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epilogの意味・覚え方・発音

epilog

【名】 エピローグ

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/ˈɛpəˌlɔɡ/

epilogの意味・説明

epilogという単語は「エピローグ」や「付記を意味します。特に、小説や物語の最終部分に位置し、物語の結末をまとめたり、登場人物のその後を語ったりする役割を果たします。また、epilogは時には特定のテーマやメッセージを強調するために使われることもあります。このように、物語の締めくくりとしての重要な位置を占めています。

エピローグは、物語の本筋から離れた短い章や段落で構成されることが多く、読者に対して物語の余韻を感じさせたり、考えさせたりする要素を持っています。特に、ストーリーが複雑な場合や、多くのキャラクターが絡む場合には、エピローグによって明確さを提供することが可能です。このような機能により、読者は物語全体を振り返り、登場人物の成長や変化を再確認することができます。

さらに、epilogは文学作品だけでなく、映画や演劇などの他のメディアでも見られます。エピローグを含むことで、物語のテーマをより明確にし、観客に感情的な余韻を残すことができます。このように、epilogは単なる要約ではなく、物語のメッセージや印象を強化する重要な要素となっています。

epilogの基本例文

The epilog summarizes the play.
エピローグは演劇をまとめます。
The author added an epilog to the end of the story.
著者は物語の最後にエピローグを追加しました。
The epilog explained what happened to the characters later in life.
エピローグはキャラクターが後に何が起こったかを説明しました。

epilogの意味と概念

名詞

1. 劇の終わりの言葉

エピローグは、演劇の終幕において観客に直接向けられる短いスピーチや詩のことを指します。このセクションでは、物語のテーマを振り返ったり、キャラクターの未来を示唆したりすることが一般的です。特に観客に印象を与える重要な部分となることが多いです。
The actor delivered a heartfelt epilog that left the audience in tears.
その俳優は、観客を涙させる感動的なエピローグを語った。

2. 文学作品の後書き

文学作品のエピローグは、物語の結末に追加される短いパッセージです。作者が作品のテーマやメッセージを強調したり、登場人物のその後を説明したりする場面で使われます。この部分によって、読者は物語の余韻に浸ることができ、全体の理解が深まることが期待されます。
The epilog of the novel revealed the fates of the main characters years later.
その小説のエピローグでは、主要登場人物たちの数年後の運命が明らかになった。

epilogの覚え方:語源

'epilog'の語源は、ギリシャ語の「ἐπίλογος(epílogos)」に由来しています。この言葉は「ἐπί(epi)」という接頭辞と「λόγος(logos)」という名詞から成り立っています。「ἐπί(epi)」は「上に」や「後に」という意味を持ち、「λόγος(logos)」は「言葉」や「話」を意味します。つまり、「epilog」は本や物語の最後に加えられる言葉を指すことになります。

古代ギリシャの文学では、叙述の締めくくりとして epílogos が使われ、読者に重要なポイントを再確認させたり、物語の余韻を残したりする役割を果たしていました。このようにして、epilogはストーリー全体の理解を深めるための重要な部分として確立され、現代英語でもその意味を引き継いでいます。結果として、文学や演劇などの最後にまとめの部分や結論を示す際に用いられる言葉となっています。

語源 log
語源 le
言葉、 話す
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epilogの類語・関連語

  • conclusionという単語は、話や文章の最後に述べられる要約の意味で使われます。epilogは物語や書籍の後に付け加えられる内容ですが、conclusionは全体のまとめや意見を示すことが多いです。例: "The conclusion was clear." (結論は明確だった。)
  • afterwordという単語は、特に本の最後に著者が書くコメントや考えを指します。epilogは物語の続きのような内容で、afterwordは作者の意図や背景に焦点を当てることが多いです。例: "The afterword explained the author's inspirations." (アフターワードは著者のインスピレーションを説明していた。)
  • postscriptという単語は、手紙や文書の最後に追加的な情報を加える部分を指します。epilogは物語の登場人物や出来事に関するもので、大きく異なりますが、postscriptは通常、短い補足情報です。例: "In the postscript, he added some final thoughts." (追記で彼はいくつかの最後の考えを加えた。)
  • codaという単語は、音楽や文学での余韻や結論の部分を意味します。epilogと似ていますが、codaはより芸術的な文脈で使うことが多いです。例: "The coda brought a satisfying closure to the performance." (コーダはパフォーマンスに満足のいく結末をもたらした。)
  • finaleという単語は、特にショーや公演の最終部分を指します。epilogは書籍に特有ですが、finaleは演劇や音楽の最後に特有の盛り上がる部分を持っています。例: "The finale of the concert was breathtaking." (コンサートのフィナーレは素晴らしかった。)


epilogの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : conclusion

conclusion」は、物事の結論や終わりを示す言葉です。主に論文やプレゼンテーションの最後で、主張や議論をまとめる役割を果たします。この単語は、結果や最終的な判断を述べる際に使用されることが多く、特に論理的な流れや論証を重視する文脈で使われます。
一方で「epilog」は、主に文学作品や映画などの創作物の最後に付け加えられる部分を指します。物語の後日談や、登場人物のその後を描くことが多いです。このため、「conclusion」が論理的なまとめを重視するのに対し、「epilog」は物語の感情的な要素やキャラクターの発展に焦点を当てる傾向があります。ネイティブスピーカーは、文章や状況に応じてこれらの単語を使い分け、意図する意味やニュアンスを明確にします。
The study concluded that regular exercise improves mental health.
研究は、定期的な運動がメンタルヘルスを改善することを結論づけた。
The story ended with an epilog that revealed what happened to the characters years later.
物語は、数年後のキャラクターたちに何が起こったのかを明らかにするepilogで終わった。
この二つの例文では、conclusionepilogが異なる文脈で使われていることがわかります。conclusionは研究結果を論理的にまとめる際に使われ、一方でepilogは物語の感情的な締めくくりとして機能しています。

類語・関連語 2 : afterword

afterword」は、特に書籍や文書の最後に付け加えられる補足的な文章を指します。著者や編集者が読者に向けたメッセージや、作品の背景についての説明をすることが多いです。特に、小説やエッセイの後に置かれることが一般的で、読者に対する感謝や、今後の展望について触れることがあります。
epilog」は、物語の結末部分や、登場人物のその後を描くことが多いです。物語の流れを締めくくる役割を果たし、読者に物語の後日談を提供します。ネイティブは、afterwordが主に作品の制作者からの視点であるのに対し、epilogは物語の登場人物の視点からの締めくくりであるという違いを意識しています。このため、afterwordは作品の背景や意図を説明する場合に使われ、epilogは物語の余韻を楽しませるために使われることが多いです。
The author included an afterword to express gratitude to the readers.
著者は読者への感謝を表すためにあとがきを含めた。
The author included an epilog to express gratitude to the readers.
著者は読者への感謝を表すためにエピローグを含めた。
この文脈では、afterwordepilogは互換性があります。両者とも著者の意図を伝えるための文章ですが、afterwordは作品に対する感謝や解説が中心であるのに対し、epilogは物語の結末を締めくくる役割を果たします。
The author wrote an afterword to explain the inspiration behind the story.
著者はその物語のインスピレーションを説明するためにあとがきを書いた。

類語・関連語 3 : postscript

postscript」は、文章や手紙の最後に追加されるメッセージや情報を指します。特に、手紙の後に追記される形式が一般的で、「P.S.」という略称でも親しまれています。主に個人的な文脈で使われ、軽いトーンやカジュアルな印象を与えることが多いです。
epilog」と「postscript」は、どちらも文の終わりに付け加える要素ですが、使われる文脈やトーンが異なります。「epilog」は通常、文学作品や劇などの正式な文章の最後に位置し、全体のテーマやメッセージを締めくくる役割を果たします。一方で、「postscript」はよりカジュアルで、個人的なメッセージや思いを補足するために使われます。ネイティブスピーカーは、文体や目的に応じてこれらの単語を使い分けるため、場面に応じた適切な選択が求められます。
I wanted to add a few more thoughts in the postscript of my letter.
手紙の最後にいくつかの考えを追記したいと思いました。
I wanted to add a few more thoughts in the epilog of my essay.
エッセイの最後にいくつかの考えを追記したいと思いました。
この例文では、「postscript」と「epilog」が置換可能ですが、文脈によってニュアンスが異なります。「postscript」は手紙に関連し、カジュアルな印象を与えるのに対し、「epilog」はより正式な文章やエッセイに用いられるため、使用する際は文体に注意が必要です。

類語・関連語 4 : coda

coda」は、主に音楽や文学の文脈で使われる言葉で、作品の締めくくりの部分を指します。特に、物語や曲の結末や付加的な部分を表すのに適しています。物語のテーマやメッセージを再確認させる役割を果たすことが多く、作品全体に対する理解を深める助けにもなります。
epilog」と「coda」はどちらも作品の結末を示す言葉ですが、ニュアンスには違いがあります。「epilog」は特に小説や劇の最後に、物語の後日談として登場することが多いです。これによって、登場人物のその後や出来事の結末が語られ、読者に追加情報を提供します。一方で「coda」は、音楽作品における締めくくりや文学作品におけるテーマの再確認を含むことが多く、より広範な締めくくりの役割を果たします。つまり、「epilog」は特定の物語に対する具体的な後日談を指し、「coda」は作品全体のテーマや雰囲気を締めくくるものとして使われることが多いのです。
After the thrilling adventure, the author included a coda to reflect on the journey and its impact on the characters.
スリリングな冒険の後、著者はキャラクターに与えた影響を振り返るために、codaを追加した。
After the thrilling adventure, the author included an epilog to reflect on the journey and its impact on the characters.
スリリングな冒険の後、著者はキャラクターに与えた影響を振り返るために、epilogを追加した。
この例文では、codaepilogがどちらも文脈において自然に使われていますが、それぞれのニュアンスに注意が必要です。codaは作品全体のテーマを締めくくる役割を強調し、一方でepilogは物語の後日談として特定のキャラクターや出来事に焦点を当てています。

類語・関連語 5 : finale

finale」は、物語や演劇、音楽作品の終わりや結末を指す言葉です。特に、感情的なクライマックスや壮大な結末を意味することが多く、観客に強い印象を与える瞬間を表現します。
一方で「epilog」は、物語の後に付け加えられる部分、つまり物語の結末に続く解説や補足的な内容を指します。例えば、ストーリーのキャラクターのその後や、物語のテーマに対する作者の見解などが含まれることが多いです。このため、「finale」は視覚的・感情的なクライマックスに焦点を当てるのに対し、「epilog」は物語の内部的な解釈や余韻を強調します。ネイティブスピーカーは、作品の構成や意図に応じてこれらの言葉を使い分けます。
The grand finale of the concert left everyone in awe.
コンサートの壮大なフィナーレは、誰もが感嘆するものでした。
After the story ended, the author included an epilog to explain what happened to the characters.
物語が終わった後、作者はキャラクターに何が起こったのかを説明するためにエピローグを加えました。
この場合、finaleはコンサートの終わりを強調し、観客の感情を動かす重要な瞬間を示しています。一方で、epilogは物語の後の詳細を補足するものであり、物語の理解を深める役割を果たします。


epilogの覚え方:関連語

Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

epilogのいろいろな使用例

名詞

1. 演劇や文学における結びの言葉

演劇のフィナーレ

epilogは演劇の終わりに観客に向けて贈られる短いスピーチや詩のことです。観客に感謝の気持ちや、作品のテーマを再確認する機会を提供します。
The actor delivered a heartfelt epilog to connect with the audience.
その俳優は観客とつながるために心のこもったepilogを述べました。
  • epilog of the play - 演劇のepilog
  • touching epilog speech - 感動的なepilogスピーチ
  • final epilog address - 最後のepilogのあいさつ
  • poignant epilog message - 魅力的なepilogメッセージ
  • comedic epilog scene - コメディ的なepilogシーン
  • reflective epilog moment - 反省的なepilogの瞬間
  • emotional epilog delivery - 感情がこもったepilogの伝え方

文学作品の結語

epilogは文学作品の終わりに追加される短い文章で、その作品のテーマや結末を強調します。読者に余韻を残す役割を果たします。
The epilog of the novel provided closure to the story.
その小説のepilogは物語に結末を与えました。
  • epilog in the book - 本の中のepilog
  • meaningful epilog segment - 意味のあるepilog部分
  • insightful epilog reflection - 洞察に満ちたepilogの反省
  • brief epilog conclusion - 短いepilogの結論
  • symbolic epilog ending - 象徴的なepilogの結末
  • literary epilog section - 文学的なepilogのセクション
  • satisfying epilog finish - 満足のいくepilogの終わり

2. 物語や作品における追加の情報

作品の後日談

epilogは物語の後に位置し、キャラクターやストーリーの未来についての補足情報を提供することがあります。これにより、読者は物語の余韻を感じやすくなります。
The epilog gave readers insight into the characters' lives after the main events.
epilogは主な出来事の後のキャラクターの生活を読者に示しました。
  • epilog to the story - 物語のepilog
  • revealing epilog details - 明らかにするepilogの詳細
  • informative epilog remarks - 有益なepilogの発言
  • narrative epilog summary - 物語的なepilogの要約
  • engaging epilog update - 興味を引くepilogの更新
  • conclusive epilog insights - 結論を示すepilogの洞察
  • illuminating epilog commentary - 明快なepilogの解説

作品の余韻とメッセージ

epilogは作品の余韻を引き延ばす役割を果たし、最後に伝えたいメッセージを強調することができます。これにより、作品の影響が読者に長く残るようにします。
The epilog reinforced the theme of resilience in the story.
epilogは物語の中のレジリエンスのテーマを強調しました。
  • memorable epilog message - 記憶に残るepilogのメッセージ
  • reflective epilog thoughts - 反省を促すepilogの考え
  • motivational epilog ending - 励みとなるepilogの終え方
  • thematic epilog elements - テーマ的なepilogの要素
  • inspiring epilog quote - 触発するepilogの引用
  • profound epilog reflection - 深いepilogの反省
  • emotional epilog connection - 感情的なepilogのつながり

英英和

  • a short passage added at the end of a literary work; "the epilogue told what eventually happened to the main characters"文学作品の最後に加えられる短い一節エピローグ