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disparityの意味・覚え方・発音

disparity

【名】 本質的な相違

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/dɪˈspærəti/

disparityの意味・説明

disparityという単語は「不均衡」や「差異」を意味します。この単語は、特に数量や状態における違いを強調する際に使われます。たとえば、貧富の差や教育のアクセスにおける違いなど、社会的な状況を表現する時に頻繁に用いられます。

disparityは、ある特定のグループや状況における不公平さや不平等を示すために使われることが多いです。このため、経済、教育、健康など、多くの文脈で重要な概念となります。たとえば、所得の不平等を説明する際に「収入のdisparity」と表現することがあります。

また、この単語は政策や対策を議論する際にも登場します。社会的な格差を是正するために、どのような施策が必要かを論じる時に、disparityを出発点として考察が進められることが多いです。したがって、地域間や国間の違いを理解する上で、この単語は非常に有用です。

disparityの基本例文

The disparity in test scores is concerning.
テストのスコアの不平等は懸念されます。
There's a huge disparity between rich and poor.
豊かと貧しいの間には大きな不平等があります。
The team's win shows a disparity in skills between the two teams.
チームの勝利は、2つのチームのスキルに不平等があることを示しています。

disparityの意味と概念

名詞

1. 不均等

不均等とは、ある基準に対して物事が偏っている状態を指します。例えば、経済的な資源の分配において一部の人々が豊かで、他の人々が貧しい場合、そこに不均等が存在します。このような格差は社会問題を引き起こし、公正さや平等さの観点から重要な議題となります。
There is a significant disparity in wealth between the rich and the poor in many countries.
多くの国で、富裕層と貧困層の間に顕著な不均等が存在します。

2. 相違

相違は、物事の間に存在する違いや差を示します。たとえば、文化や教育レベルにおいての相違などがあります。相違は、互いに理解し合ったり協力したりするために意識されることが重要であり、時には対話を促進するきっかけともなります。
The disparity in educational opportunities affects children's future prospects.
教育の機会における相違は、子供たちの将来の見通しに影響を与えます。

disparityの覚え方:語源

disparityの語源は、ラテン語の「disparitas」に由来します。この語は「dis-(分離、対立)」と「paritas(平等、同等)」から成り立っています。「disparitas」の意味は、「異なっていること」や「不平等さ」を指します。その後、フランス語を経て、英語に取り入れられました。

英語の「disparity」は、主に「不均衡」や「格差」といった意味で使われ、さまざまな文脈で使われます。この言葉は、社会的・経済的な格差や、評価や条件の違いを示す際に頻繁に用いられます。語源からもわかるように、根本的に「平等でない状態」を表す言葉であり、違いがあることを強調する表現です。

語源 dis
語源 dif
離れて、 反対の
More
語源 par
語源 per
産む、 生む
More
語源 pare
語源 par
手に入れる、 等しい価値
More
語源 ity
語源 ty
〜なこと、 〜な性質
More

disparityの類語・関連語

  • inequalityという単語は、disparityと同じく不均衡を表しますが、特に社会的・経済的な格差に焦点を当てます。例えば「The inequality in wealth」(富の不平等)というように使われます。
  • differenceという単語は、disparityよりも一般的な違いを指します。特定の分野に関係なく、単に二つのものの相違を表現する際に使われます。例えば「The difference between apples and oranges」(リンゴとオレンジの違い)など。
  • discrepancyという単語は、特に期待される結果と実際の結果の間の不一致を指します。データや数量における違いを強調するときに用いられます。例えば「There is a discrepancy in the numbers」(数字に不一致があります)。
  • gapという単語は、特定の要素が欠けていることや、二つの状態やグループの間の空間や距離を指します。具体的な空間の違いを強調します。例えば「The gap between rich and poor」(富裕層と貧困層のギャップ)。
  • divergenceという単語は、ある基準や平均からの分岐を指します。異なる方向に進むことを含意し、特に意見や見解の相違を表す際に使われます。例えば「The divergence of opinions」(意見の相違)。


disparityの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : inequality

単語inequalityは、主に「不平等」や「格差」といった意味で使われ、特に社会的、経済的な文脈で用いられることが多いです。教育や収入、機会などの分野での不平等を指す場合が一般的です。この単語は、物事の間に存在する相違や不均衡を強調する際に使用されます。
一方で、単語disparityも「不平等」を意味しますが、やや異なるニュアンスを持ちます。disparityは、特に数量的な違いや差異を強調する場合に使われることが多く、単なる不平等の中でも、具体的な数値や割合の違いに焦点を当てることが特徴です。たとえば、収入の差や教育レベルの差など、具体的なデータを伴う場合にdisparityが使われることが一般的です。このように、両者は類似した意味を持ちながらも、使用される文脈や強調される点に違いがあります。
There is a significant inequality in access to healthcare in different regions of the country.
国内の異なる地域において、医療へのアクセスに大きな不平等が存在します。
There is a significant disparity in access to healthcare in different regions of the country.
国内の異なる地域において、医療へのアクセスに大きな格差が存在します。
この場合、両方の文でinequalitydisparityは互換性があります。どちらも「不平等」を示していますが、inequalityは一般的な不平等を指すのに対し、disparityは特定の差異に焦点を当てている点が異なります。

類語・関連語 2 : difference

単語differenceは、二つ以上の物事の間に存在する違いや相違点を示します。一般的には、数量的、質的、または特性の面での違いを指し、広範囲に使われる言葉です。日常会話から学術的な文書まで、幅広い文脈で利用されます。
一方、単語disparityは、主に不平等や不均衡を強調する際に使用されることが多いです。特に、経済的、社会的、または健康面での不均衡に関連して使われることが多く、そのため、単なる違いを示すdifferenceよりも、より深いネガティブなニュアンスを含んでいることがあります。例えば、所得のdisparityは、富の不平等を示し、単なる所得のdifferenceという表現ではその意味が薄れてしまいます。ネイティブはこの二つの言葉を場面に応じて使い分け、disparityは特に社会問題に関連する文脈でよく見られます。
There is a significant difference in the quality of education between urban and rural areas.
都市部と地方部の教育の質には大きな違いがあります。
There is a significant disparity in the quality of education between urban and rural areas.
都市部と地方部の教育の質には大きな不平等があります。
この場合、両方の単語は似たような文脈で使われていますが、differenceは単に異なることを示すのに対し、disparityはその違いがもたらす不平等や問題点を強調します。

類語・関連語 3 : discrepancy

類義語discrepancyは「不一致」や「相違」を意味し、特に数値やデータの間に見られる矛盾や整合性の欠如を指します。例えば、報告書の数字が実際の調査結果と異なる場合に使われることが多いです。この言葉は、何かが期待通りではない、あるいは異なる結果が出たときに用いられます。
一方で、disparityは「格差」や「違い」を意味し、特に社会的、経済的なコンテキストで使用されることが多いです。例えば、富の分配や教育機会における不平等を指す場合に使われます。ネイティブスピーカーは、discrepancyが主に数値やデータの矛盾に関連しているのに対し、disparityはより広範な社会的な違いや不平等に関連すると認識しています。つまり、discrepancyは具体的な不一致を強調するのに対し、disparityは一般的な格差や不均衡を指すため、使用する場面が異なります。
There is a significant discrepancy between the survey results and the actual data collected.
調査結果と実際に収集されたデータの間には大きな不一致があります。
There is a significant disparity between the survey results and the actual data collected.
調査結果と実際に収集されたデータの間には大きな格差があります。
この場合、両方の単語は使えますが、discrepancyは具体的な数値の不一致を、disparityはより広い文脈での差異を強調しています。

類語・関連語 4 : gap

単語gapは「隙間」や「差」といった意味を持ち、特に二つの物や状況の間に存在する「距離」や「違い」を指します。例えば、経済的な状況や教育の機会など、さまざまな文脈で使われます。直感的には、物理的な空間や抽象的な差異のいずれにも適用可能です。
一方で、単語disparityは「不均等」や「不一致」というニュアンスが強く、特に数量や程度の違いを強調します。例えば、所得のdisparityは、単に異なる収入を示すだけでなく、その不公正さや問題点を含意します。ネイティブスピーカーは、gapが物理的または抽象的な「隙間」を指すのに対し、disparityがより深刻な問題を示す場合に使うことが多いと感じています。したがって、文脈によって選ぶべき単語が異なります。
There is a significant gap between the rich and the poor in this city.
この都市では、富裕層と貧困層の間に大きな隙間があります。
There is a significant disparity between the rich and the poor in this city.
この都市では、富裕層と貧困層の間に大きな不均等があります。
この場合、gapdisparityは同じ文脈で使うことができ、どちらも意味が通じます。しかし、disparityを使うと、より強調された問題意識が感じられ、単なる数量の違い以上の社会的な課題を示唆します。

類語・関連語 5 : divergence

divergence」は、物事が異なる方向に分かれることや、意見や考え方が異なることを指します。この単語は主に、数値やデータの違い、あるいは人々の意見の違いを表現する際に使われます。文脈によっては、進化論や経済学などの専門用語としても使われることがあります。
disparity」は、特に数量や程度における不均衡や差異を強調する言葉です。例えば、経済的な格差や教育機会の不平等を語る際に使われます。ネイティブスピーカーは、disparityを使う際には、具体的な数値や程度の違いを意識することが多いです。一方で、divergenceは、より広範な意味での方向性の違いや多様性を表現するために使われることが一般的です。そのため、両者は似たような場面で使われることもありますが、disparityは具体的な差を強調し、divergenceはより抽象的な概念を扱うことが多いです。
There is a significant divergence in income levels between urban and rural areas.
都市部と地方部の間には、所得水準において大きな違いがあります。
There is a significant disparity in income levels between urban and rural areas.
都市部と地方部の間には、所得水準において大きながあります。
この文脈では、divergencedisparityは互換性があります。どちらも異なる所得水準を表現していますが、disparityは特にその差の程度に焦点を当てており、divergenceは単に方向性や傾向の違いを示しています。


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disparityの会話例

disparityの日常会話例

「disparity」は、主に「不均衡」や「格差」という意味で使われる単語です。日常会話では、特に経済的、社会的な文脈において、何かの違いや不平等を指摘する際に使われます。この単語は、会話の中で問題を強調するために使われることが多く、相手に状況の深刻さを理解させる手助けをします。

  1. 経済的な格差や不均衡
  2. 社会的な違いや不平等

意味1: 経済的な格差や不均衡

この会話では、Aが経済的な格差について話しており、disparityを使ってその問題の深刻さを強調しています。Bはその意見に同意し、解決策を考えています。

【Example 1】
A: The disparity between the rich and the poor is getting worse every year.
A: 富裕層と貧困層の間の格差は、年々悪化しています。
B: I agree. We really need to address this disparity before it becomes unmanageable.
B: 私も賛成です。この格差に対処しないと、手に負えなくなりますね。

【Example 2】

A: Have you noticed the disparity in salaries at our company?
A: 私たちの会社の給料の格差に気づきましたか?
B: Yes, it's surprising how much they differ for similar roles.
B: はい、同じような役割なのにどれだけ違うか驚きです。

【Example 3】

A: The disparity in access to education is a big issue in our community.
A: 教育へのアクセスの格差は、私たちのコミュニティにおける大きな問題です。
B: We should start a campaign to raise awareness about this disparity.
B: この格差についての意識を高めるキャンペーンを始めるべきです。

意味2: 社会的な違いや不平等

この会話では、Aが社会的な不平等について触れており、disparityを使ってその問題を指摘しています。Bはその意見に賛同し、具体的な例を挙げています。

【Example 1】
A: There is a significant disparity in healthcare access among different communities.
A: 異なるコミュニティ間での医療アクセスにおいて、かなりの格差があります。
B: That's true. Some people can't even afford basic medical care due to this disparity.
B: 確かにそうですね。この格差のせいで、基本的な医療を受けられない人もいます。

【Example 2】

A: The disparity in job opportunities is quite alarming these days.
A: 最近の仕事の機会における格差は、非常に憂慮すべきです。
B: Yes, especially for marginalized groups who struggle to find work.
B: はい、特に仕事を見つけるのに苦労しているマイノリティの人たちには大きな問題です。

【Example 3】

A: We need to discuss the disparity in education quality between urban and rural schools.
A: 都市と地方の学校間の教育の質の格差について話し合う必要があります。
B: Absolutely. It's unfair for rural students to miss out on better resources.
B: 確かにそうですね。地方の学生がより良い資源を逃すのは不公平です。

disparityのビジネス会話例

ビジネスの文脈において「disparity」は、主に「不均衡」や「格差」を指す用語として使われます。これは、例えば収入の格差や市場の不均衡、業界内でのパフォーマンスの差異など、さまざまな場面で見られます。こうした「disparity」に関する議論は、企業の戦略や政策形成において重要な要素となります。

  1. 収入や資源の不均衡
  2. 市場における競争の格差
  3. 業界内での成績の差異

意味1: 収入や資源の不均衡

この会話では、企業内の収入の不均衡が話題になっています。「disparity」が指すのは、異なる部門間での収入の差です。このような差は、企業の士気や業績に影響を与えるため、重要な問題です。

【Example 1】
A: We need to address the disparity in salaries between departments.
A: 部門間の給料の不均衡に対処する必要があります。
B: Yes, it's affecting employee morale and productivity.
B: そうですね、それが従業員の士気や生産性に影響を与えています。

【Example 2】

A: The disparity in resource allocation is concerning.
A: 資源配分の不均衡は懸念されます。
B: Absolutely, we should create a more equitable distribution.
B: 完全に同意します、もっと公正な配分を作る必要があります。

【Example 3】

A: How do we plan to reduce the disparity in funding?
A: 資金の不均衡をどうやって減らすつもりですか?
B: We can implement a new funding strategy that allocates more to underfunded areas.
B: もっと資金が不足している分野に多く配分する新しい資金戦略を実施できます。

意味2: 市場における競争の格差

この会話では、市場での競争の格差に焦点を当てています。「disparity」は、企業間の競争力の違いを示しており、これにより戦略が変わることが示唆されています。

【Example 1】
A: The disparity in market share is troubling for our growth.
A: 市場シェアの格差は、私たちの成長にとって厄介です。
B: I agree. We need to analyze our competitors closely.
B: 同意します。競合他社を詳しく分析する必要がありますね。

【Example 2】

A: There’s a significant disparity in pricing strategies among competitors.
A: 競合間で価格戦略に大きな格差がありますね。
B: Indeed, we should consider adjusting our prices accordingly.
B: 確かに、私たちもそれに応じて価格を調整することを考慮すべきです。

【Example 3】

A: The disparity in advertising budgets affects our visibility.
A: 広告予算の格差が私たちの視認性に影響を与えています。
B: That’s why we need to optimize our marketing efforts.
B: それが理由で、私たちはマーケティング活動を最適化する必要があります。

意味3: 業界内での成績の差異

この会話は、業界内での企業の成績差についてのものです。「disparity」は、異なる企業の業績の違いを指し、どのようにそれが業界全体に影響を及ぼすかが論じられています。

【Example 1】
A: The disparity in performance metrics is alarming.
A: パフォーマンス指標の差異は警戒すべきものです。
B: Yes, it raises questions about industry standards.
B: はい、それは業界の基準について疑問を投げかけます。

【Example 2】

A: We should investigate the disparity in sales numbers between top performers and others.
A: トップパフォーマーと他の間の売上の差異を調査すべきです。
B: Agreed, understanding this could improve our overall strategy.
B: 同意します、これを理解することで全体の戦略が改善できるかもしれません。

【Example 3】

A: The disparity in customer satisfaction ratings is significant.
A: 顧客満足度の格差はかなり大きいです。
B: We must focus on improving the areas where we fall short.
B: 私たちは、足りていない部分を改善することに焦点を当てる必要があります。

disparityのいろいろな使用例

名詞

1. 不平等、格差、相違

社会的・経済的な格差

disparity という単語は、主に社会的、経済的、あるいは様々な面での不平等や格差を表現する際に使用されます。特に収入、機会、待遇などにおける差異を指す際によく用いられ、社会問題を議論する文脈でしばしば登場します。
The growing income disparity between the rich and poor has become a major social issue.
富裕層と貧困層の間で拡大する所得格差は、重大な社会問題となっています。
  • income disparity - 所得格差
  • economic disparity - 経済格差
  • wealth disparity - 富の格差
  • racial disparity - 人種間格差
  • gender disparity - 性別による格差
  • regional disparity - 地域間格差
  • educational disparity - 教育格差
  • social disparity - 社会的格差
  • wage disparity - 賃金格差
  • healthcare disparity - 医療格差

一般的な差異や不一致

There is a significant disparity between what was promised and what was delivered.
約束されたことと実際に提供されたことの間には大きな違いがあります。
  • clear disparity - 明確な差異
  • obvious disparity - 明白な違い
  • size disparity - サイズの違い
  • quality disparity - 品質の差
  • performance disparity - 性能の差
  • price disparity - 価格差
  • age disparity - 年齢差
  • cultural disparity - 文化的な違い
  • technological disparity - 技術的な格差
  • skill disparity - 技能の差

英英和

  • inequality or difference in some respectある点での不平等または違い格差