する言葉に着目します。
Their infelicitous remarks only exacerbated the situation.
彼らの不幸な発言は、状況をさらに悪化させただけだった。
  • infelicitous thoughts - 不幸な考え
  • infelicitous humor - 不幸なユーモア
  • infelicitous narratives - 不幸な物語
  • infelicitous experiences - 不幸な経験
  • infelicitous perceptions - 不幸な認識
  • infelicitous sentiments - 不幸な感情
  • infelicitous views - 不幸な見解

英英和

  • marked by or producing unhappiness; "infelicitous circumstances"; "unhappy caravans, straggling afoot through swamps and canebrakes"- American Guide Series不幸で特徴づけられるあるいは、それを産み出すさま薄幸