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reproveの意味・覚え方・発音

reprove

【動】 叱る、戒める

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reproveの意味・説明

reproveという単語は「叱責する」や「非難する」を意味します。この言葉は、人が誤った行動や判断をしたとき、注意を促すために使われることが一般的です。単に批判するのではなく、相手の行動を見直すように促すニュアンスが含まれています。

reproveはしばしば教育的な文脈で使われます。教師が生徒の過ちを指摘する際や、親が子供に対して行動を正すために注意する際などです。そのため、口調は通常、優しいものが多いですが、時には厳しくなることもあります。この単語は、相手の改善を期待する意味合いが強く、単なる非難とは区別されます。

この単語は、道徳や倫理的な価値に関連して使われることもあります。たとえば、友人が不適切な行動をしたときに、その行動がなぜ良くないのかを説明しながら注意を促す場面で用いることができます。このように、reproveは注意や改善を促す重要なコミュニケーションの手段として、日常の様々な場面で使われる言葉です。

reproveの基本例文

He reproved her for not telling the truth.
彼女に真実を言わないことを責めた。
She reproved him for his lack of creativity.
彼の創造性の欠損を彼女は非難した。
The coach reproved the player for his unsportsmanlike behavior.
コーチはその選手に対してフェアプレーに反する行為を責めた。

reproveの意味と概念

動詞

1. 注意する

この意味では、誰かの行動や間違いについて指摘し、改善を促すことを指します。注意を促すことは、教育的な意図や愛情をもって行われることが多く、相手の成長を願う気持ちが含まれています。
The teacher reproved the student for not completing his homework.
先生は宿題を提出しなかった生徒に注意した。

2. 非難する

この意味では、相手の不適切な行動や選択について厳しく指摘し、責任を問うことを指します。ここでは、より批判的なニュアンスが強く、時には相手を傷つけることになりかねません。
She reproved her friend for being late to the meeting.
彼女は会議に遅刻した友人を非難した。

3. 注意を促す

このニュアンスでは、相手の日常的な行動や態度について、優しく注意をし、改善を促すことを指します。あまり厳しくなく、友好的なトーンで行われることが多いため、関係性を円滑に保つのに適した表現です。
He reproved his colleague kindly for misplacing the files.
彼はファイルを誤って置いた同僚に優しく注意した。

reproveの覚え方:語源

reproveの語源は、ラテン語の「reprobare」に由来しています。この言葉は、「再び(re)」と「承認する(probare)」という2つの要素から成り立っています。「probare」は、物事を試す、確認するという意味を持っていますが、「reprobare」は「再度確認することから、否定する」「拒絶する」といった意味へと変化しました。中世フランス語を経て、英語に取り入れられた際に「reprove」という形になり、特に「叱る」や「注意する」といった意味で使われるようになりました。このように、reproveは他者の行動や言動に対して改善を促す際に用いられる言葉として発展してきました。

語源 re
再び、 後ろ
More
語源 pre
語源 pro
前に、 前の
More
語源 be
語源 ve
存在する、 〜である
More

reproveの類語・関連語

  • rebukeという単語は、相手の行動を強く非難する意味があります。reproveが指摘する程度よりも、感情が込められた強い注意が含まれます。\n例: He gave a rebuke for tardiness.(彼は遅刻に対して叱責した。)
  • scoldという単語は、特に子供や部下に対して注意を促すために使います。重い非難というよりは、教える意図がある場合が多いです。\n例: She scolded her son for being rude.(彼女は息子に失礼だと注意した。)
  • admonishという単語は、やんわりとした警告や注意を意味します。相手を優しく促すニュアンスがありますが、重要な点を伝える意味も含まれます。\n例: The teacher admonished the students to study hard.(先生は生徒たちに一生懸命勉強するよう注意した。)
  • chideという単語は、軽い非難や小言を意味します。相手が悪いことをした時に厳しくなく言う時に使います。\n例: She chided him for not cleaning his room.(彼女は彼に部屋を掃除しなかったことを小言を言った。)
  • censureという単語は、公式に非難することを意味します。特に公の場で行われる批判的な評価を指します。\n例: The politician faced censure for his remarks.(その政治家は自分の発言で批判を受けた。)


reproveの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : rebuke

類義語rebukeは、他者の行動や言動に対して非難や叱責をすることを意味します。特に、相手が間違ったことをした時に注意を促す際に使われます。口調はしばしば厳しく、強い感情が伴うことがありますが、必ずしも激しい怒りを伴うわけではありません。教育的な文脈で使われることが多く、相手の改善を促す意図が含まれています。
単語reproverebukeは似た意味を持っていますが、ニュアンスには違いがあります。reproveは、より控えめで穏やかな叱責を指し、相手の行動を指摘しつつ、改善を促すことを重視します。一方でrebukeは、より強い非難の感情が込められることが多く、直接的に相手を責める印象を与えます。ネイティブスピーカーは、相手との関係性や状況に応じて、どちらを使うかを選びます。たとえば、親が子供に対して注意する場面では、reproveが使われることが一般的ですが、職場での厳しい指導にはrebukeが適しているかもしれません。
The teacher decided to rebuke the student for not completing his homework.
先生は宿題を提出しなかった生徒を叱責することに決めました。
The teacher decided to reprove the student for not completing his homework.
先生は宿題を提出しなかった生徒を注意することに決めました。
この場合、rebukereproveはどちらも使えますが、ニュアンスが異なります。rebukeはより厳しい叱責を意味し、reproveは注意や指摘の意味合いが強く、穏やかな印象を与えます。
The manager gave him a stern rebuke for his repeated mistakes.
マネージャーは彼の繰り返されるミスに対して厳しい叱責をしました。

類語・関連語 2 : scold

単語scoldは、誰かを叱る、または非難するという意味を持ちます。特に、親や教師が子供や生徒に対して使うことが多く、感情的なトーンが伴うことが一般的です。叱責する際には、相手が何か悪いことをしたときに、その行動について注意を促す形で使われます。
単語reproveは、非難や叱責をすることを意味しますが、一般的にはもう少し穏やかなニュアンスを持っています。reproveは、相手の行動を指摘し、改善を促す場合に使われることが多く、必ずしも感情的な叱責を伴うわけではありません。例えば、教師が生徒の誤りを指摘する場合、感情的な叱責を避け、冷静にアドバイスをする形でreproveを使うことが多いです。これに対し、scoldはより強い感情を伴い、しばしば叱る側の不満が表れます。したがって、ネイティブは状況に応じて使い分けを行います。
The teacher scolded the student for not completing his homework.
先生は宿題を提出しなかった生徒を叱った。
The teacher reproved the student for not completing his homework.
先生は宿題を提出しなかった生徒を注意した。
この文脈では、scoldreproveの両方が使えますが、scoldはより強い感情を表しており、reproveは冷静な指摘のニュアンスが強いです。

類語・関連語 3 : admonish

admonish」は、注意や警告を与えることを意味します。特に、誰かの行動や考え方に対して、より良い方向に導こうとする意図が含まれています。教育的な文脈や、親が子供に対して注意を促す場面でよく使われます。注意を促す際に、相手に対して優しさや配慮を持って接するニュアンスがあるため、単なる叱責とは異なります。
reprove」と「admonish」は似たような意味を持つ言葉ですが、ニュアンスの違いがあります。「reprove」は、過ちを指摘する際に使われ、より強い非難や批判が含まれる場合があります。一方で、「admonish」は、相手の行動を改善するための優しい警告や注意を意味し、教育的な意図が強いです。たとえば、親が子供に自分の行動を改善するように注意する場合は「admonish」が適切ですが、同じ行動に対してより厳しいトーンで指摘する場合は「reprove」が使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、これらの言葉を状況に応じて使い分け、相手との関係や言葉のトーンに応じた選択を行います。
The teacher decided to admonish the student for not completing his homework on time.
先生は宿題を時間通りに提出しなかった生徒を注意することに決めました。
The teacher decided to reprove the student for not completing his homework on time.
先生は宿題を時間通りに提出しなかった生徒を叱責することに決めました。
この例文では、「admonish」と「reprove」が両方とも使われていますが、文脈によっては置換可能です。ただし、「admonish」はより優しい注意を意味し、「reprove」は強い批判を伴うことが多いので、使う場面によって適切な選択が求められます。

類語・関連語 4 : chide

chide」は、主に叱責することや注意を促す行為を指します。特に、誰かが間違ったことをした際に、軽い叱りを入れるニュアンスがあります。優しく注意を促す場合も含まれるため、感情的な強さは比較的穏やかです。
reprove」は、誰かの行動や考え方に対して批判的な意見を述べることを指しますが、その際のトーンは一般的により厳しい場合が多いです。例えば、reproveは、道徳的な観点からの非難や、行動の改善を求める場合に使用されることが多いです。一方で、chideは、比較的軽い注意や叱責に使われることが多く、親しみを持ったトーンであることが特徴です。したがって、chideは日常的な会話でもよく使われるのに対し、reproveはよりフォーマルな場面で使われることが多いです。また、chideは、親や友人が注意する際の温かみのある言い回しとして使われることが多いですが、reproveは教師や上司など、権威ある立場からの厳しい指摘に関連することが多いです。
The teacher chided the students for not completing their homework on time.
先生は、生徒たちが宿題を時間通りに終わらせなかったことで叱責した。
The teacher reproved the students for not completing their homework on time.
先生は、生徒たちが宿題を時間通りに終わらせなかったことで非難した。
この場合、chidereproveは同じ文脈で自然に置換可能ですが、chideはより穏やかで親しみのあるニュアンスを持ち、reproveはより厳しいトーンを持っています。
He chided his friend for being late to the meeting.
彼は、会議に遅れた友達を叱った。

類語・関連語 5 : censure

単語censureは、特に公式な場面で用いられることが多く、誰かの行動や言動に対して強い非難や批判を表す言葉です。一般的には、倫理的または社会的な基準に反する行動に対して使用されます。例えば、政府や組織がメンバーの不正行為に対して発表する声明などがその例です。
一方、単語reproveは、より個人的なトーンを持ち、注意や忠告をする際に使われることが多いです。人に対して「注意を促す」意味合いが強く、必ずしも強い非難を伴わない場合が多いです。例えば、親が子どもに対して「その行動は良くない」と注意する時に使うことが考えられます。ネイティブスピーカーは、censureが公的な非難を強く意識させるのに対し、reproveはより柔らかい忠告や注意を表すといった使い分けをします。
The committee decided to censure the member for their inappropriate comments.
委員会は、そのメンバーの不適切なコメントに対して非難することを決定しました。
The teacher chose to reprove the student for their disrespectful behavior in class.
先生は、その生徒の授業中の無礼な行動について注意を促すことにしました。
この二つの文では、censurereproveはそれぞれ異なるニュアンスを持っています。censureは公式な場での強い非難を示し、reproveはより個人的な注意や忠告を示すため、置換可能ではありません。
The committee decided to censure the member for their inappropriate comments.
委員会は、そのメンバーの不適切なコメントに対して非難することを決定しました。


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reproveの会話例

reproveのビジネス会話例

「reprove」は、主に「叱責する」や「非難する」という意味で使われる単語です。ビジネスにおいては、特に社員や部下の誤りを指摘する際に使われることがあります。適切なフィードバックを行うために、注意深く使う必要があります。以下に、代表的な意味をリストアップします。

  1. 叱責する
  2. 非難する

意味1: 叱責する

この意味での「reprove」は、上司が部下の行動や判断を注意し、改善を促す際に使われます。適切なタイミングでの叱責は、部下の成長に繋がることがありますが、感情的にならずに冷静に伝えることが求められます。

【Example 1】
A: I need to reprove your recent report; it contains too many inaccuracies.
A: あなたの最近の報告書を叱責する必要があります。あまりにも多くの不正確さが含まれています。
B: I understand. I'll make the necessary corrections right away.
B: わかりました。すぐに必要な修正を行います。

【Example 2】

A: It's important that I reprove you for missing the deadline.
A: 締切を守れなかったことについて、あなたを叱責することが重要です。
B: I apologize for that. I’ll ensure it doesn’t happen again.
B: それについて謝ります。二度と起こらないようにします。

【Example 3】

A: I have to reprove the way you handled the client complaint.
A: クライアントの苦情に対するあなたの対応方法を叱責しなければなりません。
B: I appreciate your feedback. I’ll learn from this experience.
B: フィードバックありがとうございます。この経験から学びます。

意味2: 非難する

この意味での「reprove」は、特定の行動や方針に対して批判的な意見を述べる際に使用されます。ビジネス環境では、戦略的な決定や方針に対する非難が、組織の方向性に影響を与えることがあります。この場合も、建設的なフィードバックが重要です。

【Example 1】
A: I must reprove the decision to cut our marketing budget.
A: マーケティング予算を削減する決定について非難しなければなりません。
B: I see your point, but we need to save costs.
B: あなたの言いたいことはわかりますが、コストを削減する必要があります。

【Example 2】

A: I want to reprove the lack of communication during the project.
A: プロジェクト中のコミュニケーションの不足について非難したいです。
B: You're right, we should have been more proactive.
B: あなたが正しいです。もっと積極的であるべきでした。

【Example 3】

A: To be honest, I feel I need to reprove our approach to client relations.
A: 正直に言うと、クライアントとの関係に対する私たちのアプローチを非難する必要があると感じています。
B: Let’s discuss how we can improve.
B: どのように改善できるか話し合いましょう。

reproveのいろいろな使用例

動詞

1. 行動や態度に対する非難や叱責

叱責の対象として

このカテゴリでは、誰かの間違いや不適切な行動を指摘し、修正を促すという意味合いがあります。叱責することで相手の行動を改善させる意図が含まれています。
I had to reprove him for his repeated mistakes in the report.
私は彼の報告書での繰り返しのミスについて叱責しなければなりませんでした。
  • reprove a student - 学生を叱責する
  • reprove an employee - 従業員を叱責する
  • reprove oneself - 自分を叱責する
  • reprove a child - 子供を叱責する
  • reprove a team member - チームメンバーを叱責する
  • reprove for negligence - 怠慢を叱責する
  • reprove for a mistake - ミスを叱責する

注意や指摘の仕方

ここでは、相手に対して注意を促す形で非難する前に、指摘を行う意味合いがあります。相手の行動に気づかせることで、より良い行動変容を期待するものです。
She tried to reprove him gently, emphasizing his potential.
彼女は彼の可能性を強調しつつ、優しく叱責しようとしました。
  • reprove for poor performance - 成績不振を叱責する
  • reprove in a kind manner - 優しい方法で叱責する
  • reprove someone discreetly - 誰かを控えめに叱責する
  • reprove someone constructively - 誰かを建設的に叱責する
  • reprove without anger - 怒らずに叱責する
  • reprove with care - 注意深く叱責する
  • reprove gently - 優しく叱責する

2. 行動を改めさせる目的の指導や教育的な意図

教育的観点からの指導

この分類では、教育的な観点から相手の行動を正すことを意図しています。非難というよりも、成長や改善を促すための指導に重きが置かれています。
The coach had to reprove the players for their lack of discipline.
コーチは選手たちの規律の欠如について叱責しなければなりませんでした。
  • reprove in a teaching context - 教育の文脈で叱責する
  • reprove as a mentor - メンターとして叱責する
  • reprove with the goal of improvement - 改善を目的として叱責する
  • reprove during a training session - トレーニング中に叱責する
  • reprove to encourage learning - 学びを促すために叱責する
  • reprove for better results - より良い結果のために叱責する
  • reprove to build character - 人間性を築くために叱責する

自己反省や自己改善を促す

このカテゴリでは、自己を対象に叱責することで、自らの行動を振り返り、改善する機会を与える場合を指します。自分自身に対しての内省を促します。
He often needs to reprove himself for procrastination.
彼はしばしば先延ばしについて自分を叱責する必要があります。
  • reprove oneself for laziness - 怠惰について自分を叱責する
  • reprove oneself about goals - 目標について自分を叱責する
  • reprove oneself for mistakes - ミスについて自分を叱責する
  • reprove oneself during reflection - 反省中に自分を叱責する
  • reprove oneself to grow - 成長するために自分を叱責する
  • reprove oneself constantly - 常に自分を叱責する
  • reprove oneself for missed opportunities - 逃した機会について自分を叱責する

英英和

  • take to task; "He admonished the child for his bad behavior"避難する詰る