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connotationの意味・覚え方・発音

connotation

【名】 含蓄

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/ˌkɑnəˈteɪʃən/

connotationの意味・説明

connotationという単語は「含意」や「暗示」を意味します。これは、単語やフレーズが持っている直接的な意味(辞書的な意味)とは異なり、その単語が引き起こす感情やイメージ、文化的な背景を指します。これにより、ある言葉が特定の状況や文脈でどのように解釈されるかが変わります。

たとえば、"home"という言葉は単に「家」という意味を持ちますが、その背後には「安心」や「温かさ」といったポジティブなイメージが含まれることがあります。一方で、"snake"は「ヘビ」という意味ですが、一般的には悪意や裏切りを連想させるネガティブな connotationを持っています。このように、同じ単語でも文脈によって異なる感情を呼び起こすことがあります。

言葉の connotationを理解することは、コミュニケーションを豊かにし、他者とのやりとりをより深いものにします。また、さまざまな文化や社会における言語の使われ方を知る手助けにもなります。意図するメッセージを正確に伝えるために、言葉選びやその背後にある意味を考慮することは重要です。

connotationの基本例文

Using the word "cheap" can have a connotation of low quality or inferiority.
「安い」という言葉を使うことは、低品質や劣等性という含蓄を持つことがあります。
The word "love" has a positive connotation, while "hate" has a negative connotation.
「愛」という単語は肯定的な含蓄を持ち、「憎しみ」という単語は否定的な含蓄を持ちます。
The color red can have a connotation of passion or danger, depending on the context.
「赤」という色は、文脈によって情熱や危険という含蓄を持つことがあります。

connotationの意味と概念

名詞

1. 含意

含意とは、言葉や表現が持つ直接的な意味を超えた、暗示的または提案的な意味のことです。たとえば、ある言葉が特定の感情や文化的なイメージを喚起することを意味します。この含意は、文脈によって大きく変わることがあり、特に文学や日常会話で重要です。
The word "home" carries a connotation of warmth and safety.
「home」という言葉は、温かさや安全を含意しています。

2. 文脈による意味合い

特定の言葉の使い方や状況において、周囲の言葉や状況から引き出される意味も含意と呼ばれます。このような意味合いは、交流の中での心の動きや受け手の背景によって異なる場合があります。たとえば、皮肉を含んでいるかどうかは文脈によって解釈されます。
In this context, his comment had a negative connotation.
この文脈では、彼のコメントには否定的な含意がありました。

connotationの覚え方:語源

connotationの語源は、ラテン語の「connotare」に由来しています。「connotare」は「共に知らせる」や「付加的に意味を持たせる」という意味を持つ言葉で、「con-」は「共に」や「一緒に」を意味し、「notare」は「印をつける」とか「示す」という意味があります。この語根から、connotationは単語や表現が持つ直接的な意味に加えて、暗示的な意味や感情的なニュアンスをも含むことを示すようになりました。

英語において、connotationは主に言葉の背後にある感情や文化的な意味合いを指し、文脈によって異なる解釈ができる際に用いられます。たとえば、「家庭」という言葉は、単に「家族」や「住む場所」を指すだけでなく、温かさや安心感といった、より深い情緒的な意味を持つことがあります。このように、connotationは言葉を豊かにし、コミュニケーションの中で重要な役割を果たしています。

語源 com
語源 con
共に
More
語源 tion
こと
More

connotationの類語・関連語

  • nuanceという単語は、微妙な違いや意味合いを表現する時に使われます。特に、感情や状況に関する微妙な差を強調したい時に適しています。例: 'The nuance of his voice'(彼の声のニュアンス)
  • implicationという単語は、ある事柄が暗示していることを表すのに使います。他者に伝わるメッセージや効果について話す時に適しています。例: 'The implication of her words'(彼女の言葉の暗示)
  • suggestionという単語は、提案や示唆を表します。直接的な命令ではなく、選択肢として何かを提示する時に使います。例: 'Her suggestion was helpful'(彼女の提案は役立った)
  • associationという単語は、ある事柄が他の事柄と結びつくことを示します。特に、感情や思い出に関連する場合によく使われます。例: 'The association with summer'(夏との関連)
  • toneという単語は、声や言葉の印象を表す時に使われます。感情や意図を伝えるための表現の仕方を示します。例: 'The tone of the conversation'(会話のトーン)


connotationの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : nuance

nuance」は、物事の微妙な違いやニュアンスを指す言葉です。特に、言葉や表現における微細な意味の違いを強調する際に使われます。この単語は、状況や感情、文化的背景によって変わる微妙な意味合いを理解する重要性を表しています。
connotation」は、ある言葉が持つ直訳以外の意味や印象を指します。一方で「nuance」は、言葉や表現の微細な違いに焦点を当てています。たとえば、「connotation」は、特定の言葉が持つ社会的または感情的な印象を強調するのに対し、「nuance」は、その印象を形成する微妙な違いに注目します。ネイティブは、言葉の持つ感情や文化的背景に対して非常に敏感で、時には言葉の選び方によって全く異なる印象を与えることがあるため、この二つの違いを理解することは重要です。
The discussion revealed the subtle nuance in his argument that many had overlooked.
その議論は、彼の主張に多くの人が見落としていた微妙なニュアンスを明らかにした。
The discussion revealed the subtle connotation in his argument that many had overlooked.
その議論は、彼の主張に多くの人が見落としていた微妙な含意を明らかにした。
この二つの文は、同じ状況で自然に使われるため、nuanceconnotationは置換可能です。ただし、言葉の選び方によってニュアンスや含意が異なることがあるため、文脈に応じた使い分けが重要です。

類語・関連語 2 : implication

implication」は、ある言葉や行動が持つ暗示や隠れた意味を指します。この語は、何かが直接言われていない場合でも、言外に示される意味や結果を含んでいます。たとえば、ある発言が他の人にどのような影響を及ぼすかということを考える際に使われることが多いです。
connotation」は、言葉自体が持つ感情や文化的な含意を指し、特定の語が受け取られる際のニュアンスや印象に関連しています。例えば、「家」という言葉には「安全」や「温かさ」といったポジティブなconnotationがある一方で、「牢獄」にはネガティブなconnotationがあります。一方で、implicationは特定のコンテキストにおいて意味や結果を示すため、より具体的な状況に関連付けられることが多いです。言葉の使用において、connotationは感情的な影響を重視し、implicationは論理的な結果や隠された意思を強調します。
The implication of his words was that he was unhappy with the decision.
彼の言葉のimplicationは、彼がその決定に不満であるということだった。
The connotation of his words suggested that he was unhappy with the decision.
彼の言葉のconnotationは、彼がその決定に不満であることを示唆していた。
この文脈では、implicationconnotationは相互に置換可能です。どちらも彼の不満を示しているが、implicationは言葉の背後にある意味を強調し、connotationはその言葉が持つ感情的な印象に焦点を当てています。

類語・関連語 3 : suggestion

単語suggestionは、何かを提案することや、考えやアイデアを示唆することを意味します。特に、非公式な場面や会話で使われることが多く、相手に対して「こうしたらどうか」という柔らかいアプローチをする際に使われます。connotationのように、単なる意味を超えたニュアンスや感情的な側面を持つこともありますが、主に「提案」という行為そのものに焦点が当たっています。
単語connotationは、言葉が持つ直接的な意味だけでなく、それに付随する感情やイメージを指します。たとえば、「家」という言葉は単に「住む場所」という意味ですが、家庭的な温かさや安心感などのイメージも持ちます。これに対し、suggestionは特定のアイデアや行動を提案することに特化しており、感情的な側面はあまり強調されません。また、suggestionはより軽い提案であるのに対し、connotationは言葉や表現の深い意味を考慮する必要があるため、使用される文脈やニュアンスが異なります。
I have a suggestion for improving your presentation.
あなたのプレゼンテーションを改善するための提案があります。
The word "home" has a positive connotation of warmth and safety.
「家」という言葉は、温かさや安全感というポジティブな含意を持っています。
この場合、suggestionは具体的な提案を示しており、connotationは言葉が持つ感情的なニュアンスを表現しています。前者は提案行為そのものに焦点を当て、後者は言葉の持つ深い意味や印象に着目しています。

類語・関連語 4 : association

association」は、物事の関係やつながりを示す言葉です。特定のものや概念が他のものと結びつく際に生じる印象や思い出、感情を指します。例えば、特定の色や音楽が特定の感情を引き起こすことが「association」の一例です。このように、あるものが別のものと結びつくことによって生まれる感覚や反応が「association」の基本的な意味となります。
connotation」は、言葉や表現が持つ直接的な意味だけではなく、それに付随する感情や印象を指します。「association」と「connotation」は似たような概念ですが、微妙な違いがあります。「connotation」は主に言語に関連し、言葉が持つ文化的または感情的な意味を強調します。一方で「association」は、特定の対象が他の対象と結びつくことに焦点を当てています。したがって、例えば「青色」という言葉の「connotation」は「冷静」や「悲しみ」といった感情を引き起こすかもしれませんが、「青色」と「空」という「association」は直接的なつながりを示します。このように、ネイティブスピーカーは文脈によって使い分け、感情や印象を伝えるために適切な単語を選びます。
The color red has a strong association with love and passion.
赤は愛や情熱と強い「association」があります。
The color red has a strong connotation of love and passion.
赤は愛や情熱に対して強い「connotation」があります。
この文脈では、「association」と「connotation」は互換性があります。どちらも赤色が持つ感情や印象について述べていますが、前者は赤色と他の概念との関係を強調し、後者は赤色が直接持つ感情や意味を強調しています。

類語・関連語 5 : tone

「tone」は、言葉や音の「調子」や「雰囲気」を表す言葉です。特に、話し方や書き方における感情や態度を示す際に使われます。例えば、優しいトーン、怒ったトーンなど、感情のニュアンスを伝える重要な要素です。
一方で、connotationは、言葉の持つ「含意」や「暗示」を指します。ある言葉が持つ直接的な意味だけでなく、文化や文脈によって異なる感情やイメージを引き起こす要素です。たとえば、「家」という言葉には「居心地の良さ」や「家庭の温かさ」といったポジティブなconnotationが含まれることがあります。ネイティブスピーカーは、これらの言葉を使い分ける際に非常に敏感で、toneが表現する感情のニュアンスと、connotationが示す文化的な背景を考慮します。言葉の選び方、発音、文脈に応じて、どちらを使うべきかを判断しますので、初心者には少し難しいかもしれませんが、使いこなせれば表現の幅が広がります。
The speaker's tone was warm and inviting.
話し手のトーンは暖かく、招くようなものでした。
The word has a positive connotation that makes it appealing.
その言葉には魅力的なポジティブな含意があります。
この例文では、toneconnotationは異なる文脈で使われており、置換可能ではありません。toneは感情の表現や雰囲気を強調していますが、connotationは言葉の文化的な意味やイメージに焦点を当てています。
She spoke in a cheerful tone that lifted everyone's spirits.
彼女は皆の気分を高める明るいトーンで話しました。


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connotationの会話例

connotationのビジネス会話例

「connotation」は、ビジネスにおいて主に「言葉や表現が持つ暗示的な意味」を指します。特に、マーケティングやブランディングにおいて、消費者がどのように特定の言葉やフレーズを受け取るかを理解することは重要です。選択した言葉が持つconnotationが、顧客の印象や購買意欲に大きな影響を与えることがあります。

  1. 言葉や表現が持つ暗示的な意味

意味1: 言葉や表現が持つ暗示的な意味

この会話では、マーケティングチームのメンバーが新しい広告キャンペーンの言葉選びについて議論しています。connotationが消費者の印象に与える影響について考慮されています。

【Example 1】
A: We should be careful with our choice of words; the connotation can change how our audience perceives the message.
B: 言葉の選び方には注意が必要です。暗示的な意味が私たちのメッセージの受け取り方を変える可能性があります。
B: Exactly! For instance, using "affordable" instead of "cheap" can have a more positive connotation.
A: その通りです!例えば、「安価」という言葉の代わりに「手頃な」という表現を使うことで、よりポジティブな暗示的な意味を持たせることができます。
A: So, we need to ensure that every term we use has the right connotation for our target market.
B: そうですね。ターゲット市場に対して適切な暗示的な意味を持つ言葉を使うことが重要です。

connotationのいろいろな使用例

名詞

1. 含意、暗示的な意味

言葉の持つ含意

connotationという単語は、ある言葉や表現が持つ、文字通りの意味以外の含意や暗示的な意味、感情的な連想を指します。特に、文化的背景や社会的文脈によって生まれる二次的な意味や、その言葉から受ける印象を表現する際に使用されます。
The word "home" has positive connotations of comfort and security.
「家」という言葉は、快適さと安全性という肯定的な含意を持っています。
The term "cheap" often carries negative connotations in English.
「cheap」という言葉は、英語では多くの場合、否定的な含意を持ちます。
  • positive connotation - 肯定的な含意
  • negative connotation - 否定的な含意
  • cultural connotation - 文化的な含意
  • emotional connotation - 感情的な含意
  • social connotation - 社会的な含意
  • hidden connotation - 隠れた含意
  • strong connotation - 強い含意
  • subtle connotation - 微妙な含意
  • different connotation - 異なる含意
  • political connotation - 政治的な含意
  • religious connotation - 宗教的な含意
  • historical connotation - 歴史的な含意
  • modern connotation - 現代的な含意
  • traditional connotation - 伝統的な含意
  • implied connotation - 暗示された含意

英英和

  • an idea that is implied or suggested暗示された、あるいはほのめかされた考え含蓄
  • what you must know in order to determine the reference of an expression表現の参照を決定するためにあなたが知らなければならないこと内包