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entirelyの意味・覚え方・発音

entirely

【副】 全く

【副】 完全に

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entirelyの意味・説明

entirelyという単語は「完全に」や「全く」を意味します。この言葉は、何かが全ての要素を含んでいることや、一切の例外がないことを示す際に使われます。例えば、何かが「entirely new」と言った場合、それは「完全に新しい」という意味になり、その対象が以前のものとは一切関係がないことを強調しています。

さらに、entirelyは肯定的な表現としても使われます。たとえば、ある意見や感情を強調する場合、全くその通りであることを示すのに役立ちます。この単語は、その背景にある感情を強調するために使われ、話者の思いをより明確に伝える手助けをします。例えば、「I’m entirely satisfied.」と言った場合、「私は全く満足しています」となり、その感情を強く表現します。

このように、entirelyは物事の全体性を強調したり、意見や感情を強めたりするために使われます。文章の中での使い方としては、何かの程度や範囲を明確に示す際に多用されます。良い場面としては、意見を述べる際や、状況を詳しく説明するときに役立つ言葉です。

entirelyの基本例文

I entirely disagree with your opinion.
あなたの意見に全く同意できません。
She entirely forgot about the meeting.
彼女は全く会議を忘れていた。
The movie was entirely in French with no English subtitles.
その映画は完全にフランス語で、英語の字幕がなかった。

entirelyの意味と概念

副詞

1. 完全に

この意味では、「entirely」は何かが全く欠けていない状態や、全体がそのまま存在することを示します。たとえば、出来事や感情が全ての範囲でそうであることを強調する際に使われます。
She is entirely satisfied with her job.
彼女は自分の仕事に完全に満足している。

2. 他に何も含まないで

この意味では、「entirely」は特定の事柄や状況が他のものを一切加えないと強調する際に使われます。異なる要素や考え方が一切関与せず、純粋にそのものだけが存在する場合に用いられます。
The decision was entirely his own.
その決定は彼自身のものであった。

entirelyの覚え方:語源

entirelyの語源は、ラテン語の「integer」に由来します。この語は「完全な」「傷のない」という意味を持っています。「integer」は、英語の「integrity」や「integral」とも関係があります。このラテン語は、古フランス語の「entier」を経て、英語に取り入れられました。古フランス語の「entier」は、やはり「完全な」「全ての」という意味を持っていたため、英語のentire(全体の・完全な)という形に変化しました。この「entire」に接尾辞「-ly」を付けることで、entirely(全く・完全に)という副詞が形成されました。こうして、語源的には「完全に」という意味が込められています。

語源 tag
語源 ta
触れる、 つかむ
More
語源 ly
〜のように
More

entirelyの類語・関連語

  • completelyという単語は、何かが全く欠けることなく、完璧な状態であることを表します。例えば、「The room was completely dark.(部屋は完全に暗かった)」のように使います。
  • totallyという単語は、何かが全体的にそうなっていることを強調します。例えば、「I am totally exhausted.(私は完全に疲れきっている)」のように使います。
  • utterlyという単語は、通常では考えられないほどの程度を示します。例えば、「She was utterly surprised.(彼女は驚愕した)」のように使います。
  • whollyという単語は、何かが全体においてそうであると強調する場合に使います。例えば、「He was wholly unprepared.(彼は完全に準備ができていなかった)」のように使います。
  • fullyという単語は、何かが最大限まで達していることを表します。例えば、「I am fully aware of the situation.(私はその状況を完全に把握している)」のように使います。


entirelyの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : completely

単語completelyは、「完全に」や「全く」という意味を持ち、何かが全体として存在することや、何かが完全に達成されている様子を表現するのに使われます。日常会話や文章で非常に一般的に用いられ、肯定的な文脈でも否定的な文脈でも使われる柔軟性があります。
単語entirelyも「完全に」や「全く」という意味を持ちますが、ニュアンスに違いがあります。entirelyは、何かが全体として一つのものとして存在することに焦点を当てることが多く、特に「全て」や「一切」という意味合いが強調されます。一方、completelyは、物事の状態が完全であることを重視し、より幅広い使い方が可能です。例えば、entirelyは「この問題は私の責任です」といった文脈で使われることが多く、責任の全体を強調しますが、completelyは「この問題は完全に解決されました」といった具体的な状態を示す際に使われます。このように、両者は似た意味を持ちながらも、使われる状況や強調点に違いがあるため、ネイティブは文脈に応じて使い分けることが多いです。
I completely understand your concerns.
私はあなたの懸念を完全に理解しています。
I entirely understand your concerns.
私はあなたの懸念を全く理解しています。
この文脈では、両方の単語が置換可能です。どちらも「理解する」という行為が完全であることを示していますが、entirelyは「全体として理解している」というニュアンスを強調しています。

類語・関連語 2 : totally

totally」は「完全に」や「全く」といった意味を持ち、特定の状況や状態が全ての面でそうであることを強調します。カジュアルな会話からフォーマルな文書まで幅広く使われ、強調の度合いが高い表現です。
entirely」と「totally」は、どちらも「全く」や「完全に」という意味で使われることがありますが、ニュアンスに微妙な違いがあります。「entirely」は、物事の全体を強調する場合に使われ、特に「部分がない」という意味合いが強く出ます。一方で「totally」は、何かの状態や感情が全くそうであることを強調する際に使われることが多く、カジュアルな印象があります。このため、日常会話では「totally」がより一般的に用いられることが多いです。しかし、文脈によっては両者が置き換え可能な場合もありますので、状況に応じて使い分けることが重要です。
I am totally convinced that this is the right decision.
私はこれが正しい決断だと完全に確信しています。
I am entirely convinced that this is the right decision.
私はこれが正しい決断だと全く確信しています。
この例文では、「totally」と「entirely」が互換性を持っていることがわかりますが、「totally」はカジュアルな表現で、特に口語的に使われることが多いのに対し、「entirely」はもう少しフォーマルな印象を与えることがあります。

類語・関連語 3 : utterly

単語utterlyは「全く」「完全に」を意味し、全体や程度を強調する際に使われます。この単語は、感情や状態が極端であることを示すために用いられることが多く、否定的な文脈でもポジティブな文脈でも使用されることがあります。
単語entirelyutterlyは、どちらも「完全に」という意味を持つものの、それぞれの使い方には微妙な違いがあります。entirelyは、物事の全体を指し、何かが全くそうであるというニュアンスが強いです。対してutterlyは、感情や状態が極端であることを強調するために使われることが多く、特に否定的な文脈で使われることが多いです。たとえば、「彼はentirely正しい」と言う場合、彼が完全に正しいことを意味しますが、「彼はutterly無礼だ」と言う場合、彼の無礼さの程度が非常に強いことを示しています。このように、entirelyはより中立的な表現であり、utterlyは感情的な強調を伴うことが多いのです。
She was utterly surprised by the news.
彼女はそのニュースに全く驚いていた。
She was entirely surprised by the news.
彼女はそのニュースに完全に驚いていた。
この場合、どちらの文も同じ意味を持ち、置換が可能です。しかし、utterlyは驚きの程度が強調される印象を与えるのに対し、entirelyはより中立的な表現となります。

類語・関連語 4 : wholly

単語whollyは、「全く」「完全に」という意味を持つ副詞で、何かが全ての要素や部分を含むことを強調します。この単語は、対象が一部ではなく、全体であることを強調する際に使われます。また、感情や意見が全ての面で一致する場合にも用いられます。
単語entirelywhollyは、どちらも「完全に」という意味を持ちますが、ニュアンスに違いがあります。entirelyは、物事が完全にある状態や、何かが一切の部分を含むことに焦点を当てることが多いです。例えば、「I am entirely sure」(私は完全に確信しています)のように、確信や信念を強調する際によく使われます。一方でwhollyは、より感情的または道徳的なコンテキストで使用されることが多く、特に何かが全体としてどうであるかを強調する際に使われます。例えば、「She is wholly devoted to her work」(彼女は仕事に全く献身している)のように、感情や態度の完全さを表現するのに適しています。このように、entirelyはより日常的で客観的な場面で使われることが多いのに対し、whollyはより主観的で感情的な文脈で使用されることが多いです。
I am wholly committed to improving my skills.
私は自分のスキルを向上させることに全く専念しています。
I am entirely committed to improving my skills.
私は自分のスキルを向上させることに完全に専念しています。
この文脈では、whollyentirelyは置換可能です。どちらの単語も「全く」「完全に」という意味を持ち、同じように強い意志を表現していますが、whollyは感情的なニュアンスを持つのに対し、entirelyはより客観的な表現です。

類語・関連語 5 : fully

単語 fully は「完全に」「十分に」といった意味を持ちます。ある事柄が完全に実現されたり、十分に満たされた状態を表現する際に使用されます。日常会話や文章でよく使われ、感情や状況を強調するために適しています。
単語 entirelyfully は、どちらも「完全に」という意味を持つため、似たような文脈で使われることがあります。しかし、微妙なニュアンスの違いがあります。entirely は「全体として」「すべて」というニュアンスが強く、物事の一部分ではなく、全体を指す場合に使われることが多いです。一方で、fully は「十分に」という意味合いも含まれており、必要な条件や基準が満たされていることを強調する際に好まれます。例えば、あるプロジェクトが「完全に終了した」と言うときは entirely を使うことが適していますが、何かが「十分に良い」と言う場合は fully がより自然です。このように、ネイティブスピーカーは文脈に応じて使い分けています。
I am fully satisfied with the results of the project.
私はプロジェクトの結果に完全に満足しています。
I am entirely satisfied with the results of the project.
私はプロジェクトの結果に全く満足しています。
この場合、両方の文は自然で、意味もほぼ同じですが、fully は「十分に満足している」というニュアンスを含むのに対し、entirely は「全ての面で満足している」という強い印象を与えます。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

entirelyのいろいろな使用例

副詞

1. 完全な程度を示す

非常に・全く

この分類では、「entirely」という言葉が物事の完全性を強調する方法を示します。この副詞は、特定の行動や状態が全くのものであることを示します。
I entirely agree with your proposal.
私はあなたの提案に全く同意します。
  • entirely different - 全く異なる
  • entirely possible - 完全に可能な
  • entirely new - 全く新しい
  • entirely unnecessary - 完全に不要な
  • entirely focused - 完全に集中している
  • entirely true - 全く真実
  • entirely free - 完全に自由である
  • entirely accurate - 全く正確である
  • entirely dependent - 完全に依存している
  • entirely different situation - 全く異なる状況

例外なく

この分類では、特定の状況や文脈において、「entirely」を用いて例外がないことを強調します。
She was entirely unaware of the problems around her.
彼女は周囲の問題に全く気づいていなかった。
  • entirely her choice - 完全に彼女の選択
  • entirely your decision - 完全にあなたの決定
  • entirely your fault - 完全にあなたの責任
  • entirely within reach - 完全に手の届く範囲内
  • entirely in the past - 完全に過去のもの
  • entirely a mystery - 完全に謎である
  • entirely at your disposal - 完全にあなたの自由に使える
  • entirely beyond comprehension - 完全に理解を超えている
  • entirely off the record - 完全に非公式である

2. 他のものを含まない・関係ない

除外されている

この分類では、「entirely」が他の要素を含まないことを示します。対象が他のものと無関係であることを強調します。
The decision was made entirely by her without any input.
その決定は彼女が唯一の決定者として行った。
  • entirely separate - 完全に分けられた
  • entirely focused on - 完全に~に集中している
  • entirely different matter - 完全に異なる問題
  • entirely away from - 完全に離れている
  • entirely free from - 完全に~から解放されている
  • entirely disconnected - 完全に切り離された
  • entirely distinct - 完全に区別された
  • entirely unrelated - 完全に無関係な
  • entirely self-sufficient - 完全に自給自足の

否定的な含意

この分類では、「entirely」を用いて、特定の要素が全く関与していないことを示すことができます。否定的な状況やコンテキストで使われることが多いです。
He was entirely unprepared for the exam.
彼は試験に全く準備ができていなかった。
  • entirely unqualified - 完全に資格がない
  • entirely inappropriate - 完全に不適切な
  • entirely unsatisfactory - 完全に満足できない
  • entirely unacceptable - 完全に受け入れがたい
  • entirely incorrect - 完全に不正確な
  • entirely misleading - 完全に誤解を招く
  • entirely unnecessary risk - 完全に不要なリスク
  • entirely pointless - 完全に無意味な

英英和

  • without any others being included or involved; "was entirely to blame"; "a school devoted entirely to the needs of problem children"; "he works for Mr. Smith exclusively"; "did it solely for money"; "the burden of proof rests on the prosecution alone"; "a privilege granted only to him"含まれるまたは関係する他のものなしで独り
    例:was entirely to blame 完全に責任があった
  • to a complete degree or to the full or entire extent (`whole' is often used informally for `wholly'); "he was wholly convinced"; "entirely satisfied with the meal"; "it was completely different from what we expected"; "was completely at fault"; "a totally new situation"; "the directions were all wrong"; "it was not altogether her fault"; "an altogether new approach"; "a whole new idea"完全な程度、一杯になるまで、または全範囲頓と