「impassive」は、感情を表に出さず、冷静であることを意味します。この言葉は、特に感情的な状況において、何事にも動じない態度を示す際に使用されます。例えば、悲しいニュースを聞いたときに顔色一つ変えない人を指すことができます。感情を内に秘めている状態や、外見上は無表情であることを強調するニュアンスがあります。
「unemotional」は、感情をあまり表に出さない状態を指しますが、必ずしも冷静さを示すわけではありません。例えば、何かに感情移入していないという意味も含まれます。そのため、「impassive」が冷静であることを強調するのに対し、「unemotional」は感情の欠如を示す場合が多いです。ネイティブスピーカーは、状況に応じてどちらの言葉を使うかを選びます。「impassive」は、特に厳しい状況での冷静さを強調したいときに使い、「unemotional」は、感情を表現しないことに焦点を当てる際に使うことが多いです。
She remained impassive during the intense discussion, not showing any signs of frustration.
彼女は激しい議論の最中、全くイライラの兆しを見せずに冷静を保った。
She seemed unemotional during the intense discussion, not showing any signs of frustration.
彼女は激しい議論の最中、全くイライラの兆しを見せずに感情を表さなかった。
この文脈では、両方の単語が置き換え可能ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。「impassive」は冷静さを強調し、「unemotional」は感情を表さないことに焦点を当てています。
類語・関連語 2 : stoic
「stoic」は、感情を表に出さず、冷静でいることを意味します。古代ギリシャのストイック哲学に由来し、困難な状況でも動じない姿勢を示します。「unemotional」と同様に感情を表さないことを指しますが、より内面的な冷静さや強さを強調するニュアンスがあります。
「unemotional」は、感情が表に出ない状態を指し、時には冷たさや無関心を感じさせることがあります。一方で、「stoic」は、感情を抑えるだけでなく、試練や困難に対して強い意志を持ち続ける姿勢を含意します。つまり、「unemotional」は単に感情を持たないことに焦点を当てるのに対し、「stoic」は、感情を抑えつつも冷静に状況に対処する力強さが強調されます。ネイティブスピーカーは、感情の抑制の理由や背景によってこれらの単語を使い分けることが多く、特に「stoic」は、逆境に立ち向かう力強い姿勢を示す際によく使われます。
He remained stoic during the difficult times, showing no signs of distress.
彼は困難な時期にも動じることなく、全く苦悩の兆しを見せませんでした。
He remained unemotional during the difficult times, showing no signs of distress.
彼は困難な時期にも動じることなく、全く苦悩の兆しを見せませんでした。
この文脈では、「stoic」と「unemotional」は同様に使用可能です。しかし、「stoic」は、特に逆境に対する強い態度を示す場合により適切であり、「unemotional」は単なる感情の欠如を指します。
「unfeeling」は、感情を持たない、無感情な、あるいは他人の感情に無関心な状態を指す形容詞です。この単語は特に、人の態度や行動が冷淡である場合に使われ、感情的な反応を示さないことを強調します。例えば、他人の苦痛や喜びに対して無関心である様子を表現する際に適しています。
「unemotional」と「unfeeling」は、どちらも感情を表さないという意味合いを持っていますが、微妙なニュアンスの違いがあります。「unemotional」は、感情がないことを示すだけでなく、感情表現が控えめであることを意味する場合もあります。一方、「unfeeling」は、感情の欠如や他者への無関心を強調し、より冷酷である印象を与えます。たとえば、ある人が悲しい出来事に対して涙を流さないことは「unemotional」と表現できますが、その人が他人の悲しみに対して全く無関心である場合は「unfeeling」が適切です。このように、使用する場面によって選ぶべき単語が異なることを理解することが重要です。
He seemed unfeeling when he heard the bad news about his friend.
彼は友人の悪い知らせを聞いたとき、無感情に見えた。
He seemed unemotional when he heard the bad news about his friend.
彼は友人の悪い知らせを聞いたとき、感情を表さなかったように見えた。
この場合、どちらの文でも「無感情」という意味が伝わりますが、「unfeeling」は冷淡さや無関心を強調し、「unemotional」は感情の控えめさを示唆しています。
She had an unfeeling response to the tragedy, showing no signs of empathy.
彼女はその悲劇に対して無感情な反応を示し、共感の兆しを全く見せなかった。
「indifferent」は、特定の事柄や状況に対して無関心であることを意味します。感情的な反応がなく、興味や関心を示さない態度を表します。例えば、他人の気持ちや出来事に対して特に何も感じない場合に使われます。この単語は、ネガティブな意味合いを含むことが多く、冷淡さや無視する姿勢を示すことがあります。
「unemotional」は、感情を表に出さないことを意味しますが、必ずしも無関心とは限りません。例えば、unemotionalな人が悲しい出来事に直面しても、感情を抑えて冷静に対処することができるというニュアンスがあります。一方で、indifferentは、感情がないというよりも、対象に対して関心や興味を持たないことを強調します。このため、unemotionalは感情的な反応が抑えられていることを示す一方で、indifferentはその事柄自体に対する無関心を示す用語です。
He seemed indifferent to the news of his friend's failure.
彼は友人の失敗のニュースに無関心なようだった。
He appeared unemotional when he heard about his friend's failure.
彼は友人の失敗を聞いたとき、感情を表に出さないようだった。
この文脈では、両方の単語が使えますが、ニュアンスが異なります。「indifferent」は友人の失敗に対して興味や関心がないことを示し、「unemotional」は感情を抑えていることを示しています。
類語・関連語 5 : cold
単語coldは、「冷たい」や「無感情」の意味を持ちますが、特に感情面での距離感や冷たさを表現する際に使われます。人の性格や態度が温かみを欠いている場合、または他人に対して無関心である時に用いられます。
単語unemotionalは、感情を表現しないこと、または感情が薄い状態を指します。つまり、感情を隠したり、表に出さない様子です。一方でcoldは、感情がないだけでなく、その態度によって他人に対して冷たさや距離感を感じさせるニュアンスがあります。例えば、unemotionalな人は自分の感情をあまり表に出さないかもしれませんが、必ずしも他人に対して冷たい態度を示しているわけではありません。そのため、ネイティブは場面によってこの二つの単語を使い分けます。
She gave him a cold stare when he interrupted her.
彼女は彼が話を遮ったとき、冷たい視線を彼に向けた。
She gave him an unemotional stare when he interrupted her.
彼女は彼が話を遮ったとき、無感情な視線を彼に向けた。
この文では、coldとunemotionalの両方が自然に使われており、相手に対して冷たい態度を示すという意味合いが共通しています。ただし、coldはより強い否定的なニュアンスがあるのに対し、unemotionalは単に感情を表現しない状態を指しているため、感情の強さに違いがあります。
His cold response made her feel unappreciated.
彼の冷たい返事は、彼女に感謝されていないと感じさせた。