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remorselessの意味・覚え方・発音

remorseless

【形】 無慈悲な、冷酷な

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/rɪˈmɔːrsləs/

remorselessの意味・説明

remorselessという単語は「無慈悲な」や「情け容赦のない」という意味があります。この言葉は、ある行動や思考が他人に対して冷酷であることを表現します。特に感情や同情を持たず、他者の苦しみや苦痛に対して無関心な状態を示します。

remorselessは、主に否定的な文脈で使用されます。そのため、例えば犯罪者や冷酷なリーダーを描写する際によく使われます。この言葉には、相手への配慮や感情が一切ないという強いニュアンスが含まれています。感情を抱かず、ただ目の前の目的を追求する様子が伝わるため、人物の性格や行動を強調するのに適しています。

また、この単語は文学や評論などでも使われることが多く、登場人物の内面や社会の冷酷さを表現するために用いられることがあります。remorselessな行動は、時に悲劇的な結果を招くことがあり、注意深く取り扱う必要があります。

remorselessの基本例文

The hurricane was a remorseless force of nature.
ハリケーンは無慈悲な自然の力でした。
The dictator was a remorseless oppressor of his people.
その独裁者は自分の民衆を容赦なく搾取していた。
The detective was known for being a remorseless pursuer of justice.
その刑事は、冷酷非情に正義を追求することで知られていた。

remorselessの意味と概念

形容詞

1. 無慈悲な

この意味の「remorseless」は、他者に対して容赦や同情がない様子を示します。特に冷酷な行動や態度を持つ人や状況に使われ、感情の欠如や厳しさを強調します。この言葉は、悪事を行う人々や、感情的な苦しみを与える行動に対してよく使われます。
The remorseless killer showed no sign of guilt after the crime.
その無慈悲な殺人者は、犯罪の後に罪悪感を示さなかった。

2. 後悔しない

この用法では、「remorseless」は、自分の行動に対して後悔や反省がない状態を指します。何かを成し遂げるために手段を選ばない姿勢を示すことにも使われます。このような場合、結果がどれほど厳しくても、自分の選択についての後悔がないことが強調されます。
He was remorseless in pursuing his goals, regardless of the consequences.
彼は結果にかかわらず、目標を追求することにおいて後悔がなかった。

remorselessの覚え方:語源

remorselessの語源は、ラテン語の「remordere」に由来しています。この言葉は「再び噛む(re-)」、「かむ(mordere)」を意味します。古フランス語では「remors」となり、ここから英語に取り入れられました。英語の「remorse」は「悔恨」や「後悔」を意味する名詞であり、「remorseless」はその形容詞形です。

この単語は、悔いのない、または後悔しない状態を表します。具体的には、何かの行動や結果に対して全くの無関心であることを示します。これにより、感情や道徳的な配慮がまったくない、冷酷な態度を表現する際に使われることが多いです。言葉の成り立ちを知ることで、単語の意味や使用される文脈を理解する助けになるでしょう。

語源 less
〜のない
More

remorselessの類語・関連語

  • unforgivingという単語は、容赦ない、非情なという意味です。この単語は、怒りや悲しみを忘れずにいる様子を表します。無慈悲な態度を強調することが多いです。例えば、「The unforgiving teacher gave everyone a failing grade.」(その容赦ない教師は全員に不合格を与えた)
  • ruthlessという単語は、無情な、冷酷なという意味です。人や状況に対して無慈悲さを示す際に使われ、冷たい態度が強く示されています。例えば、「He made a ruthless decision without considering anyone's feelings.」(彼は誰の気持ちも考えずに冷酷な決断を下した)
  • heartlessという単語は、心のない、無情なという意味で、他者に対して同情心がないことを強調します。人に対する冷たさが感じられます。例えば、「Her heartless remarks hurt many people.」(彼女の無情な言葉は多くの人を傷つけた)
  • cruelという単語は、残酷な、冷酷なという意味です。行動や態度が他者に対して意図的に害を与えることを示します。例えば、「The cruel joke made everyone uncomfortable.」(その残酷な冗談はみんなを不快にさせた)
  • callousという単語は、無神経な、冷淡なという意味で、他人の痛みや困難を気にしない様子を示します。感情を無視することが強調されます。例えば、「His callous indifference shocked everyone.」(彼の無神経な無関心はみんなを驚かせた)


remorselessの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : unforgiving

unforgiving」は、厳しい、容赦のないという意味を持つ形容詞で、特に他者に対して寛容さがない場合や、過去の過ちを許さない状況を指します。感情的な状況や厳しい環境において使われることが多く、物事の結果が厳しいことを強調することがあります。
remorseless」と「unforgiving」は、どちらも「容赦ない」という意味を持っていますが、ニュアンスに違いがあります。「remorseless」は主に罪悪感や後悔のない状態を指し、冷酷さや無情さを強調します。一方、「unforgiving」は、他者の過ちを許さないことに重点を置き、その結果としての厳しさを示します。例えば、誰かが過去の行動に対して寛容でない場合、「unforgiving」が使われますが、その人が後悔や良心の呵責を感じていない場合は「remorseless」が適切です。このように、二つの単語は似たような意味を持ちながらも、使用される状況や感情の違いを理解することが重要です。
The unforgiving landscape made it difficult for travelers to find shelter.
その容赦のない風景は、旅行者が避難所を見つけるのを難しくした。
The remorseless nature of the storm left destruction in its wake.
その無情な嵐は、その後に破壊をもたらした。
この2つの例文では、どちらも「容赦ない」という意味で使われているため、同じ文脈で交換可能です。特に、自然環境や状況の厳しさを表現する際に、両者の使い分けは可能です。

類語・関連語 2 : ruthless

ruthless」は、情け容赦のない、冷酷なという意味を持ち、他者に対して思いやりや同情を示さない様子を表します。この言葉は特に、ビジネスや競争の場面で、成功のために手段を選ばない態度を指すことが多いです。remorselessと同様に、感情に欠ける態度を示しますが、より冷徹さや厳しさを強調する用語として使われることが一般的です。
remorseless」は、後悔や罪悪感を感じない様子を指し、過去の行動に対する反省がないことを強調します。一方で、ruthlessは、他者に対する無情さや冷酷さに焦点が当たっています。このため、remorselessは自分自身の行動に対する感情に関連し、ruthlessは他者への態度や行動の結果に関連しています。例えば、remorselessな人物は自分の過去の行動を悔いなく続ける一方で、ruthlessな人物は他者を犠牲にしてでも目標を達成しようとするため、ニュアンスが異なります。ネイティブスピーカーは、この違いを理解し、文脈に応じて使い分けることが求められます。
The ruthless businessman would do anything to come out on top, even if it meant stepping on others.
その冷酷なビジネスマンは、他人を踏み台にしてでもトップに立つためには何でもするだろう。
The remorseless criminal showed no signs of guilt after committing the robbery.
その後悔のない犯罪者は、強盗を犯した後に罪悪感の兆しを全く見せなかった。
この場合、ruthlessremorselessは異なる文脈で使われており、置換は不可能ですが、それぞれの意味を理解することで、冷酷さや後悔のない態度のニュアンスの違いを学ぶことができます。

類語・関連語 3 : heartless

類義語heartlessは、「心がない」「情のない」といった意味を持ち、他人に対して冷淡で無情な態度を指します。特に、他者の感情や苦しみに対して無関心である様子を強調する言葉です。この単語は、感情的なつながりや共感が欠如している場合に使われます。
一方でremorselessは、「後悔しない」「無情な」という意味ですが、特に自分の行動に対して後悔や罪悪感を持たない状態を表します。ネイティブスピーカーは、heartlessが他者に対する無関心や冷淡さを強調するのに対し、remorselessは自己の行動に対する内面的な感情の欠如に焦点を当てていると認識しています。例えば、heartlessは、他人を傷つけることに対して冷酷であることを示すのに対し、remorselessは、自分の行動が他人に与える影響を全く気にしない様子を表します。したがって、両者は似た意味を持つものの、使用する文脈によってニュアンスが異なるため、使い分けが重要です。
She was so heartless that she didn't even care when her friend lost his job.
彼女は友達が仕事を失ったとき、まったく気にかけないほど無情だった。
He was remorseless after he betrayed his closest ally for personal gain.
彼は個人的な利益のために最も親しい仲間を裏切った後、全く後悔しなかった。
この例文では、heartlessは他者の感情に無関心な態度を示し、remorselessは自己の行動への後悔の欠如を強調しています。したがって、同じ状況で使われていますが、それぞれ異なる側面を表しています。

類語・関連語 4 : cruel

単語cruelは、「残酷な」という意味を持ち、他者に対して無慈悲で苦痛を与える行動や態度を指します。通常、意図的に他人を傷つけたり、苦しめたりする様子を表す際に用いられます。また、動物や自然現象に対しても使われることがあります。英語では非常に一般的な表現で、日常会話や文学作品など幅広い文脈で見られます。
一方で、単語remorselessは、「後悔のない」「無情な」というニュアンスを持ちます。これは、他者に対して無慈悲であるだけでなく、自己の行動に対しても後悔や反省の念を持たないことを強調します。つまり、cruelが他者への直接的な残酷さを表すのに対し、remorselessはその行動についての感情や反応の欠如に焦点を当てています。ネイティブスピーカーは、これらの単語を使い分ける際に、その行動の意図や結果、または感情の有無に注意を払います。
The cruel teacher gave the students a very difficult exam without any warning.
その残酷な教師は、生徒たちに警告なしで非常に難しい試験を出しました。
The remorseless teacher gave the students a very difficult exam without any warning.
その後悔のない教師は、生徒たちに警告なしで非常に難しい試験を出しました。
この文脈では、cruelremorselessは置換可能ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。cruelは教師の行動が生徒に対して意図的に痛みを与えるものであることを強調しています。一方でremorselessは、教師がその行動に後悔を持たないことを示しており、無情さを際立たせています。

類語・関連語 5 : callous

callous」は、他人の感情や苦痛に対して無関心で冷淡な様子を示す形容詞です。人の痛みに対して思いやりがなく、冷酷であることを表します。この単語は、特に他人を傷つけることに対して罪悪感を感じない場合に使用されます。
remorseless」は、罪悪感や後悔を感じないことを指し、特に他人に対して残酷な行動をとった場合に使われます。両者は似た意味を持つものの、「callous」は他人の感情への無関心に焦点を当てているのに対し、「remorseless」は行動の後に感じるべき罪悪感がないことに重きを置いています。つまり、callousは感情的な冷たさを強調し、remorselessは道徳的な無関心を強調します。ネイティブスピーカーは、callousを使うことで、特定の状況における心の状態を表現し、remorselessを使うことで、その行動に対する道徳的な無反応について語ることが多いです。
He was callous in his treatment of the vulnerable, showing no empathy at all.
彼は弱者に対する扱いが冷淡で、まったく共感を示さなかった。
His remorseless actions left a trail of suffering behind him, with no sign of regret.
彼の罪悪感を感じない行動は、後に苦しみの跡を残したが、後悔の兆しは全くなかった。
この例文では、callousremorselessは似たような意味合いを持っていますが、callousが他人に対する無関心を強調しているのに対し、remorselessは行動自体に対する罪悪感の欠如を強調しています。そのため、状況によってどちらの単語を使うかが選ばれることになります。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

remorselessの会話例

remorselessのビジネス会話例

「remorseless」は、ビジネスシーンにおいてはあまり一般的に使用される単語ではありませんが、冷酷さや情け容赦のない態度を表現する際に使われることがあります。特に競争の激しい環境や、厳しい決断を下す際に、そのような特性を持つ人物や行動を形容するために利用されることがあります。

  1. 冷酷な、情け容赦のない態度

意味1: 冷酷な、情け容赦のない態度

この会話例では、ビジネス上の決断がどれほど冷酷になり得るかについて話されています。Aは、競争相手の行動を非難し、Bはその状況に対する認識を示しています。「remorseless」は、相手の冷酷な決断を強調するために使われています。

【Exapmle 1】
A: I can't believe how remorseless our competitor was in cutting costs.
私たちの競合がコストを削減する際にどれだけ冷酷だったか信じられない。
B: It's true, but in this market, you have to be remorseless to survive.
確かにそうだけど、この市場では生き残るためには情け容赦なくならざるを得ない。

【Exapmle 2】

A: The CEO's remorseless approach to layoffs shocked everyone.
CEOの冷酷な解雇方針にはみんな驚いた。
B: I know, but sometimes tough decisions are necessary in business.
そうだね、でも時には厳しい決断がビジネスでは必要なんだ。

【Exapmle 3】

A: His remorseless negotiation tactics make me uncomfortable.
彼の情け容赦のない交渉術には不快感を覚える。
B: That's the reality of high-stakes deals.
それが高リスクの取引の現実だよ。

remorselessのいろいろな使用例

形容詞

1. 「無慈悲、非情」

非情な行為

この非情な行為は、他人の感情を考慮しない冷酷な態度を示します。無慈悲な行動は、特に倫理的に疑問視されることが多いです。
The remorseless action demonstrated a lack of empathy for the suffering of others.
その無慈悲な行動は、他者の苦しみに対する共感の欠如を示していた。
  • remorseless punishment - 無慈悲な罰
  • remorseless decision - 冷酷な決断
  • remorseless killer - 無情な殺人者
  • remorseless critic - 冷酷な批評家
  • remorseless pressure - 無情な圧力
  • remorseless action - 非情な行動
  • remorseless leadership - 冷酷な指導力

残酷な状況

残酷な状況では、誰もが優しさや同情を失いがちです。無情な環境は、個人の精神に大きな負担をかけることがある。
In a remorseless situation, people often lose their kindness and compassion.
無情な状況では、人々はしばしば優しさと同情を失う。
  • remorseless world - 無情な世界
  • remorseless environment - 冷酷な環境
  • remorseless conditions - 残酷な条件
  • remorseless war - 無慈悲な戦争
  • remorseless competition - 非情な競争
  • remorseless fate - 冷酷な運命
  • remorseless reality - 無情な現実

2. 「罪の意識がない」

無反省な態度

無反省な態度は、倫理的な反省や内省を欠いた行動を引き起こします。無慈悲に行動することで、他人や自分に対する理解が失われます。
A remorseless attitude leads to actions that lack ethical reflection.
無反省な態度は、倫理的な省察を欠いた行動につながる。
  • remorseless behavior - 無情な行動
  • remorseless disregard - 無関心な態度
  • remorseless mindset - 無反省な心構え
  • remorseless actions - 無慈悲な行動
  • remorseless indifference - 無情な無関心

過去の過ち

過去の過ちを感じないことは、成長の機会を失うことを意味します。無反省な人々は、学び続けることから遠ざかります。
Being remorseless about past mistakes means missing opportunities for growth.
過去の過ちに無反省でいることは、成長の機会を逃すことを意味します。
  • remorseless about mistakes - 過ちを無視する
  • remorseless of consequences - 結果に無関心
  • remorseless about losses - 損失に無関心
  • remorseless choices - 無反省な選択
  • remorseless past - 過去の無罪意識

3. その他

創作や文学における使用

文学や創作において、無慈悲という概念はキャラクターの深みを増し、物語に強い緊張感をもたらすことがあります。
In literature, the concept of being remorseless adds depth to characters and creates strong tension in the story.
文学では、無慈悲という概念がキャラクターに深みを与え、物語に強い緊張感を生み出します。
  • remorseless villain - 無慈悲な悪役
  • remorseless hero - 冷酷な英雄
  • remorseless narrative - 無慈悲な物語
  • remorseless conflict - 無情な対立
  • remorseless tragedy - 非情な悲劇

英英和

  • without mercy or pity; "an act of ruthless ferocity"; "a monster of remorseless cruelty"慈悲もあわれみもなしで酷い
    例:a monster of remorseless cruelty 無慈悲で残酷な怪物