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snarlの意味・覚え方・発音

snarl

【動】 唸る

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snarlの意味・説明

snarlという単語は「うなり声」や「うなること」を意味します。この単語は主に動物や人が怒っているときや、攻撃的な気持ちを表現する際に使われます。特に犬が歯をむき出して威嚇するときに発する音を指し、相手に対して警告を示すニュアンスがあります。

また、snarlは「混雑する」「絡まる」という意味でも使われます。この用法は、交通や状況が複雑化している様子を表現する際に見られます。例えば、渋滞により車が動かなくなる状況を指して「traffic snarls」と言うことがあります。こうした場合、物事がスムーズに進まない様子を強調することが多いです。

このように、snarlという単語は、感情表現や状況を描写するための便利な言葉です。ほとんどの場合、怒りや緊張感を含んでおり、視覚的に強いイメージを喚起します。状況に応じて使い方が変わるため、豊かな表現の幅を持った単語です。

snarlの基本例文

The traffic was at a standstill due to a snarl of cars on the highway.
高速道路に車が渋滞していたので、交通が停滞していました。
The angry dog began to snarl at the stranger approaching its territory.
怒った犬は自分の領域に近づく見知らぬ人に向かって唸り始めました。
The old car's engine started to snarl loudly as it struggled to climb the steep hill.
急な坂を登ろうとする古い車のエンジンが大きな唸り声を上げました。

snarlの意味と概念

名詞

1. 凶悪な咆哮

この意味の「snarl」は、特に動物が攻撃的な態度を示す時の低い声やうなり声を指します。犬やライオンなどが怒った時に出す音で、警戒心や威嚇のサインとなります。知識として使うことで、恐れや危険を示す重要な表現が理解できます。
The dog let out a loud snarl when the stranger approached the gate.
犬は見知らぬ人が門に近づくと、大きくうなり声を上げた。

2. 怒りに満ちた表情

この意味では、「snarl」は顔つきや態度が険しいことを指します。人間が特に不満や怒りを表している時に、その表情や態度が「snarl」と表現されることがあります。この表現を理解することで、コミュニケーションにおける非言語的なサインを捉える能力が高まります。
His snarl made it clear that he was not pleased with the decision.
彼の険しい表情から、その決定に満足していないことが明らかだった。

3. 殺伐とした状況

この意味において、「snarl」は物事が混乱し、混沌としている状態を表すのに使われます。特に出来事や状況が絡まり合っていて、解決が難しい場合に使われます。この表現を知ることで、複雑なシチュエーションに対する理解が深まります。
The traffic jam created a snarl of cars that seemed impossible to resolve.
交通渋滞は、解決が不可能に思える車の混乱を引き起こした。

動詞

1. 鋭く唸る・怒鳴る

この意味では、怒ったり苛立ったりしている時に、鋭い声で何かを発することを指します。例えば、犬が他の動物に向かって威嚇する際などに見られる行動です。また、人が不満を述べる時にも使われる表現です。
The dog snarled at the stranger approaching its owner.
犬は飼い主に近づく見知らぬ人に唸った。

2. もつれさせる・絡まる

この意味では、物事を混乱やもつれに導く行為を指します。例えば、コードやひもが絡まって取り扱いが難しくなる状況などが該当します。この場合、物理的な絡まりだけでなく、状況や問題も指すことがあります。
The wires snarled together, making it difficult to unplug the device.
ワイヤーが絡まってしまい、機器のプラグを抜くのが難しくなった。

3. 複雑にする

この意味では、物事をさらに複雑にすることを意味します。これは特に、問題や状況が複雑に絡み合い、解決が難しくなる場合に使用されます。例えば、議論や交渉において様々な要素が絡み合うことを指すことがあります。
The new regulations snarled the negotiation process and delayed the final agreement.
新しい規制が交渉プロセスを複雑にし、最終合意が遅れた。

snarlの覚え方:語源

snarlの語源は、古英語の「sneorrian」に由来しています。この言葉は「巻く」「絡む」という意味を持ち、もともとは動物が歯を見せて怒ったり、威嚇する様子を表す言葉でした。snarlは、動物特に犬が牙をむいて唸る音や状況を指し示す言葉として使用されてきました。

時代が経つにつれて、snarlの意味はさらに広がり、物事が絡まり合ったり、混乱する様子を表すようになりました。このように、snarlは単に動物の行動を表すだけでなく、人間の言語や状況においても使われるようになりました。特に、交通の混雑や複雑な状況を形容する際にも用いられることがあります。このように、snarlは起源から現在にかけて、その意味が多様化してきた言葉です。

snarlの類語・関連語

  • growlという単語は、獣が低くうなるような音を表すことが多いです。snarlと似ていますが、snarlはより攻撃的な表現が含まれます。例:The dog growled softly.(犬は静かにうなった。)
  • snapという単語は、急に口を開いて噛みつくような動作を表します。snarlとは異なり、音の出し方よりも行動に重きが置かれています。例:The dog snapped its teeth.(犬は歯をカチッと鳴らした。)
  • hissという単語は、特にさむらいなどが示す攻撃的な音を示します。snarlに比べて、こちらはより明確で鋭い音が特徴です。例:The cat hissed at the dog.(猫は犬に対してシャーと威嚇した。)


snarlの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : growl

「growl」は、動物が低い声でうなる音を指し、特に犬や猫が威嚇する際の音としてよく使われます。この単語は、恐怖や警戒心を示す際の音を表現するのに適しています。また、人間の感情を表す比喩的な用法もあり、怒りや不満を表現する場面でも使われることがあります。
一方で、snarlは、動物が唸り声を上げながら歯をむき出しにする動作を指します。このため、snarlは攻撃的または防御的な行動を強調するニュアンスがあります。ネイティブは、growlが「脅威を感じたときの警告音」であるのに対し、snarlが「実際に攻撃する準備をしている」状態を示すことが多いと感じています。つまり、growlは「警告」の意味合いが強く、snarlは「攻撃的な態度」を強調するため、使い分けが重要です。
The dog began to growl when it saw the stranger approaching.
その犬は見知らぬ人が近づいてくると唸り始めた。
The dog began to snarl when it saw the stranger approaching.
その犬は見知らぬ人が近づいてくると歯をむき出しにして唸り始めた。
この例文では、growlsnarlが同じ状況で使われていますが、ニュアンスが異なります。growlは警告の意味合いが強く、snarlはより攻撃的な態度を示していることがわかります。

類語・関連語 2 : snap

単語snapは、主に「パチンと鳴る」「急に動く」「素早く言う」という意味を持つ動詞です。特に、何かを素早く、または鋭く行う様子を表現する際に使われます。人が感情的に反応する場合にも用いられ、特に怒りや苛立ちを表す時に使うことが多いです。
一方、単語snarlは、主に「うなり声をあげる」「威嚇する」という意味を持つ動詞で、特に動物が怒ったり威嚇したりする時の音や姿勢を示します。人間の場合でも、言葉遣いや態度が攻撃的な様子を表現することができます。ネイティブの感覚では、snapはより即時的な反応や短い行動を示すのに対し、snarlはより持続的で威圧的な態度を表すため、使い分けが行われます。
He couldn't control his anger and he snapped at her during the meeting.
彼は怒りを抑えきれず、会議中に彼女に向かってきつく言った。
He couldn't control his anger and he snarled at her during the meeting.
彼は怒りを抑えきれず、会議中に彼女に威嚇するように言った。
この例文では、snapsnarlは共に怒りの表現を示していますが、snapは短い言葉で反応する様子を、snarlはより攻撃的な態度を強調しています。

類語・関連語 3 : hiss

単語hissは、主に蛇や猫などが発する「シュー」という音を表す動詞です。また、怒りや警告の感情を示すために使われることもあります。この音は、相手に対する不快感や敵意を示す際に用いられ、通常は攻撃的な状況で使われます。
一方で、単語snarlは、犬や他の動物が興奮や怒りを表す際に発する「うなる」音を指します。両者は動物の音を表す動詞ですが、ニュアンスに違いがあります。hissは主に警告や不快感を示す音であり、特に冷静さを失った瞬間の発声として用いられることが多いです。一方、snarlはより攻撃的で、相手に対して直接的な敵意を示すときによく使われます。このため、hissは比較的静かで冷静な状況で使われることが多いのに対し、snarlはより激しい感情が伴うことが多く、状況によって使い分けられます。
The cat will hiss at strangers who come too close.
その猫は、近づきすぎる見知らぬ人に「シュー」と音を立てるだろう。
The dog will snarl at anyone who tries to approach its territory.
その犬は、自分のテリトリーに近づこうとする者に「うなる」だろう。
この例では、hisssnarlが異なる動物の感情表現を示しており、近づくことに対する警戒心や敵意を表しています。ただし、hissは猫の警告音として、比較的冷静な状況での反応を示すのに対し、snarlは犬がより攻撃的に反応する場面を強調しています。


snarlの覚え方:結び目 つながり

Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

snarlの会話例

snarlの日常会話例

snarlは、主に「うなる」「唸る」といった意味で使われることが多いです。特に、動物が怒ったり威嚇する際に見られる行動を表現する場合に使われることが一般的です。また、感情的な混乱や苛立ちを示す比喩的な表現としても用いられます。日常会話で使われる場面は限られますが、特定の文脈では非常に効果的です。

  1. 動物が威嚇する時のうなる音
  2. 人間の感情的な反応や苛立ち

意味1: 動物が威嚇する時のうなる音

この意味では、主に犬などの動物が怒ったり、威嚇したりする際に発する音を表現しています。日常的には、ペットに関する会話の中で使われることが多いです。

【Exapmle 1】
A: I heard a dog snarl outside.
外で犬がうなっているのを聞いたよ。
B: That sounds dangerous! Did you see the dog?
それは危険そうね!その犬は見たの?

【Exapmle 2】

A: My neighbor's dog tends to snarl when strangers come by.
隣の犬は、知らない人が通るとうなりがちなんだ。
B: Maybe you should be careful when walking past.
通り過ぎる時は気をつけた方がいいかもね。

【Exapmle 3】

A: Did you hear that dog snarl at me?
その犬が私にうなったの聞いた?
B: Yes, it seemed really angry!
うん、すごく怒っているように見えたね!

意味2: 人間の感情的な反応や苛立ち

この意味では、怒りや不満を表現する際に使われることがあります。特に、相手に対する苛立ちや不満が強調される場面で見られます。

【Exapmle 1】
A: I can't believe he would snarl at me like that!
彼がそんな風に私にうなるなんて信じられない!
B: It's really rude of him to act that way.
彼がそんな態度を取るのは本当に失礼だよ。

【Exapmle 2】

A: She always snarls when things don’t go her way.
彼女は物事が思い通りにいかないといつもうなる
B: Maybe she needs to learn how to control her anger.
彼女は怒りをコントロールする方法を学ぶべきかもね。

【Exapmle 3】

A: I don't want to hear her snarl about the project again.
またプロジェクトについて彼女がうなるのは聞きたくないな。
B: Let's try to resolve the issues before she gets upset.
彼女が怒る前に問題を解決しよう。

snarlのビジネス会話例

「snarl」は主に「うなる」「唸る」といった意味を持ち、特に動物が威嚇する際に使われることが多いですが、ビジネスの文脈では「混雑」や「交通渋滞」という意味でも使われることがあります。この場合は、プロジェクトや業務の進行が滞る状況を指すことがあります。以下に代表的な意味を示します。

  1. 混雑や渋滞
  2. 威嚇するようなうなり声

意味1: 混雑や渋滞

この会話では、snarlが交通渋滞や業務の進行が妨げられる状況を指しています。特にプロジェクトの進行が遅れていることに対する不満が表現されています。

【Exapmle 1】
A: The project is in a snarl due to the unexpected delays.
プロジェクトは予期しない遅延のために混乱しています。
B: I know, we need to find a way to resolve this snarl quickly.
私も知っています。この混乱を早く解決する方法を見つける必要があります。

【Exapmle 2】

A: Our shipment is stuck in a snarl at the port.
私たちの出荷は港で渋滞しています。
B: That's frustrating! We need to contact the shipping company about this snarl.
それは苛立ちますね!この渋滞について運送会社に連絡する必要があります。

【Exapmle 3】

A: The meeting is in a snarl because of conflicting schedules.
会議はスケジュールの衝突のために混乱しています。
B: We should try to clear the snarl by rescheduling.
リスケジュールすることでその混乱を解消しましょう。

意味2: 威嚇するようなうなり声

この会話では、snarlが動物の威嚇的なうなり声を指しており、ビジネスの場面では圧力や緊張感を表現するために使われています。

【Exapmle 1】
A: The negotiation felt like a snarl between two fierce competitors.
交渉は二人の激しい競争相手の間の唸り声のように感じました。
B: Yes, there was a lot of tension, almost like a snarl in the air.
はい、緊張感がとても強く、まるで空気中に唸り声があるかのようでした。

【Exapmle 2】

A: When he raised his voice, it was like a snarl that made everyone uncomfortable.
彼が声を上げたとき、それは皆を不快にさせるような威嚇のようでした。
B: It’s important to communicate without that kind of snarl in the future.
今後はそのような威嚇なしでコミュニケーションすることが重要です。

【Exapmple 3】

A: Her comments came across like a snarl during the presentation.
彼女のコメントはプレゼンテーション中の威嚇のように聞こえました。
B: We need to create a more supportive atmosphere instead of that snarl.
その威嚇ではなく、もっと支援的な雰囲気を作る必要があります。

snarlのいろいろな使用例

名詞

1. 獰猛な怒りの表現

怒りの表現

この分類では、獰猛な怒りを示す使い方について説明します。「snarl」は怒っているときの表情や声を表し、相手に対して攻撃的な感情を表現する際に使われます。
The dog's snarl indicated that it was not happy.
その犬のうなり声は、彼が不満であることを示していた。
  • angry snarl - 怒ったうなり声
  • vicious snarl - 凶暴なうなり声
  • threatening snarl - 脅迫的なうなり声
  • loud snarl - 大きなうなり声
  • deep snarl - 深いうなり声
  • fierce snarl - 激しいうなり声
  • sudden snarl - 突然のうなり声
  • menacing snarl - 威嚇するうなり声
  • mocking snarl - 嘲笑するうなり声
  • frustrated snarl - いらだつうなり声

2. 物事が混乱している様子

混乱の表現

この分類では、物事の混乱や混雑を表現する「snarl」の用法について説明します。この意味では、状況が複雑であることや、整理されていない状態を表すのに使われます。
The traffic was a complete snarl during rush hour.
ラッシュアワーの間、交通は完全に混乱していた。
  • traffic snarl - 交通の混乱
  • snarl of wires - ケーブルの絡まり
  • snarl of sentences - 文の混乱
  • snarl of responsibilities - 責任の混乱
  • snarl in communication - コミュニケーションの混乱
  • snarl of thoughts - 思考の混乱
  • snarl of events - 出来事の混乱
  • official snarl - 官公庁の混乱
  • scheduling snarl - スケジュールの混乱
  • paperwork snarl - 書類作成の混乱

動詞

1. 怒りやいらだちを表す

怒鳴る

この分類は、相手に対して攻撃的または不満を持ちながら言葉を発することを示しています。特に怒りや苛立ちが込められた声で話す際に用いられます。
The dog snarled angrily when approached by a stranger.
犬は見知らぬ人が近づくと、怒って唸った。
  • snarled his displeasure - 彼の不満を怒鳴った
  • snarled in frustration - いらだちで怒鳴った
  • snarled a warning - 警告を怒鳴った
  • snarled out a command - 命令を怒鳴って言った
  • snarled with anger - 怒りをもって怒鳴った
  • snarled at the interruption - 中断に対して怒鳴った
  • snarled her opinion - 彼女の意見を怒鳴って言った

煩わしい音を出す

この分類では、音を発すること、特に激しい怒りや焦りを伴った音としての「唸る」や「うなり声を上げる」ことについて説明します。
The engine snarled loudly as it struggled uphill.
エンジンは丘を登るのに苦しんで、うなり声を上げた。
  • snarled in the distance - 遠くでうなる音
  • snarled like a beast - 獣のように唸った
  • snarled during the chase - 追跡中に唸った
  • snarled menacingly - 脅迫的に唸った
  • snarled with fury - 激怒して唸った
  • snarled at the noise - 騒音に対して唸った
  • snarled through the teeth - 歯を食いしばって唸った

2. 複雑に絡む、混乱させる

もつれる

この分類は、物が物理的に絡まり合い、解決が困難な状態を生み出すことを示しています。特に糸やケーブルなどが絡まる場合によく使われます。
The cables snarled together under the desk.
ケーブルが机の下で絡み合った。
  • snarled up in wires - 配線に絡まった
  • snarled into a mess - ぐちゃぐちゃに絡まった
  • snarled by the roots - 根が絡まって
  • snarled in confusion - 混乱の中で絡まった
  • snarled as they moved - 動くにつれて絡まった
  • snarled tightly around each other - 互いにきつく絡み合った
  • snarled into a knot - 結び目に絡まった

混乱させる

この分類は、状況や思考が複雑になり、分かりにくくなることを示しています。話や問題が複雑化することに多く用いられます。
The issues snarled in the debate became hard to resolve.
討論の中で問題が複雑化し、解決が難しくなった。
  • snarled up with details - 詳細で混乱した
  • snarled the conversation - 会話を混乱させた
  • snarled in complications - 複雑化して混乱した
  • snarled over misunderstandings - 誤解で混乱した
  • snarled the explanation - 説明を混乱させた
  • snarled into controversy - 論争に巻き込まれた
  • snarled by conflicting opinions - 異なる意見に絡まれて

(以下同様)

英英和

  • something jumbled or confused; "a tangle of government regulations"乱雑にされた、あるいは混乱した何か紛糾
  • utter in an angry, sharp, or abrupt tone; "The sales clerk snapped a reply at the angry customer"; "The guard snarled at us"怒った、鋭いまたは突然の声色で声を発する噛付く