類語・関連語 1 : toil
「toil」は、非常に困難で疲れる作業や労働を指します。一般的に、長時間の労働や苦労を伴う仕事を表し、肉体的または精神的に厳しい状況での努力を強調します。例えば、重労働をすることや、何度も繰り返される作業に取り組むことが含まれます。
「drudgery」と「toil」の違いは、主にその感情的なニュアンスにあります。「drudgery」は、単調で退屈な仕事を指し、労働が苦痛であることを強調します。一方で、「toil」は、苦労や努力に対する尊敬の念が込められていることが多く、結果を得るための必要な努力として捉えられることが一般的です。このため、「toil」は、困難さを伴うものの、目的意識を持った労働を示すことがあり、ポジティブな文脈で使われることもあります。逆に、「drudgery」は、単に面倒で退屈な作業を強調するため、ネガティブな印象を持たれることが多いです。
After a long day of toil, I finally finished my project.
長い一日を 労働 した後、やっとプロジェクトを終えました。
After a long day of drudgery, I finally finished my project.
長い一日を 単調な作業 した後、やっとプロジェクトを終えました。
この例文では、「toil」と「drudgery」が同じ文脈で使われていますが、ニュアンスが異なります。「toil」は努力や苦労を示し、ポジティブな結果を期待させる一方で、「drudgery」は退屈で苦痛な作業を強調しています。
類語・関連語 2 : grind
「grind」は、単調で退屈な作業や努力を表す言葉で、特に長時間にわたる肉体的または精神的な労働を指します。時には必死で努力し続けることを意味し、習慣的な仕事や努力の過程を強調する場合があります。
「drudgery」と「grind」はどちらも疲れる作業を指しますが、ニュアンスに微妙な違いがあります。「drudgery」は、特に退屈で単調な仕事を指し、感情的な負担を伴うことが多いです。たとえば、毎日同じことを繰り返すような作業は「drudgery」として捉えられます。一方で「grind」は、努力や苦労を強調する言葉で、日常的に努力を続けることや、特定の目標に向けた地道な作業を意味します。したがって、「grind」は必ずしも退屈な作業に限らず、成功に向けての努力を含む場合が多いです。このように、両者は似た状況で使われることもありますが、感情や状況の焦点が異なる点に注意が必要です。
Doing the daily grind at the office can be exhausting.
オフィスでの日々のグラインドは疲れる。
Working in a factory is often just mindless drudgery.
工場で働くことはしばしば単調なドゥラジーだ。
この例からわかるように、grindとdrudgeryは異なる文脈で使用されることが多いですが、同じように疲れる作業を指すことができます。grindは努力や継続的な労働を強調する一方で、drudgeryはその作業が退屈であることに焦点を当てています。
類語・関連語 3 : labor
単語laborは「労働」や「仕事」を意味し、特に肉体的または精神的な努力を伴う作業を指します。一般的には、職業や仕事に関連する文脈で用いられ、日常的な労働や長時間働くことに焦点を当てることがあります。英語圏では、労働者の権利や労働条件についての議論でもよく見られる単語です。
単語drudgeryは「単調で退屈な苦労」を意味し、通常は感情的な負荷を伴うような、やりたくない仕事を指します。一方で、laborはより広義の「労働」という意味を持ち、必ずしも否定的な感情を伴うわけではありません。例えば、drudgeryは日常の単純作業や退屈な仕事を強調し、労働に対するネガティブな感情を含むことが多いのに対し、laborは責任を持って行う仕事や努力を強調することができます。このため、ネイティブスピーカーは文脈によって使い分けることができ、drudgeryは特に辛い仕事や避けたい仕事を指す際に使われることが多いです。
He had to labor in the fields from sunrise to sunset.
彼は日の出から日没まで畑で働かなければならなかった。
His job was pure drudgery, with no excitement or variety.
彼の仕事は単調で退屈で、興奮や変化が全くなかった。
この場合、両方の文は労働の苦しさを示していますが、laborは一般的な働き方を示し、drudgeryは特に辛い、退屈な仕事に特化しているため、置換が不自然です。
His labor in the factory was essential for the company's success.
彼の工場での労働は会社の成功にとって不可欠だった。
類語・関連語 4 : chore
「chore」は、日常的に行う必要がある作業や雑用を指します。一般的には家庭内の仕事や義務、例えば掃除や洗濯などを指し、通常は面倒で退屈なものとされます。また、特に大きな負担を伴わない軽い作業を意味することが多いです。
一方で「drudgery」は、肉体的または精神的に厳しく、単調で退屈な作業を指します。どちらの単語も面倒な作業を表しますが、「drudgery」はより苦痛や重苦しさを含んだニュアンスがあります。例えば、単調でつまらない仕事が長時間続く場合は「drudgery」が適切ですが、家庭の雑務や軽い作業には「chore」が適しています。ネイティブスピーカーは、作業の性質や感じ方に基づいてこれらの単語を使い分けることが多いです。
Doing the laundry is just another chore I have to complete every week.
洗濯は、私が毎週やらなければならないただの雑用です。
Doing the laundry feels like drudgery when I have so many other things to do.
洗濯は、やるべきことがたくさんあるときには苦痛に感じます。
この例文では、両方の言葉が同じ文脈で使えますが、choreは軽い雑用としてのニュアンスであり、drudgeryはより重い負担を伴う作業としてのニュアンスを持っています。
類語・関連語 5 : duty
単語dutyは「義務」や「責任」を意味します。仕事や社会的な役割において果たさなければならない責任を指して使われることが多いです。例えば、仕事における役割や家庭での役割に関する文脈で用いられます。また、道徳的な義務感を伴うことが多く、責任感を強調するニュアンスがあります。
一方でdrudgeryは「単調で退屈な仕事」や「苦痛を伴う作業」を指します。特に、肉体的または精神的に過酷で報われないような作業を表現する際に使われます。このように、dutyは責任感や義務を強調するのに対し、drudgeryはその仕事が持つ苦痛や退屈さを強調します。ネイティブスピーカーは、dutyが「果たさなければならない責任」である一方、drudgeryは「嫌な仕事」といったニュアンスを持つことを理解しています。したがって、任務が厳しい場合でも、それが意味あるものであればdutyとして捉えられ、逆に無意味で退屈な作業であればdrudgeryと見なされることが多いです。
It is my duty to help my colleagues when they need assistance.
同僚が助けを必要とする時、私の義務です。
The work felt like drudgery, but I knew I had to do it.
その作業は単調で退屈に感じましたが、私はそれをやらなければならないことを知っていました。
この2つの例文では、dutyとdrudgeryがそれぞれ異なるニュアンスを持っています。最初の文では、dutyは積極的な義務を示しており、助けることが重要であることを伝えています。一方で、2つ目の文ではdrudgeryが使われており、作業が単調であることを強調していますが、義務としてやらなければならないという点は共通しています。このように、dutyは責任を感じることを、drudgeryはその作業が持つ苦痛を強調しています。
It is my duty to report any issues to my supervisor.
問題を上司に報告することは私の義務です。