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untowardの意味・覚え方・発音

untoward

【形】 都合悪い、似気無い

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/ˌʌn.tʊˈwɔːd/

untowardの意味・説明

untowardという単語は「不適切な」「好ましくない」といった意味を持ちます。この単語は、通常は望ましくない状況や出来事、あるいは思惑とは異なる展開について使われることが多いです。たとえば、ある計画が思い通りに進まない場合に「untoward circumstances」という表現が使われ、その計画に対する障害や問題を指します。

また、untowardは時に人の行動に対しても使われることがあります。この場合、その行動が社会的に受け入れられない、または道徳的に疑問がある場合に言及されることが多いです。例えば、公共の場での不適切な振る舞いを指摘する際に使われることがあります。このように、untowardは否定的な意味合いを持つ言葉であり、使う場面に注意が必要です。

untowardは文学的な表現としても見られ、しばしば古典的な文献や公式な文書において使われます。そのため、日常会話ではあまり一般的ではありませんが、文章や報告書において、ある事態が悪化していることを表現する際には適していると言えます。このように、untowardは特定の文脈で使われることが多く、適切な場面を選んで使用することが重要です。

untowardの基本例文

She was taken aback by his untoward comments.
彼の不適切な発言に彼女は驚いた。
His untoward behavior caused a lot of trouble.
彼の行動は都合悪いことをたくさん引き起こした。
We didn't expect such an untoward incident to happen.
そんな不都合な出来事が起こるとは思っていなかった。

untowardの意味と概念

形容詞

1. 不適切な

この意味の「untoward」は、礼儀や社会的な基準に合わない行動や状況を示します。特に、一般的に好ましくないとされる事柄について使われることがあります。例えば、公式な場面や社交の場での不適切な行動などが該当します。
His untoward comments during the meeting surprised everyone.
会議中の彼の不適切な発言は、皆を驚かせた。

2. 不都合な

この意味では、主に自分の利益やウェルビーイングに対して逆効果であることを表します。否定的な結果をもたらすような状態や出来事に使われ、特に予期しない問題や障害が発生した場合の形容として用いられます。
The untoward circumstances led to the cancellation of the event.
不都合な状況のために、そのイベントはキャンセルされた。

untowardの覚え方:語源

untowardの語源は、古英語の「un」および「toward」という2つの部分から成り立っています。「un」は否定を表す接頭辞で、「toward」は「向かう」「方向性」を意味します。この二つが組み合わさることで、「向かう方向ではない」や「好ましくない」という意味合いが生まれました。

もともと「toward」は、「良い方向に向かっている」という肯定的なニュアンスを持つ言葉でしたが、「un」と組み合わさることにより、逆の意味が加わり、「不都合な」や「不適切な」という意味を持つ形になりました。この変化は、言葉の使われ方や時代背景によって進化してきましたが、現代英語では主に「好ましくない」「厄介な」という意味で使われています。したがって、untowardは「望ましくない状況」や「予期しない障害」を表す言葉として定着しています。

語源 un
〜でない
More
語源 ward
方向
More

untowardの類語・関連語

  • unfavorableという単語は、望ましくない状況や結果を表す意味です。たとえば、"The weather is unfavorable for a picnic."(天気がピクニックには不向きです。)
  • inappropriateという単語は、状況に対して不適切であることを示します。たとえば、"His comments were inappropriate for the meeting."(彼のコメントは会議には不適切でした。)
  • unfortunateという単語は、心残りや災難を表します。例えば、"It was an unfortunate accident."(それは不運な事故でした。)
  • improperという単語は、適切でない行動を表します。たとえば、"Such behavior is considered improper in society."(そのような行動は社会では不適切と見なされます。)
  • awkwardという単語は、不自然さや気まずさを表します。たとえば、"There was an awkward silence after his comment."(彼のコメントの後に気まずい沈黙がありました。)


untowardの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : unfavorable

unfavorable」は、何かが好ましくない、または望ましくない状態や状況を示す言葉です。例えば、ビジネスや天候、状況などで使われることが多く、特定の結果や進行が期待されるものとは逆の意味を持ちます。一般的にはネガティブな印象を与え、使われる文脈によっては、計画や期待がうまくいかないことを示唆します。
untoward」も「unfavorable」同様にネガティブな意味を持ちますが、主に突発的で予期しない不運や問題を指します。例えば、何かが意図せずに起こった場合や、望ましくない事態が突如として発生した時に使われます。英語ネイティブは、「unfavorable」は計画や状況に対する評価として使うのに対し、「untoward」はより突発的な出来事に焦点を当てることが多いと理解しています。このように、二つの単語は似た意味を持ちながらも、使用される文脈やニュアンスには違いがあります。
The weather forecast predicts unfavorable conditions for tomorrow's picnic.
天気予報は、明日のピクニックに対して好ましくない条件を予測しています。
The weather forecast predicts untoward conditions for tomorrow's picnic.
天気予報は、明日のピクニックに対して予期しない悪い状態を予測しています。
この文脈では、「unfavorable」と「untoward」は置換可能です。「unfavorable」は一般的に好ましくない状況を示し、計画に対して期待されない結果を指しますが、「untoward」は予期しない問題や状況を強調します。

類語・関連語 2 : inappropriate

inappropriate」は「不適切な」や「場にふさわしくない」という意味で、主に社会的な文脈で使われます。行動や発言がその場に相応しくない場合に用いられ、特に礼儀やマナーに反することを指します。たとえば、正式な場での軽薄な発言や、特定の状況において不適切な服装などが該当します。
untoward」は「好ましくない」や「不運な」といった意味を持ち、何か望ましくない事態や結果を指します。この単語は、日常的な会話ではあまり使われず、文語的またはフォーマルな文脈で用いられることが多いです。たとえば、「untowardな出来事」と言った場合、それは予期しない悪い出来事や不運な状況を指します。ネイティブスピーカーは「inappropriate」を使う際には、具体的な文脈や社会的な規範に照らし合わせた適切さを意識し、「untoward」を使う際には、より一般的な不運や好ましくない状況を指し示すことを重視します。つまり、両者は「不適切さ」を表す点では共通していますが、使用される場面やニュアンスにおいては異なる印象を与えます。
His comments were deemed inappropriate for the occasion.
彼のコメントはその場にふさわしくないと見なされました。
His comments were deemed untoward for the occasion.
彼のコメントはその場に好ましくないと見なされました。
この場合、「inappropriate」と「untoward」は同じ文脈で使われており、どちらも不適切さを表しています。ただし、「inappropriate」はより具体的に場にふさわしくない行動や発言を指し、「untoward」はもう少し広い意味での好ましくない状況を指すため、ニュアンスの違いがあります。

類語・関連語 3 : unfortunate

類義語unfortunateは「不運な」「残念な」という意味を持ち、好ましくない状況や出来事を指す際に使われます。一般的に、日常会話や文章で広く使われる単語で、何かが期待通りにいかなかった時などに用いられます。
一方で、untowardは「望ましくない」「不都合な」という意味で、一般的にはあまり日常的な会話には登場しない単語です。untowardは、特に予期しないトラブルや問題を指す際に使われることが多く、よりフォーマルな文脈で用いられることが一般的です。unfortunateは、ネガティブな状況を軽く触れる時や、同情を示す時に使うことが多いのに対し、untowardは、問題の深刻さや不適切さを強調する場合に用いられる傾向があります。このため、両者の使用シーンは異なり、ネイティブスピーカーは文脈に応じて使い分けます。
It was unfortunate that the event was canceled due to the rain.
雨のためにイベントがキャンセルされたのは残念だった。
It was untoward that the event was canceled due to the rain.
雨のためにイベントがキャンセルされたのは不都合だった。
この場合、両方の単語が使えますが、unfortunateは感情的な反応を示すのに対し、untowardは状況の予期せぬ問題を強調しています。

類語・関連語 4 : improper

単語improperは「不適切な」「不正な」といった意味を持ち、一般的には社会的な基準やルールに反する行動や態度を指します。この単語は、特に行動や振る舞いが一般的に受け入れられない場合に使われることが多いです。例えば、公共の場でのマナーに反する行為などに対して使われます。
一方、単語untowardも「不適切な」という意味を持ちますが、そのニュアンスはやや異なります。untowardは、特に不運や不都合な状況を表す場合に使われることが多く、単に不適切であるだけでなく、予期せぬ困難や問題を伴うことを示唆することが多いです。例えば、特定の行動が望ましくない結果を引き起こす場合に使われます。このように、両者は似た意味を持ちながらも、使用される文脈や感情的なニュアンスに違いがあります。ネイティブスピーカーは、状況に応じてこれらの単語を使い分けることができるため、文脈を理解することが重要です。
His behavior at the meeting was considered improper by his colleagues.
彼の会議での振る舞いは同僚たちによって不適切だと考えられた。
His behavior at the meeting was considered untoward by his colleagues.
彼の会議での振る舞いは同僚たちによって不適切だと考えられた。
この例文では、improperuntowardは同じ文脈で使われており、どちらも「不適切な」という意味を持っています。ただし、untowardの方が、行動が予期せぬ問題を引き起こす可能性を暗示する場合があるため、文脈によってはその微妙な違いが重要になることがあります。

類語・関連語 5 : awkward

awkward」は、一般的に「不器用な」「ぎこちない」という意味を持ちます。人とのコミュニケーションや行動において、自然でない、または不快な状況を表現する際に使われることが多いです。特に、社交的な場面での緊張感や不安を伴う場合に適しています。
untoward」は、主に「好ましくない」「不都合な」という意味で使われ、特に予期しない悪い出来事や状況を指します。例えば、計画通りに進まない場合や、何か思わしくない事態が起こった時に用いられます。ネイティブは、awkwardを使うことで人間関係のぎこちなさや不快感を強調し、untowardを使うことで状況や出来事が悪い方向に進むことを表現します。このため、両者は似たような文脈で使われることもありますが、ニュアンスに違いがあります。
It was an awkward moment when I realized I had forgotten her name.
彼女の名前を忘れてしまったことに気づいた時、ぎこちない瞬間でした。
It was an untoward moment when I realized I had forgotten her name.
彼女の名前を忘れてしまったことに気づいた時、不都合な瞬間でした。
この文脈では、awkwarduntowardは置換可能ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。awkwardは人間関係のぎこちなさや不安を強調し、untowardは状況が予期せぬ不都合であったことを指します。
He felt awkward when he had to speak in front of the large audience.
彼は大勢の聴衆の前で話さなければならない時、ぎこちない気持ちになりました。


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untowardの会話例

untowardのビジネス会話例

「untoward」は主に「不都合な」、「好ましくない」といった意味で使われる言葉です。ビジネスシーンでは、予期しない問題や障害が発生した際にその状況を表現するために使用されることがあります。一般的にはネガティブなコンテキストで使われ、計画やプロジェクトに影響を及ぼす事象について言及する際に適しています。

  1. 不都合な、好ましくない

意味1: 不都合な、好ましくない

この会話では、プロジェクトにおける予期しない問題について話し合っています。「untoward」は、進行中のプロジェクトに対する影響を表現するために使われています。ビジネスの現場では、問題や障害が出たときにその影響を冷静に分析することが重要です。

【Example 1】
A: We encountered some untoward issues during the last phase of the project.
A: プロジェクトの最終段階で、いくつかの不都合な問題が発生しました。
B: What kind of untoward issues are we dealing with?
B: どんな不都合な問題に直面しているのですか?

【Example 2】

A: The client raised an untoward concern about our timeline.
A: クライアントが私たちのタイムラインについて好ましくない懸念を提起しました。
B: We need to address that untoward concern immediately.
B: その不都合な懸念にはすぐに対処する必要があります。

【Example 3】

A: I think the untoward situation could affect our reputation.
A: その不都合な状況が私たちの評判に影響を与えると思います。
B: Yes, we have to find a way to mitigate the untoward effects.
B: そうですね、その好ましくない影響を軽減する方法を見つけなければなりません。

untowardのいろいろな使用例

形容詞

1. 社会的規範に反すること

不適切な行動

この分類では、untowardが社会的な規範や期待に反する行動を示す場合を扱います。不適切な行動は、礼儀正しさや道徳基準に逆らう行動を指し、社会的な場面での評価を下げることがあります。
The untoward behavior displayed at the event left a negative impression on the guests.
そのイベントで見られた不適切な行動は、ゲストに否定的な印象を残しました。
  • untoward remarks - 不適切な発言
  • untoward effects - 不都合な影響
  • untoward situations - 不適切な状況
  • untoward conduct - 不適切な行動
  • untoward incidents - 不幸な出来事
  • untoward comments - 不適切なコメント
  • untoward reactions - 不適切な反応
  • untoward expressions - 不適切な表現
  • untoward behavior - 不適切な振る舞い
  • untoward attitudes - 不適切な態度

社会的な期待との不一致

ここでは、社会的な期待やノルムに反する状況を強調します。untowardは、よくある行動様式や期待から外れることによって生じる不快感や違和感を指すことがあります。
Her untoward comments during the meeting were unwelcome and out of place.
会議中の彼女の不適切な発言は、歓迎されず場違いでした。
  • untoward suggestions - 不適切な提案
  • untoward claims - 不当な主張
  • untoward gestures - 不適切なジェスチャー
  • untoward perceptions - 不適切な認識
  • untoward beliefs - 不適切な信念
  • untoward traditions - 不適切な伝統
  • untoward practices - 不適切な慣行
  • untoward customs - 不適切な習慣
  • untoward choices - 不適切な選択
  • untoward expectations - 不適切な期待

2. 利益や幸福に反すること

不都合な影響

この分類では、untowardが個人や集団の利益や幸福を損なう場合に使用されます。特に、意図しない悪影響や結果について言及されます。
The project faced several untoward circumstances that jeopardized its success.
そのプロジェクトはいくつかの不都合な状況に直面し、その成功を危うくしました。
  • untoward consequences - 不都合な結果
  • untoward developments - 不適切な進展
  • untoward risks - 不適切なリスク
  • untoward challenges - 不適切な課題
  • untoward outcomes - 不都合な結果
  • untoward conditions - 不適切な条件
  • untoward issues - 不適切な問題
  • untoward experiences - 不適切な経験
  • untoward surprises - 不都合な驚き
  • untoward difficulties - 不適切な困難

結果としての不利益

この分類では、untowardが何らかの行動や状況の結果として生じる不利益を強調します。利益を害する場合や、期待しない結果を生むことを示しています。
His untoward decisions ultimately led to financial losses for the company.
彼の不適切な決定は最終的に会社の財務損失につながりました。
  • untoward effects - 不都合な影響
  • untoward losses - 不適切な損失
  • untoward impacts - 不都合な影響
  • untoward failures - 不都合な失敗
  • untoward disruptions - 不適切な中断
  • untoward deviations - 不適切な逸脱
  • untoward penalties - 不適切な罰
  • untoward penalties - 不都合な罰
  • untoward complications - 不適切な合併症
  • untoward liabilities - 不適切な責任

英英和

  • not in keeping with accepted standards of what is right or proper in polite society; "was buried with indecent haste"; "indecorous behavior"; "language unbecoming to a lady"; "unseemly to use profanity"; "moved to curb their untoward ribaldry"上流社会において正しいあるいは適切であるとされる受け入れられている基準に準じていないさま似気無い
    例:moved to curb their untoward ribaldry 彼らの無作法で下品な言葉の抑制をする気にさせられる
  • contrary to your interests or welfare; "adverse circumstances"; "made a place for themselves under the most untoward conditions"あなたの利益または幸福とは反対である都合悪い
    例:made a place for themselves under the most untoward conditions 最も厄介な条件の下でそれらのための環境を確保した