類語・関連語 1 : labor
「labor」は、肉体的または精神的な努力を伴う作業や仕事を指します。特に、重労働や長時間の仕事を強調する際に使われることが多いです。また、労働者や作業者を指す場合にも使われます。この単語は、仕事をすることによって得られる成果や報酬を意識したニュアンスを持つことがあります。
「toil」と「labor」はどちらも「働く」という意味を持ちますが、使い方やニュアンスに違いがあります。まず、「toil」は、特に困難で疲れるような仕事や努力を伴う作業を強調することが多く、感情的な負担や苦しみを伴う場合に使われます。一方、「labor」は、単に働くことを示す一般的な用語であり、肉体的な労働だけでなく、知的な作業にも使用されます。また、「labor」は、労働者としての立場や集団を指す場合にも使われ、より広い文脈で使われることがあります。ネイティブスピーカーは、文脈に応じてこれらの単語を使い分け、特に「toil」はその苦労や大変さを強調する際に好まれます。
She had to labor in the fields from dawn till dusk.
彼女は夜明けから日暮れまで畑で働かなければならなかった。
She had to toil in the fields from dawn till dusk.
彼女は夜明けから日暮れまで畑で苦労して働かなければならなかった。
この例文では、「labor」と「toil」は同じ文脈で使用されており、置き換えが可能です。ただし、「toil」の方がより困難さや辛さを強調しています。
「struggle」は、困難や苦労を伴いながら何かを達成しようとする過程を示します。精神的または肉体的な苦労が含まれることが多く、自分の限界に挑戦する様子を表すことが多いです。「toil」と同様に、努力や労働を強調しますが、より感情的な要素や葛藤が含まれることがあります。
「toil」は通常、肉体的な労働や長時間の労働を指し、特に苦労や疲労を伴う作業を強調します。一方で「struggle」は、精神的、感情的な面が強調され、特定の目標に向かっての努力や葛藤を示します。例えば、「toil」は農作業や厳しい仕事を指すことが多いですが、「struggle」は試験に合格するための苦労や人生の課題に立ち向かう姿勢を表す場合が多いです。このように、どちらの単語も努力を示しますが、struggleはより感情的なコンテクストを持つことが多いです。
I had to struggle with the difficult math problems for hours.
私はその難しい数学の問題に数時間苦労しなければなりませんでした。
I had to toil over the difficult math problems for hours.
私はその難しい数学の問題に数時間取り組まなければなりませんでした。
この文脈では、「struggle」と「toil」は互換性があります。どちらの単語も「問題に対する努力」を表していますが、「struggle」は精神的な苦労を強調し、一方で「toil」は肉体的な労働や長い時間の努力を強調しています。
単語drudgeryは、単調で退屈な仕事や肉体的に過酷な作業を指します。この語は、特に楽しくない作業や、繰り返しの多い作業に対して使われることが多いです。労働や努力を強調する一方で、その内容が辛いものであることが暗示されています。
一方で、単語toilは、労働や努力を強調する言葉ですが、必ずしもその作業が退屈であるとは限りません。toilは、特に困難で長時間にわたる労働を指し、時には達成感や生産的な側面を持つこともあります。ネイティブスピーカーは、drudgeryを使う際には、その作業の楽しさが欠けていることを強調し、逆にtoilは努力や苦労を評価する文脈で使うことが多いです。そのため、両者は似た意味を持ちながらも、感情的なニュアンスや文脈によって使い分けられます。
She had to endure the drudgery of cleaning the house every weekend.
彼女は毎週末の家の掃除という退屈な作業に耐えなければならなかった。
She had to endure the toil of cleaning the house every weekend.
彼女は毎週末の家の掃除という大変な労働に耐えなければならなかった。
この文脈では、drudgeryとtoilは互換性がありますが、drudgeryはその作業が退屈であることを強調し、toilは苦労や努力を強調しています。どちらの単語も同じ文の中で自然に使われます。
類語・関連語 4 : grind
「grind」は「努力して働く」「懸命に勉強する」といった意味を持ち、特に長時間にわたって労働や勉強を続けることを指します。一般的には、苦労や辛さを伴う地道な作業を強調するニュアンスがあります。
一方で、toilは「苦労して働く」という意味を持ちますが、より肉体的な労働や過酷な環境での作業を強調することが多いです。ネイティブスピーカーは、grindを使用する際に日常的な努力や努力を重ねることを指す場合が多く、学校や仕事などでの地道な努力を表現することが一般的です。それに対して、toilは農業労働や重労働のように、身体的に厳しい状況での作業を指すことが多いです。このため、二つの単語は似たような状況で使われることがありますが、ニュアンスが異なるため、適切な文脈での使い分けが求められます。
After a long day at work, I often have to grind through my homework.
長い一日の仕事の後、私はしばしば宿題を懸命にやり遂げなければなりません。
After a long day at work, I often have to toil through my homework.
長い一日の仕事の後、私はしばしば宿題を苦労してやり遂げなければなりません。
この文脈では、両方の単語が使われており、どちらも「努力して宿題をする」という意味を持ちます。ただし、grindはより日常的な努力を強調し、toilはより辛い作業を強調するため、微妙に異なる印象を与えます。