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apologiaの意味・覚え方・発音

apologia

【名】 弁明書

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/ˌæp.əˈloʊ.dʒi.ə/

apologiaの意味・説明

apologiaという単語は「弁明」や「謝罪」を意味します。この言葉は特に、何かの行動や意見について説明し、弁護するための発言や文書に使われます。元々はギリシャ語の「apologia」に由来し、自己の行為や考えを defended(擁護する)する意味合いを持っています。そのため、誰かが自分の行動について説明し、理解を求める際に使われることが多いです。

この単語はしばしば、特定の意見や行動に対する批判や疑問に対して答える形で使われます。個人の経験や背景に基づいて、自分の選択を正当化する場面で用いられることが一般的です。たとえば、政治家が自らの政策について説明したり、作家が自作の意図やコンセプトを明確にする時など、この単語が使われることがあります。

apologiaは、ただ単に謝罪をするというよりも、自分の立場や意見をしっかりと説明し、相手に納得してもらおうとする姿勢を表現します。そのため、何かの決定や行動を振り返る際に、その理由付けや背景を伝える文脈で特に有用です。このように、apologiaは自己弁護や説明の必要性が高い場面での重要な表現として位置づけられています。

apologiaの基本例文

The book is an apologia for his controversial views on politics.
この本は、彼の政治的に論争を引き起こす見解についての弁護です。
Her speech was an apologia for her actions and decisions as a leader.
彼女のスピーチは、リーダーとしての彼女の行動と決定に対する弁明でした。
The film is a touching apologia for the love between a father and son.
この映画は、父と息子の愛を感動的に弁明したものです。

apologiaの意味と概念

名詞

1. 弁護

「apologia」は、特に信念や行動に対する正式な弁護を指します。自分が信じていることについてしっかりとした理由を提示し、理解を得るために使用されることが多いです。例えば、宗教や道徳的な立場を守るために書かれることがあります。
The author's apologia presented compelling arguments for his belief in social justice.
著者の弁護は、彼の社会的正義に対する信念のために説得力のある論拠を示していた。

2. 正当化

この単語は、自分の行動や決定を正当化するための説明や主張を含む意味でも用いられます。特に非難や批評に対して、自分の立場を説明し、理解を求める文脈で使用されることが多いです。
In her apologia, she justified her decision to leave the company for personal growth.
彼女は、自己成長のために会社を辞める決断を正当化する弁護をした。

apologiaの覚え方:語源

apologiaの語源は、ギリシャ語の「ἀπολογία(apologia)」に由来しています。この言葉は「ἀπό(apo)」と「λογία(logia)」の2つの部分から成り立っています。「ἀπό」は「離れて」や「から」という意味を持ち、「λογία」は「言葉」や「論理」を意味します。したがって、文字通りの訳は「言葉を離す」や「弁明」となります。古代ギリシャでは、特に法廷において自分の行動や考えを弁明するための言葉や説明を指していました。この用語は、主に哲学や倫理的な議論において、自らの立場を defend する際に使用されることが多く、時には信念や意見の正当性を示すための根拠ともなりました。近代においても、この概念は弁明や釈明の意味で使われ続けており、特に公の場での発言や文章において、自己の立場を明らかにするための重要な手段となっています。

語源 apo
〜から離れて
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語源 log
語源 le
言葉、 話す
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apologiaの類語・関連語

  • apologyという単語は、謝罪や弁明という意味で、自分のミスや過ちを認めるときに使います。公式な場面や個人的な謝罪でよく使われます。例: "I owe you an apology." (あなたに謝罪しなければなりません。)
  • excuseという単語は、言い訳や免罪という意味で、行動を正当化するために使います。特に、非難されているときに自分を守るための理由を示すときに使われます。例: "He gave a weak excuse for being late." (彼は遅れたことについて弱い言い訳をしました。)
  • defenseという単語は、防御や弁護という意味で、特に自分の行動を正当化するために使われる場合があります。法的な文脈でもよく使われます。例: "She made a strong defense for her actions." (彼女は自分の行動を強く弁護しました。)
  • justificationという単語は、正当化や説明という意味で、ある行動が正しい理由を示すときに使います。より理論的な理由や説明を求められるときによく使われます。例: "There was no justification for his behavior." (彼の行動には正当化がありませんでした。)
  • rationaleという単語は、根拠や理由という意味で、特定の行動や考え方の背景にある理論や理由を示すことに使います。主に分析的な文脈で使われます。例: "The rationale behind the decision was unclear." (その決定の根拠は不明でした。)


apologiaの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : apology

単語apologyは「謝罪」や「謝罪の言葉」を意味します。何か間違ったことをしたときに、その行為に対して相手に申し訳ない気持ちを表すために使われる言葉です。また、相手に対して何らかの誤解を解くための説明を伴うこともあります。一般的に日常会話やビジネスシーンでよく使われる言葉です。
対してapologiaは「弁明」や「擁護」を意味する言葉で、特に自分の行動や意見を正当化するための説明や弁解を指します。例えば、誰かが批判を受けたときに、その行動を正当化するための理由を述べる際に使われます。ネイティブスピーカーは、apologyは謝罪のために使われる基本的な表現であり、apologiaはもう少し堅い文脈や論理的な説明が求められる場合に使う傾向があります。したがって、apologyは日常的でカジュアルな場面で使われるのに対し、apologiaはよりフォーマルで学術的な文脈で使用されることが多いと言えます。
I offered my sincere apology for my mistakes.
私は自分の間違いについて心からの謝罪をしました。
In his speech, he presented an apologia for his controversial decisions.
彼のスピーチでは、彼の物議を醸す決定についての弁明を述べました。
この二つの文は、謝罪の意を持つ文脈であるため、apologyapologiaは互換性があります。ただし、意味のニュアンスが異なるため、注意が必要です。
I need to make an apology for being late.
遅れてしまったことについて謝罪しなければなりません。

類語・関連語 2 : excuse

単語excuseは、主に何かの理由を挙げて責任を回避することや、過失を弁解する際に使われます。例えば、遅刻の理由や行動の正当化など、日常的な場面でよく見られます。日本語では「言い訳」や「弁解」という意味合いが強く、否定的なニュアンスを持つことが多いです。
一方で、単語apologiaは、特に自らの行動や意見を正当化するために行う詳細な説明や弁明を指します。これは、単なる言い訳とは異なり、より深い理解を求める際に使われることが多いです。例えば、政治家が自らの決定を説明する際などに使われます。ネイティブスピーカーは、excuseを使うときはカジュアルな場面での言い訳を連想し、apologiaを使うときはより公式で真剣なコンテキストを考えます。
I had to make an excuse for my absence from the meeting.
私は会議を欠席した理由を言い訳しなければなりませんでした。
I had to make an apologia for my absence from the meeting.
私は会議を欠席した理由を弁明しなければなりませんでした。
この場合、両方の単語は同じ文脈で使えますが、excuseは日常的かつカジュアルな理由付けを連想させ、apologiaはより公式で深い理由説明を暗示します。

類語・関連語 3 : defense

単語defenseは、防御や弁護、擁護といった意味を持ちます。特に法律の文脈で用いられることが多く、自己を守るための行動や言い訳を指します。また、スポーツや戦争などの場面でも使われることがあり、相手の攻撃に対する抵抗や防御を表現します。
一方、単語apologiaは、特に自分の行動や意見を正当化するための弁明を指します。この単語は一般的に、誤解や批判に対する反論として使われ、感情的な要素が強い場合もあります。ネイティブスピーカーは、defenseがより広い範囲で使われる一方で、apologiaは特定の状況や文脈において使われることを理解しています。たとえば、法律の場面ではdefenseが多く使われ、個人的な感情や信念について語る場合にはapologiaが適しています。このように、両者は似た意味を持ちながらも、使用される場面やニュアンスに違いがあるのです。
The lawyer presented a strong defense for his client during the trial.
弁護士は裁判中に彼のクライアントのために強力な防御を示しました。
The author offered an apologia for his controversial views in the interview.
著者はインタビューで自身の物議を醸す見解に対する弁明を提供しました。
この二つの文では、defenseapologiaが異なる文脈で使われています。前者は法律的な状況を示し、後者は個人的な意見に対する弁明を示しています。したがって、置換は自然ではありません。
She made a passionate defense of her beliefs during the debate.
彼女は討論中に自分の信念を情熱的に擁護しました。

類語・関連語 4 : justification

類義語justificationは、「正当化」や「理由付け」を意味します。特定の行動や意見を支持するための根拠や説明を示す言葉で、特に論理的な理由や根拠を重視します。日常会話やビジネスシーンでも頻繁に使用され、その結果が正当であることを示すためのプロセスを強調します。
一方でapologiaは、特に自分の行動や意見に対する弁明や謝罪として使われることが多いです。ニュアンスとしては、自己弁護や自己弁明に近く、相手に対して自分の立場を説明する際に使われます。ネイティブスピーカーは、justificationを使うときには、論理的な根拠や証拠を提示しており、apologiaを使うときには、感情的な側面や反論に対する弁護に重点を置くことが多いです。このように、両者は似たような意味を持ちながらも、使用する状況や目的が異なるため、使い分けが重要です。
His explanation served as a valid justification for his actions.
彼の説明は、彼の行動の正当化として有効だった。
His explanation was a sincere apologia for his actions.
彼の説明は、彼の行動に対する誠実な弁明だった。
この例文では、両方の単語が同じ行動についての説明を指していますが、justificationは論理的な理由に焦点を当てているのに対し、apologiaは感情的な弁明の側面を強調しています。したがって、文脈によって使い分ける必要があります。

類語・関連語 5 : rationale

rationale」は、ある行動や決定の背後にある理由や理論を指します。単に「理由」というだけでなく、その理由がどのようにしてその行動に結びついているかを示す重要な概念です。特に学術的な文脈やビジネスシーンでよく使われ、物事を正当化するための論理的な説明を求められる場面で重要な役割を果たします。
一方で「apologia」は、特定の行動や意見に対する弁明や釈明を意味します。これはしばしば防御的なニュアンスを持ち、批判に対して自分の立場を説明する際に用いられます。ネイティブスピーカーは、rationaleを使用する際には、その行動や決定が合理的であることを示すことに重きを置くのに対し、apologiaは自己弁護や説明を行う際に使うため、より感情的な側面が強いと感じることが多いです。このため、rationaleは冷静な分析や論理に基づく一方で、apologiaは自己防衛的な要素を含むことが多いと言えます。
The rationale for the new policy was clearly outlined in the report.
新しい方針の理由は、報告書に明確に示されていました。
The apologia for his controversial statement was presented during the interview.
彼の物議を醸す発言への弁明は、インタビュー中に提示されました。
この例文では、rationaleは政策の合理的な理由を示しており、apologiaは発言に対する防御的な説明を示しています。両者は異なる文脈で用いられるため、置換可能ではありません。


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apologiaのいろいろな使用例

名詞

1. 公式な書面による防御

自己弁護

このカテゴリでは、個人の信念や行動についての弁護を表現するために、'apologia'が使用されます。これはしばしば文学や政治の文脈で見られるもので、個人またはグループがその立場を擁護する際に作成する文書を指します。
In his apologia, the author elaborated on his controversial views.
著者は、その論争的な見解について詳しく説明するために、apologiaを書いた。
  • apologia for actions - 行動に関する弁明
  • write an apologia - 弁明を書く
  • sincere apologia - 誠実な弁明
  • publish an apologia - 弁明を発表する
  • lengthy apologia - 長い弁明
  • articulate an apologia - 弁明を明確に表現する
  • formal apologia - 公式な弁明

言葉による擁護

この分類は、特定の状況下での個人または団体の意見や行動に対する解釈や説明を含みます。特に社会や文化において重要なテーマに対する考えを表すことで、理解を促進します。
Her apologia addressed the criticisms she faced in the media.
彼女のapologiaは、メディアで受けた批判に対処した。
  • apologia against critics - 批判者に対する弁護
  • detailed apologia - 詳細な弁明
  • express an apologia - 弁明を表明する
  • public apologia - 公の弁明
  • honest apologia - 正直な弁明
  • write an apologia letter - 弁明の手紙を書く

2. 自己弁護の文脈

社会的背景

この分類では、社会的または文化的背景に基づく自己弁護の重要性を強調します。特にどのようにして個人の信念や行動が社会に受け入れられるか、または拒絶されるかに影響を与えるのかに焦点を当てています。
His apologia reflected the societal pressures he faced.
彼のapologiaは、彼が直面した社会的圧力を反映していた。
  • apologia to society - 社会への弁明
  • cultural apologia - 文化的弁明
  • address an apologia to the public - 公に弁明をする
  • apologia in media - メディアにおける弁明
  • societal apologia - 社会的弁明

歴史的事例

歴史的な文脈における多くの弁明は、特定の行動や出来事に対する社会的合意を形成する助けとなりました。歴史的事実や著名な人物の行動に対するapologiaは、しばしばその時代の価値観を反映しています。
The apologia of the figure served to justify his controversial decisions.
その歴史的人物のapologiaは、彼の論争の的となった決定を正当化するものであった。
  • historical apologia - 歴史的弁明
  • write a historical apologia - 歴史的弁明を書く
  • famous apologia - 有名な弁明
  • analyze an apologia - 弁明を分析する
  • political apologia - 政治的弁明

英英和

  • a formal written defense of something you believe in strongly強く信じていることに関する正式な書面による擁護弁明書