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negligenceの意味・覚え方・発音

negligence

【名】 怠慢

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/ˈneɡlɪdʒəns/

negligenceの意味・説明

negligenceという単語は「怠慢」や「不注意」を意味します。この言葉は、特定の義務や注意を怠ることによって、他者に損害を与える状態を指します。たとえば、事故や事件の際に、誰かが注意を払わなかったために発生した結果を考えると理解しやすいでしょう。

negligenceは法律の文脈でよく使われる言葉です。例えば、自動車事故の場合、運転手が交通ルールを無視して運転した結果、他の人に怪我をさせた場合、「その運転手にはnegligenceがあった」と表現できます。このように、何か重要なことをうっかりおろそかにしたために起こるトラブルについて語る際に用いられることが多いです。

また、negligenceという言葉は、日常生活の中でも使用されることがあります。仕事や学業において、重要な期限を忘れたり、注意が必要な作業を怠ったりすると、それが不利益につながる場合があります。したがって、negligenceは単なる注意不足だけでなく、その結果が大きな影響を及ぼすことを強調する概念でもあります。

negligenceの基本例文

The company was sued for negligence.
その会社は怠慢で訴えられました。
Negligence in driving can cause accidents.
運転中の怠慢は事故の原因になることがあります。
They blamed the accident on the captain's negligence.
彼らは事故を船長の怠慢のせいだと責めました。

negligenceの意味と概念

名詞

1. 不注意

不注意とは、責任を果たさず、ある状況下で合理的な判断を行わないことを意味します。特に他人や自分に対しての影響が大きい場面において、適切な行動を取らずにいることが該当します。この態度は、法律や医療などの分野で重大な結果を引き起こすことがあります。
The accident was a result of negligence on the part of the driver.
その事故はドライバーの不注意によるものだった。

2. 無関心

無関心は、責任や義務に対する配慮が不足している状態を指します。特に、他者のことや重要な仕事に対して注意を払わない様子が特徴です。このような態度は、仕事のミスや社会的な問題を引き起こす原因ともなります。
Her negligence towards her health led to serious medical issues.
彼女の健康に対する無関心が深刻な健康問題を引き起こした。

negligenceの覚え方:語源

negligenceの語源は、ラテン語の「neglegere」に由来します。この言葉は、「neg」や「nö」などの否定を表す接頭語と、「legere」という「選ぶ」や「読む」という意味の語根から成り立っています。「neglegere」は「選ばない」「無視する」という意味を持ち、そこから「注意を怠る」というニュアンスが生まれました。英語においては、16世紀頃にこのラテン語が取り入れられ、「negligence」という形で定着しました。この言葉は、特に法律用語として用いられることが多く、他者に対して注意を払わなかった結果、損害が生じた場合に使われます。つまり、negligenceは、あるべき注意を欠いていたことを指す言葉として発展してきました。

語源 no
語源 ne
否定
More
語源 ence
語源 ance
〜な性質
More

negligenceの類語・関連語

  • carelessnessという単語は、注意を怠ることを指し、特に他人や物に対する配慮が不足している状態を表します。例:His carelessness caused an accident. (彼の不注意が事故を引き起こした。)
  • neglectという単語は、何かを無視したり、放置することを指し、特に重要な事柄に対して必要な注意や関心を持たない状態を強調します。例:She neglected her responsibilities. (彼女は自分の責任を無視した。)
  • oversightという単語は、細かい部分に対する注意が不足していたことを意味し、ミスや誤りが生じる原因となることが多いです。例:The oversight led to a delay. (その見落としが遅延を引き起こした。)
  • lapseという単語は、一時的な失敗や見落としを表し、普段は注意深い人にも起こりうる不注意の瞬間を示します。例:He experienced a lapse in judgment. (彼は判断を誤った瞬間があった。)
  • inattentionという単語は、注意を払わない状態を指し、特に何かに集中していないことを強調します。例:Inattention can lead to mistakes. (無関心は間違いを引き起こすことがある。)


negligenceの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : carelessness

「carelessness」は「不注意」や「うっかり」といった意味を持ち、何かをする際に注意を払わなかった結果として生じる行動や態度を指します。この単語は、特に日常生活の中での軽いミスや疎かさに関連することが多く、比較的軽いニュアンスを持っています。
一方で、negligenceはより深刻な状況を指すことが多く、特に法的な文脈において使用されることが一般的です。negligenceは、義務を果たさなかった結果として他者に損害を与えることを意味し、その結果が重大なものであることが多いため、より重い責任が伴います。例えば、医療従事者が患者に対して求められる注意義務を怠った場合、これはnegligenceに該当します。したがって、両者の違いは、carelessnessが一般的な不注意を指すのに対し、negligenceは法律的または倫理的な義務の不履行を強調する点にあります。
His carelessness in driving led to a minor accident.
彼の運転中の不注意が小さな事故を引き起こした。
His negligence in following safety protocols led to a serious accident.
彼の安全手順に従わなかった怠慢が深刻な事故を引き起こした。
この場合、carelessnessnegligenceは同じ文脈で使われていますが、意味合いが異なります。前者は軽いミスとしての不注意を表し、後者は法的または倫理的な義務を怠ったことによる重大な結果を強調しています。

類語・関連語 2 : neglect

neglect」は、何かを怠ることや無視することを指します。特に、注意やケアが必要な物事に対して意図的または無意識的に関心を持たない状態を表します。例えば、子供やペットの世話をしないことや、重要な仕事を後回しにすることなどが含まれます。
negligence」は、義務や責任を怠ることを指し、特に法律的な文脈で使われることが多いです。例えば、医療従事者が適切なケアを提供しなかった場合、その行為は「negligence」と呼ばれ、法的責任を問われることがあります。一方で「neglect」は、より一般的な怠慢や無視を示すもので、必ずしも法的な責任を伴うわけではありません。英語ネイティブは、この二つの語を使い分ける際、文脈によって違いを意識しています。例えば、子供の世話を怠る行為は「neglect」として語られますが、その結果として法的問題が発生した場合、その行為は「negligence」として扱われることが多いです。このように、neglectはより広範で日常的な文脈で用いられ、一方でnegligenceは特定の責任や義務の不履行に関連するケースで使われることが多いのです。
The teacher was worried about the student's neglect of his studies.
その教師は生徒が勉強を怠っていることを心配していた。
The teacher was concerned about the student's negligence towards his studies.
その教師は生徒の勉強に対する無関心を懸念していた。
この文脈では、「neglect」と「negligence」は置換可能です。どちらの文でも、学生が勉強を軽視していることを表現していますが、「negligence」は少し正式な響きを持ち、特に責任の不履行を強調します。

類語・関連語 3 : oversight

oversight」は、何かを見落とすことや注意を払わなかった結果、起こる誤りや失敗を指します。この単語は、特に細かい部分を確認せずに進めたために生じるミスを強調する際に使われることが多いです。また、管理や監督の役割が不十分であることを示すこともあります。
negligence」は、故意ではなく、不注意や怠慢によって引き起こされる結果として使われます。例えば、医療や法律の文脈で、専門家が注意を払わなかったことで被害が発生した場合に使われることが多いです。したがって、「oversight」は具体的な見落としや管理の欠如を指す一方で、「negligence」は不注意や怠慢に起因する広範な結果を含むため、使い方やニュアンスに違いがあります。ネイティブスピーカーは、状況に応じてこの二つの単語を使い分けます。
The project failed due to an oversight in planning.
そのプロジェクトは計画における見落としが原因で失敗しました。
The project failed due to negligence in planning.
そのプロジェクトは計画における怠慢が原因で失敗しました。
この文脈では、両方の単語が使用可能ですが、微妙に異なるニュアンスを持ちます。「oversight」は具体的な見落としを指し、「negligence」はより広範な不注意や怠慢を示しています。

類語・関連語 4 : lapse

lapse」は、主に「一時的な過失」や「不注意によるミス」を意味します。時間の経過や注意の欠如によって生じる短期間の失敗や過ちを指し、特に注意を払っていなかったことからくる失敗を強調します。
negligence」は、法律や倫理において用いられることが多く、注意義務を怠った結果として生じる損害や損失を指します。これに対して「lapse」は、より軽微な過失や一時的な注意の欠如を示すことが多いです。ネイティブスピーカーは、「negligence」を使う際には、重大な責任や影響を伴う状況を意識する一方で、「lapse」は日常的なミスや軽微な過失を指摘するために使うことが一般的です。そのため、negligenceは法的な文脈や重大な影響を伴う場合に使われることが多く、lapseはもっとカジュアルな状況でも使用される傾向があります。
The teacher noticed a lapse in the student's attention during the lecture.
教師は講義中に生徒の注意が途切れたことに気づきました。
The teacher noticed negligence in the student's preparation for the exam.
教師は生徒の試験準備における不注意に気づきました。
この場合、両方の文は注意の欠如を指摘していますが、「lapse」は一時的な注意の欠如を強調し、「negligence」はより深刻な責任の欠如を示しています。
There was a lapse in communication that led to the misunderstanding.
コミュニケーションの途切れが誤解を招くことになりました。

類語・関連語 5 : inattention

inattention」は、注意を払わないことや無関心を意味します。これは、特定の物事に対して注意を向けなかったり、気を配らなかったりする状態を指します。たとえば、授業中に他のことを考えている状態や、周囲の状況に無頓着でいることが含まれます。特に、何か重要なことに対して注意を払わないことで、望ましくない結果を招く可能性があります。
negligence」と「inattention」は、どちらも注意を欠くことを示しますが、ニュアンスに違いがあります。「negligence」は、法律や倫理の文脈でよく使われ、特定の義務や責任を怠ることを指します。たとえば、医療従事者が患者のケアに対して無責任な態度をとる場合などです。一方、「inattention」は、日常生活の中での単なる注意不足を表し、必ずしも責任を伴うものではありません。例えば、授業中に他のことを考えている学生は、inattentionを示していますが、必ずしもその行動が「negligence」と見なされるわけではありません。このように、両者は注意を欠くという点で似ていますが、negligenceはより重い責任や義務違反を含むことが多いです。
His inattention during the meeting led to several important details being missed.
会議中の彼の注意不足が、いくつかの重要な詳細を見逃す原因となった。
His negligence during the meeting led to several important details being missed.
会議中の彼の不注意が、いくつかの重要な詳細を見逃す原因となった。
この文脈では、「inattention」と「negligence」が置き換え可能ですが、文の意味は微妙に異なることがあります。「inattention」は単なる注意不足を示す一方で、「negligence」はより深刻な責任の欠如を示唆します。
Her inattention while driving caused a minor accident.
彼女の運転中の注意不足が、小さな事故を引き起こした。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

negligenceのいろいろな使用例

名詞

1. 不作為、怠慢

法的義務に関する怠慢

この分類は、法的または社会的な義務を怠ることを指します。特に、他人に対しての注意義務を怠る場合に用いられます。
The company was found liable due to its negligence in maintaining safety standards.
その会社は、安全基準を維持する怠慢により責任を問われた。
  • negligence in safety - 安全に関する怠慢
  • negligence in duty - 義務に対する怠慢
  • negligence in care - 注意に関する怠慢
  • negligence in performance - パフォーマンスにおける怠慢
  • negligence in service - サービスに関する怠慢
  • negligence in maintenance - メンテナンスに関する怠慢
  • negligence in judgment - 判断に関する怠慢

日常生活における怠慢

この分類は、日常生活の中での軽微な注意不足やサボりなどを指します。
Her negligence in paying the rent on time led to a late fee.
彼女の賃貸料を期限内に支払わなかったことが遅延料金につながった。
  • negligence in housekeeping - 家事における怠慢
  • negligence in personal care - 身の回りのケアに関する怠慢
  • negligence in driving - 運転における怠慢
  • negligence in studying - 勉強に関する怠慢
  • negligence in attendance - 出席における怠慢
  • negligence in planning - 計画における怠慢
  • negligence in communication - コミュニケーションに関する怠慢

2. 注意義務の欠如

社会的責任に関する欠如

この分類は、個人や団体が社会的、倫理的に持つべき責任を無視することを示します。
The negligence of the government in providing basic healthcare is alarming.
基礎医療を提供する政府の怠慢は驚くべきものである。
  • negligence of care - ケアに対する怠慢
  • negligence of responsibility - 責任に対する怠慢
  • negligence of community - コミュニティに対する怠慢
  • negligence of public duty - 公的義務に対する怠慢
  • negligence of trust - 信頼に対する怠慢
  • negligence of obligations - 義務に対する怠慢
  • negligence of leadership - リーダーシップに対する怠慢

自己責任に関する欠如

この分類は、個人が自己の生活や行動に対して責任を持たないことを表します。
His negligence in managing his finances led to serious debt issues.
彼の財務管理における怠慢が深刻な負債問題を引き起こした。
  • negligence of health - 健康に対する怠慢
  • negligence of career - キャリアに対する怠慢
  • negligence of relationships - 人間関係に対する怠慢
  • negligence of goals - 目標に対する怠慢
  • negligence of education - 教育に対する怠慢
  • negligence of self-care - セルフケアに対する怠慢
  • negligence of time management - 時間管理に対する怠慢

英英和

  • the trait of neglecting responsibilities and lacking concern責任を怠り、懸念が欠如している特徴閑卻
  • failure to act with the prudence that a reasonable person would exercise under the same circumstances道理をわきまえた人が同じ状況下で行う思慮のない行動過怠