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odorousの意味・覚え方・発音

odorous

【形】 臭いのある、香り高い

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odorousの意味・説明

odorousという単語は「芳香のある」や「臭いが強い」を意味します。この単語は、一般的に香りに関連して用いられ、特に強い香りや嫌な臭いの両方を指すことがあります。例えば、花のような心地よい香りに対しても使われることがありますが、腐敗した食べ物や不快な匂いについても用いられます。

odorousは、通常、文脈によってその意味合いが変わる多義語です。ポジティブな使い方としては、香りの良いものや、香水などの芳香成分について使われます。しかし、ネガティブな場面でもよく使われ、悪臭を放つ物体や状況の説明に用いられることも多いです。このように、使用する状況や文脈によって、意味が変わる点に注意が必要です。

したがって、odorousという言葉を理解する際は、その使用される文脈を考慮することが重要です。何が「odorous」であるかは、使用する人の感覚や文化に影響されるため、柔軟な理解が必要となります。

odorousの基本例文

The food was old and odorous.
食べ物は古く、臭いがありました。
The odorous fumes from the factory were toxic.
工場からの有毒な臭いがしました。
The room was filled with the odorous scent of lavender.
部屋はラベンダーの香りで充満していました。

odorousの意味と概念

形容詞

1. 強い香りがする

「odorous」は、何かの香りが非常に強い、または特有の香りを持つことを表します。この場合、香りは良い場合もあれば悪い場合もあります。例えば、花や香水のように心地よいものから、腐った食べ物のように不快なものまで、様々な香りが含まれます。
The odorous flowers filled the garden with their sweet scent.
香りの強い花々が庭に甘い香りを満たした。

2. 嫌な匂いを発する

この意味では、「odorous」は特に不快な匂いを発することを指します。腐敗した食べ物や、適切に処理されていないゴミのように、周囲の環境に嫌な影響を与える香りが該当します。この用法は主に否定的な意味合いを持ちます。
The odorous garbage attracted a swarm of flies.
不快な匂いのゴミが大量のハエを引き寄せた。

odorousの覚え方:語源

odorousの語源は、ラテン語の「odor」に由来しています。この「odor」は「匂い」や「臭い」を意味し、古典ラテン語における「olere」(匂いを放つ)という動詞から派生しています。さらに、この言葉はインド・ヨーロッパ語族の「*h₁eḱ-」という語根と関連があり、これは「感じる」や「匂いをする」といった意味を持っています。

英語の「odorous」は、古フランス語の「od(c)or」を経て、英語に取り入れられました。この単語は、何かの香りや匂いが強いことを表現するために使われます。一般的には、悪臭を放つものや強い匂いのある物の形容詞として使われることが多いです。また、逆に香りが良いものにも使われることがあり、文脈によって印象が変わることがあります。このように、「odorous」という単語は、匂いに関する豊かな意味を持つ語源を持っています。

語源 ous
~でいっぱいの、 豊富な
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odorousの類語・関連語

  • fragrantという単語は、心地よい香りがするという意味で、特に花や香水のような良い匂いを指します。例えば、「fragrant roses(香り高いバラ)」といった表現があります。
  • smellyという単語は、不快な匂いがするという意味で、悪臭を指すことが多いです。例としては、「smelly trash(臭いゴミ)」があります。
  • aromaticという単語は、特にエッセンシャルオイルやスパイスなど、特徴的で心地よい香りがすることを表します。例は「aromatic herbs(香り高いハーブ)」です。
  • scentedという単語は、特定の香りを付けられたという意味があります。香り付きの商品などに使われ、「scented candles(香り付きのキャンドル)」などの例があります。
  • pungentという単語は、強く刺激的な匂いを持つことを意味します。特に辛い匂いや強い香りの場合に使われ、例として「pungent cheese(強い匂いのチーズ)」があります。


odorousの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : fragrant

単語fragrantは、香りが良い、または心地よい香りを持つものを指します。主に花や香水、食べ物など、ポジティブな印象を与える香りに使われることが多いです。日常会話や文学作品において、良い香りを表現するための一般的な表現として広く使用されています。
一方で、単語odorousは、特に強い香りを持つものを指し、必ずしも良い香りとは限りません。これは、好ましくない匂いを含む場合もあるため、ニュアンスが異なります。たとえば、腐った食べ物や煙など、ネガティブな意味合いを持つ場合が多いです。ネイティブスピーカーは、状況に応じてこれらの単語を使い分け、fragrantは良い香りのあるものに、odorousは強すぎる香りや不快な香りのあるものに使うのが一般的です。
The garden was filled with fragrant flowers that attracted many bees.
その庭は、多くのハチを惹きつける香りの良い花々で満ちていた。
The garbage had an odorous smell that made it hard to stay nearby.
そのゴミは、近くにいるのが難しいほどの強い匂いを放っていた。
この場合、fragrantを使用した文では、良い香りを持つ花を表現しており、ポジティブなイメージがあります。一方で、odorousを使用した文では、好ましくない匂いを強調しており、ネガティブな印象を与えます。このように、両単語は異なる文脈で使われ、互換性はありません。

類語・関連語 2 : smelly

単語smellyは、悪臭や不快な匂いを持っていることを示す形容詞です。主に日常会話で使われ、特に嫌な匂いを表現する際に用いられます。例えば、腐った食べ物や不衛生な環境に関連して使われることが多いです。カジュアルな表現であり、あまりフォーマルな場面では使われません。
一方、odorousも匂いに関連する形容詞ですが、より中立的またはフォーマルなニュアンスがあります。odorousは、必ずしも不快な匂いを指すわけではなく、特定の香りや匂いを持っていることを示す場合もあります。ネイティブスピーカーは、smellyが特に悪臭を含む場合に使うのに対し、odorousは匂い自体に焦点を当てることが多いです。そのため、文脈によって使い分けることが重要です。
The old cheese in the fridge is really smelly.
冷蔵庫の古いチーズは本当に臭い
The old cheese in the fridge is quite odorous.
冷蔵庫の古いチーズはかなり匂いが強い
この場合、smellyodorousは共に「匂いが強い」という意味で使われていますが、smellyは特に不快な匂いを強調し、一方でodorousはその匂いが必ずしも悪いものであるとは限らないことを示しています。

類語・関連語 3 : aromatic

aromatic」は、特に香りが良いことを表す形容詞で、スパイスやハーブ、花などから発する心地よい香りを指します。一般的に「odorous」よりもポジティブなニュアンスを持ち、香りが人を引きつけるような場合に使われます。
odorous」は、香りがあることを示す中立的な言葉で、必ずしも良い香りとは限りません。一方、「aromatic」は、良い香りを持つ物やその特性に焦点を当てています。たとえば、調理に使われるスパイスやアロマオイルなどは「aromatic」と呼ばれることが多いですが、時には「odorous」という言葉が使われることもありますが、その場合は香りが強すぎたり、好ましくない場合に用いられることが一般的です。つまり、ネイティブスピーカーは「aromatic」を使うとき、その香りが心地よいものであることを前提としており、「odorous」はそれに対して単に香りがあることを示すため、使い分けが重要です。
The aromatic spices filled the kitchen with a delightful scent.
その香ばしいスパイスがキッチンに素晴らしい香りを満たしました。
The odorous spices filled the kitchen with a strong scent.
その強い香りのスパイスがキッチンに充満しました。
この例では、「aromatic」が心地よい香りを示すのに対し、「odorous」は香りが強いという中立的な意味合いを持っています。したがって、文脈に応じて2つの言葉を使い分けることが求められます。

類語・関連語 4 : scented

scented」は、香りがする、香りを持ったという意味の形容詞です。ポジティブなニュアンスを持ち、特に花や香水、アロマなど、心地よい香りを表すのに使われます。日常会話や商品説明などでよく用いられ、特に嗅覚に関わるものに対して使われることが多いです。
odorous」は、匂いがする、臭いという意味の形容詞ですが、通常は否定的なニュアンスを持ち、特に嫌な匂いや強い匂いを指すことが多いです。例えば、腐った食べ物や悪臭を放つものに対して使われることが一般的です。このため、scentedと比較すると、文脈によっては使用される場面が限定されます。ネイティブスピーカーは、scentedを好意的な文脈で使用し、odorousを嫌悪感を伴う文脈で使用する傾向があります。
The scented candles filled the room with a pleasant aroma.
香りのあるキャンドルが部屋を心地よい香りで満たしました。
The odorous garbage was left outside for too long.
臭いゴミが外に長時間放置されていました。
この例文では、scentedはポジティブな香りを示しているのに対し、odorousはネガティブな香りを表しています。したがって、両者は異なる文脈で使用されることが自然であり、互換性はありません。

類語・関連語 5 : pungent

pungent」は、強い香りや味を持つもの、特に刺激的で印象的な臭いを指します。食べ物や香辛料、または特定の化学物質が持つ特徴的な香りを表現する際に使われることが多いです。例えば、ニンニクやチーズなどは「pungent」な香りを持つとされます。
odorous」と「pungent」は、どちらも「香りがある」という意味を持っていますが、ニュアンスに違いがあります。「odorous」は一般的に香りがあることを指し、必ずしも良い香りとは限りません。一方で「pungent」は、特に強い、または鋭い香りを持ち、しばしば刺激的で食欲をそそるような香りに使われることが多いです。例えば、料理や香辛料の香りに関しては「pungent」の方が適切ですが、単に匂いがあるという場合には「odorous」が使われることが一般的です。英語ネイティブは、香りの印象や強さに応じてこれらの単語を使い分けています。
The cheese had a pungent smell that filled the room.
そのチーズは部屋中に広がる強い香りがした。
The cheese was quite odorous and many people found it off-putting.
そのチーズはかなり匂いが強く、多くの人がそれを不快に感じた。
この場合、「pungent」と「odorous」は置換可能ですが、ニュアンスが異なります。「pungent」は強い香りを持つことを肯定的に示し、料理や香辛料に適しています。一方、「odorous」は単に香りがあることを指し、その香りが必ずしも好ましいものとは限らないことを示しています。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

odorousのいろいろな使用例

形容詞

1. 匂いを持つ、特有の匂い(発散する香り)

正の意味合いの匂い

この分類は、特に心地よく感じられる香りや自然な甘さなど、ポジティブな印象を与える「odorous」に関連しています。
The odorous flowers filled the garden with their sweet scent.
芳香の花々が庭を甘い香りで満たしました。
  • odorous spices - 芳香の香辛料
  • odorous herbs - 香り高いハーブ
  • odorous blossoms - 香り豊かな花
  • odorous fruit - 甘い果物
  • odorous incense - 良い香りの香
  • odorous oils - 芳香油
  • odorous plants - 良い香りの植物

負の意味合いの匂い

この分類は、不快感をもたらす臭いや、一般的に嫌われる臭いを示す「odorous」に関連しています。
The odorous garbage attracted flies and made the area unpleasant.
悪臭を放つゴミがハエを引き寄せ、その地域を不快にしました。
  • odorous waste - 悪臭を放つ廃棄物
  • odorous chemicals - 嫌な臭いの化学物質
  • odorous foot odor - 足の不快な匂い
  • odorous fish - 嫌な匂いの魚
  • odorous smoke - 不快な煙
  • odorous mold - カビの嫌な匂い
  • odorous emissions - 悪臭を伴う排出物

2. 特有の香りを持つ(天然香料を放つ)

自然の香り

この分類は、自然な香りを持つもの、特に香水やアロマセラピーに関連する「odorous」に関する説明です。
The odorous essential oils are popular for relaxation and aromatherapy.
芳香のエッセンシャルオイルは、リラクゼーションとアロマセラピーに人気があります。
  • odorous lavender - 芳香のラベンダー
  • odorous jasmine - 香り高いジャスミン
  • odorous cedar - 香りの良いヒノキ
  • odorous sandalwood - サンダルウッドの良い香り
  • odorous chamomile - 芳香のカモミール
  • odorous mint - 香り高いミント
  • odorous rosemary - 良い香りのローズマリー

合成香料

この分類は、香りを持つ合成香料に関連する「odorous」に関する情報です。
The odorous synthetic fragrances are used in many household products.
悪臭を放つ合成香料は、多くの家庭用品に使われています。
  • odorous air fresheners - 悪臭を放つ消臭剤
  • odorous detergents - 強い香りの洗剤
  • odorous cleaners - 香りの強いクリーナー
  • odorous fabric softeners - 香りのある柔軟剤
  • odorous perfumes - 香りの強い香水
  • odorous room sprays - 悪臭を隠すためのスプレー
  • odorous candles - 香りのあるキャンドル

英英和

  • having a natural fragrance; "odoriferous spices"; "the odorous air of the orchard"; "the perfumed air of June"; "scented flowers"自然の香りを持つさま馨しい
    例:The odorous air of the orchard. 果樹の香る空気。