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entreatの意味・覚え方・発音

entreat

【動】 願う

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entreatの意味・説明

entreatという単語は「懇願する」や「切に求める」を意味します。この言葉は、誰かに対して非常に強い願いを込めてお願いする時に使われます。例えば、ある人に何かを手伝ってほしい時、または許しを求める時に適しています。entreatは単にお願いするのではなく、感情や真剣さを伴ったお願い、つまり、相手に対する深い思いを表現しています。

この単語は少し古風な響きを持っていますが、詩や文学作品でよく見られます。entreatを使うことによって、お願いの内容がより緊迫感を持ち、相手に対して自分の気持ちを誠実に伝えることができます。このように、entreatは単なる一般的なお願い以上の意味合いを持っているため、文脈によって使い方が変わることがあります。

使う場面としては、感情的な場面や深い願望を示したい時に適しており、日常会話よりも文学的な表現や正式な書き言葉で使用されることが多いです。相手の理解や同情を求める際に、特に効果的な表現です。

entreatの基本例文

I entreat you to forgive me for my mistake.
私の間違いを許してくださいとお願いします。
She entreated everyone to be kind to animals.
彼女は動物に優しくするよう誰にでも頼みました。
He entreated his father to let him go to the party.
彼はパーティーに行かせてくれと父親に懇願した。

entreatの意味と概念

動詞

1. 切にお願いする

この意味の「entreat」は、誰かに強く頼む、または願うことを表します。たとえば、友人や家族に何か特別なことを頼むときなど、心からの思いを込めてお願いする場面で使われます。これは単なる依頼というよりも、相手に対する強い感情を伴うお願いです。
She entreated her father to let her go to the party.
彼女は父にパーティーに行かせてくれるよう切にお願いした。

2. 嘆願する

この意味は、特定の要求をするために懇願することを示しています。これは時に、困難な状況に置かれた際に助けを求める行為や、非常に重要なことを他者に強調して頼む際にも使われます。この場合も、必死さや切迫感が感じられます。
The villagers entreated the government for aid after the disaster.
村人たちは災害後、政府に支援を嘆願した。

entreatの覚え方:語源

'entreat'の語源は、ラテン語の「interrogare」に由来しています。この言葉は「互いに尋ねる」や「訴える」の意味を持ち、そこから派生して英語の「entreat」が生まれました。「entreat」は、もともと「何かを求める」や「懇願する」といった意味を含んでいます。中世英語では「entreten」とも表記され、さらに古い英語の「treat」や「traht」からも影響を受けています。ここでの「treat」は「扱う」や「取り扱う」などの意味があり、「entreat」はより感情的な訴えや強い願いを表す言葉として発展しました。このように、entreatはその語源からも、強く何かを求める行為を表す言葉として位置付けられています。

語源 tract
語源 tra
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entreatの類語・関連語

  • beseechという単語は、強く頼むことを意味します。entreatよりもさらに切実なお願いを表す場合に使います。 例: I beseech you to help me.(助けてくださいとひたすら頼んでいます。)
  • imploreという単語は、非常に強い感情を込めて頼むことを指します。entreatよりも感情が強く、緊急性を伴います。 例: I implore you to listen.(ぜひ私の話を聞いてくださいと懇願しています。)
  • pleadという単語は、合法的な状況において頼むというニュアンスがあります。特に法的な文脈で使われることが多いです。 例: I plead for mercy.(情けを乞います。)
  • requestという単語は、丁寧にお願いすることを意味します。entreatよりもカジュアルで、あまり強いニュアンスはありません。 例: I request your cooperation.(協力をお願い申し上げます。)
  • urgeという単語は、強く促すことを意味します。entreatよりも行動を促すニュアンスが強いです。 例: I urge you to act now.(今すぐ行動してくださいと強く促しています。)


entreatの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : beseech

beseech」は、非常に強い願いやお願いを表す言葉で、「懇願する」や「切に頼む」といったニュアンスを持ちます。この単語は、相手に対する強い感情を伴うリクエストを伝える際に用いられ、特に感情的な場面で使われることが多いです。
entreat」と「beseech」は、どちらも「頼む」「お願いする」という意味を持ちますが、ニュアンスには微妙な違いがあります。「entreat」は、よりフォーマルで丁寧な表現として使われることが多く、特に文語的な場面や古典的な文学作品で見られます。一方で、「beseech」は、強い感情や緊急性を伴う場合に使われることが一般的です。たとえば、何か重要なことを切実に頼む時に「beseech」を使うと、相手にその重要性が強く伝わります。逆に「entreat」を使うと、より礼儀正しさや敬意を表す印象を与えることができます。英語ネイティブは、文脈に応じてこれらの単語を使い分けることで、感情や意図を明確に伝えます。
I beseech you to help me with this urgent task.
この緊急な仕事を手伝ってくれるよう、切にお願い申し上げます。
I entreat you to help me with this urgent task.
この緊急な仕事を手伝ってくれるよう、お願い申し上げます。
この文脈では、「beseech」と「entreat」の両方が自然に使われることができますが、前者はより強い感情を表現し、後者はより丁寧さを強調しています。

類語・関連語 2 : implore

implore」は、非常に強い願いや要求を示す動詞で、相手に対して切実な気持ちでお願いする際に使われます。特に、感情的な訴えが込められており、相手に何かをしてほしいと強く求める時に用いられます。例えば、助けや許しを求める時の表現として使われることが多いです。
entreat」は、もう少し控えめなニュアンスのある言葉で、丁寧にお願いする場合に使われます。ネイティブの感覚では、「implore」は感情的で緊急性が感じられるのに対し、「entreat」は相手に対して礼儀正しくお願いするという印象があります。例えば、親しい友人にお願いする時には「entreat」の方が適切で、一方で、切羽詰まった状況では「implore」がよりふさわしいです。このように、両者の使い分けは文脈と感情の強さによるものです。
I implore you to help me with my project.
プロジェクトを手伝ってくれるよう、あなたに切実にお願いしています。
I entreat you to help me with my project.
プロジェクトを手伝っていただけるよう、お願い申し上げます。
この例文では、両者の単語が同じ文脈で使われています。「implore」は強い感情を込めたお願いであり、「entreat」はより丁寧で控えめなお願いです。状況に応じて使い分けることが重要です。

類語・関連語 3 : plead

plead」は「懇願する」「訴える」という意味を持ち、特に感情的な訴えや法的な場面で使われることが多い単語です。誰かに何かを強く求めるときや、自分の立場を守るために理由を述べる際に使用されます。
entreat」と「plead」はどちらも「懇願する」という意味を持ちますが、使われる場面やニュアンスには違いがあります。「plead」は感情的に訴えかけることが多く、特に困難な状況でのお願いや法的な文脈で用いられることが多いです。一方で、「entreat」は、より丁寧で正式なお願いのニュアンスがあり、特に相手に対して敬意を表する場合に使われることが一般的です。このため、日常会話では「plead」が好まれ、文学的な文脈やフォーマルな場面では「entreat」が使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、相手や状況によってこれらの単語を使い分けます。
I plead with you to reconsider your decision.
あなたの決定を再考してほしいと懇願します。
I entreat you to reconsider your decision.
あなたの決定を再考していただきたいとお願い申し上げます。
この二つの文は、どちらも「懇願する」という意味であり、内容はほぼ同じですが、使われている単語によってニュアンスが異なります。「plead」はより感情的で切迫感のあるお願いの印象を与え、「entreat」はより丁寧で格式のある表現となります。

類語・関連語 4 : request

単語requestは「要求する」「お願いする」という意味を持つ動詞で、何かを求める際に使われます。日常会話やビジネスシーンでもよく使われ、相手に対して丁寧に何かを頼む際に用いられます。例えば、情報を尋ねたり、助けを求めたりする場合に使われることが多いです。
単語entreatは「懇願する」「切に頼む」という意味を持ち、より強い感情や緊急性を伴う依頼を示します。ネイティブスピーカーは、requestが比較的カジュアルで、日常的なお願いに使われるのに対し、entreatは感情的な重みがあり、特に重要なお願いをする場面や、相手に対して真剣な気持ちを伝えたいときに使います。例えば、友人に助けを求める場合はrequestを使いますが、緊急の事情で助けが必要なときはentreatを使用することが考えられます。したがって、文脈によって適切な単語を使い分けることが重要です。
I would like to request your assistance with this project.
このプロジェクトに関してあなたの助けをお願いしたいです。
I would like to entreat you for your assistance with this project.
このプロジェクトに関してあなたの助けを切にお願いしたいです。
この文脈では、両方の単語が置換可能ですが、requestはカジュアルなお願いを表し、entreatはより深刻な懇願を表しています。聞き手の反応や状況に応じて使い分けることが適切です。

類語・関連語 5 : urge

urge」は、誰かに何かをするよう強く促すことを意味します。この単語は、行動を急かすようなニュアンスがあり、しばしば緊急性や重要性を伴います。丁寧さが少ない場合もあり、より直接的な表現として使われることが多いです。
entreat」は、誰かに対して非常に丁寧にお願いすることを意味します。この単語は、切実な願いや深い感情を伴うことが多く、相手に対する敬意が強く表れます。英語ネイティブは、urgeがより直接的で、時には圧力を感じさせるのに対し、entreatはより控えめで丁寧なアプローチとして使われることを理解しています。例えば、「urge」は友人に急いで行動してほしいときによく使われますが、「entreat」は、誰かに助けをお願いする際に、心からのお願いとして使われることが多いです。
I urge you to finish your homework before the deadline.
私は、締切前に宿題を終わらせるようあなたに強く促します。
I entreat you to finish your homework before the deadline.
私は、締切前に宿題を終わらせてほしいとあなたにお願いしています。
この例では、両方の文が同じ状況を示していますが、使用される単語によってニュアンスが異なります。「urge」は急かす感じが強く、一方で「entreat」はより丁寧で心からのお願いといった印象を与えます。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

entreatのいろいろな使用例

動詞

1. 懇願する、請う

敬意を表して懇願する

この意味では、'entreat'は他者に対して丁寧にかつ強く願い事をする行為を指します。特に重要なお願い事や深刻な状況で使われます。
She entreats her friend to reconsider his decision.
彼女は友人に彼の決断を再考するように懇願しています。
  • entreat someone for help - 誰かに助けを懇願する
  • entreat someone to forgive - 誰かに許しを懇願する
  • entreat someone to listen - 誰かに聞くよう懇願する
  • entreat someone to stay - 誰かに留まって欲しいと懇願する
  • entreat someone to reconsider - 誰かに再考するよう懇願する
  • entreat someone for advice - 誰かに助言を懇願する
  • entreat someone to join - 誰かに参加を懇願する
  • entreat someone to speak - 誰かに話すよう懇願する
  • entreat someone to act - 誰かに行動するよう懇願する
  • entreat someone to help - 誰かに助けてくれるよう懇願する

強調のための懇願

この分類では、強い感情や重大な状況に対してさらに強い懇願を示す形です。特に、緊急性や危機感が絡む場合に見られます。
He entreats the authorities to take immediate action.
彼は当局に直ちに行動をとるように懇願しています。
  • entreat urgently - 緊急に懇願する
  • entreat sincerely - 心から懇願する
  • entreat desperately - 絶望的に懇願する
  • entreat profoundly - 深く懇願する
  • entreat earnestly - 誠心誠意懇願する
  • entreat passionately - 情熱的に懇願する
  • entreat desperately for assistance - 助けを絶望的に懇願する
  • entreat genuinely for support - 支援を真剣に懇願する
  • entreat humbly for mercy - 慈悲を謙虚に懇願する
  • entreat firmly for justice - 正義をしっかりと懇願する

2. 要求する

整理された要求をする

この意味は、何かを得るために丁寧にでも確実に要求する場合を指します。普通の対話の中で使われる場合が多いです。
She entreats her manager for a raise.
彼女はマネージャーに昇給を懇願しています。
  • entreat for a favor - お願いを懇願する
  • entreat for a chance - 機会を懇願する
  • entreat for clarification - 明確化を懇願する
  • entreat for assistance - 支援を懇願する
  • entreat for information - 情報を懇願する
  • entreat for permission - 許可を懇願する
  • entreat for support - 支援を懇願する
  • entreat for guidance - 指導を懇願する
  • entreat for help - 助けを懇願する
  • entreat for understanding - 理解を懇願する

形式的な要求

この分類では、フォーマルな状況で使われる懇願を指し、ビジネスや公的な場面での適切な表現として使われます。
The committee entreats all members to attend the meeting.
委員会は全メンバーに会議への出席を懇願しています。
  • entreat formally - 形式的に懇願する
  • entreat respectfully - 敬意を持って懇願する
  • entreat officially - 正式に懇願する
  • entreat ceremoniously - 儀式的に懇願する
  • entreat diplomatically - 外交的に懇願する
  • entreat professionally - 職業的に懇願する
  • entreat assertively - 主張的に懇願する
  • entreat courteously - 丁寧に懇願する
  • entreat judiciously - 賢明に懇願する
  • entreat tactfully - うまく懇願する

英英和

  • ask for or request earnestly; "The prophet bid all people to become good persons"真剣に要求する、または依頼する願う