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dispassionateの意味・覚え方・発音

dispassionate

【形】 冷静

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/dɪsˈpæʃənət/

dispassionateの意味・説明

dispassionateという単語は「冷静な」や「無感情な」を意味します。この言葉は、感情に左右されず、客観的に物事を判断する様子を表します。たとえば、感情的な状況においても、理性的な視点を保つことができる人を指すのに使われます。

この単語は、「感情を排除する」「公平である」といったニュアンスを持ちます。dispassionateな態度は、特に論理的な議論や判断を行う際に重要視されます。感情が入ると判断が曇ることがあるため、冷静さが求められる場合によく用いられます。また、評価や批評の場面でも、この言葉はポジティブな意味で使われ、主観的な意見を避けた冷静な分析を指します。

文脈としては、ビジネス、学問、法的な場面など、感情が重要でない場面でよく使用されます。dispassionateなアプローチは、信頼性のある判断や決定を導くために必要とされることが多いです。このような場面を想定すると、より理解が深まります。

dispassionateの基本例文

The judge should be dispassionate and neutral.
裁判官は冷静かつ中立であるべきです。
He spoke about his divorce in a dispassionate tone.
彼は自分の離婚について冷静な口調で語った。
Try to be dispassionate when discussing controversial issues.
論争のある問題を話し合うときは、感情を振り払ってみてください。

dispassionateの意味と概念

形容詞

1. 冷静な

この意味では、「dispassionate」は感情的な影響を受けず、論理や事実に基づいて物事を判断する姿勢を表します。冷静さは、判断を下す際の重要な要素であり、特に感情が高ぶる状況においては冷静さが求められます。例えば、デリケートな問題について話し合う際などに、この特質が必要とされるでしょう。
The judge made a dispassionate decision based on the evidence presented in the trial.
判事は、裁判で提示された証拠に基づいて冷静な判断を下した。

2. 偏見のない

「dispassionate」は、偏りや先入観を持たない状態を指すこともあります。この意味での使用は、公平な判断や評価が必要とされる場面で特に重要です。例えば、ある問題について異なる意見を持つ人々が話し合うとき、各人が偏見を捨て、他者の考えを尊重する姿勢が求められます。
In a dispassionate review, the critic praised the film for its cinematography rather than its storyline.
冷静なレビューの中で、批評家は物語よりも映像美を称賛した。

dispassionateの覚え方:語源

dispassionateの語源は、ラテン語の「passio」に由来しています。「passio」は「苦しみ」や「感情」を意味し、そこから派生した「passion」は、強い感情や情熱を表す言葉として知られています。「dis-」という接頭辞は「否定」を意味し、「passionate」すなわち「情熱的な」という形容詞から派生した「dispassionate」は、「情熱がない」または「感情に左右されない」という意味を持つことになります。このように、dispassionateは感情に影響されず、冷静かつ客観的に物事を判断する姿勢を指し示す言葉として使われるようになりました。英語における発音や用法もこの語源を反映しています。

語源 dis
語源 dif
離れて、 反対の
More
語源 pat
語源 pass
苦しむ、 耐える
More

dispassionateの類語・関連語

  • unemotionalという単語は、感情を表に出さないこと、冷静であることを意味します。感情を抑えて、事実だけを見るニュートラルな印象があります。たとえば、「He remained unemotional during the crisis.」は「彼は危機の間、感情を抑えていた。」という意味です。
  • impassionedという単語は、情熱的で感情が強いことを意味します。感情的に演説する場面などで使われることが多いです。必要な熱意や情熱を感じられる文脈で使います。たとえば、「She gave an impassioned speech about climate change.」は「彼女は気候変動について情熱的なスピーチを行った。」という意味です。
  • disinterestedという単語は、私情を交えずに公平に判断することを意味します。利害関係がないとされるため、公平さが強調されます。ビジネスや法的な文脈でよく用いられます。たとえば、「The judge was disinterested in the case.」は「裁判官はその事件に私情を交えなかった。」という意味です。
  • objectiveという単語は、主観を抜きにした、事実に基づいた判断を意味します。物事を公平に見る姿勢を示すため、分析や科学的判断に使われることが多いです。たとえば、「We need an objective analysis of the data.」は「私たちはデータの客観的な分析が必要です。」という意味です。
  • coldという単語は、感情が乏しい、無関心であることを意味します。人間関係においては、距離感のある姿勢を表します。あまり親しみがない様子を示します。たとえば、「His cold response surprised everyone.」は「彼の冷たい反応は皆を驚かせた。」という意味です。


dispassionateの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : unemotional

unemotional」は、感情を表に出さない、冷静な状態を指す言葉です。この単語は、感情に流されず、客観的に物事を考えたり判断したりすることを示します。感情に動かされずにいることから、時には冷たさや無関心さを感じさせることもありますが、必ずしも否定的な意味合いを持つわけではありません。
dispassionate」は、感情を排除した冷静さを強調する言葉で、特に判断や評価において客観性を重視する場面で使われます。「unemotional」と「dispassionate」はどちらも感情を抑えることを示していますが、「dispassionate」はより理性的で客観的な視点を持つことに重点が置かれます。一方で、「unemotional」は感情の欠如を示すことが多く、状況によっては冷たい印象を与えることがあります。例えば、感情的な状況で他人に対して冷静に対応することが求められる場面では、「dispassionate」の方が適切な表現となります。
She remained unemotional during the heated debate.
彼女は白熱した議論の間、感情を出さなかった。
She maintained a dispassionate perspective throughout the heated debate.
彼女は白熱した議論の間、冷静な視点を保っていた。
この文脈では、両方の単語が使えますが、unemotionalは感情を抑えている様子を強調し、dispassionateは理性的で客観的な態度を示しています。

類語・関連語 2 : impassioned

impassioned」は「情熱的な」「熱烈な」という意味を持ち、感情が高まった状態を表現します。何かに深い興味や愛情を持っている時に使われ、強い感情を伴う行動や言葉を指します。特に、演説や文章などで感情がこもった表現をする際によく使われます。
dispassionate」とは対照的に、「impassioned」は感情的な要素を強調します。「dispassionate」は冷静で客観的な態度を示し、感情に流されずに物事を判断することを意味します。ネイティブスピーカーは、議論や意見交換の場面では「dispassionate」なアプローチが求められる一方、感情を表現する必要がある場面では「impassioned」な表現が好まれます。このように、両者は感情の表現において対極に位置し、状況に応じて使い分けられます。
The speaker gave an impassioned plea for justice.
そのスピーカーは正義を求める情熱的な訴えをした。
The judge remained dispassionate during the proceedings.
その裁判官は手続き中、冷静さを保っていた。
この例文から、impassioneddispassionateは異なる文脈で使用され、互換性がないことがわかります。「impassioned」は感情的な訴えを強調するのに対し、「dispassionate」は感情を排除した冷静さを強調しています。

類語・関連語 3 : disinterested

単語disinterestedは、「利害関係がない」「公平な」「無私の」といった意味を持ちます。主に、特定の状況や問題に対して個人的な利益を持たず、客観的に判断する態度を表します。例えば、裁判官や仲裁者が公平に判断することを求められる場面で使われることが多く、感情に影響されない冷静さが強調されます。
単語dispassionateは、「情熱がない」「冷静な」「感情に左右されない」といった意味を含みますが、特に感情を排除して冷静に物事を分析する様子が強調されます。つまり、dispassionateは、感情を持たないことの重要性がある一方で、disinterestedは、利害関係がないことが重要です。たとえば、disinterestedは公正な判断を強調する場面で使われ、dispassionateは冷静な分析を求める場面で使われます。ネイティブスピーカーは、状況に応じてこれらの単語を使い分け、両者のニュアンスの違いを理解しています。
The judge remained disinterested throughout the trial, ensuring a fair outcome for both parties.
その裁判官は、両者にとって公正な結果を保証するために、裁判中は利害関係のない姿勢を保った。
The judge remained dispassionate throughout the trial, ensuring a fair outcome for both parties.
その裁判官は、両者にとって公正な結果を保証するために、裁判中は冷静な姿勢を保った。
この例文では、disinteresteddispassionateが置換可能ですが、それぞれ微妙なニュアンスの違いがあります。disinterestedは利害関係のない公正さを強調し、dispassionateは感情を排除した冷静さを強調しています。

類語・関連語 4 : objective

類義語objectiveは、「客観的な」という意味を持ち、個人の感情や偏見に影響されずに物事を評価する様子を示します。この言葉は、事実やデータに基づいた判断や意見を表す際に使われることが多いです。
一方で、dispassionateは「冷静な、情熱を持たない」という意味があり、感情的な関与がない状態を強調します。つまり、dispassionateは感情を排除した判断を指しますが、objectiveはより広い意味で、感情や個人的な意見に左右されないことを指します。ネイティブスピーカーは、dispassionateを使うときに、特に感情が一切加わらないことを強調したい場合が多く、objectiveは単に事実に基づく判断を表すために使われることが一般的です。
The judge made an objective decision based on the evidence presented.
裁判官は提出された証拠に基づいて客観的な判断を下しました。
The judge made a dispassionate decision based on the evidence presented.
裁判官は提出された証拠に基づいて冷静な判断を下しました。
この場合、両方の単語は置換可能ですが、dispassionateは感情が一切介入しないことを強調しており、objectiveは証拠に基づく事実を重視しています。

類語・関連語 5 : cold

単語coldは「冷たい、寒い」という物理的な温度を表すだけでなく、感情や態度が無関心または冷淡であることを示します。この単語は、相手に対して温かみや情熱がない様子を強調する際にも使われます。特に人間関係やコミュニケーションにおいて、他者に対して距離を置く姿勢を示すことが多いです。
単語dispassionateは「冷静な、感情に流されない」という意味で、特に判断や意見において感情を排除する態度を指します。つまり、理性的で客観的な立場を強調する場合に使われます。ネイティブスピーカーは、dispassionateを使う際、冷静さや客観性の重要性を感じ取っていることが多いです。対してcoldは、感情的な距離感や冷たさを強調することが多く、時には否定的な印象を与えることもあります。例えば、誰かが非常に冷たい態度を取っている場合、coldが使われることが一般的です。逆に、理性的な意見を述べる時にはdispassionateが適しています。
She responded to the criticism in a cold manner.
彼女は批判に対して冷たい態度で応じた。
She responded to the criticism in a dispassionate manner.
彼女は批判に対して冷静な態度で応じた。
この文では、双方の単語が適切に使われており、coldは感情的な冷たさを、dispassionateは理性的な冷静さを表しています。文脈によっては両者が交換可能ですが、受け手の印象は異なることがあります。


dispassionateの覚え方:関連語

Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

dispassionateの会話例

dispassionateの日常会話例

「dispassionate」は、感情を排除し冷静で客観的な態度を指す形容詞です。日常会話では、感情に左右されずに判断や意見を述べる場面で使われることがあります。また、冷静さを保つことが求められる話題について話す際にも適しています。一般的には、感情の高ぶりを抑えることが重要な状況で使われることが多いです。

  1. 感情を排除した冷静な態度

意味1: 感情を排除した冷静な態度

この会話では、友人同士が意見を交わす際に、感情に流されず冷静に考えることの重要性について話しています。dispassionateという言葉は、感情を抑えた判断を強調するために使われています。

【Example 1】
A: We should try to be dispassionate about this situation and look at the facts.
この状況については 冷静に 事実を見るようにしよう。
B: I agree. Emotions can cloud our judgment if we aren't dispassionate.
私も同意するよ。感情が入ると判断が曇るから、 冷静で いなければならないね。

【Example 2】

A: Do you think we can have a dispassionate discussion about our plans?
私たちの計画について 冷静な 議論ができると思う?
B: Yes, it’s important to remain dispassionate to make the best decisions.
うん、最善の決定を下すためには 冷静で いることが重要だね。

【Example 3】

A: Sometimes it's hard to be dispassionate when discussing personal matters.
個人的なことを話すときは 冷静で いるのが難しいこともあるよね。
B: True, but we should try to stay dispassionate to resolve the issues.
確かに。でも、問題を解決するためには 冷静で いようと努力すべきだね。

dispassionateのビジネス会話例

ビジネスにおいて「dispassionate」は、感情に左右されず冷静に物事を判断するというニュアンスで使用されます。この単語は、特に意思決定や議論において、感情を排除し客観的な視点からアプローチすることを指します。多くの場合、ビジネスの場面では冷静さや客観性が求められるため、この単語は重要な意味を持ちます。

  1. 感情を排除した冷静な判断
  2. 客観的な視点からの分析

意味1: 感情を排除した冷静な判断

この会話では、Aがdispassionateなアプローチを提案し、感情にとらわれずにビジネス上の問題を解決しようとしている状況が描かれています。

【Exapmle 1】
A: We need to take a more dispassionate approach to this issue to find the best solution.
B: この問題に対して最良の解決策を見つけるためには、もっと冷静なアプローチが必要です。
B: But emotions are running high, and it's hard to stay dispassionate.
A: しかし、感情が高ぶっているので、冷静でいるのは難しいです。
A: That's exactly why we must remain dispassionate in our discussions.
B: だからこそ、私たちの議論では冷静さを保たなければなりません。

意味2: 客観的な視点からの分析

この会話では、Aがdispassionateな視点からの分析の重要性を強調し、感情に流されずにデータに基づいた判断をする必要性について話しています。

【Exapmle 1】
A: We should evaluate the market trends in a dispassionate manner to make informed decisions.
B: 情報に基づいた判断をするために、市場のトレンドを客観的に評価すべきです。
B: I agree, but how can we ensure our analysis remains dispassionate?
A: そうですね、でも私たちの分析がどうやって冷静でいられるかが問題ですか?
A: By relying on data and avoiding emotional biases, we can keep our analysis dispassionate.
B: データに頼り、感情的なバイアスを避けることで、私たちの分析を冷静に保つことができます。

dispassionateのいろいろな使用例

形容詞

1. 感情や偏見に影響されない

分析的な観点

この分類では、物事を冷静に分析する能力や視点を強調します。感情に左右されず、客観的に状況を評価する際に使われることが多いです。
The dispassionate analysis revealed the flaws in the argument.
冷静な分析がその主張の欠陥を明らかにした。
  • dispassionate discussion - 冷静な議論
  • dispassionate perspective - 冷静な視点
  • dispassionate judgment - 客観的な判断
  • dispassionate reasoning - 冷静な理論
  • dispassionate evaluation - 客観的な評価
  • dispassionate assessment - 冷静な見積もり
  • dispassionate consideration - 冷静な考慮
  • dispassionate viewpoint - 冷静な見解
  • dispassionate reflection - 冷静な反省
  • dispassionate comparison - 冷静な比較

感情的な影響の排除

この分類においては、感情や偏見を排除した冷静さが求められるシチュエーションが含まれます。特にビジネスや批評の場面でよく見られます。
It is important to maintain a dispassionate stance when discussing sensitive topics.
デリケートな話題について話すときは、冷静な立場を保つことが重要です。
  • dispassionate approach - 冷静なアプローチ
  • dispassionate response - 冷静な反応
  • dispassionate communication - 冷静なコミュニケーション
  • dispassionate attitude - 冷静な態度
  • dispassionate outlook - 冷静な展望
  • dispassionate analysis - 冷静な分析
  • dispassionate conclusion - 冷静な結論
  • dispassionate dialogue - 冷静な対話
  • dispassionate treatment - 冷静な扱い
  • dispassionate intervention - 冷静な介入

2. 感情に無関心

主観的な体験

この分類では、個人の主観的な経験が感情や意見に影響されず、客観的な認識を持つことが強調されます。特に信頼性や正確さが求められる場面で使われます。
A dispassionate observation of the events helped clarify misunderstandings.
出来事の冷静な観察が誤解を明確にするのに役立った。
  • dispassionate observation - 冷静な観察
  • dispassionate understanding - 冷静な理解
  • dispassionate perception - 冷静な知覚
  • dispassionate knowledge - 冷静な知識
  • dispassionate experience - 冷静な経験
  • dispassionate insight - 冷静な洞察
  • dispassionate engagement - 冷静な関与
  • dispassionate interaction - 冷静な相互作用
  • dispassionate analysis - 冷静な分析
  • dispassionate memory - 冷静な記憶

その他

この分類では、特に冷静さが求められる他の状況や文脈が含まれます。感情を持たずに物事を判断することが重要とされます。
A dispassionate review of the manuscript was essential before publication.
出版前に原稿の冷静なレビューが不可欠だった。
  • dispassionate review - 冷静なレビュー
  • dispassionate feedback - 冷静なフィードバック
  • dispassionate criticism - 冷静な批評
  • dispassionate evaluation - 冷静な評価
  • dispassionate verdict - 冷静な評決
  • dispassionate reaction - 冷静な反応
  • dispassionate reporting - 冷静な報告
  • dispassionate role - 冷静な役割
  • dispassionate conclusion - 冷静な結論
  • dispassionate depiction - 冷静な描写

英英和

  • unaffected by strong emotion or prejudice; "a journalist should be a dispassionate reporter of fact"強い感情や偏見に影響を受けない冷静
    例:a journalist should be a dispassionate reporter of fact ジャーナリストは事実の冷静なレポーターであるべきである