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complementaryの意味・覚え方・発音

complementary

【形】 補足的な

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/kəmˌplɛmənˈtɛri/

complementaryの意味・説明

complementaryという単語は「補完的な」や「相補的な」を意味します。この言葉は、二つ以上のものが互いに補い合う関係にあることを示します。例えば、ある要素が他の要素の不足を補う、あるいは強みを引き出す役割を果たす場合に使用されます。これは、特に物事が一緒になってより効果的または魅力的になるときに関連しています。

complementaryは様々な文脈で使われます。例えば、ビジネスの戦略として、異なる製品が互いの機能を補完することで、全体の価値を高める場合があります。デザインやアートにおいても、色の組み合わせが補完的であれば、視覚的に魅力的な効果を生み出します。つまり、要素同士が互いに不足を補い合うことで、全体のバランスや調和が生まれるというニュアンスがあります。

また、complementaryは特に健康や栄養の分野で重要です。異なる栄養素が互いに補完し合うことで、より良い健康効果が得られることがあります。たとえば、ある食事が特定のビタミンを多く含んでいる一方で、別の食事がそのビタミンの吸収を助ける成分を持っている場合、これらは相互に補完的な関係にあると言えます。このように、complementaryはさまざまな場面で補完し合う関係を示す重要な単語です。

complementaryの基本例文

The food and wine were perfectly complementary.
食べ物とワインは完璧に補完しあっていた。
The blue shirt and the orange tie are complementary colors.
青いシャツとオレンジのネクタイは補色です。
The business negotiations were very complementary to the two parties involved.
ビジネス交渉は、関係する2つの当事者にとって非常に補完的でした。

complementaryの意味と概念

名詞

1. 補色

補色とは、色相環において対角に位置する2つの色を指します。これらの色を混ぜると、光の場合は白、顔料の場合は灰色になります。例えば、赤と緑、青とオレンジなどが補色の関係です。アートやデザインで補色を使用することで、色のコントラストを強調し、視覚的な引き立て効果を得ることができます。
Red and green are complementary colors that create a vibrant contrast when used together in a painting.
赤と緑は絵画に一緒に使うと鮮やかなコントラストを生み出す補色です。

形容詞

1. 補完的

この意味は、互いに補い合う関係にあることを示します。特に、あるものが別のものの不足を補い、一つにする役割を果たす場合に使われます。たとえば、食事での栄養素の組み合わせや、チームのメンバーが異なるスキルを持っていて協力する場合などで用いられます。
The two colors are complementary and enhance the overall design of the room.
この2つの色は補完的で、部屋全体のデザインを引き立てます。

2. 相互に否定的

この意味は、言葉や命題が互いに否定し合う関係にある場合を指します。たとえば、「私が行く」という主張と「私が行かない」という主張は、補完的な関係にあります。このような用法は、論理的な議論や哲学的な文脈でよく見られます。
The concepts of success and failure are complementary, each defining the other.
成功と失敗の概念は相互に否定的で、互いに定義し合っています。

complementaryの覚え方:語源

complementaryの語源は、ラテン語の「complementum」に由来しています。この言葉は「完全にする」「補う」という意味を持ち、さらに「com-」は「共に」や「一緒に」を意味し、「plem」や「plet」は「満たす」という意味から派生しています。つまり、complementumは「共に満たすもの」という概念が含まれています。英語では、complement(補完するもの)という形で使われ、そこから形容詞形のcomplementaryに派生したのです。そのため、complementaryは「補完的な」や「相互に補い合う」という意味を持つようになりました。この語源的な背景から、complementaryという言葉は様々な分野で相互の関係を示す際に使用されます。特に、二つの要素が一緒になったときに全体としての価値を高めるような状況で使われることが多いです。

語源 com
語源 con
共に
More
語源 ple
語源 pli
満たす
More
語源 ment
こと、 もの
More

complementaryの類語・関連語

  • supplementaryという単語は、追加的な意味合いを持ち、何かに対する補足や追加を示します。例えば、'supplementary materials'(補助教材)は、主教材を補うために使われる素材のことです。
  • additionalという単語は、何かに対して新たに加わるものを示し、量的な増加が強調されます。例として、'additional information'(追加情報)は、既に存在する情報のほかにさらに得られる情報を指します。
  • auxiliaryという単語は、主なものを助ける役割を持つことを示し、サポートの意味合いが強いです。例えば、'auxiliary staff'(補助スタッフ)は、主な業務をサポートするスタッフを指します。
  • incidentalという単語は、本質的ではないものの、偶然的に発生することを示します。例えば、'incidental expenses'(付随費用)は、主要な活動に付随する予期せぬ費用を指します。


complementaryの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : supplementary

単語supplementaryは、「補足的な」という意味を持ち、主に何かを追加することで全体をより良くすることを指します。たとえば、教材や情報を補うために使われることが多く、教育や業務での文脈で頻繁に登場します。
一方、単語complementaryは、「補完的な」という意味で、主に二つ以上の要素が互いに補い合う関係を示します。たとえば、色や味が互いに引き立て合う場合に使われます。日本語では「補完的」と訳されることが多いですが、ニュアンスとしては、単に追加するのではなく、相互に作用し合って一つの全体を形成するというイメージが強いです。ネイティブスピーカーは、これらの言葉を使う際に、それぞれの文脈や関係性を意識して選んでいます。つまり、supplementaryは「追加する」といったニュアンスが強いのに対し、complementaryは「お互いを引き立てる」という相互作用を重視した使い方になります。
The supplementary materials helped me understand the topic better.
補足教材がそのトピックをよりよく理解するのに役立ちました。
The complementary materials helped me understand the topic better.
補完的な教材がそのトピックをよりよく理解するのに役立ちました。
この場合、両方の単語は「教材」という共通の要素を補完または補足するという意味で使われており、文脈としては置換可能です。ただし、supplementaryは追加的な役割を強調し、complementaryはお互いの関係性を強調するため、選択する際のニュアンスは異なります。

類語・関連語 2 : additional

additional」は「追加の」という意味を持ち、何かを加えることや増やすことを表します。特に、元々あるものに対して新たに何かを加える際に使われます。この単語は、数量や要素が増えることを強調する際によく用いられ、無限の可能性を示す場合や、既存のものに対して次のステップを示す際に便利です。
complementary」と「additional」は似た意味を持っていますが、ニュアンスに違いがあります。「complementary」は、互いに補完し合う関係を示し、異なる要素が組み合わさることで全体がより良くなる場合に使われます。例えば、色や味が互いに引き立て合うときに使われることが多いです。一方で、「additional」は単に数量や要素が増えることを示すだけであり、必ずしも補完的な関係を持つわけではありません。英語ネイティブは、文脈によってこれらの単語を使い分けており、complementaryはより関係性や調和を感じさせる言葉であるのに対し、additionalは単純に「さらに」という意味合いが強いです。
The report includes additional information about the project.
その報告書にはプロジェクトについての追加の情報が含まれています。
The report includes complementary information about the project.
その報告書にはプロジェクトについての補完的な情報が含まれています。
この場合、両方の単語は文脈によって置き換え可能ですが、ニュアンスが異なります。「additional」は単に新しい情報が加わることを意味し、一方で「complementary」は、その情報がプロジェクト全体をより良くするために役立つことを示唆しています。

類語・関連語 3 : auxiliary

auxiliary」は、主に「補助的な」という意味を持つ形容詞で、主なものを助けたり、サポートしたりする役割を果たします。特に、機械やシステム、または言語において、主要な機能を補完するために存在するものを指します。例えば、英語の文法では、「助動詞」が「auxiliary」動詞として使われ、他の動詞と組み合わせて意味を強調したり、時制を示したりします。
complementary」は、何かを補完し合う関係を示す言葉で、相互に関連し、全体として調和を生む場合に使われます。例えば、色の組み合わせや、異なるスキルが一緒になることで、全体のバランスが取れるといった状況で使われます。一方で「auxiliary」は、より機能的な役割に焦点を当てており、補助的な存在としての使用が強調されます。このため、両者は似たような一般的な意味を持つ一方で、「complementary」は調和や協力のニュアンスが強く、「auxiliary」は主に支援や補助の役割に特化しています。つまり、相補的関係を示す「complementary」に対し、「auxiliary」は特定の機能を持つ補助的な役割を強調するため、使い分けが必要です。
The teacher provided auxiliary materials to help the students understand the lesson better.
教師は、生徒が授業をよりよく理解できるように、補助的な教材を提供しました。
The teacher provided complementary materials that enhanced the students' understanding of the lesson.
教師は、生徒の授業に対する理解を深めるために、補完的な教材を提供しました。
この例からもわかるように、両者は異なる文脈で使われています。「auxiliary」は主に補助的な役割を持つものを指し、「complementary」は、何かを強化し合う関係を指します。このように、使い分けが必要です。

類語・関連語 4 : incidental

incidental」は「付随的な」や「偶発的な」という意味を持ち、主に何かの主体的な目的から派生するものや、重要度が低いものを指します。この言葉は、ある出来事や状況において、中心的な要素とは関係なく起こることを強調します。
complementary」は「補完的な」という意味で、主に互いに補い合う関係にあるものを指します。たとえば、異なる要素が組み合わさることで全体としてより良い効果を生む場合に使われます。一方で「incidental」は、主に重要でないサブ的な要素を指すため、二つの言葉は異なるニュアンスを持ちます。たとえば、食事におけるサラダはメインディッシュに対して補完的であり、サラダに付随してくるドレッシングは付随的な要素と考えられます。このように、complementaryは相互に価値を高める関係を示し、incidentalはそれに対して重要度が低いことを示します。
The incidental costs of the project were much higher than expected.
そのプロジェクトの付随的なコストは予想以上に高かった。
The complementary costs of the project helped to improve its overall success.
そのプロジェクトの補完的なコストは全体の成功を向上させるのに役立った。
この二つの文では、incidentalcomplementaryは異なる意味を持ちます。前者はプロジェクトにおける予期しない支出を示し、後者はプロジェクトの成功に寄与する補完的な支出を示しています。


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complementaryのいろいろな使用例

名詞

1. 色彩に関する意味

補色

補色とは、色相環で正反対に位置する2色のことを指し、それらを混合すると白(光の混合の場合)または灰色(顔料の混合の場合)になる特性を持っています。色のデザインやアートにおいて補色を使うことで、視覚的なコントラストを効果的に活かすことができます。
In color theory, complementary colors create a striking visual effect when placed next to each other.
色彩理論において、補色は隣接するときに際立つ視覚効果を生む。
  • complementary colors - 補色
  • complementary color scheme - 補色の配色
  • complementary color palette - 補色のパレット
  • complementary hues - 補色の色調
  • complementary contrasts - 補色のコントラスト
  • complementary tones - 補色のトーン
  • complementary shades - 補色の色合い

視覚的な効果

補色は互いに強調し合う特性があり、デザインやアートにおいて特定の感情や注目を引くためによく利用されます。この組み合わせにより、ダイナミックでエネルギッシュな印象を与えることが可能です。
Using complementary colors in design can enhance the overall visual appeal.
デザインで補色を使うことは、全体的な視覚的魅力を高めることができる。
  • complementary effects - 補色の効果
  • complementary visuals - 補色の視覚
  • complementary designs - 補色のデザイン
  • complementary patterns - 補色のパターン
  • complementary arrangements - 補色の配置
  • complementary aesthetics - 補色の美学
  • complementary lighting - 補色の照明

2. 色の混合に関する意味

色彩の混合

補色は、2つの色を混ぜることによって新しい色を生み出す際に重要な役割を果たします。特にアートやデザインにおいて、補色を適切に使うことで、視覚的な調和やリズムを高めることができます。
Complementary colors play a crucial role in color mixing and achieving balance in artwork.
補色は色の混合とアートワークの調和を達成する上で重要な役割を果たす。
  • mixing complementary colors - 補色を混ぜる
  • mixing with complementary - 補色と混ぜる
  • achieve complementary mix - 補色の混合を達成する
  • combine complementary shades - 補色の色合いを組み合わせる
  • create complementary blends - 補色のブレンドを作る
  • complementary color mixing - 補色の混合
  • effective complementary mixing - 効果的な補色の混合

このように、補色は色彩理論やデザインにおいて非常に重要な概念であり、視覚的な表現に多大な影響を与える要素として認識されています。

形容詞

1. 互いに補完し合う関係(補完的)

設計または構造に関する場合

この分類では、製品やサービスが互いに補完し合い、一緒に使用されることによって全体的な価値を高めることを強調します。
The complementary features of the software allow for greater functionality.
そのソフトウェアの補完的な機能は、より大きな機能性を提供します。
  • complementary colors - 補色
  • complementary skills - 補完スキル
  • complementary products - 補完的な製品
  • complementary services - 補完的なサービス
  • complementary design - 補完的なデザイン
  • complementary technologies - 補完的な技術
  • complementary approaches - 補完的なアプローチ
  • complementary functions - 補完的な機能 ...

組織やチームに関する場合

この分類では、異なる専門的背景を持つチームメンバーが互いに補完し合うことに焦点を当てています。
Her complementary skills contributed greatly to the success of the project.
彼女の補完的なスキルは、プロジェクトの成功に大いに貢献しました。
  • complementary team dynamics - 補完的なチームダイナミクス
  • complementary work styles - 補完的な働き方
  • complementary expertise - 補完的な専門性
  • complementary perspectives - 補完的な視点
  • complementary roles - 補完的な役割
  • complementary talents - 補完的な才能
  • complementary duties - 補完的な業務 ...

2. 互いに否定し合う関係(相補的)

論理または言語に関する場合

この分類では、ある発言や主張が他の発言や主張と互いに補完し、全体としてより深い理解を提供することを示しています。
The two complementary arguments provided a more comprehensive view of the issue.
2つの相補的な議論は、その問題に対するより包括的な見解を提供しました。
  • complementary ideas - 相補的なアイデア
  • complementary statements - 相補的な声明
  • complementary arguments - 相補的な議論
  • complementary evidence - 相補的な証拠
  • complementary theories - 相補的な理論
  • complementary interpretations - 相補的な解釈
  • complementary premises - 相補的な前提 ...

教育やコミュニケーションに関する場合

この分類では、異なる視点やアプローチが教育やコミュニケーションを通じてどのように補完し合うかを強調します。
The complementary teaching styles enhanced the learning experience for students.
補完的な指導スタイルは、学生の学習体験を向上させました。
  • complementary teaching methods - 補完的な教授法
  • complementary communication strategies - 補完的なコミュニケーション戦略
  • complementary learning styles - 補完的な学習スタイル
  • complementary feedback - 補完的なフィードバック
  • complementary assessments - 補完的な評価
  • complementary resources - 補完的なリソース ...

英英和

  • of words or propositions so related that each is the negation of the other; "`male' and `female' are complementary terms"単語と前置詞が関係しているのでそれぞれが他の否定となっている相補的
    例:`male' and `female' are complementary terms '男性'と'女性'は相補的な用語である
  • acting as or providing a complement (something that completes the whole)補足として作用する、あいは補足を提供すること(全体を完成する何か)補足的