「epilogue」は、特に文学作品や映画の最後に付け加えられる部分で、物語のその後やキャラクターの運命を語るために使われます。物語が終わった後の状況やテーマのまとめを提供し、読者や観客にさらなる理解を与えます。
一方で「postscript」は、手紙や文書の最後に加えられる追記を指します。これは通常、メインの内容に対する補足情報や、重要な点を強調するために用いられます。ネイティブスピーカーは、「epilogue」を主にストーリーの結末に関連する文脈で使い、一方で「postscript」は日常的なコミュニケーション(例えば、手紙やメール)での補足として使う傾向があります。このため、二つの単語は似たような場面で使われることがありません。
The story concluded with an emotional epilogue that tied up all the loose ends.
物語は、すべての未解決の事柄をまとめた感動的なエピローグで終わりました。
I added a postscript to my letter to remind her about the meeting.
私は手紙に、会議のことを思い出させるために追記を加えました。
この文脈では、両方の単語は使えません。「epilogue」は物語の結末に関するものであり、「postscript」は手紙や文書の追記です。従って、互換性はありません。
The author included an epilogue to explain what happened to the characters after the main story.
著者は、主な物語の後にキャラクターに何が起こったかを説明するためにエピローグを含めました。
類語・関連語 2 : note
単語noteは、主に情報やメモを記録するための短い文章や言葉を指します。日常生活やビジネスの場面で頻繁に使われ、手紙やメールの補足情報として追加されることもあります。特に、重要な点をまとめたり、注意を促したりする役割があり、親しみやすいニュアンスを持っています。
一方でpostscriptは、手紙や文書の最後に追加される補足的なメッセージを指します。これまでの内容に対して後で思い出したことや、重要な情報を告げるために使われます。ネイティブスピーカーは、noteがよりカジュアルで広範囲な用途に使われるのに対し、postscriptは特に手紙や公式な文書において、特定の文脈で使われることを理解しています。また、noteは通常、事前に計画された情報を伝える際に使われることが多いですが、postscriptは文書が完成した後に思いついたことを伝えるためのものです。このため、文脈によっては使い分けが必要です。
Please take note of the important deadlines for the project.
プロジェクトの重要な締切をご注意ください。
I added a postscript to remind you of the important deadlines for the project.
プロジェクトの重要な締切を思い出させるために追記を加えました。
この文脈では、noteは注意を促すための一般的な使い方であり、postscriptは文書の最後に追加された具体的な補足情報としての使い方です。どちらも重要な情報を伝えるために使われますが、noteは日常的な注意喚起として広く使われるのに対し、postscriptは特定の文脈で使われるため、注意が必要です。
「annotation」は、テキストやデータに対して付け加えられる説明やコメントを指します。主に学術的な文脈や分析的なコンテキストで使用され、特定の部分に対する理解や解釈を助けるために用いられます。postscriptと似ている点もありますが、より詳細な情報や分析を提供するためのものであることが特徴です。
「postscript」は、手紙や文書の最後に追加されるメッセージや補足情報を指し、通常は「P.S.」として表記されます。一方で、「annotation」は、文章やデータの特定の部分へのコメントや説明で、主に学術的または教育的な目的で使用されます。また、postscriptは、カジュアルなコミュニケーションで使われることが多いのに対し、annotationは、正式な文書や研究に関連することが一般的です。このため、postscriptは、感情や個人的な意見を表現するのに適しているのに対し、annotationは客観的な情報提供に重きを置いています。
The annotation provided by the teacher helped the students understand the complex text better.
教師が提供した「annotation」は、生徒たちが複雑なテキストをよりよく理解するのに役立ちました。
The postscript added by the author offered a personal touch to the letter.
著者が追加した「postscript」は、手紙に個人的なタッチを与えました。
この例文では、両方の単語は独自の文脈で用いられており、置換は不自然です。「annotation」は教育的なコメントや説明に関連する一方で、「postscript」は個人的なメッセージや補足情報に関連しています。したがって、使用する場面が異なるため、互換性はありません。
類義語addendumは、主に文書や契約書において、元の内容に追加される情報や修正を指します。具体的には、何かを補足するための書類や項目を意味し、特に公式な文脈で使われます。文書の後に付け加えられることが多く、内容の明確化や補足のために重要です。
一方、postscriptは、手紙やメッセージの最後に追加されるコメントを指します。これも補足的な情報ですが、カジュアルな文脈で使われることが多く、特に手書きのメッセージで見られます。ネイティブスピーカーは、postscriptを使うとき、あくまで個人的なメッセージや感情を表現する場面を想定することが多いのに対し、addendumは正式な文書の一部として機能します。このように、両者は「追加情報」という点では似ていますが、使われる文脈やトーンが異なるため、適切な場面で使い分けることが重要です。
The report included an addendum that clarified the initial findings.
その報告書には、初期の発見を明確にするための補遺が含まれていた。
The report included a postscript that clarified the initial findings.
その報告書には、初期の発見を明確にするための追記が含まれていた。
この場合、addendumとpostscriptはどちらも「補足情報」という意味で使われていますが、addendumは正式な報告書の一部としての位置付けが強いのに対し、postscriptはカジュアルな文脈での追加情報を指すことが多いです。