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discrepancyの意味・覚え方・発音

discrepancy

【名】 不一致、相違

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/dɪsˈkrɛp(ə)nsi/

discrepancyの意味・説明

discrepancyという単語は、「不一致」や「相違」を意味します。この単語は、何かが期待や基準と異なる場合に使われます。例えば、2つの数値や意見が一致しない時に「discrepancy」があると言えます。

この単語の原形は「discrepant」で、「不一致の」という形容詞として使われます。日常的なフレーズとしては、「There is a discrepancy between the two reports.」(2つの報告書の間に不一致があります。)や、「We found a discrepancy in the data.」(データに相違を発見しました。)があります。

また、discrepancyは、ビジネスや学術的な文脈でもよく使われる単語です。たとえば「The accountant noted a discrepancy in the financial statements.」(会計士は財務諸表に不一致を指摘しました。)のように、多くの場面で重要な役割を果たします。このように、「discrepancy」は、情報やデータの違いを表す際に便利な単語です。

discrepancyの基本例文

There was a discrepancy between the two reports.
二つの報告書に相違点があった。
The discrepancy in his story made me suspicious.
彼の話に矛盾があったので、私は疑いました。
We found a discrepancy in the accounting records.
会計報告書に食い違いがあったことが分かりました。

discrepancyの意味と概念

名詞

1. 不一致

不一致は、対立する事実や主張、意見の間に生じる差異を指します。この用語は、特に情報やデータの照合時に見られる矛盾を説明するために使われます。たとえば、調査結果や報告書の内容が一致しない場合、そこに不一致があると言えるでしょう。
There was a significant discrepancy between the two reports regarding the budget.
予算に関して、二つの報告書の間に大きな不一致がありました。

2. 期待と異なる事象

期待と異なる事象とは、結果が予想外であるときに用いられます。特定の事象や現象が予測や期待を裏切る場合、例えば、実績が予想よりも大きく異なるときにこの言葉が使われます。ビジネスにおいては、計画通りに進まなかった場合などによく見られます。
The discrepancy in sales figures this quarter surprised the management.
今四半期の売上数字の不一致は経営陣を驚かせました。

discrepancyの覚え方:語源

discrepancyの語源は、ラテン語の「discrepantia」に由来しています。この語は「dis-」という接頭辞と「crepare」という動詞から成り立っています。「dis-」は「離れる」や「異なる」という意味を持ち、「crepare」は「破裂する」や「鳴る」という意味があります。したがって、「discrepantia」は「異なる音を持つこと」や「不一致」を示す言葉として発展しました。

この単語は中世フランス語の「discrepance」を経て、英語に取り入れられました。英語では、特に数値や意見の不一致、または異なる点が存在することを指す際に使用されます。このように、discrepancyは根底に「異なる」という概念を持ち、その背景には音や意見の違いが存在することが反映されています。

語源 dis
語源 dif
離れて、 反対の
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discrepancyの類語・関連語

  • disparityという単語は、特に数量や程度の違いを強調する際に使います。たとえば「Income disparity」は「収入の格差」を表しますが、「discrepancy」よりも具体的な差を指します。
  • differenceという単語は、一般的な違いを指します。たとえば「The difference in opinion」は「意見の違い」を意味し、より広い範囲で使えます。具体性に欠ける場合があります。
  • inconsistencyという単語は、一貫性が欠けている状態を指します。「His inconsistencies」と言った場合、彼の行動に矛盾があることを示します。曖昧さや誤りを強調します。
  • varianceという単語は、データや数値の変動を指し、数学的な文脈でよく使われます。「There is a variance in results」と言えば、「結果に変動がある」という意味になります。具体的な数値的差異を表現します。
  • divergenceという単語は、意見や道が分かれることを強調します。「There is a divergence of views」と言えば「意見の分岐がある」という意味です。方向性の違いに焦点を当てます。


discrepancyの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : disparity

「disparity」は「不均衡」や「格差」を意味し、特に数量や状態の違いを指す言葉です。この単語は、経済的、社会的、文化的な文脈でよく使用され、異なるグループや状況間の大きな違いを強調する際に使われます。
一方で、discrepancyは「不一致」や「相違」を意味し、特に数値や情報の間に生じる食い違いや矛盾を表す際に使われます。ネイティブスピーカーは、disparityを使うとき、主に数量的な違いや社会的な状況を示す場合に使用し、discrepancyは具体的なデータや証拠が異なる場合に用いることが多いです。このため、両者は似たような状況で使われることもありますが、disparityはより広い範囲の違いを示すのに対し、discrepancyは特定の事実に焦点を当てる傾向があります。
The report highlighted the significant disparity in income between urban and rural areas.
その報告書は、都市部と地方での収入の大きな格差を強調しました。
The report highlighted the significant discrepancy in income figures between the two regions.
その報告書は、二つの地域間での収入の数値の大きな不一致を強調しました。
この例から、disparitydiscrepancyは異なるコンテキストで使われますが、どちらも「違い」を表現しています。前者は社会的な状況や格差を示し、後者は具体的な数値やデータに関する相違を強調します。

類語・関連語 2 : difference

単語differenceは「違い」や「相違」を意味し、一般的に物事の間に存在する異なる点を示します。日常会話やビジネスシーンで広く使われ、比較的カジュアルなニュアンスを持っています。数量や特性、意見など、さまざまな領域での違いを表現できるため、柔軟性があります。
一方で、単語discrepancyは「不一致」や「食い違い」を意味し、特に数字やデータに関する場合に使われることが多いです。これは、期待される結果や基準と実際の結果との間に存在する矛盾を示すため、よりフォーマルで技術的な文脈で使用されることが一般的です。たとえば、会計や調査データにおいて、数字が一致しない場合にdiscrepancyが使われます。したがって、両者は「違い」という点では共通していますが、使用される場面やニュアンスが異なります。
There is a significant difference in the results of the two experiments.
2つの実験の結果には大きな違いがあります。
There is a significant discrepancy in the results of the two experiments.
2つの実験の結果には大きな不一致があります。
この例文では、両方の単語が同じ文脈で使われており、どちらも自然な英語として成立します。ただし、differenceは一般的な「違い」を示すのに対し、discrepancyはより具体的に不一致や矛盾を指摘しています。

類語・関連語 3 : inconsistency

inconsistency」は、物事の間に矛盾や不一致が存在する状態を指します。特に、期待される結果や基準と実際の結果との間に差異が生じた場合に使われます。この言葉は、日常生活やビジネスの場面でよく使われ、例えばデータや報告書の整合性が欠けていることを表現するのに適しています。
discrepancy」と「inconsistency」は、似たような意味を持ちますが、微妙にニュアンスが異なります。「discrepancy」は、特に数値やデータにおいて、異なる情報や結果が存在することを強調します。たとえば、会計の数字や調査結果において見られる不一致を示す際に使われることが多いです。一方で、「inconsistency」は、一般的に何かが一貫性を欠いている状態を指し、特に行動や意見に関する矛盾を示します。そのため、ネイティブスピーカーは文脈に応じて、どちらの単語を使うかを選びます。特に、データや数値の不一致について語るときには「discrepancy」が好まれ、行動や意見の矛盾については「inconsistency」が使われることが一般的です。
There was an inconsistency in the results of the experiment, as some samples showed different outcomes.
実験の結果には不一致があり、一部のサンプルは異なる結果を示しました。
There was a discrepancy in the results of the experiment, as some samples showed different outcomes.
実験の結果には不一致があり、一部のサンプルは異なる結果を示しました。
この文脈では、「inconsistency」と「discrepancy」は置換可能であり、両者とも実験結果の異なるサンプルに言及しています。ただし、前者は実験結果の一貫性の欠如を強調し、後者は異なる結果の存在を指摘しています。

類語・関連語 4 : variance

単語varianceは、主に「変動」や「違い」という意味で使われます。特に、数値やデータの間の違いを表す際に用いられることが多く、統計や科学的な文脈でよく見られます。一般的には、何かが一定でないことや、異なる要素が存在することを示すニュアンスがあります。
単語discrepancyは、特に「不一致」や「矛盾」という意味で使われます。これは、二つの情報やデータが一致しない場合に使われることが多く、状況や文脈に応じて、証拠や計算の誤りを示すことができます。一方で、varianceは、より一般的な違いに焦点を当てているため、数値の変化やデータの分散を強調する傾向があります。discrepancyは、特定の二つの要素の間の不一致を指摘する際に使用されることが多いです。このように、両者は異なる文脈で使われ、ニュアンスが異なるため、使い分けが重要です。
There was a significant variance in the test scores among the students.
生徒のテストスコアにはかなりの変動があった。
There was a significant discrepancy in the test scores among the students.
生徒のテストスコアにはかなりの不一致があった。
この場合、variancediscrepancyは置換可能ですが、意味のニュアンスが異なります。varianceは、テストスコアの変動の大きさを示唆しており、統計的な観点からの違いに焦点を当てています。一方で、discrepancyは、異なるスコア間の不一致や矛盾を具体的に指摘しています。文脈によってどちらを使うかを選択することが重要です。
The variance in temperature readings was surprising to the researchers.
温度の読み取り値の変動は研究者たちを驚かせた。

類語・関連語 5 : divergence

divergence」は、物事が異なる方向に進むことや、意見や見解が異なることを示します。主に数理的、科学的、または抽象的な文脈で使われることが多く、複数の要素が一つの点から離れていく様子を表現します。この単語は、特にデータや理論の違いに関して使われることが一般的です。
discrepancy」は、通常、実際の値や事実と期待される値、または二つのデータの間に存在する不一致を指します。例えば、会計の数字や調査結果において、異なる数値が示される場合などに使用されます。一方で「divergence」は、より広い意味で意見やデータの違いを示し、物理的な距離や方向性の変化を含意することがあります。「discrepancy」は特定の事実に基づく不一致を強調し、「divergence」は変化の過程や多様性を強調するため、使用する場面が異なるのです。
The divergence in opinions among the team members made it difficult to reach a consensus.
チームメンバー間の意見の乖離は、合意に達するのを難しくしました。
The discrepancy in the financial reports raised concerns among the stakeholders.
財務報告書の不一致は、利害関係者の間に懸念を引き起こしました。
この場合、「divergence」は意見の違いを強調し、「discrepancy」は具体的な数値や事実に基づく不一致を示しています。したがって、文脈によって使い分けることが重要です。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

discrepancyの会話例

discrepancyのビジネス会話例

「discrepancy」は、ビジネスシーンにおいて非常に重要な用語です。主に「不一致」「相違」という意味で使われ、特に財務、会計、データ分析などの分野で頻繁に見られます。この単語は、異なるデータや情報の間に存在するギャップや矛盾を指摘する際に用いられ、問題解決や意思決定のための重要な指標となります。具体的には、売上報告書や予算案の分析において、期待される数値と実際の数値の間に生じる「discrepancy」が問題視されることが多いです。

  1. 不一致
  2. 相違

意味1: 不一致

この会話では、予算と実際の支出に関する不一致が話題になっています。Aが財務報告書の数字に疑問を持ち、Bがその不一致を確認する過程が描かれています。ビジネスにおいて、こうした不一致は迅速に対処する必要があります。

【Example 1】
A: I noticed a significant discrepancy in the budget report. Can you explain it?
A: 予算報告書に大きな不一致があることに気付きました。説明してもらえますか?
B: Yes, there was an error in the data entry which caused the discrepancy.
B: はい、データ入力にエラーがあったため、その不一致が生じました。

【Example 2】

A: The discrepancy between our projections and actual sales is concerning.
A: 我々の予測と実際の売上との間の不一致は懸念材料です。
B: I agree. We need to investigate the reasons behind this discrepancy.
B: 同意します。この不一致の背後にある理由を調査する必要があります。

【Example 3】

A: Can you check the discrepancy in the latest financial statement?
A: 最新の財務諸表における不一致を確認してもらえますか?
B: Sure, I'll look into the discrepancy right away.
B: もちろん、すぐにその不一致を調べます。

意味2: 相違

この会話では、二つの異なる報告書の内容における相違が問題になっています。Aが両者を比較し、その相違点を指摘しています。このような相違は、ビジネスの意思決定に影響を与えるため、注意深く分析する必要があります。

【Example 1】
A: There seems to be a discrepancy in the sales reports from last month and this month.
A: 先月と今月の売上報告書に相違があるようです。
B: Let's review both reports to identify the cause of this discrepancy.
B: 両方の報告書を確認して、この相違の原因を特定しましょう。

【Example 2】

A: The discrepancy in customer feedback is alarming.
A: 顧客のフィードバックにおける相違は驚くべきものです。
B: Yes, we need to address this discrepancy immediately.
B: はい、この相違にはすぐに対処する必要があります。

【Example 3】

A: I found a discrepancy between the projected and actual expenses.
A: 予測された費用と実際の費用との間に相違を見つけました。
B: Let's analyze the data to understand this discrepancy.
B: この相違を理解するためにデータを分析しましょう。

discrepancyのいろいろな使用例

名詞

1. 矛盾する事実や意見の間の違い

意見の不一致

discrepancyという単語は、特に異なる情報や意見の間に存在するギャップや矛盾を示す際に使われます。ビジネスや科学の分野では、データの不一致が重要な問題となります。
The discrepancy between the financial reports raised concerns among the investors.
財務報告の間の不一致は、投資家の間に懸念を引き起こしました。
  • discrepancy in data - データの不一致
  • significant discrepancy - 重要な不一致
  • discrepancy among opinions - 意見の間の不一致
  • unresolved discrepancy - 未解決の不一致
  • noticeable discrepancy - 明らかな不一致
  • apparent discrepancy - 明白な不一致
  • discrepancy between reports - レポート間の不一致

言及される相違

この分類では、discrepancyが特定の状況や条件においてどういう相違があるのかを強調します。例えば、学術研究におけるデータの不一致などがあるでしょう。
The discrepancy in the experimental results was alarming for the researchers.
実験結果の不一致は研究者にとって警戒すべきものでした。
  • discrepancy among researchers - 研究者間の不一致
  • considerable discrepancy - considerable discrepancy
  • discrepancy during review - 精査中の不一致
  • discrepancy in findings - 調査結果の不一致
  • detected discrepancy - 検出された不一致
  • marked discrepancy - 著しい不一致
  • apparent discrepancy - 明白な不一致

2. 期待からの逸脱

期待と現実のギャップ

discrepancyは、期待される結果と実際の結果が異なる場合にも使用されます。このような状況では、問題解決のために原因を探ることが重要です。
There was a discrepancy between what we expected and what actually happened during the project.
プロジェクト中に期待されたことと実際に起こったことの間に不一致がありました。
  • discrepancy in performance - パフォーマンスの不一致
  • financial discrepancy - 財務上の不一致
  • discrepancy in expectations - 期待における不一致
  • unexpected discrepancy - 予期しない不一致
  • discrepancy in assessments - 評価の不一致
  • discrepancy in outcomes - 結果の不一致
  • glaring discrepancy - 目立つ不一致

場面における不明点

期待外れの状況や予想と違った結果を示す場合、discrepancyは重要な役割を果たします。ビジネスや政策の場面でよく見られます。
The discrepancy in the budget allocation raised questions about the management's decision-making.
予算配分の不一致は、経営陣の意思決定に疑問を投げかけました。
  • discrepancy in funding - 資金の不一致
  • clear discrepancy - 明白な不一致
  • discrepancy relating to budgets - 予算に関連する不一致
  • noticeable discrepancy in strategy - 戦略における顕著な不一致
  • ultimate discrepancy - 最終的な不一致
  • historical discrepancy - 歴史的な不一致
  • resolved discrepancy - 解決された不一致

英英和

  • a difference between conflicting facts or claims or opinions; "a growing divergence of opinion"対立しあう事実、主張、意見の間にある相違齟齬

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