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entitleの意味・覚え方・発音

entitle

【動】 資格を与える、権利を与える

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entitleの意味・説明

entitleという単語は「権利を与える」や「資格を与える」という意味です。この単語は何か特定の権利や資格を得ることを示し、主に法律やルールに関連して使われます。また、何かに名前を付ける場合にも使われることがあります。

entitleは特に、特定の行動や利益にアクセスする権利や資格を表現する際に用いられます。例えば、ある特典を享受するための条件を満たした場合や、ある状態において正式に認められることなどが該当します。そのため、ビジネスや法律の文書によく見られる言葉です。

この単語はよりカジュアルな文脈でも使われることがあります。たとえば、書籍や作品にタイトルを付ける時にも使われ、「この本は『海の冒険』と名付けられています」といった形で用いられます。従って、歴史的文脈や日常会話においても使われる重要な単語です。

entitleの基本例文

Winning the championship entitles you to a prize.
優勝はあなたに賞を与えます。
Being a citizen of this country entitles you to certain rights.
この国の市民であることは、あなたにある権利を与えます。
Meeting the requirements entitles you to enroll in the advanced course.
要件を満たすことは、あなたを上級クラスに登録する資格を与えます。

entitleの使い方、かんたんガイド

1. 基本的な使い方

entitle は「〜する権利を与える」「資格を与える」という意味の動詞です。

This ticket entitles you to free admission.
このチケットで無料入場できます。

2. 「entitle + 目的語 + to」の形

最も一般的な形で、「〜に〜する権利を与える」という意味になります。

Working here entitles you to health insurance.
ここで働くことで健康保険に加入する権利が得られます。

3. 受動態での使用

「be entitled to」の形で「〜する権利がある」という意味でよく使われます。

All employees are entitled to paid vacation.
全従業員に有給休暇を取る権利があります。

4. 「entitle + 作品名」の形

本や作品のタイトルを付けるという意味でも使用されます。

She entitled her new book "Dreams".
彼女は新しい本に「Dreams」というタイトルを付けました。

5. 法的・公式な文脈での使用

特に法律や規則の文脈でよく使用されます。

The law entitles citizens to vote.
法律により市民には投票権が与えられています。

6. 否定形での使用

権利や資格がないことを表現する際に使用します。

You are not entitled to a refund.
返金を受ける権利はありません。

7. 「feel entitled」の形

「当然の権利があると思う」という意味でよく使われます。

Some people feel entitled to special treatment.
一部の人々は特別扱いを受けるのが当然だと考えています。

8. 慣用表現

「entitled opinion/attitude」で「特権意識」という意味で使われます。

He has an entitled attitude.
彼は特権意識を持った態度をとっています。

まとめ

(基本的な用法)

用法 意味 例文
entitle + 目的語 + to 〜に権利を与える This ticket entitles you to free admission.
be entitled to 〜する権利がある Employees are entitled to paid vacation.
entitle + 作品名 タイトルを付ける She entitled her book "Dreams".

(特殊な用法)

用法 意味 例文
feel entitled 権利があると思う People feel entitled to special treatment.
entitled attitude 特権意識 He has an entitled attitude.
not be entitled to 権利がない You are not entitled to a refund.

entitleの意味と概念

動詞

1. 権利を与える

「entitle」は、特定の権利や特権を与えることを意味します。この場合、誰かに何かをする権利や資格を与える行為を指します。この単語は、法律や契約の文脈でよく使われ、何かに対しての正当な権利を得ることを表現します。
The new policy will entitle all employees to an extra week of vacation.
新しい政策は、すべての従業員に追加の1週間の休暇を与えることになります。

2. タイトルを与える

この意味では、特定の人や作品に対してタイトルを示すこと、またはそこに名前を与えることを指します。特に、本や映画のタイトルを付ける際に使われることが多く、作品が持つ固有の識別や価値を示す役割を果たします。
The author decided to entitle his new book "The Journey of Life."
著者は彼の新しい本に「人生の旅」というタイトルをつけることに決めました。

3. 貴族の一員にする

この用法では、特定の人を貴族階級に加えることを指します。歴史的な文脈によく見られ、王族や貴族が新しいメンバーを招待する際に使われます。現代ではあまり一般的ではありませんが、文学作品や歴史的な話題で見かけることがあります。
The king decided to entitle his loyal servant to the nobility.
王は彼の忠実な召使いを貴族にすることを決定しました。

entitleの覚え方:語源

「entitleの語源は、ラテン語の「titulus」に由来します。この言葉は「タイトル」や「ラベル」といった意味を持っています。「titulus」はさらに、「題名」や「署名」を表す意味を持つ単語であり、そこから「権利」を持つ、または「権利を与える」というニュアンスが生まれました。中世ラテン語を経て、英語では「entitle」という形に進化しました。この言葉は、他の語根「title」とも関連していますが、特に「entitle」は「何かを与える」という行為を強調しています。名詞「title」との関係から、「entitle」は「タイトルを与える」、「権利を与える」という意味を持つようになりました。この語源を知ることで、言葉の成り立ちや意味の深さを理解する手助けとなります。」

語源 in
語源 im
中に
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entitleの類語・関連語

  • authorizeという単語は、権限を与えることを意味します。主に公式な許可や認可を与える時に使われます。たとえば、「The manager will authorize the request.(マネージャーがリクエストを承認します)」のように使います。
  • allowという単語は、許可することを意味します。一般的に、何かをすることを許す場合に使われ、よりカジュアルな状況で使われることが多いです。たとえば、「I will allow you to go.(私は君が行くのを許可します)」のように使います。
  • grantという単語は、特定の権利や資格を与えることを意味します。特に正式な場面や法律的な文脈で使われることが多いです。たとえば、「The university will grant you a scholarship.(大学が君に奨学金を与えます)」のように使います。
  • empowerという単語は、力を与えることを意味します。人を強化したり、権限を持たせる場面で使われます。たとえば、「This program will empower women.(このプログラムは女性に力を与えます)」のように使います。


entitleの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : authorize

authorize」は、誰かに特定の行動を行う権限や許可を与えることを意味します。この単語は、公式な承認や権限の付与に関連して使われることが多く、ビジネスや法律の文脈で頻繁に登場します。
entitle」と「authorize」はどちらも「権利を与える」という意味を持ちますが、使用される文脈には違いがあります。「entitle」は、特定の権利や資格を与えることに焦点を当てており、主に個人の権利や特典を意味することが多いです。一方、「authorize」は、行動を許可することに重点を置いており、特に公式な手続きやルールに従った場合に使われます。たとえば、ある人が特定の情報にアクセスする権利を得る場合には「entitle」が適切ですが、その人がその情報にアクセスすることを許可される場合には「authorize」が使われます。ネイティブスピーカーは、これらの単語のニュアンスの違いを意識して使い分けています。
The manager will authorize you to access the confidential files.
マネージャーはあなたに機密ファイルにアクセスする権限を与えるでしょう。
The manager will entitle you to access the confidential files.
マネージャーはあなたに機密ファイルにアクセスする権利を与えるでしょう。
この文脈では、「authorize」と「entitle」は置き換え可能です。どちらの文も、特定のファイルにアクセスするための権利や許可を与えるという意味で理解されます。ただし、ニュアンスとしては「authorize」は行動の許可を強調し、「entitle」は権利の付与を強調する点に注意が必要です。

類語・関連語 2 : allow

単語allowは「許可する」という意味を持ち、何かをすることを認める、または可能にすることを指します。通常、他者に対して行動や選択を自由にさせる場合に使われます。文脈によっては、何かを受け入れる、または許可を与えるというニュアンスを持つこともあります。
対してentitleは「権利を与える」という意味で、特定の権利や資格を持つことを示します。例えば、特定のサービスや特典を受ける権利を与える場合に使われます。このため、allowentitleは似たような状況で使われることがありますが、意味の根本的な違いがあります。allowは主に行動を「許可する」ことにフォーカスしているのに対し、entitleは人が持つ「権利」や「資格」に焦点を当てています。例えば、ある人が特定の試験を受けることをallowされている場合、その人はその試験を受けることができるが、その人がその試験を受ける権利を持つとは限りません。しかし、試験に合格した場合、その人はその資格をentitleされることになります。このように、allowは行動に対する許可を示し、entitleは権利や資格を示すという違いがあります。
The teacher will allow you to take the test again.
その先生はあなたに再びテストを受けることを許可します。
The teacher will entitle you to retake the test after you complete the course.
その先生は、コースを修了した後にテストを再受験する権利をあなたに与えます。
この場合、両方の文は教育の文脈で自然に使われますが、意味は異なります。最初の文では、教師が再受験を許可することを示しており、行動に対する許可を強調しています。一方、2番目の文では、コースを修了したことによって得られる権利を強調しています。このように、両方の単語は似たような状況で使われますが、焦点が異なるため、互換性は部分的です。

類語・関連語 3 : grant

単語grantは、「与える」や「許可する」という意味を持ち、特に公式な文脈で使われることが多いです。例えば、奨学金や特許、権利などを与える際に使われます。この単語は、何かを正式に承認する、または提供するというニュアンスが強いです。
一方で、単語entitleは「権利を与える」という意味があり、特定の権利や資格を与える場合に使われます。例えば、特定のサービスや特典を受ける資格を持つことを指します。ネイティブスピーカーは、grantを使う場合、何かを公式に提供する際に特にフォーマルさを感じる一方で、entitleはその人が何かを受け取る権利があることを強調するために使います。つまり、grantは「与える行為」に焦点を当て、entitleは「権利」に焦点を当てている点が異なります。
The university will grant scholarships to outstanding students.
その大学は優秀な学生に奨学金を与えます。
The university will entitle outstanding students to scholarships.
その大学は優秀な学生に奨学金を受ける権利を与えます。
この文脈では、grantentitleは互換性がありますが、ニュアンスが異なります。前者は奨学金を実際に与える行為を強調し、後者はその学生が奨学金を受ける権利があることを強調しています。

類語・関連語 4 : empower

empower」は「権限を与える」や「力を与える」という意味を持ち、他者が自分の力を発揮できるようにすることを指します。この単語は特に、自己肯定感を高めたり、決定を下す力を与える文脈で使われることが多いです。また、特定のグループや個人が自らの権利を主張できるようにすることにも関連しています。
entitle」は「権利を与える」という意味を持ち、特定の資格や特権を持つことを指します。この単語は、特に法的な文脈や公式な状況で使われることが多く、何かを受け取る権利を持つことを強調します。例えば、あるサービスを受ける権利や、特定の条件を満たすことによって得られる特典について話す際に使われます。ネイティブスピーカーはこの二つの単語を使い分ける際、empowerは他者をサポートし自立を促すニュアンスを持つのに対し、entitleは特定の権利や資格を与えることに焦点を当てていると感じるでしょう。このように、両者は異なる状況での使われ方があり、ニュアンスの違いを理解することが重要です。
The new program is designed to empower students to take charge of their own learning.
新しいプログラムは、生徒が自分の学びを自ら管理できるようにすることを目的としています。
The new program is designed to entitle students to more control over their own learning.
新しいプログラムは、生徒に自分の学びに対するより多くの管理権を与えることを目的としています。
この場合、empowerentitleは意味が似ているため、互換性があります。どちらの文でも「自分の学びを管理する」ことに焦点を当てていますが、empowerはより力を与え、自立を促すニュアンスが強いのに対し、entitleは権利や特権の付与を強調しています。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

entitleの会話例

entitleの日常会話例

「entitle」という単語は、日常会話ではあまり使われないが、いくつかの場面で見かけることがある。主に「権利を与える」という意味で使われることが多い。例えば、誰かが特定の特権や資格を持っている場合に「entitle」を用いることがある。

  1. 権利を与える

意味1: 権利を与える

この意味では、人に特定の権利や資格を与える場合に使われる。特に、何かを得る権利があることを示す際に用いられることが多い。日常会話では、特権や資格について話す際に使われることがある。

【Exapmle 1】
A: This prize will entitle you to a free meal for a month.
賞を受け取ると、1ヶ月間の無料食事の権利が得られます。
B: Wow, that's great! I can't wait to use my entitled meals.
わぁ、それは素晴らしい!自分の権利を得た食事を楽しみにしています。

【Exapmle 2】

A: Winning the contest will entitle you to a trip to Hawaii.
コンテストに勝つと、ハワイ旅行の権利が得られます。
B: That sounds amazing! I hope I can entitle myself to that prize.
それは素晴らしいですね!その賞の権利を得たいです。

【Exapmle 3】

A: Your membership will entitle you to discounts on all products.
会員になると、すべての商品に対して割引の権利が得られます。
B: That's a great benefit! I love being entitled to those perks.
それは素晴らしい特典ですね!その権利を得られるのが大好きです。

entitleのビジネス会話例

「entitle」という単語は、主に「権利を与える」「資格を与える」という意味で使用されます。ビジネスシーンでは、特に契約やポリシーに関する文脈で、特定の権利や特典を与える場合に使われることが多いです。例えば、従業員が特定の福利厚生を受ける権利を有する場合や、顧客が特定のサービスを受けることができる場合などです。

  1. 権利を与える
  2. 資格を与える

意味1: 権利を与える

この会話では、会社の新しいポリシーに基づいて、従業員が受けることができる福利厚生について話しています。「entitle」は、従業員がその特典を受ける権利を示すために使われています。

【Example 1】
A: The new policy will entitle employees to additional vacation days.
B: 新しいポリシーにより、従業員は追加の休暇日を受ける権利が与えられるのですね。
B: That's great! When will this policy take effect?
A: それは素晴らしいですね!このポリシーはいつ施行されるのでしょうか?

【Example 2】

A: This agreement entitles you to a discount on future purchases.
B: この契約により、今後の購入に対して割引を受ける権利が与えられるのですね。
B: That's a good incentive for loyal customers.
A: これは常連客にとって良いインセンティブですね。

【Example 3】

A: Our membership program entitles members to exclusive events.
B: 私たちの会員プログラムでは、会員に特別なイベントへの参加権が与えられます
B: That sounds appealing. How do I become a member?
A: それは魅力的ですね。どうすれば会員になれますか?

entitleのいろいろな使用例

動詞

1. 権利や資格を与える、与える権利がある

法的・制度的な権利の付与

entitleという単語は、法律や制度に基づいて、人や組織に対して特定の権利、特権、資格を正式に与えることを意味します。また、何かをする資格や権利を持っていることを示す際にも使用されます。
Your membership entitles you to use all our facilities.
あなたの会員資格により、私たちの施設をすべて利用する権利が与えられます。
  • entitle to vote - 投票権を与える
  • entitle to benefits - 給付金を受ける権利を与える
  • entitle to compensation - 補償を受ける権利を与える
  • entitle to access - アクセス権を与える
  • entitle to use - 使用権を与える
  • entitle to receive - 受給資格を与える
  • entitle to claim - 請求権を与える
  • entitle to participate - 参加資格を与える
  • entitle to discount - 割引を受ける権利を与える
  • entitle to membership - 会員資格を与える

2. 称号や地位を与える

称号・地位の授与

entitleという単語は、人に対して称号や地位を正式に授与したり、作品やものに対して正式な名称を付けたりする際に使用されます。
The king entitled him Duke of York.
王は彼にヨーク公爵の称号を与えた。
  • entitle as lord - 貴族の称号を与える
  • entitle the book - 本に題名を付ける
  • entitle the work - 作品に名前を付ける
  • entitle the painting - 絵画に題名を付ける
  • entitle the film - 映画にタイトルを付ける
  • entitle the song - 曲に題名を付ける
  • entitle the document - 文書に表題を付ける
  • entitle the project - プロジェクトに名称を付ける
  • entitle the collection - コレクションに名前を付ける
  • entitle the series - シリーズに題名を付ける

英英和

  • give a title toタイトルを与える題する
  • give a title to someone; make someone a member of the nobility称号を誰かに与える授爵
  • give the right to; "The Freedom of Information Act entitles you to request your FBI file"権利を与える権利を与える

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