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treatyの意味・覚え方・発音

treaty

【名】 条約

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treatyの意味・説明

treatyという単語は「条約」や「協定」を意味します。これは、国と国の間で結ばれる正式な合意を指し、主に国際法の枠組みの中で用いられます。条約は、平和を保つため、経済的な取引を促進するため、環境を保護するためなどの目的で締結されることが多いです。このように、treatyは国際関係において非常に重要な役割を果たします。

treatyの特徴的な点は、その法的効力です。つまり、条約を結ぶことで、当事者はその内容を遵守する義務が生じます。一方で、条約の変更や終了も同様に法的手続きを経る必要があります。このため、treatyの内容や締結プロセスは、しばしば複雑な交渉を伴います。また、条約が締結される国の数や種類によっても、その重要性や影響は異なります。

この単語は、国際的な文脈だけでなく、歴史や政治の話で頻繁に登場します。例えば、第二次世界大戦後の平和条約や、貿易協定など、具体的な事例を通じて理解されることが多いです。したがって、treatyは国際関係や歴史を語る上で欠かせない単語の一つと言えます。

treatyの基本例文

The two countries signed a peace treaty.
2つの国が平和条約に調印しました。
This treaty assures equal rights for both parties.
この条約は両者に平等な権利を保証します。
The treaty allowed for unrestricted trade between the two countries.
この条約により、2つの国の間で制限なしの貿易が可能になった。

treatyの意味と概念

名詞

1. 条約

条約は、国家間や主権者同士の間で結ばれる正式な合意文書を指します。この合意は、国際法に基づいて法的効力を持ち、政治、経済、安全保障に関する重要な取り決めを含むことが多いです。条約は、国家の行動を規定したり、紛争を解決するための基盤を提供したりします。
The countries signed a treaty to promote trade and cooperation.
その国々は貿易と協力を促進するために条約に署名した。

2. 協定

条約は単なる合意ではなく、特定の条件や約束事に基づいて締結される協定です。政治的な問題に限らず、環境問題や人権の保護など多岐にわたるテーマが条約に含まれることがあります。各国は、自国の利益を考慮しながら条約を交渉し、妥協点を見出そうとします。
The environmental treaty was signed by multiple nations to address climate change.
その環境条約は、気候変動に対処するために複数の国によって署名された。

treatyの覚え方:語源

treatyの語源は、ラテン語の「tractare」に由来しています。この言葉は「引く」や「取り扱う」という意味を持ち、さらに「tractus」という形で名詞としても使われます。「tractus」は「引かれたもの」や「取り扱うこと」を指しています。これが古フランス語の「traité」に変化し、「取り決め」や「合意」を意味するようになりました。そして、英語では「treaty」として取り入れられました。このように、treatyはもともと何かを取り扱う、あるいは引き寄せるという概念から派生して、特に国と国の間での公式な合意や協定を指す言葉となっています。このように語源を知ることで、言葉の意味や使われ方の背景を理解する手助けになります。

語源 tract
語源 tra
引く
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treatyの類語・関連語

  • agreementという単語は、一般的に二者間の合意を指します。treatyは特に国同士の正式な合意を意味するため、使い分けが必要です。例えば、「The countries reached an agreement.(国々は合意に達した)」などが例です。
  • pactという単語は、特に非公式な協定や契約を意味します。treatyは正式で法的に拘束力のあるものを指すため、ニュアンスが異なります。「They signed a pact.(彼らは協定に署名した)」という使い方ができます。
  • accordという単語は、合意や調和を表す言葉で、通常は両者の意志が一致した状態を指します。treatyは法的な拘束力があるため、ここでも違いがあります。「They came to an accord.(彼らは合意に達した)」といった例があります。
  • conventionという単語は、特に国際的な合意や慣習的な協定を指します。treatyが正式な文書であるのに対し、conventionは場合によっては非正式なものも含みます。「The convention was held in Geneva.(その会議はジュネーブで行われた)」という使い方ができます。
  • compactという単語は、多くの場合、特定の目的を持つ合意を指します。treatyよりも狭い範囲での合意を示すため、使い分けが重要です。「The states formed a compact.(州たちは協定を結んだ)」のように使われます。


treatyの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : agreement

agreement」は、一般的に2者以上の間での合意や約束を指します。この用語は、ビジネスや日常生活での契約、合意事項として広く使われます。法律的な文脈でも使用されることが多いですが、必ずしも正式な文書を必要としない場合もあります。
treaty」は、特に国と国の間で締結される正式な合意を指し、国際法に基づいています。「agreement」が幅広い文脈で使われるのに対し、「treaty」は特定の法的な背景を持ち、国家間の関係を調整するための重要な文書です。例えば、平和条約や貿易条約など、国際的に影響を及ぼす内容が多く、厳密な手続きや条件が伴います。ネイティブスピーカーは、日常会話やビジネスでの合意には「agreement」を使い、国際的な文脈では「treaty」を選ぶことが一般的です。
The two countries signed a new agreement to enhance trade relations.
二国は貿易関係を強化するために新しい合意に署名しました。
The two countries signed a new treaty to enhance trade relations.
二国は貿易関係を強化するために新しい条約に署名しました。
この文脈では、「agreement」と「treaty」はどちらも使われますが、ニュアンスが異なります。「agreement」は一般的な合意を指し、ビジネスや日常の場面でよく使われます。一方、「treaty」は国際的な文脈に特化しており、より正式な手続きを伴うため、使い分けが重要です。

類語・関連語 2 : pact

単語pactは、通常、二者間または複数者間で交わされる正式な合意や約束を指します。これは特に短期間または特定の目的のために締結されることが多いです。法律的な文脈や政治的な場面で用いられることが一般的ですが、日常会話でも使用されることがあります。
一方で、単語treatyは国際的なレベルでの正式な合意を指し、特に国家間の和平や協力を目的としています。たとえば、戦争を終結させるための合意や貿易協定などがtreatyに該当します。pactはより軽いニュアンスを持ち、短期間の約束や非公式な合意にも使われることがありますが、treatyはその重みや正式さから、特に国際的な場面で用いられることが多いです。ネイティブスピーカーは、文脈によってこれらの語を使い分け、pactはよりカジュアルな合意に、treatyはより厳密で形式的な合意に使用されることが多いと理解しています。
The two countries signed a pact to promote trade and cooperation.
二国は貿易と協力を促進するための合意に署名した。
The two countries signed a treaty to promote trade and cooperation.
二国は貿易と協力を促進するための条約に署名した。
この文脈では、pacttreatyは同じ意味で使われていますが、pactはよりカジュアルで短期間の合意を示唆するのに対し、treatyは法的に拘束力があり、長期的な合意を示します。

類語・関連語 3 : accord

単語accordは、合意や調和を意味し、特に異なる意見や立場が一致する際に使われます。国際関係や法律の文脈での合意を指すことが多いですが、日常会話でも使われることがあります。この単語は、複数の当事者が互いに理解し合い、同意に達することを強調します。
一方で、treatyは、国家間で結ばれる正式な契約や合意を指します。法的拘束力があり、通常は書面に記されることが特徴です。accordは合意のプロセスや結果を広く指す一方で、treatyは特に国家間の法的な約束を強調します。ネイティブスピーカーは、treatyという言葉を使う場合、その合意が公式であることや法的な重みがあることを意識しますが、accordはより一般的で、日常的な文脈でも使われることが多いです。
The two countries reached an accord to strengthen their economic ties.
二国は経済関係を強化するための合意に達した。
The two countries signed a treaty to strengthen their economic ties.
二国は経済関係を強化するための条約に署名した。
この二つの文は、双方の国が経済的な協力を目的とした合意に達したことを示しています。accordは一般的な合意を示すのに対し、treatyはその合意が正式な法的文書であることを強調しています。
The committee came to an accord after several hours of discussion.
委員会は数時間の議論の後に合意に達した。

類語・関連語 4 : convention

convention」は、主に国際的な合意や慣習を指し、正式な約束事や協定を意味します。この言葉は、特定の目的のために設立された標準や規則、または特定の分野における一般的な慣行を表すこともあります。「treaty」と似ていますが、より広い意味で使われることが多いです。
treaty」は、国家間の正式な合意を指すことが多く、法的拘束力を持つ文書として扱われます。一方、「convention」は、国際法や国際的な慣行における合意を指すことが多く、特に国際的な会議や条約での合意を意味することが多いです。従って、「treaty」は特定の国々が結ぶ法律的な文書を指し、より具体的な意味合いを持ちますが、「convention」はその合意がより一般的な慣習や規則として機能している場合に使われることが多いです。このため、ネイティブスピーカーは文脈に応じて使い分けを行います。
The two countries signed a convention to promote trade and cooperation.
二国間で貿易と協力を促進するための協定が署名された。
The two countries signed a treaty to promote trade and cooperation.
二国間で貿易と協力を促進するための条約が署名された。
この文脈では、「convention」と「treaty」は置換可能です。どちらも貿易と協力に関する正式な合意を示していますが、「treaty」はより法的な拘束力を持つ文書であり、「convention」は特定の慣習や国際的な規範を示す場合もあります。

類語・関連語 5 : compact

compact」は、特に公式な合意や契約を指す言葉で、通常は特定の条件や約束が記載されています。この単語は、法律的な文脈や組織間の合意に使われることが多く、しばしば相互の利益を守るために作成されます。
treaty」と「compact」は、どちらも合意を示す用語ですが、使われる文脈や意味合いには違いがあります。「treaty」は国家間の正式な合意を指し、国際法に基づく重要な文書です。一方で、「compact」は、より小規模な集団(州や団体)間の合意を指すことが多く、時には非公式なものも含まれます。また、「treaty」は国際的な影響を持つため、より重い責任が伴いますが、「compact」はその影響が限定的であることが多いです。
The two states signed a compact to ensure mutual cooperation in environmental protection.
二つの州は、環境保護における相互協力を確保するための協定に署名しました。
The two states signed a treaty to ensure mutual cooperation in environmental protection.
二つの州は、環境保護における相互協力を確保するための条約に署名しました。
この場合、「compact」と「treaty」は、両方とも合意を表すことができるため、置換可能ですが、前者は州間の協力を強調し、後者は国際的な文脈を持つことに注意が必要です。


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treatyの覚え方:Amazon 洋書情報

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【書籍タイトルの和訳例】
「条約:ニュージーランド人全員のためのワイタンギ条約ガイド」

【書籍の概要】
本書は、ワイタンギ条約の歴史とその重要性を一般読者向けに解説しています。条約の締結に至る経緯や、現代のマオリとパケハの視点からの議論を紹介し、ニュージーランド市民としての義務についても触れています。

【「treaty」の用法やニュアンス】
本書での「treaty」は、特定の歴史的文書である「ワイタンギ条約」を指しています。この条約は、マオリとイギリスの間で結ばれた重要な合意であり、ニュージーランドの歴史や社会に深い影響を与えています。著者は、条約の原則や市民としての責任について考察し、その理解が現代の社会問題にどう関わるかを示しています。「treaty」は単なる文書ではなく、文化や法律における重要な概念として扱われています。


【書籍タイトルの和訳例】
サウスダコタ条約探し

【書籍の概要】
この物語では、アシュリーとアダムがスー族のメンバーと協力し、失われた政府の条約を探し出す冒険が描かれています。彼らの旅を通じて、歴史や文化の重要性が浮き彫りになります。

【「treaty」の用法やニュアンス】
この書籍において「treaty」は、政府と先住民族との間で交わされる正式な合意を指しています。条約は、権利や土地、資源に関する重要な約束であり、特にアメリカの先住民族にとっては歴史的かつ文化的に大切な意味を持ちます。この作品では、失われた条約を探す過程を通じて、条約がもたらす影響やそれに伴う問題を浮き彫りにしています。


【書籍タイトルの和訳例】
現代の条約法と実務

【書籍の概要】
本書は、条約法に関する包括的な解説を提供し、実務者の視点から35年の経験をもとに、条約の作成や運用における実際の問題を豊富な例を挙げて示しています。

【「treaty」の用法やニュアンス】
本書における「treaty」は、国家間の合意や契約を指し、法的効力を持つ重要な文書として扱われています。著者は、条約の実務的側面に重点を置き、技術的な言語を避けているため、法律に詳しくない読者でも理解しやすい表現を使用しています。条約の作成や実行に伴う日常的な問題に触れることで、その重要性や複雑さを強調しています。


treatyのいろいろな使用例

名詞

1. 国家間の合意

国際条約

treaty という単語は、国家や主権者間の書面による合意を示します。国際関係において、条約は国家間の約束や協定を法的に拘束力のあるものとし、平和的な共存や国際協力を促進します。
The treaty between the two countries aims to enhance trade relations.
二国間の貿易関係を強化することを目指した条約です。
  • peace treaty - 平和条約
  • trade treaty - 貿易条約
  • bilateral treaty - 二国間条約
  • multilateral treaty - 多国間条約
  • arms treaty - 武器に関する条約
  • environmental treaty - 環境に関する条約
  • extradition treaty - 引き渡し条約
  • defense treaty - 防衛条約
  • friendship treaty - 友好条約
  • non-proliferation treaty - 拡散防止条約

法的効果

treaty という単語の使用は、法的な義務や権利を伴います。特定の条約は、署名した国に対して法的な責任を果たさせるもので、条約違反は国際法に反する行為とみなされます。
The treaty obligates the countries to comply with international law.
その条約は、各国が国際法を遵守することを義務付けています。
  • sign a treaty - 条約に署名する
  • ratify a treaty - 条約を批准する
  • breach a treaty - 条約に違反する
  • enforce a treaty - 条約を施行する
  • negotiate a treaty - 条約を交渉する
  • comply with a treaty - 条約に従う
  • amend a treaty - 条約を改正する
  • suspend a treaty - 条約を一時停止する
  • withdraw from a treaty - 条約から脱退する
  • create a treaty - 条約を作成する

2. 社会的または心理的合意

社会的合意

treaty という用語は、単なる国家間の合意だけでなく、特定のプロジェクトや社会的な目的のための合意を指すこともあります。これにより、様々なステークホルダー間でのコミュニケーションや協力が促進されます。
The treaty among the nonprofit organizations aimed to improve community services.
非営利団体間の合意は、地域サービスの改善を目指しています。
  • community service treaty - 地域サービスの合意
  • nonprofit treaty - 非営利団体の合意
  • partnership treaty - 提携の合意
  • development treaty - 開発に関する合意
  • collaborative treaty - 協力的な合意
  • social agreement treaty - 社会的合意の合意
  • sectoral treaty - 部門間の合意
  • local treaty - 地方の合意
  • educational treaty - 教育に関する合意
  • healthcare treaty - 医療に関する合意

心理的合意

treaty という単語は、特に心理的な側面での合意についても使われることがあります。これは、個人間の約束や理解を示すもので、特定の状況における義務感を強調します。
The informal treaty between friends fostered trust and cooperation.
友人間の非公式な合意は、信頼と協力を促進しました。
  • informal treaty - 非公式の合意
  • mutual understanding treaty - 相互理解の合意
  • friendship treaty - 友情の合意
  • trust treaty - 信頼の合意
  • partnership agreement treaty - 協力関係の合意
  • unwritten treaty - 書面にしない合意
  • social contract treaty - 社会契約の合意
  • verbal treaty - 口頭の合意
  • personal treaty - 個人的な合意
  • cooperative treaty - 協力的な合意

英英和

  • a written agreement between two states or sovereigns2つの国または元首間の書面による合意条約