「sturdy」は、頑丈で、耐久性があり、物理的に強いという意味を持つ形容詞です。この単語は、物体や構造物がしっかりしていること、または人が力強いことを表現する際に使われます。
「durable」と「sturdy」はどちらも「耐久性がある」という意味を持ちますが、ニュアンスには違いがあります。durableは、物が長持ちすること、または摩耗や劣化に強いことに重点を置いています。たとえば、長く使える家具や衣類などに使われることが多いです。一方で、sturdyは、物が物理的に強くて壊れにくいことを示し、特に重い物や激しい使用に耐えられる性質を強調します。例えば、アウトドア用の道具や家具において、sturdyはその強さを特に重要視される場面で使われます。このように、durableは耐久性全般に関する特性を示し、sturdyは特に頑丈さに焦点を当てているという違いがあります。
The table is sturdy enough to hold a lot of weight.
そのテーブルはたくさんの重さを支えられるほど頑丈です。
The table is durable enough to last for many years.
そのテーブルは何年も持つほど耐久性があります。
この例文では、「sturdy」と「durable」は異なる特性を強調しています。前者は物理的な強さを、後者は長持ちすることを示しています。したがって、置換はできません。
「lasting」は、「持続する」や「永続する」という意味を持つ形容詞です。この単語は、何かが時間の経過とともに変わらない状態や効果を持つことを強調します。たとえば、友情や影響力、記憶などが「lasting」であると表現されることが多いです。
「durable」と「lasting」は似たような意味を持ちますが、ニュアンスに違いがあります。「durable」は主に物理的なもの、例えば家具や製品の耐久性に関連して使われることが多いです。一方、「lasting」はより抽象的な概念に使われることが多く、時間が経っても変わらない、または影響を与え続けるものに焦点を当てます。ネイティブスピーカーは、物質的なものに対しては「durable」を使い、感情や関係性などに対しては「lasting」を使う傾向があります。
This fabric is lasting and will not fade over time.
この生地は持続的で、時間が経っても色あせません。
This fabric is durable and will not fade over time.
この生地は耐久性があり、時間が経っても色あせません。
この例文では、「lasting」と「durable」がどちらも使われていますが、どちらも同じ意味で使うことができます。どちらの単語も、色あせないという特性を示しており、置換可能です。
「resilient」とは、物理的、精神的、または感情的に困難な状況から素早く回復する能力を指す言葉です。この単語は、柔軟性や耐久性を持ち、逆境に直面しても元の状態に戻ることができることを強調しています。例えば、自然災害に遭った地域の人々が、すぐに立ち直る姿などが「resilient」な特性を示しています。
「durable」は主に物質的な強さや長持ちする性質を強調する言葉です。一方で、「resilient」は精神的または感情的な回復力を含むことが多いです。例えば、家具や衣服が「durable」であれば、長い間使用できることを意味しますが、「resilient」は、ストレスや困難から速やかに回復する様子を表します。ネイティブは、日常的に「durable」と「resilient」を使い分ける際、物の特性に対しては「durable」を、心の強さや環境への適応力に対しては「resilient」を選ぶことが多いです。
The community showed its resilient spirit by coming together to rebuild after the disaster.
そのコミュニティは、災害の後に再建するために団結して「resilient」な精神を示しました。
The furniture is designed to be durable enough to last for many years.
その家具は何年も持つように「durable」に設計されています。
この例文では、コミュニティの復興力を表すために「resilient」が使われ、一方で家具の長持ちする性質には「durable」が適用されています。どちらも強さを示す言葉ですが、文脈によって使い分けが必要です。
類語・関連語 4 : tough
「tough」は、物理的または精神的に強い、または耐久性があるという意味を持つ形容詞です。特に、困難な状況に対して耐えられる力や、物が破損しにくいことを強調します。たとえば、toughな肉は噛むのが大変ですが、しっかりとした食感を持っています。この単語は、感情や精神的な強さを示す場合にも使われることがあります。
「durable」は、耐久性や長持ちすることを意味し、特に物質や製品の品質に関連しています。例えば、耐水性のある製品や、長期間使用できる家具などに使われます。一方で、toughは、物理的な強さや抵抗力を強調するため、より実用的な文脈で使われることが多いです。ネイティブは、toughを使うとき、物の強さだけでなく、感情面や困難に対する反応を含む場合も考慮します。ですので、durableは物の長持ちを、toughはその物や人が困難に耐える力を表すと理解すると良いでしょう。
This fabric is very tough and can withstand harsh conditions.
この生地は非常にタフで、厳しい条件に耐えることができます。
This fabric is very durable and can withstand harsh conditions.
この生地は非常に耐久性があり、厳しい条件に耐えることができます。
この文脈では、toughとdurableはともに「耐える」という意味合いを持ち、置換が可能です。ただし、toughは物理的な強さを強調するのに対し、durableは物の寿命や耐久性に焦点を当てています。
「robust」は、強さや頑丈さを意味する言葉で、特に物やシステムが困難な状況に耐えられる能力を表します。この単語は、物理的な強さだけでなく、精神的な強さや、効果的で信頼性の高い状態を指すこともあります。
「durable」と「robust」は似たような意味を持ちながら、ニュアンスに違いがあります。「durable」は主に物や素材の長持ちする性質に焦点を当てており、特に摩耗や劣化に対する耐性を強調します。一方、「robust」はより広範囲にわたる強さ、特に多様な環境や条件に適応できる能力を示します。たとえば、「durable」は家具や衣類に使われることが多いですが、「robust」はソフトウェアやシステムの信頼性を示す際にも用いられます。ネイティブスピーカーは、これらの言葉を文脈に応じて使い分けており、物の特性に特化した表現が必要な場合には「durable」を、より広範な強さを表現したい場合には「robust」を選ぶ傾向があります。
The new software is known for its robust performance under heavy loads.
新しいソフトウェアは、大量の負荷の下での頑丈なパフォーマンスで知られています。
The new material is designed to be durable enough for outdoor use.
新しい素材は、屋外での使用に耐久性があるように設計されています。
この場合、文脈は異なるが、「robust」はソフトウェアの性能を強調し、「durable」は素材の耐久性を強調しています。どちらも強さを示す言葉ですが、適用される対象が異なるため、置換は自然ではありません。