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discriminatoryの意味・覚え方・発音

discriminatory

【形】 差別的な

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/dɪsˈkɹɪmɪnət(ə)ɹɪ/

discriminatoryの意味・説明

discriminatoryという単語は「差別的な」や「区別する」という意味を持ちます。この言葉は、特定の人々やグループに対して不公平な扱いをする状況や行動を指します。具体的には、性別、年齢、人種、宗教、性的指向などの違いに基づいて不当な差別を行うことを表します。このような行為は、社会の中で大きな問題となっており、法律や倫理的な観点からも問題視されています。

discriminatoryという言葉は、特に人権や平等に関連する文脈でよく使われます。例えば、労働環境や教育の場において、ある特定の性別や人種の人々が不利益を被るようなルールや政策は、discriminatoryなものと見なされることがあります。また、さまざまな国や地域で、差別をなくすための取り組みが行われており、それに対抗するために法律が制定されることもあります。この単語は、差別や不平等を批判する際に重要な役割を果たします。

この単語を使う場合、文脈によっては「差別的行為」や「差別的政策」といった形で具体的な事例と結びつけて議論されることが多いです。discriminatoryという言葉を理解することは、社会的な問題について考え、意見を表明する上で非常に重要です。特に、社会正義や平等に関心のある場面では、この単語が頻繁に登場し、それに対する意識を高める手助けとなります。

discriminatoryの基本例文

The law prohibits discriminatory hiring practices.
法律は差別的な雇用慣行を禁止しています。
The discriminatory policy was challenged in court.
差別的な政策は、裁判所で問題になった。
Discriminatory attitudes still persist in some parts of society.
差別的な態度は、社会の一部でまだ残っています。

discriminatoryの意味と概念

形容詞

1. 偏った

この意味は、特定のグループや個人に対して不公平な態度や信念を持っている状態を示します。例えば、特定の人種、性別、宗教に対する偏見や不当な扱いが含まれ、職場や教育環境での差別を引き起こすことがあります。
The company's policies were criticized for being discriminatory towards female employees.
その会社の方針は女性社員に対して偏ったものであると批判された。

2. 差別的な

この意味は、何らかのグループに対して不公平または偏見を持っている行動や法律、規則について使われます。法律や制度が特定の人々を不当に扱うとき、そのような状況を指して「差別的である」と表現します。
The discriminatory law was eventually abolished after public protests.
その差別的な法律は、最終的に国民の抗議を受けて廃止された。

3. 精密な区別ができる

この意味は、異なる要素や特徴をきちんと区別し、細やかな判断を下す能力を示します。この場合、混乱せずに結果や状況を正しく理解するための分析的な能力が求められます。
She has a discriminatory eye for detail, which makes her a great editor.
彼女は細部を正確に見分ける能力を持っており、それが優れた編集者となる要因となっている。

discriminatoryの覚え方:語源

discriminatoryの語源は、ラテン語の「discriminare」に由来しています。「discriminare」は「区別する」「分ける」という意味を持ち、さらにその語根は「dis-(離れて)」と「c rimare(分ける、区別する)」から成り立っています。この言葉は、中世ラテン語を経て、英語に取り入れられました。英語では、「discriminate」や「discriminatory」の形で、特定の人々やグループに対して不公平な扱いをすることを意味するようになりました。特に「discriminatory」は、差別的な行為や政策を指す言葉として使われ、他者を不当に扱うことへの批判的な文脈で用いられることが多いです。したがって、語源からもその意味の根底に「区別する」という行為があることが理解できます。

語源 dis
語源 dif
離れて、 反対の
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discriminatoryの類語・関連語

  • biasedという単語は、特定の意見やグループに偏った考え方を意味します。この単語は、意図的ではなく無意識に特定の見方に対して偏ることを示します。例えば、'His biased opinion affected the outcome.'(彼の偏った意見が結果に影響を与えた)という文があります。
  • prejudicedという単語は、根拠のない先入観や偏見を持っていることを指します。この単語はしばしば個人やグループについての不公平な評価を含みます。例えば、'She had a prejudiced view of the other team.'(彼女は別のチームに対して偏見を持っていた)という文があります。
  • partialという単語は、特定の部分や側面にのみ関心を持っていることを意味します。この単語は、全体を考慮せずに部分的な見方を示す時に使われます。例えば、'The report was partial to one side of the argument.'(その報告書は議論の一方に偏っていた)という文があります。
  • discriminatingという単語は、特定の違いを識別する能力を持つことを意味します。しかし、positiveなニュアンスで特定の人や物を評価することも含まれます。例えば、'She has a discriminating taste in music.'(彼女は音楽に対する目が肥えている)という文があります。
  • unjustという単語は、公平さを欠いた不当な行為や状況を示します。この単語は、道徳的に許されない部分に焦点を当てています。例えば、'The unjust treatment of the workers sparked protests.'(労働者への不当な扱いが抗議を引き起こした)という文があります。


discriminatoryの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : biased

biased」は、ある特定の意見や立場に偏っていることを意味します。この単語は、判断や決定が公平でない場合に使われることが多く、特に個人やグループに対して不公平な態度を示す場合に用いられます。例えば、情報やデータを扱う際に、特定の観点からのみ見ることが「biased」であると言えます。
discriminatory」と「biased」は、どちらも偏りや不公平を示す言葉ですが、ニュアンスには違いがあります。「discriminatory」は、特定の人々やグループが不当に扱われることを強調する言葉です。例えば、人種、性別、年齢などに基づく差別的な扱いを指します。一方、 「biased」は、より広い文脈で使われ、特定の意見や見解に偏った状態を示すため、必ずしも人を対象としたものではありません。ネイティブスピーカーは、「discriminatory」という言葉を使うとき、具体的な差別行為や不平等の状況を意識していることが多く、より強い否定的な感情が伴います。対して「biased」は、主観的な意見や判断が絡む場合に使われることが多いです。
The article was criticized for being biased towards one political party.
その記事は、特定の政党に偏っていると批判された。
The article was criticized for being discriminatory towards certain social groups.
その記事は、特定の社会集団に対して差別的であると批判された。
この例文では、「biased」と「discriminatory」は異なる文脈で使われています。「biased」は特定の政治的立場への偏りを示し、「discriminatory」は特定の社会集団に対する差別を強調しています。

類語・関連語 2 : prejudiced

単語prejudicedは、ある特定のグループや個人に対して偏見を持っている状態を示します。この偏見は、しばしば不公平な判断や行動に繋がることがあります。一般的に、prejudicedは、感情的な反応や先入観に基づく否定的な態度を強調します。
一方、discriminatoryは、特定の人々やグループに対して不公平な扱いをする行為や制度を指します。つまり、discriminatoryは「差別的」という意味合いを持ち、具体的な行動や政策に焦点を当てます。例えば、ある職場で特定の性別や人種に対して不利な条件を設けることはdiscriminatoryです。ネイティブスピーカーは、prejudicedを用いる際には、その人の考えや感情に基づく偏見を強調することが多いのに対し、discriminatoryは行動や制度の不公平さを指摘するために使います。
He was accused of being prejudiced against people from different backgrounds.
彼は異なる背景を持つ人々に対して偏見を持っていると非難された。
He was accused of having discriminatory views against people from different backgrounds.
彼は異なる背景を持つ人々に対して差別的な見解を持っていると非難された。
この例文では、prejudiceddiscriminatoryが共に使われており、どちらも異なる背景を持つ人々に対する否定的な態度を示しています。しかし、prejudicedは感情的な偏見を強調し、discriminatoryは具体的な見解や行動の不公平さを指摘しています。

類語・関連語 3 : partial

partial」は、「部分的な」や「偏った」という意味を持つ形容詞です。この単語は、何かが完全ではなく、一部に限定されていることを示します。特に、判断や意見が特定の側に偏っている場合にも使われます。たとえば、ある人が特定の意見に偏っている場合、「その人はpartialだ」と言うことができます。
discriminatory」は、特定のグループや個人に対する不公平な扱いを示す言葉です。具体的には、特定の基準や特徴に基づいて差別的な行動や判断を行うことを指します。たとえば、性別、人種、宗教などに基づく差別を示す場合に使われます。「partial」は、必ずしも悪意があるわけではないのに対し、「discriminatory」は明確に不公平や差別を含むため、ニュアンスが異なります。ネイティブスピーカーは、partialを偏見のない意見や態度の一部として使うことが多く、discriminatoryは否定的な文脈で使われることが一般的です。どちらの単語も「偏る」ことを示しますが、使用する文脈によって、その意味が大きく変わります。
The judge was partial in her decision, favoring one side over the other.
その裁判官は、決定において一方を支持してpartialだった。
The judge was discriminatory in her decision, unfairly favoring one side over the other.
その裁判官は、決定において一方を不公平に支持してdiscriminatoryだった。
この場合、両方の単語が使われていますが、partialは単に判断が偏ったことを示しますが、discriminatoryはその偏りが不公平であることを強調しています。
She is partial to chocolate ice cream over vanilla.
彼女はバニラよりもチョコレートアイスクリームの方が好きです。

類語・関連語 4 : discriminating

discriminating」は、ある物事を識別する、または区別する能力を指します。この単語は、特に優れた判断力や識別力を持っていることを示す際に使われます。例えば、味や品質に敏感な人を指して「discriminating taste(優れた味覚)」というように使われることが多いです。
discriminatory」は、特定の人々を不公平に扱うことを指し、否定的な意味合いを持つことが多いです。この単語は例えば、法律や政策が特定のグループに対して不利に働く場合に使用され、「discriminatory practices」などの形で用いられます。ネイティブスピーカーは、両者のニュアンスを明確に区別します。「discriminating」はポジティブな識別力を強調するのに対し、「discriminatory」は不公正さを強調します。このため、使用される文脈や意味合いにおいて大きな違いがあります。
She has a discriminating eye for art.
彼女は芸術に対して優れた識別力を持っています。
The new policy was criticized for its discriminatory effects on minority groups.
新しい政策は少数派グループに対する不公平な影響のために批判されました。
この場合、両者は異なる文脈で使用されています。「discriminating」はポジティブな意味合いで使われ、優れた判断力を表しますが、「discriminatory」はネガティブな意味合いを持ち、不公平な扱いを指します。したがって、置換は不可能です。

類語・関連語 5 : unjust

unjust」は、不公平であり、理不尽であることを表す形容詞です。この単語は、主に道徳的または倫理的な観点から、何らかの行動や状況が不適切であることを強調します。社会的な文脈で使われることが多く、特に人権や法的な問題に関連して使用されることが一般的です。
discriminatory」は、特定のグループや個人に対して不当な扱いをすることを指し、差別的な行為や政策を示します。これに対し、「unjust」は一般的に不公平さを強調する言葉であり、必ずしも差別的であるとは限りません。「discriminatory」は、特に人種、性別、宗教などに基づく差別に関連していますが、「unjust」はもっと広い範囲の不公平な状況に使われます。例えば、法律が特定の集団に不利に働く場合、「discriminatory」と表現できるのに対し、一般的な不公平さを指摘する際には「unjust」が適切です。ネイティブスピーカーは、文脈によってこれらの単語を使い分け、特に差別的な要素がある場合には「discriminatory」を、倫理的な不公平を指摘する際には「unjust」を好む傾向があります。
The verdict was considered unjust by many observers.
その判決は多くの観察者によって「不当」だと考えられた。
The law was deemed discriminatory against certain minorities.
その法律は特定のマイノリティに対して「差別的」だと見なされた。
この場合、両方の文とも「不当」や「差別的」という意味合いで使われていますが、それぞれのニュアンスが異なります。「unjust」は一般的な不公平さを表し、「discriminatory」は特定のグループに対する不当な扱いを示しています。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

discriminatoryの会話例

discriminatoryのビジネス会話例

discriminatoryは主にビジネスの文脈で、特定のグループに対して不公平な扱いをすることを指します。この用語は、企業の採用や昇進、顧客サービスにおいて、特定の人々やグループに対する偏見や差別を示す際に使われます。適切な多様性とインクルージョンを求める現代のビジネス環境において、discriminatoryな行動を避けることは重要です。

  1. 特定のグループに対して不公平な扱いをすること

意味1: 特定のグループに対して不公平な扱いをすること

この会話では、企業の採用方針についての議論が行われており、discriminatoryな行動が企業の評判にどのように影響するかを話しています。Aが採用基準の不公平さを指摘し、Bがその重要性を認識していることが示されています。

【Exapmle 1】
A: I think our hiring practices are discriminatory. We need to evaluate candidates based on their skills, not their background.
採用方針が差別的だと思います。候補者は背景ではなく、スキルで評価するべきです。
B: You're right. If we continue with discriminatory practices, we'll lose talented individuals.
あなたの言う通りです。もし私たちが差別的な方針を続ければ、有能な人材を失うことになります。

【Exapmle 2】

A: We should review our customer service policies; they might be discriminatory towards certain groups.
顧客サービスの方針を見直すべきです。特定のグループに対して差別的である可能性があります。
B: Yes, discriminatory policies can damage our brand image significantly.
はい、差別的な方針は私たちのブランドイメージに大きなダメージを与える可能性があります。

【Exapmle 3】

A: I heard that our competitors face accusations of discriminatory hiring practices.
競合他社が差別的な採用方針で非難されていると聞きました。
B: That's concerning. We should ensure our own practices are free from discriminatory elements.
それは懸念すべきです。私たちの方針が差別的な要素から解放されていることを確認するべきです。

discriminatoryのいろいろな使用例

形容詞

1. 偏見や先入観を持つこと

人種差別

このカテゴリでは、特定の人種や民族に対する不公平な取り扱いや評価を示します。人種差別は、教育や雇用など多くの場面で具体化します。
The discriminatory policies in hiring practices led to a lack of diversity in the workplace.
雇用慣行における差別的政策は、職場の多様性の欠如を引き起こしました。
  • discriminatory practices - 差別的慣行
  • discriminatory laws - 差別的法律
  • discriminatory hiring - 差別的な採用
  • discriminatory treatment - 差別的扱い
  • discriminatory policies - 差別的政策

性別による差別

性別に基づく差別は、雇用や社会的地位、権利などにおいて不平等を生じさせます。特に男女間の所得格差につながることがあります。
The company faced backlash due to its discriminatory practices against female employees.
その会社は女性社員に対する差別的慣行のために反発を受けました。
  • discriminatory wage gap - 差別的賃金格差
  • discriminatory workplace - 差別的な職場
  • discriminatory policies against women - 女性に対する差別的政策
  • discriminatory job postings - 差別的な求人広告
  • discriminatory promotion practices - 差別的な昇進慣行

2. 偏りや不公正を示すこと

偏見を持つ

この観点では、組織や個人の態度が特定のグループに対して不公平であることを示します。結果として、重要な機会を奪われることになります。
His discriminatory attitude towards applicants from lower socioeconomic backgrounds was unacceptable.
社会的経済的背景が低い応募者に対する彼の差別的態度は受け入れられなかった。
  • discriminatory viewpoint - 差別的観点
  • discriminatory assumptions - 差別的仮定
  • discriminatory statements - 差別的発言
  • discriminatory beliefs - 差別的信念
  • discriminatory remarks - 差別的なコメント

不公平な扱い

不公平な扱いは、特に権力の不均衡がある場合に表れます。この現象は、腐敗した制度や文化的な障壁に根ざしていることがあります。
The discriminatory lending practices by banks were investigated for potential legal violations.
銀行の差別的な融資慣行は、法的違反の可能性があるとして調査された。
  • discriminatory funding - 差別的資金供給
  • discriminatory access - 差別的なアクセス
  • discriminatory evaluation - 差別的評価
  • discriminatory service - 差別的サービス
  • discriminatory standards - 差別的基準

英英和

  • manifesting partiality; "a discriminatory tax"; "preferential tariff rates"; "preferential treatment"; "a preferential shop gives priority or advantage to union members in hiring or promoting"依怙贔屓を示すさま差別的
    例:a discriminatory tax 差別的な税