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perniciousの意味・覚え方・発音

pernicious

【形】 有害な、破壊的な

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perniciousの覚え方ヒント

perniciousの意味・説明

perniciousという単語は「有害な」や「悪影響を及ぼす」という意味を持ちます。この言葉は、他者や社会、環境などに対して非常にネガティブな影響をもたらすような状況を表す際に使用されます。特に、目に見えない形で徐々に影響を与える場合に用いられることが多いです。

この単語は主に形容詞として使われ、悪影響が極めて深刻であることを強調します。たとえば、ある習慣や思想が人々にとって非常に有害である場合、「pernicious influence」というフレーズで表現されます。また、健康に悪影響を与えるものや行動にも適用され、「pernicious effects on health」といった表現が見られます。

perniciousの用例は、社会問題や健康問題について議論するとき、または個人の行動が周囲に及ぼす影響を考える際によく見られます。このように、言葉の使われる文脈や場面に注意を払うことで、より深い理解につながります。

perniciousの基本例文

The pernicious ideology led to genocide.
有害なイデオロギーが種族大量虐殺につながった。
The pernicious rumors caused a lot of damage.
有害な噂は多大な被害をもたらしました。
The pernicious effects of smoking cannot be overstated.
喫煙の有害な影響は語り尽くせません。

perniciousの意味と概念

形容詞

1. 有害な

「pernicious」は、特に見えない形で悪影響を及ぼす様子を表します。単に有害であるだけでなく、その影響が知らず知らずのうちに進行する点が特徴です。このような状況は、環境や社会、人々の健康など、さまざまな側面で見られます。
The pernicious weeds spread quickly throughout the garden, choking out the native plants.
有害な雑草が庭中に急速に広がり、在来の植物を枯らしてしまった。

2. ひそかな悪影響を持つ

この意味では、「pernicious」は何かがゆっくりと悪化させる、または隠れた形での影響を強調しています。例えば、悪い習慣がだんだんと人の生活にネガティブな影響を与える様子に使われることが多いです。
The pernicious effects of misinformation can undermine public trust and safety.
偽情報のひそかな悪影響は、公共の信頼と安全を損なう可能性がある。

perniciousの覚え方:語源

perniciousの語源は、ラテン語の「perniciosus」に由来しています。このラテン語は「破壊的な」「致命的な」という意味を持ち、「per-(完全に)」という接頭辞と「nec-(殺す)」という動詞の語根から成り立っています。「nec-」は「死」や「殺す」という概念に関連しており、そのため「pernicious」は物事が徐々にまたは隠れた形で害を及ぼすことを示します。この語は、英語においては主に「有害な」「有毒な」という意味で使われ、物理的な害に限らず、思想や行動などの面でも使用されることがあります。そのため、言葉の使われ方には幅広い解釈があり、歴史的背景を持つ言葉となっています。

語源 nec
語源 nic
殺す
More
語源 ous
~でいっぱいの、 豊富な
More

perniciousの類語・関連語

  • harmfulという単語は、人や物に対して悪影響を与えることを示します。perniciousは特に意図的で長期的な害を指します。例えば、"harmful habits"(有害な習慣)はすぐには影響が出ないが、害があることを示します。
  • destructiveという単語は、物や存在を壊すことで、直接的な影響を与えることを示します。perniciousはより隠れた長期的な害を指し、微妙な悪影響を持つことが多いです。例えば、"destructive behavior"(破壊的な行動)はすぐにわかる影響があります。
  • detrimentalという単語は、特定の状況で不利益や損害をもたらすことを指しますが、perniciousはより広範囲で深刻な影響を持つことを暗示します。例えば、"detrimental effects"(有害な影響)は特定のものに焦点を当てています。
  • noxiousという単語は、特に毒性や有害性を強調しますが、perniciousはより隠蔽された害を指すことが多いです。生物に与える影響が深刻である場合は、noxiousが適切かもしれません。例えば、"noxious fumes"(有害な煙)は目に見えますが、perniciousは見えないかもしれません。
  • maliciousという単語は、悪意を持って行動することを指しますが、perniciousは悪意がなくても害を及ぼすことを示します。例えば、"malicious gossip"(悪意のある噂)は特定の意図を持ちますが、perniciousな影響は意図を持たないことが多いです。


perniciousの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : harmful

単語harmfulは「有害な」という意味を持ち、何かが人や環境に悪影響を及ぼすことを示します。例えば、化学物質や過剰なストレス、悪い習慣などがharmfulとされます。この単語は、悪影響が直接的である場合から、徐々に影響を及ぼす場合まで幅広く使われるため、非常に一般的に用いられます。
一方で、単語perniciousは「有害で、特に悪影響が隠れている」ニュアンスを持ちます。つまり、単に有害なだけでなく、その影響が気づかれにくい、または徐々に悪化していくような状況に使われることが多いです。例えば、悪化する病気や、社会的な問題などがperniciousと表現されることがあります。このように、harmfulはより直接的な有害性を強調するのに対し、perniciousはその影響が隠れている、または徐々に現れるような状況を示すため、ネイティブは二つの単語を使い分けます。
Smoking is known to be harmful to your health.
喫煙は健康に有害であることが知られています。
Smoking is known to be pernicious to your health.
喫煙は健康に有害であることが知られています。
この文脈では、harmfulperniciousは相互に置換可能ですが、ニュアンスの違いを考慮すると、perniciousは健康に対する影響が見えにくく、徐々に悪化する様子を強調する場合により適しています。

類語・関連語 2 : destructive

destructive」は、何かを壊したり、悪影響を及ぼしたりすることを指す形容詞です。この単語は、物理的なもの(例えば、建物や環境)や、心理的、社会的な側面においても使われます。基本的には「破壊的」という意味ですが、より広い範囲で使われることが多いです。
pernicious」は、「有害である」「悪影響を及ぼす」という意味合いが強調されている単語です。特に、見えない形で徐々に害を及ぼすような状況に使われることが多いです。例えば、悪習慣や悪影響を及ぼす情報など、直接的でない形で人や社会に悪影響を与える場合に使います。つまり、destructiveが破壊そのものを指すのに対し、perniciousはその影響が長期的であることが多いというニュアンスがあります。ネイティブスピーカーは、perniciousを使う際に、意識的に悪影響を及ぼしているもの、またはそれが徐々に広がっている様子を想像することが多いです。
The destructive effects of pollution can be seen in the declining health of the community.
汚染の破壊的な影響は、地域の健康の低下に見られます。
The pernicious effects of pollution can be seen in the declining health of the community.
汚染の有害な影響は、地域の健康の低下に見られます。
この場合、destructiveperniciousは互換性があり、どちらの単語も文脈に自然にフィットします。しかし、destructiveは具体的な破壊行為を暗示するのに対し、perniciousはその影響が目に見えない形で進行していることを強調しています。

類語・関連語 3 : detrimental

detrimental」は、「有害な」や「悪影響を及ぼす」という意味を持つ形容詞です。この言葉は、特に物事が人や環境に対して良くない影響を与える場合に使われます。たとえば、健康や成長に悪影響を及ぼすような状況や行動に対して用いられることが多いです。
pernicious」と「detrimental」はどちらも「有害」という意味を持っていますが、ニュアンスに違いがあります。「pernicious」は、意図的または潜在的に悪影響を及ぼす場合に使われることが多く、特にその影響が長期的で、目に見えない形で進行することが多いです。一方で、「detrimental」は、一般的に具体的な悪影響を指し、直接的で分かりやすい場合に使われることが多いです。たとえば、喫煙が健康に「detrimental」であるというのは明白ですが、社会に「pernicious」な影響を及ぼす偏見や習慣は、時間をかけてその悪影響が現れることが多いです。このように、使い分けには注意が必要です。
Smoking has a detrimental effect on your health.
喫煙は健康に悪影響を及ぼします。
Smoking has a pernicious effect on society as it promotes addiction.
喫煙は社会に有害な影響を及ぼします。それは中毒を助長するからです。
この例では、「detrimental」は健康への具体的な悪影響を指し、「pernicious」は社会全体に対する長期的な悪影響を指しています。したがって、文脈によって適切な単語を選ぶことが重要です。

類語・関連語 4 : noxious

「noxious」は、「有害な」や「悪影響を及ぼす」といった意味を持ち、特に健康や環境に対して危険を及ぼすような物質や状況を指します。この言葉は、通常、物理的な害や悪影響を伴うものに使われ、例えば毒素や有害な化学物質を表現する際に用いられます。
一方で、perniciousは、より広い意味で「悪影響を及ぼす」というニュアンスを持ち、特に徐々に、または見えない形で影響を及ぼす場合に使われることが多いです。noxiousが具体的な物質や環境に関連するのに対し、perniciousは社会的な問題や習慣、考え方など、抽象的なものにも適用されることがあります。例えば、悪習や有害な思想が社会に与える影響を語る際には、perniciousが適しています。このように、両者は共通して「有害さ」を表現しますが、その具体性や適用範囲において異なる感覚を持っています。
The noxious fumes from the factory made it difficult for people to breathe.
工場からの有害な煙は、人々が呼吸するのを困難にしました。
The pernicious influence of misinformation can lead to serious consequences in society.
誤情報の悪影響は、社会に深刻な結果をもたらす可能性があります。
この例文では、noxiousは具体的な物質(煙)を指しており、perniciousは抽象的な影響(誤情報)を表現しています。したがって、置換は可能ではなく、文脈に応じて適切な語を選ぶ必要があります。

類語・関連語 5 : malicious

malicious」は、他人に対して意図的に悪意を持って行動することを指します。この単語は、他者に害を与えることを目的とした行動や言動に使用され、特に、個人の感情や意図が強く反映される場面で使われます。たとえば、悪意のある噂を広めたり、他人を故意に困らせたりすることが該当します。
pernicious」は、悪影響や有害な結果をもたらすが、必ずしも意図的ではない場合にも使われることがあります。このため、malicious はより個人的で感情的な悪意を強調するのに対し、pernicious は広範囲にわたる悪影響や徐々に人々や社会に害を及ぼす状態を強調します。例えば、ある習慣や考え方が徐々に人々に悪影響を与える場合には、pernicious が適切です。一方、特定の個人が他者に対して意図的に害を与える場合は、maliciousが適しています。このように、両者は似た意味を持つものの、使用される文脈やニュアンスに違いがあります。
The malicious rumor spread quickly, damaging her reputation.
その悪意のある噂はすぐに広まり、彼女の評判を傷つけた。
The pernicious rumor spread quickly, damaging her reputation.
その有害な噂はすぐに広まり、彼女の評判を傷つけた。
この例文では、maliciouspernicious がどちらも使われている文脈が自然であることがわかります。どちらも噂が広がることで評判に悪影響を与えるという点では共通していますが、malicious は意図的な悪意を強調し、pernicious はその噂が持つ悪影響の広がりを強調しています。


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perniciousの会話例

perniciousの日常会話例

「pernicious」という単語は、「有害な」「悪影響を及ぼす」という意味を持ちます。日常会話では、主に何かが人や環境に悪影響を与える場合に使われます。この単語は、通常の会話ではあまり頻繁には使用されないものの、特定の文脈での使用が見受けられます。

  1. 有害な、悪影響を及ぼす

意味1: 有害な、悪影響を及ぼす

この意味では、「pernicious」が何かの悪影響について語られる場面で使われます。例えば、健康や環境に対する有害な要因についての会話でよく見られます。

【Example 1】
A: I think the constant exposure to pollution is really pernicious for our health.
A: 私は常に汚染にさらされることが、私たちの健康に本当に有害だと思う。
B: You're right. It's pernicious in ways we can't even see.
B: あなたの言う通りです。それは私たちが見えない形で悪影響を及ぼすことがあります。

【Example 2】

A: The rumors about her are quite pernicious for her reputation.
A: 彼女に関する噂は、彼女の評判にかなり有害です
B: Yes, it's pernicious to spread such false information.
B: そうですね、そのような誤った情報を広めるのは悪影響があります

【Example 3】

A: I worry that social media can have pernicious effects on young minds.
A: 私は、ソーシャルメディアが若い心に有害な影響を与えるのではないかと心配しています。
B: Absolutely, it can be pernicious if not used wisely.
B: まったくその通りです。賢く使わなければ、悪影響を及ぼすことがあります。

perniciousのビジネス会話例

「pernicious」は、ビジネス環境において特に危険で害を及ぼす要素を指す際に使用されることがあります。この単語は、ある状況や行動が長期的に悪影響を及ぼす可能性があることを示しています。それにより、企業戦略や市場分析において重要な意味を持つ場合があります。

  1. 長期的に有害な影響を持つ

意味1: 長期的に有害な影響を持つ

この意味では、perniciousが、特定のビジネス戦略や市場の変化が企業や顧客に対して長期的に悪影響をもたらす可能性を示す際に使われます。特に、競争環境や経済状況の変化に対する警告として用いられることが多いです。

【Example 1】
A: I think investing in that startup could be pernicious for our portfolio.
A: あのスタートアップに投資するのは、私たちのポートフォリオにとって有害かもしれないと思う。
B: Why do you think it's pernicious? They have a good product.
B: どうしてそれが有害だと思うの?彼らは良い製品を持っているよ。

【Example 2】

A: The new policy could have pernicious effects on employee morale.
A: 新しい方針は従業員の士気に悪影響を及ぼすかもしれない。
B: You're right, we need to think about the pernicious consequences.
B: あなたの言う通り、私たちはその悪影響について考える必要があるね。

【Example 3】

A: If we ignore the market trends, it might be pernicious for our growth.
A: 市場のトレンドを無視すると、私たちの成長に有害かもしれない。
B: Exactly, we can't afford any pernicious mistakes right now.
B: その通り、今は有害なミスを犯す余裕はないよ。

perniciousのいろいろな使用例

形容詞

1. 有害で隠れた影響を持つ

健康への影響

このカテゴリは、'pernicious'が健康や身体に対する悪影響を示す影響についての用法を示します。健康に悪影響を及ぼすことを強調する場合に使われます。
The pernicious effects of smoking can lead to serious health issues.
喫煙の有害な影響は、深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。
  • pernicious disease - 有害な病気
  • pernicious habits - 有害な習慣
  • pernicious chemicals - 有害な化学物質
  • pernicious effects - 有害な影響
  • pernicious influence - 有害な影響
  • pernicious mindset - 有害な考え方
  • pernicious addiction - 有害な依存

社会的影響

このカテゴリは、社会やコミュニティにおける悪影響についての用法を示します。社会的な観点からの無害でない影響を強調します。
The pernicious influence of misinformation can damage public trust.
誤情報の有害な影響は、公衆の信頼を損なう可能性があります。
  • pernicious propaganda - 有害な宣伝
  • pernicious stereotypes - 有害なステレオタイプ
  • pernicious influence in politics - 政治における有害な影響
  • pernicious effects on society - 社会への有害な影響
  • pernicious cycle - 有害な循環
  • pernicious rumors - 有害な噂
  • pernicious division - 有害な分裂

2. 隠れた方法で有害に働く

隠れた影響

このカテゴリでは、'pernicious'が見えない形で悪影響を及ぼす状況に関連しています。表面上は分からなくても、実際には害を及ぼすことを示します。
The pernicious spread of extremist ideologies often goes unnoticed.
過激思想の有害な広がりはしばしば見過ごされています。
  • pernicious spread - 有害な広がり
  • pernicious rumors - 有害な噂
  • pernicious negligence - 有害な怠慢
  • pernicious deception - 有害な欺瞞
  • pernicious marketing - 有害なマーケティング
  • pernicious trends - 有害な傾向
  • pernicious neglect - 有害な無視

影響の認識

この分類は、'pernicious'が意識されない形ですが、実際には影響を持つ状況に関連しています。こうした状況は、しばしば認識される前に悪影響を持ちます。
People often underestimate the pernicious effects of poor nutrition.
人々は、栄養不足の有害な影響を過小評価しがちです。
  • pernicious consequences - 有害な結果
  • pernicious factors - 有害な要因
  • pernicious underestimation - 有害な過少評価
  • pernicious reality - 有害な現実
  • pernicious environment - 有害な環境
  • pernicious assumptions - 有害な仮定
  • pernicious biases - 有害な偏見

英英和

  • working or spreading in a hidden and usually injurious way; "glaucoma is an insidious disease"; "a subtle poison"秘密の通常有害な方法で行うこと、または広めるさまわずか