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defeatismの意味・覚え方・発音

defeatism

【名】 敗北主義

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/dɪˈfiːtɪzəm/

defeatismの意味・説明

defeatismという単語は「敗北主義」や「投げやりな態度」を意味します。これは、成功する可能性が低いと考えることから生じる心理的な態度で、人が挑戦することや努力を避けることを指します。defeatismは、物事を前向きに捉えず、常にネガティブな結果を予想する思考パターンを含んでいます。

この言葉は、競技やビジネス、自己成長など様々なコンテクストで使用されます。例えば、スポーツにおいては、チームや選手が試合において勝つ可能性が低いと感じると、練習や戦略に取り組む意欲が減少することがあります。このような感情は、結果としてパフォーマンスの低下を招きます。

defeatismは、常に否定的な視点を持つことが原因で起こるため、自己成長やポジティブな環境を妨げる要因となります。この概念を理解することで、挑戦や困難に対する態度を見直すきっかけになるかもしれません。

defeatismの基本例文

He struggled with defeatism after losing his job.
彼は職を失った後、敗北主義に苦しんでいた。
Defeatism can spread like a disease and infect an entire team.
敗北主義は病気のように広がり、全チームに感染する可能性がある。
Defeatism is a negative attitude that can be detrimental to success.
敗北主義は成功に悪影響を与える可能性があるネガティブな態度である。

defeatismの意味と概念

名詞

1. 諦め

defeatismは、自分や他者の努力が結果につながらないと感じたときに生じる心の状態を指します。この状態では、勝利の可能性を考えず、すぐに負けを受け入れてしまう態度が見られます。特に困難な状況に直面したとき、この考え方が蔓延することがあります。
His defeatism prevented him from trying new strategies to win the game.
彼の諦めは、ゲームに勝つための新しい戦略を試すことを妨げた。

2. 無気力

この単語は、勝敗を問わず、あらゆる状況において無気力や無関心を示す場合にも使われます。困難に直面しても、あきらめの気持ちが根深くなることで、自分の可能性を狭めてしまうことがあります。この無気力は、個人や集団の成長を妨げる要因となります。
The team's defeatism led to a lack of motivation to improve their performance.
チームの無気力は、パフォーマンス向上への意欲を欠かせた。

3. 受け入れ

defeatismは、敗北を避けられない現実として受け入れる態度も示します。この考え方は、時には冷静な判断につながることもありますが、過度になると自己成就的予言となり、実際に行動を起こさなくなってしまいます。
Her defeatism made it hard for her to see any opportunities for success.
彼女の受け入れの態度は、成功の機会を見るのを難しくした。

defeatismの覚え方:語源

defeatismの語源は、英語の「defeat」と「-ism」という接尾辞から成り立っています。「defeat」は「敗北」や「敗れること」を意味し、ラテン語の「defectus」に由来しています。この「defectus」は「後退」や「欠如」を意味します。一方、「-ism」は特定の思想や状態を示す接尾辞であり、古代ギリシャ語の「-ismos」に起源を持ちます。

defeatismは、敗北主義や諦めの姿勢を指し、この言葉は主に戦争や競争の文脈で使われます。敗北を必然と考え、自らの努力や挑戦を放棄する考え方を表しています。20世紀初頭に使われるようになり、主に心理的な態度として扱われることが多いです。人々がこの概念に抵抗すべきであるという意見もあり、社会的な議論を引き起こしています。

語源 de
下に、 完全に
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語源 dis
語源 dif
離れて、 反対の
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語源 fac
語源 fec
作る
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語源 ism
主義
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defeatismの類語・関連語

  • pessimismという単語は、物事を悪い方向に考える傾向を指します。defeatismよりも広い概念で、未来に対する悲観的な態度を含みます。例: "She has a pessimism about the future." (彼女は未来に対して悲観的だ。)
  • fatalismという単語は、運命に対する受け入れの姿勢を表し、努力が無駄であると考える考え方です。defeatismは能力や意欲の欠如を示すことが多いです。例: "His fatalism prevents him from trying." (彼の運命論は試すことを妨げる。)
  • cynicismという単語は、他者の意図に対する疑いを示し、人間関係や社会に対して否定的な見方を持つことを意味します。defeatismと似ていますが、含意が異なります。例: "His cynicism makes him distrustful." (彼の皮肉は彼を疑り深くさせる。)
  • hopelessnessという単語は、希望を失った状態を指し、何も良いことが起こらないと感じることを意味します。defeatismはその一部であり、特定の状況に関連します。例: "She felt hopeless after the failure." (彼女は失敗後に絶望を感じた。)


defeatismの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : pessimism

pessimism」は、物事が悪い方向に進むと考えたり、未来に対して悲観的な見方を持つことを指します。この感情は、他人とのコミュニケーションや問題解決においてネガティブな影響を及ぼすことがあります。一般的に、pessimismは状況や結果に対する否定的な見解を述べる時に使われ、広く理解されています。
defeatism」と「pessimism」は、どちらも否定的な考え方を示しますが、そのニュアンスには違いがあります。defeatismは、特に戦いを放棄したり、成功する見込みがないと感じることに焦点を当てています。つまり、defeatismは無気力や投げやりな態度を伴うことが多いです。一方で、pessimismはより広範な概念であり、単に未来に対する不安や否定的な見解を持つことを指します。ネイティブスピーカーは、これら二つの言葉を使い分ける際に、defeatismは特定の状況での無力感を強調し、pessimismは一般的な悲観的な態度を示すと理解しています。
His constant pessimism made it difficult for him to enjoy life.
彼の常に悲観的な態度は、彼が人生を楽しむのを難しくしました。
His constant defeatism made it difficult for him to enjoy life.
彼の常に敗北主義的な態度は、彼が人生を楽しむのを難しくしました。
この場合、pessimismdefeatismは置換可能ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。pessimismは一般的な悲観的な態度を指し、defeatismは特に成功の可能性を放棄するような姿勢を強調しています。

類語・関連語 2 : fatalism

fatalism」は、未来の出来事や運命が既に決まっていると信じる考え方を指します。この思想では、自分の努力や選択が結果に影響を与えないと考え、運命を受け入れる姿勢が強調されます。一般的には、悲観的な見方や無力感を伴うことが多いです。
defeatism」は、成功や勝利をあきらめ、負けを前提とした考え方です。fatalism と似た点もありますが、defeatism は特に自分が戦う気力を失ったり、努力することを無駄だと感じたりすることに焦点を当てています。つまり、fatalism が全体的な運命に対する受容であるのに対し、defeatism は個人の努力に対する無力感を強調します。ネイティブはこの2つを使い分ける際に、defeatism の方がより個人的な感情や状況に関連付けられることが多いと感じています。
Her fatalism prevented her from trying to change her situation.
彼女の運命論は、状況を変えようとするのを妨げた。
Her defeatism prevented her from trying to change her situation.
彼女の敗北主義は、状況を変えようとするのを妨げた。
この文では、fatalismdefeatism の両方が自然に置換可能です。どちらも「状況を変えようとしない理由」として機能していますが、fatalism は運命に対する受け入れを示し、defeatism は自分の努力を無駄だと感じることを強調しています。

類語・関連語 3 : cynicism

cynicism」は、物事に対して懐疑的で冷淡な考え方を指します。人々や社会に対する不信感や、理想や善意を信じない姿勢を表現します。この言葉は、理想的な状況や他者の期待を否定する態度を伴うことが多く、時には皮肉や冷笑も含まれます。
一方で、「defeatism」は、物事に対してあらかじめ敗北を受け入れ、努力を放棄するような考え方を指します。つまり、挑戦する前から「どうせ無理だ」と考え、成功の可能性を否定する姿勢です。「cynicism」は主に人や社会に対する不信感を表すのに対し、「defeatism」は自己の能力や状況に対する諦めを強調します。ネイティブは、両者を使い分ける際に、cynicismが他者に対する態度を、defeatismが自分自身の挑戦に対する態度を示すことを意識しています。
His cynicism about the government's promises made it hard for him to trust any new policies.
彼の政府の約束に対する懐疑主義は、新しい政策を信じるのを難しくさせた。
His defeatism about the project made it hard for him to believe they could succeed.
彼のプロジェクトに対する敗北主義は、彼が成功できると信じるのを難しくさせた。
この場合、両方の文は似たような構造を持っていますが、cynicismは政府や社会に対する不信感を表し、defeatismは個人の挑戦に対する諦めを示しています。したがって、置換は可能ですが、意味が変わります。

類語・関連語 4 : hopelessness

単語hopelessnessは、「絶望感」や「希望のない状態」を指します。この言葉は、何かを達成する可能性が全くない、または望みを失った状態を表現する際に使われます。特に、未来に対して期待や希望が持てない時に用いられることが多いです。
一方で、defeatismは、特に自分自身や状況に対して消極的な態度を持つことを指し、結果として努力を放棄したり、敗北を受け入れたりすることを意味します。ネイティブスピーカーは、hopelessnessが主に感情的な状態を示すのに対し、defeatismは行動や態度に焦点を当てていると理解します。例えば、hopelessnessは「もうどうにもならない」と感じる時に使われ、defeatismは「どうせ無理だからやらない」といった消極的な選択を示します。このように、両者は似た意味を持ちながらも、使用される文脈やニュアンスに違いがあります。
She felt a deep sense of hopelessness after failing the exam.
彼女は試験に失敗した後、深い絶望感を感じた。
His defeatism prevented him from trying again after the failure.
彼の敗北主義は、失敗の後に再挑戦することを妨げた。
この例文では、hopelessnessは感情の表現であり、試験に失敗したことによる絶望感を表しています。一方、defeatismは、失敗後の行動(再挑戦しないこと)に焦点を当てています。両者は似たような状況に関連していますが、hopelessnessは感情的な状態を、defeatismは態度や行動を強調しています。


defeatismの覚え方:関連語

Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

defeatismの会話例

defeatismの日常会話例

defeatismは、一般的に「敗北主義」や「諦めの態度」を指し、困難な状況に対して消極的な考え方を持つことを意味します。この単語は日常会話ではあまり使われないものの、特定の文脈で使われることがあります。以下にその意味を示します。

  1. 困難な状況に対する諦めや消極的な態度

意味1: 困難な状況に対する諦めや消極的な態度

この会話では、友人が仕事での失敗について話し、もう何をしても無駄だと感じている様子が描かれています。「defeatism」はこの消極的な態度を表現するために使われています。

【Exapmle 1】
A: I feel like there's no point in trying anymore. It's all just defeatism.
もう何をしても無駄な気がする。これはただの敗北主義だ。
B: You shouldn't think that way! We can always find a solution.
そんなふうに考えるべきじゃないよ!いつでも解決策を見つけられるはずだ。

【Exapmle 2】

A: Sometimes I think it's easier to just accept defeat, but that's just defeatism.
時にはただ負けを受け入れた方が楽だと思うけど、それはただの敗北主義だ。
B: I understand, but giving up won't help. We need to keep fighting.
わかるけど、諦めても何も変わらないよ。戦い続ける必要がある。

【Exapmle 3】

A: I can't help but feel a sense of defeatism about this project.
このプロジェクトについては、どうしても敗北主義を感じてしまう。
B: Don't let that feeling take over. We can turn things around!
その気持ちに支配されないで。私たちは状況を変えることができるよ!

defeatismのビジネス会話例

defeatismは、ビジネス環境において特にプロジェクトやチームの目標達成に対する無力感や諦めの姿勢を指す言葉です。この言葉は、困難な状況や失敗に直面した際に、ネガティブな考え方を持つことから生じる問題を浮き彫りにします。ビジネスでは、チームのモチベーションや士気に影響を与える要素として重要視されます。

  1. 無力感や諦めの姿勢

意味1: 無力感や諦めの姿勢

この意味でのdefeatismは、ビジネスの現場で目標達成に向けた努力を放棄する態度を示します。特に困難な状況に直面したときに見られるもので、チームの士気を下げる要因となります。メンバー同士の会話の中で、defeatismに対する警戒心や克服方法についての議論が生まれることがあります。

【Exapmle 1】
A: I feel like we're falling into a state of defeatism with this project.
私たちはこのプロジェクトで無力感に陥っているように感じる。
B: We can't let that happen. We need to stay positive and find solutions.
そんなことはさせられない。ポジティブに考えて解決策を見つける必要がある。

【Exapmle 2】

A: The last quarter was tough, and I'm worried about defeatism creeping in.
前四半期は厳しかったし、無力感が忍び寄っているのが心配だ。
B: Let's focus on what we can control and not dwell on past failures.
私たちがコントロールできることに集中して、過去の失敗を引きずらないようにしよう。

【Exapmle 3】

A: If we give in to defeatism, we won't achieve our goals.
もし無力感に屈したら、目標を達成できないよ。
B: Exactly! We need to keep pushing forward, no matter how tough it gets.
その通り!どんなに厳しくても前に進み続ける必要がある。

英英和

  • acceptance of the inevitability of defeat敗北の不可避を受け入れること敗北主義