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disinheritの意味・覚え方・発音

disinherit

【動】 遺産から除外する

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/ˌdɪsɪnˈhɛɹɪt/

disinheritの意味・説明

disinheritという単語は「相続権を剥奪する」や「不相続にする」を意味します。この言葉は主に法律や家族関係に関連した文脈で使用され、特に財産相続において重要な役割を果たします。たとえば、親が特定の子供を相続人から外すことを指す場合に使われます。

この単語は、一般的に家族内の対立や感情的な問題を伴う場面で使われることが多いです。相続の法律的手続きにおいて、disinheritを行う場合、通常は正式な文書が必要とされ、その理由も明記されることがよくあります。相続を巡るトラブルや不満は、家族の関係に深刻な影響を及ぼすことがあります。

ニュアンスとしては、disinheritは単に権利を奪うこと以上に、親子間や家族間の感情的な距離や決別を示すことがあります。そのため、法律用語であると同時に、個人や家族の葛藤を反映する言葉としても認識されています。

disinheritの基本例文

She decided to disinherit her son after he stole from her.
彼女は息子が彼女から盗みをした後、彼を嫡出子として絶ったと決めました。
The king threatened to disinherit his daughter if she married her true love.
王様は娘が真実の愛と結婚した場合、彼女を嫡出子から追放すると脅しました。
The millionaire's son was disowned and disinherited when he decided to become a musician.
「百万長者の息子は、音楽家になると決めたときに縁を切られ、遺産相続から除外されました。

disinheritの意味と概念

動詞

1. 相続権を奪う

この意味は、特に遺言を通じて、特定の人からその財産を相続できなくするという行為を指します。家族や親しい友人が遺言によって財産を受け取る権利を失うことから生じる強い感情や道徳的な問題が含まれます。法律的な文脈でよく使われ、相続に関する家庭内のトラブルや争いの引き金となることが多いです。
The father decided to disinherit his son after he broke the law.
父親は息子が法律を破った後、彼の相続権を奪うことに決めました。

2. 財産を受け取らないようにする

財産の相続において、特定の人が意図的にその財産を受け取らないようにする行為を指します。この意味は、特に人間関係の変化や決別に関連して使われることが多く、家庭内や親族間のトラブルを示す場合があります。相続する権利を法律的に排除される状態を表します。
She chose to disinherit her ungrateful children in her will.
彼女は遺言で恩知らずの子供たちを相続から外すことに決めました。

disinheritの覚え方:語源

disinheritの語源は、ラテン語の「dis-」(否定や反対を表す接頭辞)と「hereditare」(相続すること)から派生しています。「hereditare」は「hereditas」(相続、遺産)という名詞に由来しており、この名詞は「heres」(相続人、遺族)から派生しています。英語において、「disinherit」は相続権を剥奪すること、つまり相続人から遺産を受け取る権利を取り消すという意味を持つようになりました。このように、語源からも分かるように「dis-」は「~しない」「~から外れる」という意味を加え、「inherit」(相続する)とは対照的な意味を持たせる言葉となっています。つまり、「disinherit」は「相続をしない」という行為を示しているのです。

語源 dis
語源 dif
離れて、 反対の
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語源 in
語源 im
中に
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語源 here
語源 heri
遺す
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disinheritの類語・関連語

  • disownという単語は、自分が所有または関係していることを否定する、または関係を断ち切ることを意味します。遺産の文脈では、子供や家族からの切り離しを示すことがあります。例えば、「He decided to disown his son.(彼は息子を見捨てることに決めた)」のように使われます。
  • disinheritanceという単語は、特に法律的に遺産からの排除を指します。この用語はしばしば正式な手続きや文書に関連しています。例えば、「The disinheritance of the child was unexpected.(その子供の遺産排除は予期しなかった)」という使い方です。
  • excludeという単語は、あるものを排除することを意味しますが、名詞や社会的な文脈でも使われることが多いです。遺産に関しては、特定の人物が含まれないことを示します。「He was excluded from the will.(彼は遺言から除外された)」が例です。
  • disbarという単語は、特に法律に関する文脈で使用され、弁護士がその資格を失うことを指します。これは法的な権利の剥奪を含むため、遺産の話ではあまり使われませんが、権利の喪失という意味では関連があります。「The lawyer was disbarred for unethical behavior.(その弁護士は不正行為のために資格を剥奪された)」といった形です。
  • alienateという単語は、特定の人から感情的または社会的に距離を置くことを示します。disinheritは主に法律的な側面を持つのに対し、alienateは社会的な関係を壊すニュアンスがあります。「His actions alienated him from his family.(彼の行動は彼を家族から遠ざけた)」のように使います。


disinheritの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : disown

「disown」は、特に家族や親子関係において、ある人との関係を否定したり、受け入れないことを意味します。例えば、子供が親から拒絶されたり、親が子供を公に認めない場合に使われます。感情的なニュアンスが強く、個人的な関係に関わることが多い言葉です。
一方で、disinheritは、相続権を剥奪することを指し、通常は法的な手続きや意図が伴います。この単語は、親が子供に対して遺産を残さないことを明確に示すため、より形式的で冷たい印象を与えることがあります。ネイティブスピーカーは、disownを使う際には感情的な側面を強く意識する一方で、disinheritは主に法律的な文脈で使われることが多いと感じています。従って、感情的な関係の破綻を示す際にはdisownが適し、法的な権利の変更を示す際にはdisinheritが適していると考えられます。
He decided to disown his son after he found out about his illegal activities.
彼は息子の違法行為を知った後、息子を拒絶することにした
He decided to disinherit his son after he found out about his illegal activities.
彼は息子の違法行為を知った後、息子を相続権から外すことにした
この例文からもわかるように、disowndisinherit は同じ状況で使用可能ですが、前者は感情的な拒絶を強調し、後者は法的な権利の剥奪を強調しています。
She chose to disown her family after they betrayed her trust.
彼女は家族に信頼を裏切られた後、家族を拒絶することにした

類語・関連語 2 : disinheritance

disinheritance」は、遺産を受け取る権利を剥奪されることを指します。これは通常、家族や親からの遺言や法律的手続きによって行われます。具体的には、特定の相続人が意図的に遺産から排除される場合を示し、感情的な影響や家族間の対立を引き起こすことがよくあります。
disinherit」は、動詞として用いられ、誰かを相続人から外す行為そのものを指します。一方で「disinheritance」は、その結果として生じる状態や事象を表します。ネイティブスピーカーは、特定の行為を強調したい時には「disinherit」を使用し、その結果や状態に焦点を当てたい時には「disinheritance」を使う傾向があります。たとえば、親が子供を「disinherit」する理由や、その結果としての「disinheritance」が家族に与える影響を語る際に使い分けられます。このように、両者は密接に関連していますが、使用する状況によって使い分けが必要です。
The disinheritance of the youngest son caused a rift in the family.
末っ子の息子のdisinheritance(相続権の剥奪)は、家族内に亀裂を生じさせました。
The father decided to disinherit the youngest son due to his reckless behavior.
父親は、末っ子の息子の無分別な行動のためにdisinherit(相続権を剥奪すること)を決めました。
この例では、disinheritancedisinheritが同じ文脈で自然に置き換え可能です。具体的には、家族の関係や相続に関する話題で、行為そのものを強調する場合にはdisinheritを、結果としての状態や影響を強調する場合にはdisinheritanceを使用します。

類語・関連語 3 : exclude

exclude」は、「除外する」や「排除する」という意味を持つ動詞です。特定のグループや状況から誰かや何かを外すことを強調します。一般的に、参加、関与、またはアクセスを禁じるというニュアンスがあります。
disinherit」と「exclude」は、どちらも何かを排除するという意味を持ちますが、使用される文脈には違いがあります。「disinherit」は主に法的な文脈で使われ、特に家族や相続に関連して、子供や親族から相続権を剥奪することを指します。対して「exclude」はより一般的で、特定の状況や集団から誰かを意図的に外すことを指し、法律や家族に限らず様々な場面で使用されます。例えば、あるイベントに誰かを招待しない場合、「exclude」が使われますが、相続権の剥奪には「disinherit」が適切です。このように、両者は共通のテーマを持ちながらも、使われる状況や意味合いには明確な違いがあります。
The family decided to exclude him from the annual reunion due to past conflicts.
家族は過去の対立のため、彼を年次再会から除外することに決めた。
The will stated that he would be disinherit and would not receive any inheritance.
遺言には、彼が相続権を剥奪され、何の相続も受け取らないと記されていた。
この例文では、両方の単語が異なる文脈で使用されています。「exclude」はイベントからの除外を示し、「disinherit」は法的な相続の文脈での排除を示しています。したがって、置換はできません。

類語・関連語 4 : disbar

disbar」は、特に法律の文脈で使われる言葉で、弁護士がその職業から除外されることを指します。これは、不正行為や職務怠慢が理由で、弁護士としての資格を失うことを意味します。具体的には、法律を守らなかったり、倫理的な基準に違反した場合に適用されます。
一方で「disinherit」は、主に家族や親子関係に関連して使用され、相続権を剥奪することを指します。例えば、親が子どもを相続人から外すことを意味します。この二つの単語は、どちらも「権利を取り消す」という共通点がありますが、使用される文脈が異なります。「disbar」は法律的な手続きに関するもので、主にプロフェッショナルな資格に関わるのに対し、「disinherit」は個人の権利、特に家族内での権利に関連しています。このため、ネイティブスピーカーは、文脈によってこれらの単語を使い分けます。
The lawyer was disbarred for unethical behavior.
その弁護士は不正行為のために業務停止されました。
The father decided to disinherit his son due to his reckless behavior.
その父親は息子の無謀な行動が理由で相続権を剥奪することに決めました。
この二つの例文は、異なる文脈で使われているため、直接的な置換は不可能です。「disbar」は法律の専門職における資格剥奪を示し、一方で「disinherit」は家族内の権利に関するものです。

類語・関連語 5 : alienate

単語alienateは、他者から感情的に距離を置く、または他者を疎外することを意味します。人間関係において、誰かを意図的に離れさせたり、関係を悪化させたりする行為を示します。この単語は、友人や家族との繋がりが薄れる状況にしばしば使われ、特に感情的な側面が強調されることが多いです。
一方で、単語disinheritは、特に法的または正式な文脈において、相続権を剥奪することを意味します。つまり、親が子供に対して財産を相続させないようにする行為です。両者は他者との関係を断つという点では似ていますが、alienateは感情的な疎外を強調するのに対し、disinheritは法的な権利の剥奪に関連しています。英語ネイティブは、文脈によってこれらの単語を使い分け、感情的な疎外と法的な権利の違いを意識しています。
His constant criticism began to alienate his friends.
彼の絶え間ない批判は、友人たちを疎外し始めた。
His decision to disinherit his son shocked the family.
彼が息子を相続から外す決定をしたことは、家族を驚かせた。
この二つの文は、異なる文脈で使われており、置換は不自然です。alienateは感情的な関係の疎外を示し、disinheritは相続権に関する法的な行為を示しています。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

disinheritの会話例

disinheritの日常会話例

「disinherit」は、主に法律的な文脈で使用される単語で、「相続権を剥奪する」という意味です。日常会話ではあまり使われないため、一般的な会話の中での使用例は限られます。以下に代表的な意味を挙げますが、日常会話での適用は難しいと言えます。

  1. 相続権を剥奪する

意味1: 相続権を剥奪する

この会話では、Aが家族の間での相続について話しています。Aは親が特定の子供をdisinheritすることに対して驚きを表しています。Bはその背景を説明し、家族の複雑な事情が影響していることを伝えています。

【Example 1】
A: I heard your father plans to disinherit you. Is that true?
A: あなたのお父さんがあなたを相続権を剥奪するつもりだと聞いたけど、本当なの?
B: Yes, it's true. He’s upset with me for not following his wishes.
B: うん、本当だよ。彼の望みを守らなかったから、怒っているんだ。

【Example 2】

A: Why would someone want to disinherit their own child?
A: どうして誰かが自分の子供を相続権を剥奪することを望むの?
B: Sometimes, family disagreements can get really serious.
B: 時には、家族の不和が本当に深刻になることがあるんだ。

【Example 3】

A: I can’t believe your aunt would disinherit you over a small argument.
A: あなたのおばさんが小さな口論であなたを相続権を剥奪するなんて信じられないよ。
B: It’s shocking, but it happens in families sometimes.
B: 驚きだけど、時々家族の中でそういうことが起こるんだ。

disinheritのいろいろな使用例

動詞

1. 遺産相続から排除する行為

遺産相続の権利の剥奪

このカテゴリでは、特定の人物が遺言や法的手続きによって他の相続人から相続権を奪われる状況について説明します。
He chose to disinherit his eldest son in his will.
彼は遺言で長男を相続から排除することを選びました。
  • disinherit a child - 子供を排除する
  • disinherit a family member - 家族の一員を排除する
  • disinherit someone in a will - 遺言で誰かを排除する
  • disinherit heirs - 相続人を排除する
  • disinherit based on behavior - 行動に基づいて排除する
  • disinherit due to estrangement - 親子の疎遠のために排除する
  • disinherit in favor of another - 他の人物を優遇して排除する

法的手続きによる排除

この分類では、遺産に関する法律的な手続きを通じて、相続権を剥奪される状況について詳しく言及します。
They decided to disinherit him after a lengthy court battle.
彼らは長い法廷闘争の後、彼を排除することに決めました。
  • disinherit through legal means - 法的手段で排除する
  • disinherit in court - 法廷で排除する
  • disinherit after disagreement - 不一致の後に排除する
  • disinherit by will contest - 遺言争いにより排除する
  • disinherit due to legal disputes - 法的紛争のために排除する
  • disinherit under local laws - 地域の法律に基づいて排除する

2. 敵対的な意図での排除

意図的な相続権の剥奪

このカテゴリでは、個人が特定の理由により他者の相続権を意図的に奪う場合を取り上げます。
The father decided to disinherit his son because of his reckless behavior.
父親は息子の無謀な行動のために相続権を剥奪することに決めました。
  • disinherit for misconduct - 不正行為のために排除する
  • disinherit over financial issues - 金銭問題で排除する
  • disinherit due to addiction - 依存症のために排除する
  • disinherit because of dishonesty - 不誠実によって排除する
  • disinherit after betrayal - 裏切りの後に排除する
  • disinherit for moral reasons - 道徳的理由で排除する
  • disinherit in a fit of rage - 激怒の結果として排除する

個人的な理由での排除

この分類では、感情的・個人的な理由から相続権を剥奪されるケースを取り扱います。
She chose to disinherit her siblings due to longstanding grudges.
彼女は長年の恨みにより、兄弟を相続から排除することを選びました。
  • disinherit out of spite - 悪意から排除する
  • disinherit due to jealousy - 嫉妬のために排除する
  • disinherit because of family conflicts - 家族の対立のために排除する
  • disinherit for personal reasons - 個人的な理由で排除する
  • disinherit over past grievances - 過去の grievances で排除する
  • disinherit after a falling out - 争いの後に排除する

その他

文化的・社会的背景

このカテゴリでは、disinherit が用いられる文化や社会的な背景について紹介します。
In some cultures, it is common to disinherit children who do not follow family traditions.
いくつかの文化では、家族の伝統に従わない子供を相続から排除するのが一般的です。
  • disinherit in traditional families - 伝統的な家族での排除
  • disinherit due to cultural expectations - 文化的期待による排除
  • disinherit in aristocratic circles - 貴族階級での排除
  • disinherit for failure to comply with customs - 習慣に従わなかったための排除

このように、'disinherit' という動詞は、法律的、個人的、文化的な様々な文脈で使用される重要な語彙であり、それぞれの使用例が異なります。

英英和

  • prevent deliberately (as by making a will) from inheriting故意に相続できないようにする(遺言をすることでなどで)相続廃除