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bequeathの意味・覚え方・発音

bequeath

【動】 遺贈する

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bequeathの意味・説明

bequeathという単語は「遺贈する」や「引き継ぐ」を意味します。主に財産や権利を生前に亡くなった人から、遺言によって他の人に渡すことを指します。この単語は法的な文脈で頻繁に使われ、相続や遺産に関する会話で耳にすることが多いです。

bequeathのニュアンスは、単に物を渡すのではなく、何らかの意味や価値を持ったものを他者に託すという点にあります。このように、家族や親しい人に対する愛情や意向を含む行為としても理解されます。遺贈されるものは現金や不動産だけでなく、思い出の品や特別な意義を持つ物も含まれます。

この単語は、法律文書や遺言書において重要な役割を果たし、将来の相続人や受取人に対する責任感や思いやりを示す言葉です。文脈によっては、自分の知識や経験を他者に伝えるという意味合いでも使われる場合があります。例えば、特定の技術や知識を後の世代に「引き継ぐ」といった形で今後の発展を思い描くことも含まれます。

bequeathの基本例文

He bequeathed his entire fortune to his children.
彼は彼の子供たちに全財産を遺産として残しました。
She will bequeath the family heirloom to her nephew.
彼女は家宝を甥っ子に残すつもりです。
He always planned to bequeath his collection to a museum.
彼はいつも自分のコレクションを博物館に寄贈するつもりでした。

bequeathの意味と概念

動詞

1. 遺贈する

この意味は、亡くなった人が遺言によって特定の財産や物を他の人に譲渡することを指します。遺贈は通常、法的な手続きが伴い、遺言者の意向に従うことが求められます。例えば、親が子供に家を遺贈する場合などがこの意味に該当します。
She decided to bequeath her jewelry to her daughter.
彼女は自分の宝石を娘に遺贈することに決めた。

2. 伝える

この意味では、知識や文化などを次の世代に引き継ぐことを指します。遺贈は物理的なものだけでなく、家族や社会の価値観、教訓なども含まれることがあります。例えば、先祖から受け継がれた伝統について語ることがこの意味に当たります。
He hopes to bequeath his passion for music to his children.
彼は自分の音楽への情熱を子供たちに伝えたいと考えている。

bequeathの覚え方:語源

bequeathの語源は、古英語の「becwethan」に由来しています。この言葉は「be」(~に対して)と「cwethan」(言う、述べる)という要素から成り立っています。元々は「~に言う」という意味があり、転じて「遺言によって伝える」や「譲る」という概念が加わりました。

中世英語を経て、近代英語において「bequeath」という形に発展し、特に遺産を他者に渡す際の正式な表現として使われるようになりました。そのため、bequeathは主に死亡後の財産の譲渡を意味する言葉として定着しています。このように、言葉の歴史を辿ることで、その使用方法や意味の変遷を理解する手助けになります。

語源 equ
等しい
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bequeathの類語・関連語

  • giveという単語は、物を誰かに渡す一般的な表現です。特に意図や条件なしに物を渡す場面で使います。例: 'I give you a book.' (私はあなたに本を渡します。)
  • donateという単語は、社会貢献や慈善のために物を寄付することを指します。特に善意や無償の寄付が含まれます。例: 'I donate clothes to charity.' (私は慈善団体に服を寄付します。)
  • assignという単語は、特定の目的や役割のために物を配置したり、権利を与えたりすることを意味します。例: 'I assign tasks to my team.' (私はチームに仕事を割り当てます。)
  • hand over
    hand overという単語は、物を手渡す際に使われる表現で、特に公式な場合や責任の移転を強調します。例: 'I hand over the keys to my neighbor.' (私は隣人に鍵を手渡します。)
  • transferという単語は、物や権利を一つの場所から別の場所に移動させることを意味します。特に形式的な手続きがある場合に使われます。例: 'I transfer the funds to your account.' (私はあなたの口座に資金を移します。)


bequeathの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : give

単語giveは、物や情報を他の人に渡すことを意味します。日常会話で頻繁に使われ、柔軟なニュアンスを持っています。例えば、プレゼントを渡す、アドバイスをする、お金を寄付するなど、さまざまな場面で使われます。特に、カジュアルな文脈で使われることが多く、日常的なコミュニケーションに欠かせない言葉です。
一方で、単語bequeathは、特に遺産や財産を他の人に譲るという意味で使われます。法律的な文脈や、正式な場面でよく見られ、感情的な重みを伴います。例えば、親が子供に家をbequeathする際には、単なる物の受け渡しだけでなく、家族の歴史や思いが込められています。ネイティブは、これらの単語を使う際に文脈に応じて使い分けるため、giveはカジュアルで広範囲に使えるのに対し、bequeathは特定の状況に限定されることを理解しています。
I want to give my old books to my friend.
私は古い本を友達にあげたい
I want to bequeath my old books to my friend.
私は古い本を友達に遺贈したい
この文脈では、両方の単語が使えますが、giveはカジュアルで日常的なニュアンスを持ち、一方でbequeathは正式で法律的な意味合いを強調します。
I want to give a donation to the charity.
私はその慈善団体に寄付をしたい

類語・関連語 2 : donate

donate」は、物やお金を他人のために無償で提供することを意味します。この単語は、特に慈善団体や必要としている人々に対する寄付を指す場合によく使われます。donateは、自己の所有物を他者に渡す行為を表現し、感謝の気持ちや社会貢献の意識を伴うことが多いです。
一方で「bequeath」は、主に遺言や法律文書を通じて、死後に資産や財産を他者に譲渡することを指します。bequeathは、時間的な文脈が異なり、未来の特定の時点(通常は死後)での譲渡を示すため、より公式なニュアンスを持っています。ネイティブはこの違いを敏感に捉え、donateは生きている間の行為として、bequeathは死後の行為として使い分けます。したがって、日常的な会話や書き言葉では、donateの方が一般的であり、bequeathは法律的または正式な文脈で用いられることが多いです。
I decided to donate my old clothes to charity.
私は古い服を慈善団体に寄付することにしました。
I decided to bequeath my old clothes to charity in my will.
私は遺言で古い服を慈善団体に譲ることにしました。
この場合、donatebequeathは共に「寄付する」という意味を持っていますが、前者は生きている間の行為を、後者は死後の行為を示します。文脈によって使い分けられるため、理解しやすい例です。
Many people donate to food banks during the holiday season.
多くの人々がホリデーシーズンにフードバンクに寄付します。

類語・関連語 3 : assign

assign」は、特定の責任や仕事を誰かに与えることを意味します。一般的には、タスクや役割を割り当てる際に使用され、教育やビジネスの場面でよく見られます。特に、何かを決定してその権限を他者に委ねるニュアンスがあります。
bequeath」は、特に遺産や財産を遺言によって他者に譲ることを指します。主に法的な文脈で使われ、死後に誰かに何かを譲る場合に特化しています。一方で、「assign」は一般的なタスクや役割の割り当てを指し、物理的な財産の譲渡には適しません。このように、bequeathは特定の状況(遺言や死後の譲渡)で使われるのに対し、assignは幅広い場面で使われるため、使い方に明確な違いがあります。
I will assign this project to my team member.
私はこのプロジェクトをチームメンバーに割り当てます
I will bequeath this project to my successor.
私はこのプロジェクトを後任者に譲ります
この文脈では、assignbequeathは異なる状況で使われています。「assign」は現在の責任を他者に割り当てることを示し、即時的な行動を意味しますが、「bequeath」は将来の特定の状況(死後)での譲渡を指し、より長期的な視点を持っています。
The teacher will assign homework to the students.
先生は生徒に宿題を割り当てます

類語・関連語 4 : hand over

単語hand overは、何かを他の人に渡す、引き渡すという意味を持ちます。具体的には、物理的なアイテムや権利、情報などを誰かに移すときに使われます。この表現は、カジュアルな場面からフォーマルな場面まで幅広く用いられ、手渡す行為の直接的なニュアンスを強調します。
一方で、単語bequeathは、特に遺産や財産を遺言によって次の世代に渡すことを意味します。法的または正式な文脈で使われることが多く、死後に何かを譲渡するという特定の状況に限定されています。このため、両者は「渡す」という共通の意味を持つものの、使用されるシチュエーションやニュアンスには大きな違いがあります。ネイティブスピーカーは、文脈に応じてこれらの単語を使い分け、特にbequeathは感情的な重みや法的な側面を含むため、より慎重な使い方が求められます。
Please hand over the documents to the manager.
書類をマネージャーに渡してください
I want to bequeath my collection of books to my children.
私の本のコレクションを子供たちに遺したい
この場合、両方の文は「渡す」という意味を持ちますが、使用される文脈が異なります。hand overは日常的な引き渡しを指し、bequeathは遺産を遺すことに特化しています。そのため、互換性はありますが、文脈によって適切な表現を選ぶ必要があります。

類語・関連語 5 : transfer

transfer」は、物や権利、情報などを一つの場所から別の場所へ移動させることを意味します。この単語は、物理的な移動や、権利や責任を他の人に渡す場合にも使われます。一般的に、bequeathよりも広い意味を持ち、日常的な状況でよく使われる言葉です。
bequeath」は、特に遺言や法律的な文脈で使用されることが多く、他の人に財産や権利を譲るという意味があります。一方で、「transfer」は、より一般的で広範囲に使用され、物理的な移動や権利の譲渡など、様々なシチュエーションで使える単語です。ネイティブスピーカーは、特に法律や遺産に関連する場合、bequeathを使い、日常生活では「transfer」を好む傾向があります。つまり、bequeathは、感情や特別な意味合いが込められることが多く、主に亡くなった人からの贈り物としての財産の譲渡を指しますが、「transfer」はもっとカジュアルで、日常的な場面で使われることが多いのです。
I will transfer my assets to my children after I pass away.
私は亡くなった後、子供たちに資産を移転するつもりです。
I will bequeath my assets to my children after I pass away.
私は亡くなった後、子供たちに資産を遺贈するつもりです。
この文脈では、transferbequeathは置換可能ですが、bequeathの方がより特別な意味を持ち、亡くなった後の財産の譲渡を示唆しています。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

bequeathの会話例

bequeathのビジネス会話例

「bequeath」は主に法的な文脈で使用される単語で、特に遺言や相続に関連して、財産や権利を譲渡することを指します。ビジネスの場では、企業の所有権や資産が次世代に引き継がれる際に使われることがあります。これにより、企業の永続性や継承計画についての議論が生まれることがあります。

  1. 財産や権利を遺言によって譲渡すること
  2. 企業の所有権や資産を次世代に引き継ぐこと

意味1: 財産や権利を遺言によって譲渡すること

この会話例では、遺言を通じて財産を他者に譲渡することについて話されています。特に、遺言の内容がどのように影響するかに焦点を当てています。

【Exapmle 1】
A: My grandfather decided to bequeath his estate to me in his will.
祖父は遺言で私に彼の財産を譲ることに決めました。
B: That's a significant responsibility. Have you thought about how to manage it?
それは大きな責任ですね。どのように管理するか考えましたか?

【Exapmle 2】

A: If I were to bequeath my shares to anyone, it would be my children.
もし私が株を譲るとしたら、子供たちに譲りたいです。
B: That makes sense. It's important to think about the future generations.
それは理にかなっています。次の世代について考えるのは重要です。

【Exapmle 3】

A: I need to update my will to ensure I bequeath my business to the right person.
私は自分のビジネスを適切な人に譲るために遺言を更新する必要があります。
B: It's wise to make sure your wishes are clearly stated.
あなたの希望が明確に記載されることを確認するのは賢明です。

意味2: 企業の所有権や資産を次世代に引き継ぐこと

この会話例では、企業の資産や所有権が次世代に引き継がれることについて話しています。特に、企業の継承計画の重要性が強調されています。

【Exapmle 1】
A: Our company has a plan to bequeath the leadership to the next generation.
私たちの会社は次世代にリーダーシップを引き継ぐ計画を立てています。
B: That's essential for the future success of the business.
それはビジネスの将来の成功にとって不可欠です。

【Exapmle 2】

A: We should discuss how to bequeath our assets to ensure stability.
私たちは安定を確保するために資産をどのように引き継ぐか話し合うべきです。
B: Agreed. A solid plan will make a difference.
同意します。しっかりとした計画が重要です。

【Exapmle 3】

A: It's important to bequeath our company's culture along with its assets.
私たちの会社の文化を資産と共に引き継ぐことは重要です。
B: Absolutely. Culture is what keeps the team united.
その通りです。文化がチームを団結させます。

bequeathのいろいろな使用例

動詞

1. 遺贈する、譲渡する

遺贈に関する表現

この分類では、遺贈に関する具体的な表現を示しています。通常は、法律的に定義された資産や権利を死後に譲渡する際に使用されます。
She decided to bequeath her entire estate to her children.
彼女は、自分の全財産を子供たちに遺贈することに決めました。
  • bequeath assets - 財産を遺贈する
  • bequeath property - 不動産を遺贈する
  • bequeath wealth - 富を遺贈する
  • bequeath jewelry - 宝石を遺贈する
  • bequeath rights - 権利を遺贈する
  • bequeath possessions - 所持品を遺贈する
  • bequeath land - 土地を遺贈する
  • bequeath legacy - レガシーを遺贈する
  • bequeath heirlooms - 家宝を遺贈する
  • bequeath a fortune - 財産を遺贈する

具体的な人物との遺贈

特定の人物への遺贈を記載した表現です。この文脈では、個々の関係性が強調されます。
He chose to bequeath his prized books to his best friend.
彼は、自分の大切な本を親友に遺贈することにしました。
  • bequeath to a child - 子供に遺贈する
  • bequeath to a spouse - 配偶者に遺贈する
  • bequeath to a sibling - 兄弟姉妹に遺贈する
  • bequeath to a charity - 慈善団体に遺贈する
  • bequeath to an organization - 組織に遺贈する
  • bequeath to a relative - 親戚に遺贈する
  • bequeath to a friend - 友人に遺贈する
  • bequeath to an heir - 相続人に遺贈する
  • bequeath to an estate - 不動産に遺贈する
  • bequeath to a foundation - 財団に遺贈する

2. 法的な文脈での譲渡

法的な手続きに関する表現

このカテゴリは、遺贈が法的にどのように成り立つかを示す表現です。遺産相続や遺言に関連する事例に用います。
The lawyer helped her bequeath her estate according to her wishes.
弁護士は、彼女の意向に沿って遺産を遺贈する手伝いをしました。
  • bequeath via will - 遺言によって遺贈する
  • bequeath legally - 法的に遺贈する
  • bequeath according to a will - 遺言に従って遺贈する
  • bequeath in a trust - 信託で遺贈する
  • bequeath formally - 正式に遺贈する
  • bequeath with conditions - 条件付きで遺贈する
  • bequeath upon death - 死後に遺贈する
  • bequeath through legal documents - 法的文書を通じて遺贈する
  • bequeath with stipulations - 附帯条件付きで遺贈する
  • bequeath by testament - 遺言書によって遺贈する

3. その他の文脈

比喩的な表現

法的な文脈を超え、比喩的に使用されることがある表現です。「遺贈」の意味を広げ、自分の価値観や知識を譲ることを指します。
He aims to bequeath his knowledge to the next generation.
彼は、自分の知識を次世代に遺贈することを目指しています。
  • bequeath knowledge - 知識を遺贈する
  • bequeath traditions - 伝統を遺贈する
  • bequeath experiences - 経験を遺贈する
  • bequeath values - 価値観を遺贈する
  • bequeath skills - スキルを遺贈する
  • bequeath wisdom - 知恵を遺贈する
  • bequeath stories - 物語を遺贈する
  • bequeath insights - 洞察を遺贈する
  • bequeath culture - 文化を遺贈する
  • bequeath heritage - 遺産を遺贈する

英英和

  • leave or give by will after one's death; "My aunt bequeathed me all her jewelry"; "My grandfather left me his entire estate"誰かの死の後に遺書によって残された、または与えられた遺贈