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tepidの意味・覚え方・発音

tepid

【形】 なまぬるい

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tepidの意味・説明

tepidという単語は「ぬるい」や「生ぬるい」を意味します。この言葉は主に温度に関して使われ、熱くも冷たくもない中間的な状態を指します。たとえば、飲み物が冷たすぎず、熱すぎない程度の温度を表現する際に用いられます。具体的には、テイストが物足りない場合や、期待していたほどの情熱や興奮が感じられない状態を表すこともあります。

tepidは、感情や反応の温度感を示すメタファーとしても使われることがあります。何かに対する関心や評価が低い場合に「tepid response」(生ぬるい反応)と言ったりします。このように、物理的な温度感だけでなく、精神的な温度感を含む広い意味を持つことが特徴です。

一般的には、風味や感情、反応などにおいて、物足りなさや温度感の不足を表現するために使われます。tepidは、何かが期待外れであったり、興味を引かない場合にピッタリの言葉と言えます。記号的に、ぬるさや無関心を品位に表現する際に適しています。

tepidの基本例文

The tea was tepid and tasteless.
お茶はぬるくて味気なかった。
The swimming pool was filled with tepid water.
プールはぬるい水で満たされていた。

tepidの意味と概念

形容詞

1. 温かい

「tepid」は、ぬるい、または温かいという状態を指します。この意味では、物理的な温度に関連して使います。たとえば、お風呂や飲み物の温度が適度に暖かい場合に使うことが多いです。この言葉は、快適さや心地良さを感じさせない場合にも使われることがあります。
The water in the pool was tepid, making it less refreshing on a hot day.
プールの水はぬるくて、暑い日にさっぱりしない。

2. 無関心な

「tepid」はまた、人々の興味や情熱が薄い状態を表すことがあります。例えば、何かに対して熱意を示さない場合、この言葉が使われます。会議やイベントの参加者が興味を示さないときに見かける表現です。
The audience's reaction was tepid, showing little enthusiasm for the performance.
観客の反応は無関心で、パフォーマンスに対して熱意が感じられなかった。

tepidの覚え方:語源

tepidの語源は、ラテン語の「tepere」に由来しています。「tepere」は「ぬるい」や「温かい」という意味を持っています。この言葉は、中世フランス語を経て英語に取り入れられました。tepidは、主に水や飲み物の温度を表す際に使われ、「ぬるい」「温い」を意味します。この言葉は、単に温度の状態を示すだけでなく、何かがあまり熱意や強さを持たないことを比喩的に表現することにも使われます。このように、tepidは物理的な温度だけでなく、感情や状況の温度感をも表現することができる語彙です。

tepidの類語・関連語

  • lukewarmという単語は、tepidと同じくぬるい温度を表しますが、特に飲み物や水に使われることが多いです。例えば、「lukewarm water」は「ぬるい水」を指します。
  • warmという単語は、tepidよりも温かいことを示し、快適さを感じさせる温度です。挨拶や雰囲気などの文脈でも使われます。例えば、「warm welcome」は「温かい歓迎」を意味します。
  • mildという単語は、tepidよりもさらに穏やかで控えめな状態を表し、気候や味にも使われます。たとえば、「mild flavor」は「まろやかな風味」を指します。
  • mediumという単語は、tepidとは異なり、適度または中間の温度を指します。料理の焼き加減や、量のバランスに使われることが一般的です。例えば、「medium heat」は「中火」を意味します。
  • neutralという単語は、tepidとは異なり、特定の方向性や強さを持たない中立的な状態を表します。色や意見などにも使われることがあります。例えば、「neutral tone」は「中立のトーン」を意味します。


tepidの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : lukewarm

単語lukewarmは、温度がややぬるい状態を表す言葉ですが、比喩的に使われることもあります。例えば、興味や情熱が薄い状況を示す時にも用いられます。この単語は、熱くも冷たくもない中間的な状態を強調するため、感情や意見がはっきりしないことを表現する際にも使われます。
一方、単語tepidも同様に「ぬるい」という意味を持ちますが、使われる文脈が若干異なります。通常tepidは、水温や飲み物の温度に対して使用されることが多く、感情や態度についてはあまり使われません。ネイティブスピーカーは、lukewarmを感情や意見に関連させて使うことが多いため、両者の意味は似ていてもニュアンスに違いがあります。例えば、lukewarmは「冷淡な反応」を示すのに対し、tepidは「温度の低い飲み物」を指すことが一般的です。
The coffee was lukewarm after sitting out for too long.
コーヒーは出してから時間が経ったのでぬるくなっていた。
The coffee was tepid after sitting out for too long.
コーヒーは出してから時間が経ったのでぬるくなっていた。
この例文では、lukewarmtepidは互換性があります。どちらも飲み物の温度を表しており、その文脈では自然に置換可能です。

類語・関連語 2 : warm

単語warmは「温かい」という意味を持ち、温度や感情、雰囲気など、広い範囲で使用されます。物理的な温度だけでなく、親しみやすさや快適さを表す際にも使われるため、文脈によってさまざまなニュアンスを持つ言葉です。
単語tepidは「ぬるい」という意味で、温度が高すぎず低すぎない状態を指します。この単語は、特に飲み物や温水に使われることが多く、心地よさや快適さが感じられない、やや不満足な状態を示すことがあります。一方、warmはもっと積極的に快適さや心地よさを感じさせるニュアンスがあります。つまり、tepidは「心地よくない」が、warmは「心地よい」といった具合に、ネイティブはこの2つの単語を使い分けています。
The soup was just warm enough to enjoy.
スープはちょうど楽しむのに十分な温かさだった。
The soup was just tepid enough to enjoy.
スープはちょうど楽しむのに十分なぬるさだった。
この文脈では、warmは「温かい」という快適さを感じさせるのに対し、tepidは「ぬるい」として心地よさを欠く印象を与えます。したがって、両者は同じ温度を示す場合でも、その受け取られ方が大きく異なるのです。

類語・関連語 3 : mild

mild」は、温度や味、性格などが穏やかで優しいことを示す形容詞です。通常、強さや激しさが少ない状態を表し、快適さや心地よさを伴うことが多いです。たとえば、気温が心地よいときや、辛さが控えめな食べ物を形容する際に使われます。
tepid」は主に温度に関連しており、人や物がぬるい、冷たすぎず熱すぎない状態を指しますが、一般的にはあまり好意的なニュアンスがありません。例えば、tepidな反応は、あまり感情がこもっていないことを示すことが多いです。一方、mildは、優しさや穏やかさを強調することが多く、ポジティブな印象があります。このように、mildは心地よさを伴う穏やかさを表現し、tepidはその冷たさや無関心を示すため、使い分けが重要です。
The weather today is mild, perfect for a walk in the park.
今日は穏やかな天気なので、公園を散歩するのにぴったりです。
The water in the pool is tepid, not too cold and not too warm.
プールの水はぬるいので、冷たすぎず暖かすぎません。
この例では、mildは心地よい温度を表し、ポジティブな印象を持っていますが、tepidはあまり良い印象を持たず、ぬるさを示しています。したがって、文脈に応じて使い分けが必要です。

類語・関連語 4 : medium

単語mediumは、「中間の」「適度な」という意味を持ち、温度や程度、サイズなどが極端でない状態を指します。例えば、料理の焼き加減や飲み物の温度などで使用されます。また、アートやメディアの分野でも「媒体」という意味で使われることがあります。このように、mediumはバランスの取れた状態や、極端ではないことを表現する際に使われることが多いです。
言葉の使い方において、tepidmediumは似た意味合いを持つことがありますが、ニュアンスには明確な違いがあります。tepidは、特に温度に関して「ぬるい」「温まっていない」という否定的な意味合いが強く、何かが期待される温度に達していないことを示します。一方でmediumは、単に「中間の」というポジティブな意味を含んでおり、極端ではない状態を表すため、温度や程度においてもバランスの取れた状態を指します。したがって、例えば料理における焼き加減を説明する際には、mediumが適切ですが、何かが十分に熱くない場合にはtepidが使われます。
The coffee was served at a medium temperature, making it pleasant to drink.
コーヒーは適度な温度で提供され、飲むのが心地よかった。
The coffee was served at a tepid temperature, making it less enjoyable to drink.
コーヒーはぬるい温度で提供され、飲むのがあまり楽しくなかった。
この場合、mediumは飲むのに適した温度を示し、ポジティブな印象を与えますが、tepidは温度が期待に応えていないことを示し、ネガティブな印象を与えます。

類語・関連語 5 : neutral

単語neutralは「中立的な」「偏りのない」という意味を持ち、感情や意見が特定の方向に傾いていない状態を指します。何かがneutralであるとき、それは特定の影響や判断を持たず、公平であることが強調されます。
一方で、単語tepidは「ぬるい」「熱意がない」という意味を持ち、特に温度や感情の強さに関して使われます。たとえば、飲み物がtepidであるとき、それはおいしさや楽しみが感じられない温度であることを示しています。ネイティブスピーカーは、この二つの言葉を文脈によって使い分けます。neutralは主に意見や態度に関連し、偏りのない立場を示すのに対し、tepidは主に物理的な状態や感情の冷たさを表します。たとえば、ある議論がneutralな立場を取る場合、その議論は特定の意見に偏っていないことを示しますが、もしその議論の熱意がtepidであれば、関心が薄いことを意味します。
The discussion remained neutral, avoiding any strong opinions on the matter.
その議論は中立的なままで、問題に対して強い意見を避けていました。
The coffee was tepid, lacking the warmth that would make it enjoyable.
コーヒーはぬるい状態で、楽しめる温かさが欠けていました。
この場合、neutraltepidは置換可能ではありません。neutralは意見や立場の偏りがないことを示し、tepidは物理的な温度の低さや熱意の欠如を表します。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

tepidの会話例

tepidの日常会話例

「tepid」は主に「ぬるい」や「生ぬるい」という意味で使われ、温度が低くも高くもない中間的な状態を指します。また、比喩的に人や物事に対して興味や熱意が欠けていることを表現する際にも用いられます。この単語は、特に飲み物や感情について使われることが一般的です。

  1. 温度がぬるい状態
  2. 熱意や興味が欠けている状態

意味1: 温度がぬるい状態

この会話例では、飲み物の温度について話しており、「tepid」が「ぬるい」という意味で使われています。友人同士が飲み物の温度について話し合っている状況で、あまり満足していない様子が見受けられます。

【Example 1】
A: I left my coffee out for too long, now it's tepid.
A: コーヒーを放置しすぎて、今はぬるいよ。
B: That’s not good! You should drink it while it’s hot.
B: それは良くないね!熱いうちに飲むべきだよ。

【Example 2】

A: Is your tea still hot?
A: お茶はまだ熱い?
B: No, it's tepid now. I need to reheat it.
B: いいえ、今はぬるいよ。再加熱しないと。

【Example 3】

A: How was the soup?
A: スープはどうだった?
B: It was tepid, not very appetizing.
B: ぬるいので、あまり食欲がわかなかったよ。

意味2: 熱意や興味が欠けている状態

この会話では、誰かの熱意や興味について話しており、「tepid」が比喩的に使われています。友人が他の人の反応に対して少し失望している様子が伺えます。

【Example 1】
A: Did you see Jane's reaction to the news?
A: ジェーンのニュースへの反応を見た?
B: Yes, it was quite tepid for such big news.
B: はい、そんな大きなニュースにしてはかなり生ぬるい反応だったね。

【Example 2】

A: What do you think about his presentation?
A: 彼のプレゼンテーションについてどう思う?
B: I found it rather tepid, he didn't seem excited at all.
B: 私はそれがかなり生ぬるいと感じたよ、彼はまったく興奮していないようだった。

【Example 3】

A: How was the movie everyone recommended?
A: みんなが勧めていた映画はどうだった?
B: Honestly, it was pretty tepid. I expected more.
B: 正直、かなり生ぬるい内容だったよ。もっと期待してたのに。

tepidのビジネス会話例

ビジネスの文脈において「tepid」は、通常「生ぬるい」や「熱意がない」という意味で使われます。これは、プロジェクトや提案に対する反応や関心が低い状態を示す際に用いられることが多いです。このような使い方は、業務において重要なフィードバックを表現する際に役立ちます。

  1. 熱意がない、もしくは無関心な様子

意味1: 熱意がない、もしくは無関心な様子

この会話では、プロジェクトの提案に対する反応があまり良くないことを示すために「tepid」が使われています。Aが提案した内容に対してのBの反応が期待外れであることを表現しています。このように、ビジネス環境でのフィードバックを具体的に伝えるために「tepid」が使用されています。

【Example 1】
A: I presented the new marketing strategy, but the response was quite tepid.
A: 新しいマーケティング戦略を提案したが、反応はかなり生ぬるかった
B: That's disappointing. We need to find out why the feedback was so tepid.
B: それは残念ですね。なぜ反応がそんなに生ぬるかったのかを調べる必要がありますね。

【Example 2】

A: The client's interest in our proposal seems to be tepid.
A: クライアントの私たちの提案に対する関心は生ぬるいようです。
B: We should consider adjusting our pitch to generate more excitement. What do you think?
B: 私たちはもっと興奮を生むようにプレゼンを調整することを考えるべきですね。どう思いますか?

【Example 3】

A: After the meeting, I felt the team's enthusiasm was a bit tepid.
A: 会議の後、チームの熱意が少し生ぬるかったと感じました。
B: Yes, we might need to motivate them better for the next project.
B: そうですね、次のプロジェクトのために彼らをもっと励ます必要があるかもしれません。

英英和

  • moderately warm; "he hates lukewarm coffee"; "tepid bath water"適度に暖かいなまぬるい
  • feeling or showing little interest or enthusiasm; "a halfhearted effort"; "gave only lukewarm support to the candidate"興味または熱中を少しも示さないまたは感じない適当