サイトマップ 
 
 

loiterの意味・覚え方・発音

loiter

【動】 ぐずぐずする

この単語はもう覚えましたか?
YES
NO
学習記録を保存するにはログインしてください

loiterの意味・説明

loiterという単語は「たむろする」や「ぶらぶらする」を意味します。この動詞は、人が特定の場所で無目的に時間を過ごす様子を表します。例えば、誰かが特に何かをするわけでもなく、道端や店舗の前で立ち止まっている場合、その行為を指して「loitering」と言います。

loiterのニュアンスには注意が必要です。この行動は時には不適切とされ、公共の場での「たむろ」は、特に警察の注意を引くことがあります。例えば、商業施設の前での無駄な待機が問題視されることがあります。また、loiterという単語は、目的がない状態で長時間その場に留まることを示唆するため、行動がだらしないという印象を与えることもあります。

この単語は、主に公共の場や人が集まる場所で使われることが多いです。人々が集まっているところでの「ただ時間を過ごす」行為を表すことが一般的です。したがって、loiterを使う際には、その場所や状況を考慮することが重要です。

loiterの基本例文

We can't loiter here all day, let's go somewhere else.
ここで一日中徘徊するわけにはいかない、他の場所に行こう。
The police told the teenagers not to loiter in the park.
警察はティーンエイジャーたちに公園で徘徊しないように言いました。
The security guard caught the man loitering in the building.
セキュリティーガードは建物で逗留している男を捕まえた。

loiterの意味と概念

動詞

1. たむろする

「loiter」は、特定の目的がなく場所にいることを指します。この動詞は一般的に、好きな場所で時間を無駄にするようなニュアンスで使われます。悪い文脈で使われることも多く、特に不審者や迷惑な行動をする人に対して使われることが多いです。
The kids were loitering around the mall after school.
学校の後、子供たちはショッピングモールの周りでたむろしていた。

2. 徘徊する

この意味では、特定の目的もなく、ゆっくりとしたペースで歩き回ることを指します。目的がなく、無駄に時間を過ごしていることを強調する表現です。街や公園などで人がふらふらしている様子に使われます。
He spent the afternoon loitering in the park.
彼は午後、公園で徘徊して過ごした。

loiterの覚え方:語源

loiterの語源は、古英語の「loir」(さまよい歩く、うろうろする)に由来しています。この言葉は、さらに遡ると、ゲルマン語派に属する言語に関連していると考えられています。基になる意味は「放浪する」「徘徊する」といったもので、特に特定の目的がなく、無駄に時間を過ごす様子を示しています。

14世紀の古英語の文献には、loiterという表現が見られ、この頃から「何かを待つ間や、目的もなく立ち尽くす」といった意味合いが強調されるようになりました。意味が派生して、特定の場所で無駄に時間を過ごす行為が強調され、現代英語では「たむろする」「うろうろする」という意味が定着しました。

loiterは、日常生活においては時にネガティブな文脈で使われることもあり、特に公共の場所において意味が変わることがあります。このように、loiterの語源や意味の変遷を理解することで、言語に対するより深い洞察を得ることができます。

loiterの類語・関連語

  • lingerという単語は、必要以上にその場に留まることを意味します。loiterよりも目的が曖昧ですが、決して悪い意図はないことが多いです。例:I lingered at the cafe.(カフェでのんびりしていました。)
  • dawdleという単語は、無駄に時間をかけたり、のろのろと行動することを指します。loiterとは違い、行動が遅いことに重点があります。例:He dawdled on the way.(彼は道でのんびりしていました。)
  • hang around
    hang aroundという単語は、特定の目的もなく、その場に残ることを意味します。loiterと似ていますが、カジュアルな表現です。例:They hang around the park.(彼らは公園でぶらぶらしています。)
  • meanderという単語は、特に目的なく、ぐるぐると歩くことを意味します。loiterよりも移動している雰囲気があります。例:We meandered through the streets.(私たちは通りをぶらぶら歩きました。)
  • stayという単語は、単純にその場所に留まることを意味します。loiterよりも一般的で、特に目的や意図に関しては触れません。例:I will stay here.(私はここにいます。)


loiterの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : linger

linger」は、物事が終わることなく、ある場所に留まることを指します。通常、心地よい時間や思い出がある場合に使われ、ネガティブな意味合いは少ないです。人や物事が「名残惜しい」と感じるような状況で用いられます。
一方で「loiter」は、特に目的もなく、無駄に時間を過ごすことを指します。通常は、公共の場での不審な行動を示唆する場合が多く、あまり好意的に受け取られません。ネイティブスピーカーは、「linger」はポジティブまたは中立的な意味合いで使い、「loiter」はネガティブな文脈で使うことが多いです。たとえば、友達と楽しい時間を「linger」させるのは良いことですが、路上で無目的に「loiter」していると、周囲から怪しまれることがあります。
We decided to linger at the coffee shop to enjoy our drinks.
私たちは飲み物を楽しむためにコーヒーショップに留まることにしました。
We decided to loiter at the coffee shop to enjoy our drinks.
私たちは飲み物を楽しむためにコーヒーショップに無駄に時間を過ごすことにしました。
この文脈では、「linger」は心地よい時間を過ごすことを示唆しているのに対し、「loiter」はあまり好意的ではない意味合いを持ちます。したがって、同じ場所に留まるという行動でも、両単語は異なる感情を伝えます。

類語・関連語 2 : dawdle

dawdle」は、時間を無駄にして遅れることや、必要以上にゆっくり行動することを指す言葉です。特に、急いでいるときにだらだらと動く様子を表します。日本語では「だらだらする」や「ぐずぐずする」というニュアンスが近いです。この単語は、何かをするべきなのにそれを避けている場合にも使われることがあります。
loiter」と「dawdle」は、どちらも時間を無駄にする行動を示す点で似ていますが、ニュアンスに違いがあります。「loiter」は、特に特定の目的や用事がなく、その場に留まっていることを強調します。例えば、誰かが店舗の前でただ立ち尽くしている場合、loiterが適切です。一方、「dawdle」は、行動が遅いことを強調し、何かをするべきなのにそれを怠けている状態を指します。例えば、学校に行く途中で友達と話し込んで遅れてしまう場合は、dawdleが使われます。つまり、loiterは目的がない状態での待機であり、dawdleは行動が遅れることに重点があります。
I always dawdle before leaving for school, chatting with my friends.
私は学校に行く前にいつも友達とおしゃべりをしてだらだらしています。
I always loiter before leaving for school, chatting with my friends.
私は学校に行く前にいつも友達とおしゃべりをして立ち尽くしています。
この場合、dawdleloiterはともに自然に使われますが、微妙なニュアンスの違いがあります。dawdleは、友達と話しているために遅れていることを示し、行動の遅さに焦点を当てています。一方、loiterは、特に目的なくその場に留まっていることを強調しています。

類語・関連語 3 : hang around

hang around」は、特定の目的がなく、ある場所に留まったり、時間を過ごしたりすることを指します。この表現はカジュアルで、友人と過ごす、待つ、または何かをする予定がない状態を示す際によく使われます。
loiter」も同様に目的がなくその場にいることを示しますが、一般的に法律や社会的な文脈において否定的なニュアンスを持つことが多いです。つまり、何かを待っているのではなく、ただ居るだけの状態が問題視されることがあります。例えば、公共の場で無駄に時間を過ごしていると見なされることがあり、特に許可のない場所での「loiter」は違法とされる場合があります。一方で「hang around」は友達と楽しむための行動として使われることが多く、よりポジティブなイメージを持っています。
I often hang around the park after school, just chatting with friends.
私は放課後、公園で友達とおしゃべりをしながらよく「hang around」します。
I often loiter in the park after school, just chatting with friends.
私は放課後、公園で友達とおしゃべりをしながらよく「loiter」します。
この場合、「hang around」と「loiter」は置換可能ですが、ニュアンスが異なります。「hang around」はカジュアルで友好的な印象を与えるのに対し、「loiter」は少し怪しい印象を与える可能性があります。特に公共の場で「loiter」することは、時には違法と見なされることがあるため注意が必要です。

類語・関連語 4 : meander

meander」は、目的もなくゆっくりと歩いたり、曲がりくねった道を進むことを指します。特に川や道が蛇行する様子を表現する際にも使用されます。この単語は、何かをするための明確な目的がない状態での動きを示し、どこかを探索する感覚を持っています。
一方で「loiter」は、特定の目的もなく、特定の場所に留まっていることを指します。たとえば、ある場所で時間を無駄にしている様子を表現する際に使われることが多いです。日本語に訳すと「たむろする」や「ウロウロする」となりますが、ネイティブの感覚としては「meander」がより自由に動き回るイメージを持つのに対し、「loiter」は動かずに同じ場所にいる印象があります。ですので、使い分けとしては、「meander」は動きの中にリラックスした探索を含み、「loiter」は目的を持たない滞在を強調するための言葉です。
After school, I like to meander through the park, enjoying the scenery.
放課後、私は公園をのんびりゆっくりmeanderするのが好きです。
After school, I often loiter in the park, not really doing anything.
放課後、私は公園でたむろウロウロloiterしていることが多いです。
この場合、両方の単語は「公園にいる」という状況を示していますが、「meander」は動きの中に探検的な要素を含むのに対し、「loiter」は特定の目的がないまま同じ場所にいることを強調しています。

類語・関連語 5 : stay

単語stayは、主に「滞在する」「留まる」といった意味で使われ、特定の場所や状態にとどまることを指します。この言葉は、快適な場所でのんびりする時や、ある状況を続ける時に使われることが多いです。
一方、単語loiterは「たむろする」「無目的にうろつく」といった意味を持ち、あまり好意的に使われません。特に、公共の場で何もせずにただ時間を過ごすことを指し、時には不審者として見られることもあります。英語ネイティブは、stayを使う場合、特に意図的にその場にいることを示すのに対し、loiterを使う場合は、無目的であることが強調されるため、ニュアンスが大きく異なります。
I decided to stay at the café for a while to enjoy my coffee.
私はコーヒーを楽しむためにカフェにしばらく滞在することにしました。
I saw some kids loiter in front of the café without any purpose.
私はカフェの前で目的もなくたむろしている子供たちを見かけました。
この例文では、stayは「快適な場所に留まる」というポジティブな意味合いを持ち、意図的な行動を示しています。一方で、loiterは「無目的にいる」というネガティブなニュアンスがあり、単にそこにいるだけではなく、周囲から不審に思われる可能性があります。したがって、文脈によって使い分けることが重要です。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

loiterの会話例

loiterの日常会話例

「loiter」は「たむろする」「ぶらぶらする」という意味で、特に特定の場所に無目的に長時間いることを指します。この言葉は日常会話において、友人同士での待ち合わせや、特定の場所での過ごし方について話す際に使われることが多いです。無駄に時間を過ごすことを暗示する場合もありますが、必ずしも悪い意味とは限りません。

  1. 特定の場所で無目的に過ごすこと

意味1: 特定の場所で無目的に過ごすこと

この会話では、友人たちが待ち合わせの時間に遅れたことについて話しています。「loiter」は、予定がないのに時間をつぶす行為として使われています。友人が「loiter」していたため、待ち時間が長くなったことを示唆しています。

【Example 1】
A: I saw you loiter at the café. What were you doing?
A: あなたがカフェでたむろしているのを見たけど、何をしていたの?
B: I was just waiting for you and decided to loiter a bit.
B: あなたを待っていただけで、少しぶらぶらしていたんだ。

【Example 2】

A: Why did you loiter outside the store for so long?
A: どうしてそんなに長い間店の外でたむろしていたの?
B: I was waiting for my friend to finish shopping and just ended up loitering.
B: 友達が買い物を終えるのを待っていたら、結局ぶらぶらしてしまったんだ。

【Example 3】

A: You shouldn't loiter around here; it looks suspicious.
A: ここでたむろしない方がいいよ、怪しく見えるから。
B: I know, but I was just loitering while waiting for my ride.
B: わかってるけど、乗り物を待っている間にぶらぶらしていただけなんだ。

loiterのいろいろな使用例

動詞

1. 目的もなくぶらつく、うろつく

公共の場でのうろつき

loiterという単語は、特定の目的もなく、ある場所に長時間とどまったり、ゆっくりと歩き回ったりする行為を表します。特に、公共の場所で不審な様子で立ち止まったり歩き回ったりする行為を指すことが多く、しばしば否定的なニュアンスを含みます。
Teenagers were loitering outside the convenience store late at night.
十代の若者たちが夜遅くコンビニの外でうろついていた。
The police officer asked the suspicious man to stop loitering around the school.
警察官は不審な男性に学校の周りをうろつくのを止めるよう求めた。
  • loiter in the mall - ショッピングモールでぶらつく
  • loiter around stations - 駅周辺をうろつく
  • loiter near schools - 学校付近をうろつく
  • loiter in doorways - 入り口付近にたむろする
  • loiter on street corners - 街角でうろつく
  • loiter in parking lots - 駐車場でうろつく

時間の浪費

Don't loiter after class, we need to catch the bus.
授業の後うろうろしないで、バスに乗らなければならないから。
  • loiter at work - 仕事中にぶらぶらする
  • loiter in hallways - 廊下でうろつく
  • loiter after meetings - 会議後にぐずぐずする
  • loiter between classes - 授業の合間にうろつく
  • loiter during breaks - 休憩時間中にぶらつく

警告・禁止の文脈

Signs clearly stated "No Loitering" in front of the building.
建物の前には「立ち止まること禁止」の看板が明確に示されていた。
  • no loitering allowed - 立ち止まることを禁止する
  • prohibited from loitering - うろつくことを禁止される
  • stop loitering around - うろつくのを止める
  • caught loitering - うろついているところを捕まる
  • prevent loitering - うろつきを防止する

英英和

  • be about; "The high school students like to loiter in the Central Square"; "Who is this man that is hanging around the department?"動き周って徘徊
    例:The high school students like to loiter in the Central Square. 高校生は、中央広場をぶらつくのが好きだ。