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dissensionの意味・覚え方・発音

dissension

【名】 不和、紛争

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/dɪˈsɛnʃən/

dissensionの意味・説明

dissensionという単語は「意見の相違」や「対立」を意味します。この単語は特に、集団や組織内での争いや不和を示す際に使われます。一般的に、dissensionは建設的な議論を超えた対立を指すことが多く、解決が困難な状況を表すことあります。対話や協力が欠如した状態を示唆するため、ネガティブなニュアンスが強い語です。

dissensionは、政策決定やチーム活動などでメンバー間の不一致が生じた場合に用いられることが多いです。また、政治や社会的なコンテキストでも広く使われます。この単語が使われる場面では、通常、意見の食い違いが引き起こす不和の深刻さを強調する意図があります。

dissensionという概念は、しばしば建設的な対話や解決策の欠如から生じるものであり、コミュニケーションの重要性が見えてきます。無秩序や混乱をもたらすことが多いため、適切な対処が求められる場合が少なくありません。このように、dissensionは単なる意見の相違を超えた深刻な問題を示す重要な表現です。

dissensionの基本例文

The dissension among the teammates caused their defeat in the championship.
チームメイト間の不和が彼らの優勝を妨げた。
The dissension within the company's management led to the resignation of several executives.
会社の経営陣内部の不和が幾人かの重役の辞任につながった。
The dissension between the two political parties created a hostile atmosphere in the parliament.
2つの政党間の不和が議会に敵意を作り出した。

dissensionの意味と概念

名詞

1. 意見の不一致

dissensionは、特に協力し合うことが期待されている人々の間で生じる意見の対立を指します。これは、グループやチーム内での意見の相違から生じる問題で、集団における団結を弱める可能性があります。
The committee faced dissension regarding the new policy proposals.
その委員会は新しい政策提案について意見の不一致に直面した。

2. 人間関係の対立

dissensionは、人間関係や行動、性格の衝突にも用いられます。異なる意見や行動様式が衝突することで、互いの関係が悪化することがあるため、注意が必要です。
Dissension among the team members led to a breakdown in collaboration.
チームメンバー間の対立が協力関係の崩壊を招いた。

dissensionの覚え方:語源

dissensionの語源は、ラテン語の「dissensio」に由来しています。この言葉は、「dis-」という接頭辞と「sensio」という名詞に分けられます。「dis-」は「離れて」や「分かれて」という意味を持つ接頭辞であり、「sensio」は「感じること」や「感覚」を意味します。したがって、dissensionは元々「感じが分かれること」や「意見が対立すること」を示す言葉でした。

英語に取り入れられる際には、政治や社会における意見の不一致や対立を表すのに使われるようになりました。これは、単に意見が異なるだけでなく、場合によっては深刻な対立を意味することもあります。このように、dissensionは、異なる意見が衝突する状況を表す重要な言葉であると言えるでしょう。

語源 dis
語源 dif
離れて、 反対の
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語源 ion
〜の状態、 〜であること
More

dissensionの類語・関連語

  • disagreementという単語は、意見や見解の相違を指します。dissensionよりも幅広い意味で使われ、軽い口論や意見の相違に用いられます。 例: "There was a disagreement about plans."(計画について意見の相違があった。)
  • discordという単語は、調和の欠如や、争いを含む不和を指します。dissensionよりも感情的な衝突を含む場合が多いです。 例: "There was discord among the team."(チームの間に不和があった。)
  • strifeという単語は、激しい対立や闘争を示します。dissensionよりも強い対立を示すため、特に深刻な争いに使われます。 例: "The region has faced strife for years."(その地域は何年も対立に直面している。)
  • contentionという単語は、主張の対立や議論の焦点を指します。dissensionよりも意見の戦いを強調するため、議論や論争の文脈でよく使われます。 例: "The contention over the issue was intense."(その問題に関する対立は激しかった。)
  • disputeという単語は、正式な対立や争いを示します。dissensionよりも法的な文脈や、より公式な議論に用いられることが多いです。 例: "They are in a dispute over the contract."(彼らは契約について争っている。)


dissensionの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : disagreement

単語disagreementは「意見の相違」や「不一致」という意味を持ち、特に人々が異なる意見を持つ状況を指します。この単語は、口論や対立を伴わない場合も含まれ、比較的穏やかなニュアンスを持つことが多いです。
一方で、単語dissensionは「対立」や「不和」を意味し、より深刻な意見の対立を示します。ネイティブスピーカーは、disagreementが日常的な意見の相違を表すのに対し、dissensionは特に組織内や集団内での深刻な対立を指す場合が多いと感じます。たとえば、家族や友人間の軽い意見の食い違いはdisagreementで表現されることが一般的ですが、政治的な問題に関する激しい意見の対立はdissensionとして表現されることが多いです。また、dissensionは時に分裂や争いを引き起こす可能性があるため、より重大な状況を示唆します。
There was a disagreement among the team members about the project direction.
プロジェクトの方向性について、チームメンバーの間に意見の相違があった。
There was a dissension among the team members about the project direction.
プロジェクトの方向性について、チームメンバーの間に対立があった。
この文脈では、両方の単語が置換可能ですが、dissensionを使うとより深刻な対立のニュアンスが伝わります。

類語・関連語 2 : discord

discord」は、意見や感情の不一致、特に人々の間での争いを指す言葉です。これはしばしば、個人やグループの間の調和がなく、対立や摩擦が生じている状態を表します。特に、社会的な文脈や関係性において使用されることが多いです。
dissension」と「discord」は、どちらも対立や不一致を意味しますが、微妙なニュアンスの違いがあります。「dissension」は、特に意見の違いや決定に対する反対意見を強調する際に使われることが多く、合意に至らないことを示します。一方、「discord」は、一般的に人々の間の不和や不一致を指し、感情的な対立が含まれることが多いです。このため、「dissension」はよりフォーマルな場面で使われることが多く、特定の意見の対立に焦点を当てているのに対し、「discord」は日常的な対話や状況で広く使われる言葉です。
The meeting ended in discord over the proposed changes to the policy.
会議は、提案された方針の変更についての不一致で終わりました。
The meeting ended in dissension over the proposed changes to the policy.
会議は、提案された方針の変更についての意見の対立で終わりました。
この例では、両方の単語が同じ文脈で自然に使われていますが、「discord」は感情的な不和を強調し、「dissension」は意見の対立に重点を置いています。
There was a lot of discord among the team members regarding the project direction.
プロジェクトの方向性について、チームメンバーの間に多くの不和がありました。

類語・関連語 3 : strife

単語strifeは「争い」や「対立」といった意味を持ち、特に人々の間での不和や摩擦を指します。これは、意見の不一致や競争から生じる緊張感や争闘を表すことが多いです。また、dissensionに比べ、より感情的で激しい対立を示すことが多いです。文脈によっては、社会や政治的な対立にも使用されることがあります。
単語dissensionは、主に意見の不一致や対立を示す際に使われますが、より冷静で理性的なニュアンスを持っています。strifeは、争いや衝突の激しさが強調される場面で使用されることが多く、感情的な側面が強いと言えます。一方で、dissensionは、議論や討論の結果として生まれる意見の不一致に焦点が当てられ、必ずしも感情的な争いを含まない場合があります。このように、両者の違いは、対立の性質や強さにあります。ネイティブスピーカーは、状況に応じてどちらの単語を使うかを選び、strifeはより劇的な状況で、dissensionは議論の一環として使うことが多いです。
The community was divided by strife over the proposed changes to the school curriculum.
その地域は学校のカリキュラムの提案された変更を巡って争いに分かれていた。
The community was divided by dissension over the proposed changes to the school curriculum.
その地域は学校のカリキュラムの提案された変更を巡って意見の不一致が生じていた。
この例文では、strifedissensionが同じ文脈で使われていますが、strifeはより感情的で激しい対立を示し、dissensionは意見の不一致を冷静に表現しています。

類語・関連語 4 : contention

contention」は、意見の対立や競争を指す言葉で、特に特定の問題に関する議論や論争を意味します。この単語は、物事の解決や合意を目指す過程において、異なる立場を持つ人々がどのように意見を述べ合うかに焦点を当てています。
dissension」は、一般的にはより強い対立や分裂を示す言葉です。例えば、家族やグループの中で意見の相違が生じて、雰囲気が悪化したり、互いに理解し合えなくなるような状況で使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、contentionがより論理的な議論に焦点を当てているのに対し、dissensionは感情的な対立や不和を強調するニュアンスがあると感じることが多いです。つまり、contentionは建設的な意見の相違を示すことがあり、dissensionは破壊的な対立を示す傾向があります。
The contention between the two teams was heated, but they managed to reach a compromise.
二つのチーム間の対立は激しかったが、彼らは妥協に達することができた。
The dissension within the committee led to a breakdown in communication.
委員会内の不和は、コミュニケーションの崩壊を招いた。
この二つの文は、両方の単語が異なるニュアンスを持っていることを示しています。contentionは、意見の対立があったものの、最終的にはポジティブな結果に結びついたことを強調しています。一方で、dissensionは、コミュニケーションが悪化するような深刻な対立を表しており、よりネガティブな状況を示唆しています。

類語・関連語 5 : dispute

単語disputeは、「争い」や「議論」を意味し、特に意見の相違や対立がある場合に使われます。口頭や書面での争い、または法律的な争いに関連することが多いです。感情的な対立よりも、論理的な議論や意見の違いを強調する場面で用いられます。
単語dissensionは、より深刻で持続的な対立や不和を意味します。特に集団や組織内での意見の不一致や対立が強調され、時に分裂や混乱を引き起こすことがあります。ネイティブは、disputeが一時的な争いに対して使われることが多いのに対し、dissensionはより深刻で根深い対立を指すと理解しています。たとえば、家族や政治団体の間での意見の違いが長引き、分裂を引き起こすような状況にはdissensionが適していますが、単なる意見の相違や討論にはdisputeが適用されます。
The two parties were in a dispute over the terms of the contract.
二つの当事者は契約の条件について争っていた。
The two parties were experiencing dissension regarding the terms of the contract.
二つの当事者は契約の条件について不和を経験していた。
この場合、両方の文での用法は自然であり、disputeは単なる争いを、dissensionはより深刻な不和を示しています。ただし、契約条件に関する争いが深刻化する場合、dissensionが使われることが多いです。


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dissensionの会話例

dissensionのビジネス会話例

ビジネスにおける「dissension」は、主に意見の不一致や対立を指します。これは、チーム内や経営陣の間での意見の相違が生じた場合に使われることが多く、適切に対処しないと、組織の士気や生産性に影響を及ぼすことがあります。特に、意思決定やプロジェクトの進行において重要な要素となるため、注意深く管理する必要があります。

  1. 意見の不一致
  2. 内部対立
  3. チームの分裂

意味1: 意見の不一致

この会話では、プロジェクトに関する意見の不一致がどのように生じ、解決に向けての議論が行われているかを示しています。「dissension」は、意見の対立を表現するために使われています。

【Exapmle 1】
A: I believe we should focus on marketing this quarter, but there seems to be a lot of dissension about prioritizing product development.
A: 今四半期はマーケティングに集中すべきだと思いますが、製品開発を優先すべきだということでかなりの意見の不一致があるようです。
B: Yes, I think we need to find a balance between the two to avoid further dissension.
B: そうですね、さらなる意見の不一致を避けるために、両者のバランスを見つける必要があります。

【Exapmle 2】

A: The dissension in the team is affecting our productivity. We need to address the issues directly.
A: チーム内の意見の不一致が生産性に影響を与えています。問題に直接対処する必要があります。
B: I agree. If we don't resolve this dissension, it could lead to bigger problems down the road.
B: 同意します。この意見の不一致を解決しなければ、将来的に大きな問題に発展する可能性があります。

【Exapmle 3】

A: The recent meeting revealed a lot of dissension over the budget allocations.
A: 最近の会議では、予算配分について多くの意見の不一致が明らかになりました。
B: True. We need a strategy to handle this dissension effectively.
B: 確かに。この意見の不一致に効果的に対処する戦略が必要です。

意味2: 内部対立

この会話では、組織内の対立がどのように影響を及ぼすかを示しています。「dissension」は、内部の対立によりチームワークが損なわれる可能性を表現しています。

【Exapmle 1】
A: I've noticed increasing dissension among the departments. It could hurt our collaboration.
A: 部門間の内部対立が増えていることに気づきました。これが私たちの協力に悪影響を及ぼすかもしれません。
B: Exactly! We need to hold a meeting to address this dissension before it escalates.
B: その通りです。この内部対立がエスカレートする前に、会議を開いて対処する必要があります。

【Exapmle 2】

A: The dissension in our project team is becoming a serious issue.
A: プロジェクトチーム内の内部対立が深刻な問題になりつつあります。
B: I agree. We should find a way to resolve this dissension quickly.
B: 同意します。この内部対立を迅速に解決する方法を見つけるべきです。

【Exapmle 3】

A: If we don't manage this dissension, it could lead to a breakdown in communication.
A: この内部対立を管理しなければ、コミュニケーションの崩壊につながるかもしれません。
B: That's true. We must tackle this dissension head-on.
B: それは本当です。この内部対立に正面から取り組まなければなりません。

dissensionのいろいろな使用例

名詞

1. 意見の不一致、対立、不和

組織や集団内での意見の対立

dissension という単語は、本来協力すべき人々の間での意見の不一致や対立を表します。特に組織、集団、チーム内での深刻な意見の相違や対立関係を指し、単なる意見の違いよりも、より深刻で持続的な対立状態を示します。
Internal dissension within the political party led to several members resigning from their positions.
政党内部の不和により、数名のメンバーが職を辞することとなった。
The team's performance suffered due to growing dissension among players over strategy.
戦略を巡る選手間の対立の深まりにより、チームの成績は低迷した。
  • internal dissension - 内部対立
  • growing dissension - 深まる不和
  • political dissension - 政治的対立
  • religious dissension - 宗教的対立
  • cause dissension - 不和を引き起こす
  • create dissension - 対立を生む
  • spread dissension - 不和を広める
  • resolve dissension - 対立を解消する
  • signs of dissension - 不和の兆候
  • dissension in the ranks - 組織内の対立
  • family dissension - 家族間の不和
  • workplace dissension - 職場での対立
  • public dissension - 公の場での対立
  • avoid dissension - 対立を避ける
  • overcome dissension - 不和を乗り越える

英英和

  • disagreement among those expected to cooperate協力するものと思われていた仲間の反対齟齬
  • a conflict of people's opinions or actions or characters人の意見、行動、性格の衝突食違い