類語・関連語 1 : wage
「wage」は、労働に対して支払われる報酬を指します。特に、時間単位や日単位で支払われる賃金を意味し、主に非正規労働やパートタイムの仕事に関連しています。一般的には、労働時間に基づくため、働いた時間が多ければ多いほど収入が増えることが特徴です。
「salary」は、通常、月給または年俸として支払われる固定の報酬を指します。これは、主にフルタイムの従業員や専門職に適用されることが多く、安定した収入を提供します。ネイティブは、salaryを使う際には、職務の責任や専門性を重視し、wageを使う際には、労働時間や労働条件に焦点を当てる傾向があります。そのため、salaryとwageは、同じ「報酬」という意味を持ちながらも、使用される文脈やニュアンスには明確な違いがあります。
She earns a good wage for her part-time job at the café.
彼女はカフェのパートタイムの仕事で良い賃金を得ています。
She earns a good salary at her full-time job as a software engineer.
彼女はソフトウェアエンジニアとしてのフルタイムの仕事で良い給料を得ています。
この文脈では、wageとsalaryは異なる職種に関連しているため、置換は不自然です。wageはパートタイムや非正規労働に、salaryはフルタイムや専門職に関連しています。
The minimum wage has increased this year, giving workers a better income.
最低賃金が今年上昇し、労働者にとってより良い収入をもたらしました。
「income」は、一般的に個人や企業が一定期間に得た全ての収入を指します。これには、給料、ボーナス、投資からの利益などが含まれます。salary(給料)と異なり、incomeはより広範囲の収入をカバーするため、金融や経済の文脈でよく使われます。
「salary」と「income」は、似たような意味を持つ言葉ですが、使われる文脈に違いがあります。salaryは主に雇用契約に基づいて支払われる定期的な報酬を指し、特定の職業や役職に対して支払われる金額を示します。一方で、incomeは、個人や企業が得る全ての収入を含むため、雇用による収入だけでなく、資産運用や副収入なども含まれます。たとえば、フリーランスの仕事をしている人の収入は全てがincomeとして扱われるのに対し、会社員のsalaryはその人の雇用契約に基づく固定的な収入です。このように、salaryは特定の条件下での収入を、incomeはより広範な概念を指すため、使い分けが必要です。
My monthly income allows me to save for a vacation.
私の月々の収入は、休暇のために貯金することを可能にします。
My monthly salary allows me to save for a vacation.
私の月々の給料は、休暇のために貯金することを可能にします。
この文脈では、incomeとsalaryは互換性がありますが、salaryは特に雇用契約に基づく定期的な報酬を示すため、使う際には文脈に注意が必要です。
His total income includes his salary, bonuses, and rental income.
彼の総収入は、給料、ボーナス、そして賃貸収入を含んでいます。
類語・関連語 3 : pay
単語payは、一般的に「支払う」という動詞の意味で使われますが、名詞としては「報酬」や「給料」を指します。特に、労働の対価として受け取る金銭を指す場合が多く、カジュアルな文脈でもよく使われます。salaryと比べると、より広い意味を持ち、特定の職業や契約に基づくものではない場合にも使われることが特徴です。
単語salaryは、通常、従業員が月ごとや年ごとに決まった金額を受け取ることを指します。これは、契約によって明確に定義された金額であり、通常は職業や役職に基づいています。一方で、payは、より一般的で、時間給や出来高払いなど、さまざまな形式の報酬を含みます。例えば、フリーランスの仕事や短期的な契約の場合、payが使われることが多いです。つまり、salaryは安定した報酬を示すのに対し、payはその時々の仕事に関連する報酬を指すことが多いのです。
I receive my pay every two weeks.
私は2週間ごとに給料を受け取ります。
I receive my salary every two weeks.
私は2週間ごとに給与を受け取ります。
この例文では、payとsalaryは同じ状況で使われており、意味もほぼ同じです。ただし、salaryの方がより正式で、月給や年俸を指す場合に使われる傾向があります。
単語compensationは、報酬や補償を意味し、特に仕事における給料や手当、または損害に対する賠償などを指します。一般的に、労働に対する対価として支払われる金銭や便益を含む広い概念です。
一方、salaryは、労働の対価として定期的に支払われる金額を指し、通常は月給や年俸として支給されるものです。compensationはより包括的で、給与に加えてボーナスや手当、福利厚生なども含む場合があります。このため、ネイティブスピーカーは、特定の状況に応じて使い分けます。例えば、給与に関する話題ではsalaryを使い、労働条件全般や損害賠償に関してはcompensationを使用することが多いです。さらに、compensationは、仕事を離れた状況でも使われることがあるため、文脈によっては互換性がない場合もあります。
The company offers a competitive compensation package that includes health benefits and retirement plans.
その会社は健康保険や退職プランを含む競争力のある報酬パッケージを提供しています。
The company offers a competitive salary that includes health benefits and retirement plans.
その会社は健康保険や退職プランを含む競争力のある給料を提供しています。
この例文では、compensationとsalaryが同じ文脈で自然に置き換え可能です。しかし、compensationはより広範な意味を持つため、報酬パッケージ全体を指す際に使用されることが多いです。
「remuneration」は「報酬」や「報酬の支払い」という意味の英単語で、一般には労働に対する対価としての金銭的な報酬を指します。この言葉は、通常、給与や手当のように定期的に受け取る金銭だけでなく、ボーナスや株式報酬などの形でも表現されることがあります。
「salary」と「remuneration」の違いは、主に使われる文脈とニュアンスにあります。salaryは特に毎月または年収として定期的に支払われる額面の金額に焦点を当てており、主に固定給の労働者に対して使用されます。一方で、remunerationはより広い意味を持ち、給与だけでなく、その他の報酬や手当も含むため、より包括的な用語です。例えば、フリーランスや契約社員のように、給与のほかに成果に応じた報酬を受け取る場合に用いられることが多いです。また、remunerationは、企業や団体の公式な文書や話し合いにおいて使われることが多く、法律的な文脈でもよく見かけます。このように、両者は似た意味を持ちながらも、使用される場面や文脈によって使い分けられます。
The company offered a competitive remuneration package that included health benefits and bonuses.
その会社は、健康保険やボーナスを含む競争力のある報酬パッケージを提供しました。
The company offered a competitive salary package that included health benefits and bonuses.
その会社は、健康保険やボーナスを含む競争力のある給与パッケージを提供しました。
この文脈では、remunerationとsalaryは置換可能です。両方の単語が、労働に対する金銭的な報酬を指し、具体的な内容についても同様の意味になります。ただし、remunerationはより広範な意味合いを持つため、報酬の内容に多様性がある場合に特に適しています。
The board discussed the remuneration for the new CEO, ensuring it was competitive within the industry.
取締役会は新しいCEOの報酬について議論し、それが業界内で競争力があることを確認しました。