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incidenceの意味・覚え方・発音

incidence

【名】 発生、発生率

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incidenceの意味・説明

incidenceという単語は「発生率」や「出来事の起こること」を意味します。この単語は一般的に、ある現象や事象が特定の期間や範囲内でどのくらい頻繁に起こるかを示す際に使われます。特に医学や統計の分野でよく見られ、特定の病気や感染症の発生件数を示すために使われることが多いです。

incidenceという言葉は、数値的なデータを伴うことが多く、例えば病気の調査において「ある病気のincidenceは年に100件です」といった形で用いられます。このように、何かが起こる頻度や割合に焦点を当てた表現であり、因果関係を理解するためにも重要な役割を果たします。

日常会話や一般的な文章ではあまり使われないかもしれませんが、専門的な文脈やデータ分析の場では頻繁に見かける言葉です。そのため、特定の現象についてより深く理解したいときに役立ちます。

incidenceの基本例文

The incidence of cancer is higher in smokers.
喫煙者の癌の発生率は高いです。
The incidence of accidents tends to increase during rush hour.
事故の発生率はラッシュアワーに増加する傾向があります。
The incidence of crime has been steadily decreasing in our neighborhood.
犯罪の発生率は私たちの近所で着実に減少しています。

incidenceの意味と概念

名詞

1. 発生率

発生率とは、特定の事象や出来事がどの程度頻繁に起こるかを示す指標です。例えば、病気の発生率は、その病気にかかる人の数を示し、公共の健康政策に影響を与える重要なデータです。この指標を理解することは、問題の広がりを把握し、適切な対策を講じるために不可欠です。
The incidence of flu cases increased during the winter months.
インフルエンザの発生率は冬の間に増加した。

2. 照射角

照射角は、光が物体の表面に当たる時の角度を指します。この概念は、光学や物理学の分野で特に重要であり、光の反射や屈折の理解に役立ちます。光が表面に当たる角度が変わると、見え方も変わるため、様々な実験や技術に応用されています。
The incidence of the light beam affected the visibility of the object.
光線の照射角が物体の視認性に影響を与えた。

incidenceの覚え方:語源

「incidenceの語源は、ラテン語の単語「incidens」に由来します。このラテン語は「真上に落ちる」や「入る」という意味を持つ「incidere」という動詞の現在分詞形です。「incidere」は「in-(中へ)」と「cadere(落ちる)」という語根から成り立っています。したがって、元々は何かが上から落ちてくる、あるいは何かに影響を及ぼすという意味合いを持っていました。

この語は、時間や場所において何かが起こること、または特定の出来事や状態が発生することを示すために使われるようになりました。英語においては、特に医学や統計学などの分野で「発生率」や「出来事の発生」を指す言葉として使われています。このように、incidenceは元の語源から派生して、特定の事象や影響を表す専門的な用語として発展してきたのです。」

語源 in
語源 im
中に
More
語源 ence
語源 ance
〜な性質
More

incidenceの類語・関連語

  • frequencyという単語は、ある事象が起こる回数や出来事の発生率を示します。incidenceは特定の出来事の特定時間内の発生を指しますが、frequencyは継続的な回数にフォーカスします。例: 高いfrequency (高い頻度) = High frequency
  • occurrenceという単語は、何かが実際に起こることを示します。incidenceは特に特定の状況や条件下での発生を指すことが多く、occurrenceは一般的な出来事を指します。例: 昨夜のoccurrence (昨夜の出来事) = Last night's occurrence
  • rateという単語は、特定の期間や状況下での発生の割合を示します。incidenceは主に病気や事件の発生を特定しますが、rateは広い範囲の事象に使われることがあります。例: 事故のrate (事故の発生率) = Accident rate
  • prevalenceという単語は、特定の集団内での疾患や状態の広がりを指します。incidenceは新しい症例の発生を強調しますが、prevalenceはその状態が存在する全体的な数を指します。例: 病気のprevalence (病気の広がり) = Disease prevalence
  • happeningという単語は、何かが実際に起こることをカジュアルに指します。incidenceはより特定の事象や問題を含意しており、形式的な表現が求められる場面で使用されます。例: 不思議なhappening (不思議な出来事) = Strange happening


incidenceの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : frequency

単語frequencyは、物事が起こる回数や頻度を示す言葉です。特に、ある現象がどのくらいの頻度で発生するかを表す時に使われます。この単語は、日常的な出来事から科学的なデータまで、幅広い文脈で使用されることが多いです。
一方で、incidenceは、特定の事象が発生する割合や事例を指します。特に、病気や事故などの発生率を示す際によく使われるため、より特定的な状況で使われる傾向があります。英語ネイティブは、frequencyを使う時には「どのくらい頻繁に」という意味に注目し、incidenceを使う時には「どのくらいの割合で」というニュアンスを意識しています。例えば、健康に関するデータを取り扱う際には、incidenceが適切ですが、日常的な行動について話す際にはfrequencyがより自然です。
The frequency of exercise among teenagers is quite low.
ティーンエイジャーの間での運動の頻度はかなり低いです。
The incidence of exercise among teenagers is quite low.
ティーンエイジャーの間での運動の発生率はかなり低いです。
この場合、両方の単語は「運動がどのくらい行われているか」という文脈で使われていますが、frequencyは「頻度」を強調しているのに対し、incidenceは「発生率」を強調しています。そのため、意味は似ていますが、ニュアンスの違いがあります。

類語・関連語 2 : occurrence

単語occurrenceは、何かが起こることや発生することを指します。特に、ある出来事や事象が実際に起こった場合に使われることが多いです。日常会話や文章で幅広く使われ、具体的な事例や出来事を説明する際に適しています。
一方、単語incidenceは、特定の事象が発生する割合や頻度を示すことが多いです。例えば、病気の発生率や事故の発生頻度など、統計的な文脈で使われることが一般的です。このため、occurrenceは個々の出来事に焦点を当てるのに対し、incidenceはその出来事の広がりや影響を考慮するニュアンスがあります。ネイティブスピーカーは、文脈に応じてこれらの単語を使い分け、occurrenceは具体的な事象、incidenceはそれらの事象の統計的な側面を強調するために使われることが多いです。
A rare occurrence in nature is the blooming of the flower every ten years.
自然界での珍しい発生は、その花が10年ごとに咲くことです。
The incidence of this flower blooming occurs every ten years.
この花が咲く発生率は10年ごとです。
この文脈では、occurrenceincidenceはそれぞれ異なるニュアンスを持ちます。最初の文では、具体的な出来事としての「発生」を強調していますが、二番目の文では、その出来事がどのくらいの頻度で起こるかという「発生率」を示しています。

類語・関連語 3 : rate

rate」は、特定の期間内に特定の事象が発生する頻度や割合を示す言葉です。例えば、病気の発生率や犯罪率など、数値で表現されることが多いです。この単語は、数量的なデータをもとにした分析や評価に使われることが一般的です。
incidence」は、特定の期間内に特定の集団が経験する事象の新規発生数を示しています。この単語は、特に医学や疫学の分野でよく用いられ、病気の新たな症例数を示すことが多いです。一方、「rate」は、その発生数を集団の大きさで割ったもの、つまり発生の割合を指します。例えば、ある地域で100人中3人が新たに病気にかかった場合、その病気の「incidence」は3件ですが、「rate」は3%になります。このように、「incidence」は実際の発生数を、対して「rate」はその発生の相対的な数値を表します。
The rate of new COVID-19 cases has decreased significantly over the past month.
過去1か月で新型コロナウイルス感染症の新規感染者数のが大幅に減少しました。
The incidence of new COVID-19 cases has decreased significantly over the past month.
過去1か月で新型コロナウイルス感染症の新規感染者数の発生率が大幅に減少しました。
この文脈では、「rate」と「incidence」は、どちらも感染者数の変化を示すために使われていますが、「rate」は発生の割合を強調し、「incidence」はその具体的な数値を強調しています。

類語・関連語 4 : prevalence

prevalence」は、特定の状況や状態がどれだけ広がっているか、または一般的に存在しているかを示す言葉です。たとえば、ある病気がどのくらいの人に影響を与えているかを示す際に使われます。一般的には、全体の中での割合や程度を表すことが多いです。
incidence」と「prevalence」の違いは、主に時間的な側面にあります。「incidence」は新たに発生した事例の数を示し、特定の時間枠での発生率を強調します。一方で、「prevalence」は、ある時点でその状態がどれだけ広がっているかを示し、既存の事例の数を含みます。例えば、ある病気の「incidence」は、1年間に新たに診断されたケースの数を指しますが、「prevalence」は、その時点で病気を持っている人全体の割合を指します。このように、ネイティブはこれらの単語を状況に応じて使い分け、特定の時間枠や状態の広がりを明確に伝えます。
The prevalence of obesity is increasing in many countries.
肥満の普及率は多くの国で増加しています。
The incidence of obesity has risen significantly over the past decade.
肥満の発生率は過去10年間で著しく増加しています。
この例文からもわかるように、「prevalence」はある状態の広がりを示すのに対し、「incidence」は新たなケースの発生を強調しています。したがって、両者は同じようなテーマに関連していますが、異なる視点からの情報を提供しています。

類語・関連語 5 : happening

単語happeningは「起こっていること」や「出来事」を表します。この言葉は、特に目の前で進行中の出来事や、何か特別なことが行われている状況を指すことが多いです。例えば、祭りやイベント、または驚くべき出来事など、日常生活で目にする「出来事」を強調する際に使われます。
一方で、単語incidenceは「発生率」や「発生すること」を指し、特に統計的な文脈で使われることが多いです。例えば、病気の発生率を示す際に用いられ、「どれだけの頻度で何かが起こるか」という側面に焦点を当てます。ネイティブスピーカーは、happeningを使った場合は具体的な出来事を強調し、incidenceを使った場合はその出来事の数や頻度について話していることが多いと感じます。このように、両者は使う文脈によって異なるニュアンスを持ちます。
There was a surprising happening at the festival that everyone enjoyed.
祭りでは誰もが楽しめる驚くべき出来事がありました。
The incidence of unexpected events at the festival was higher than last year.
祭りでの予期しない発生率は昨年よりも高かったです。
この場合、happeningは具体的な出来事を指すのに対し、incidenceはその出来事の発生の頻度を示しています。文脈によって、どちらを使うかが決まります。


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incidenceの覚え方:Amazon 洋書情報

※書籍情報はAmazon公開のデータを使用していますが、タイトルや内容が実際の商品と異なる場合があります。最新の情報については、Amazonの商品ページでご確認ください。

【書籍タイトルの和訳例】
「若者と仕事:経済状況が若者の教育、文化、仕事へのアクセスに及ぼす影響」

【「incidence」の用法やニュアンス】
incidence」は「発生率」や「影響度」を意味し、特に出来事や事象がどの程度起こっているかを示します。このタイトルでは、経済状況が若者に与える具体的な影響や関連性を探ることを示唆しています。


【書籍タイトルの和訳例】
「五大陸におけるがんの発生率:ソビエト連邦におけるがんの発生率 v.3」

【「incidence」の用法やニュアンス】
incidence」は特定の事象の発生頻度を示す専門的な用語で、特に疾病や事故に関して使われます。この場合、がんの発生率を調査することを意味し、地域による違いや傾向を考察するニュアンスがあります。


incidenceの会話例

incidenceのビジネス会話例

「incidence」は主にビジネスの文脈で「発生率」や「頻度」を指します。この単語は、特にリスク管理やマーケティング分析において、特定の事象や問題の発生を測る上で重要な役割を果たします。ビジネスにおけるデータ分析や報告において頻繁に使用され、その意味は特定の状況での出現の割合を示すことに関連しています。

  1. 特定の事象の発生率
  2. 問題やリスクの頻度

意味1: 特定の事象の発生率

この会話では、ビジネスの会議で「incidence」が特定の事象の発生率についての議論に使われています。データ分析の結果を基に、企業がどれだけの頻度で問題に直面しているかを理解することが重要です。

【Example 1】
A: We need to analyze the incidence of customer complaints this quarter.
A: 今四半期の顧客からの苦情の発生率を分析する必要があります。
B: That will help us identify patterns and improve our services.
B: それはパターンを特定し、私たちのサービスを改善するのに役立ちます。

【Example 2】

A: The incidence of product returns has increased this year.
A: 今年は製品の返品の発生率が増加しています。
B: We should investigate the reasons behind this trend.
B: この傾向の背後にある理由を調査すべきです。

【Example 3】

A: Last month’s report showed a high incidence of service outages.
A: 先月の報告書はサービスの停止の発生率が高いことを示していました。
B: We need to address this before it affects customer satisfaction.
B: これが顧客満足度に影響を与える前に対処する必要があります。

incidenceのいろいろな使用例

名詞

1. 発生の頻度

健康や病気に関連する使用

incidence という単語は、主に特定の事象がどれだけ頻繁に発生するかを示すために使用されます。特に医学や公衆衛生の分野で、病気の発生件数を表す際に重要な用語となります。
The incidence of diabetes has been increasing over the years.
糖尿病の発生率は年々増加しています。
  • incidence of disease - 疾病の発生率
  • high incidence rate - 高い発生率
  • low incidence of cancer - 癌の発生率が低い
  • incidence of infections - 感染症の発生
  • incidence of accidents - 事故の発生率
  • rising incidence - 増加する発生率
  • regional incidence - 地域ごとの発生率
  • incidence in children - 子供における発生率
  • annual incidence - 年間発生率
  • overall incidence - 全体的な発生率

事故や事件に関連する使用

また、交通事故や犯罪などの発生頻度を示す場合にも使用されます。この文脈では、社会問題を分析する際に欠かせない用語となっています。
The incidence of road accidents has prompted officials to take action.
交通事故の発生が、当局に行動を促しています。
  • incidence of crime - 犯罪の発生率
  • increasing incidence of accidents - 事故の発生が増えている
  • incidence of violent acts - 暴力行為の発生率
  • traffic accident incidence - 交通事故の発生率
  • high incidence of theft - 窃盗の発生が多い
  • emergency incidence - 緊急事態の発生
  • reported incidence - 報告された発生率
  • sudden incidence - 突発的な発生
  • public safety incidence - 公共の安全に関する発生
  • incidence trends - 発生傾向

2. 光の照射

物理学や光学に関連する使用

この意味では、incidence は光線などが表面に当たること、またはその角度を表します。物理学や光学の文脈でよく見られる表現です。
The incidence of light on the surface affects the visibility of the object.
物体への光の照射が、その可視性に影響を与えます。
  • angle of incidence - 入射角
  • incidence of radiation - 放射線の入射
  • optical incidence - 光学的入射
  • incidence angle measurement - 入射角の測定
  • close incidence - 近接照射
  • incident wave - 入射波
  • light incidence - 光の入射
  • incidence on surface - 表面への入射
  • varying incidence - 変動する入射
  • direct incidence - 直接の入射

その他の使用

この用法は、光やその他の波動が表面にどのように作用するかを説明する際に重要です。
The incidence of the beam on the mirror is critical for optical clarity.
ビームの鏡への照射は、光学的な明瞭さにとって重要です。
  • incidence of waves - 波の入射
  • focus on incidence - 入射に焦点を当てる
  • analyze incidence - 入射を分析する
  • incidence in optics - 光学における入射
  • reflective incidence - 反射的入射
  • incidence studies - 入射研究
  • incidence phenomena - 入射現象

英英和

  • the striking of a light beam on a surface; "he measured the angle of incidence of the reflected light"表面に光線が当ること入射
    例:He measured the angle of incidence of the reflected light. 彼は反射光の入射角度を測った。
  • the relative frequency of occurrence of something物事が起こる相対的な頻度頻度

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