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prosaicの意味・覚え方・発音

prosaic

【形】 散文の

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/prəʊˈzeɪɪk/

prosaicの意味・説明

prosaicという単語は「平凡な」や「退屈な」を意味します。この語は、特に物事が想像力に欠ける、または創造性が薄いときに使われます。例えば、作品や表現が新鮮さを欠いている場合に、「prosaic」という言葉を用いることがよくあります。

この単語は、文学や芸術の評価において特に重要です。プロザイックな作品は、独創性や深みが不足していると見なされ、その結果として、視聴者や読者にインパクトを与えないことがあります。通常、日常会話では、何かが単調または期待外れであるときにも使われます。

prosaicは名詞の「prose(散文)」から派生しています。つまり、文学における詩的な表現と対比される意味合いを持っています。創造的な表現や美しい比喩を持たない場合、その作品は「prosaic」として評価されることが多いのです。このように、prosaicは、特に芸術や表現の文脈で使われる言葉です。

prosaicの基本例文

The movie was criticized for its prosaic plot.
その映画は平凡なプロットで批判されました。

prosaicの意味と概念

形容詞

1. 平凡な

この意味では、特に創造性や想像力に欠ける状態を示します。芸術作品やアイデアが独自性を持たないときに使われ、何かが期待されるような面白さや魅力がないことを強調します。
The novel was quite prosaic, lacking any interesting plot twists.
その小説は平凡で、面白いプロットのひねりがまったくなかった。

2. 単調な

この意味では、日常生活や仕事が刺激に欠け、退屈であることを表現します。特別な出来事がなく、 monotonous な状況を指します。しばしばルーチンな環境や作業を表す際に使われます。
Her job felt prosaic, as she did the same tasks every day.
彼女の仕事は単調に感じられ、毎日同じ作業をしていた。

prosaicの覚え方:語源

prosaicの語源は、ラテン語の「prosa」という言葉に由来しています。この「prosa」は「直線的な」「散文の」という意味を持ち、さらに遡ると「prose」という英語と同じ語源にたどり着きます。ラテン語の「prosa」は「fait de manière simple」というフレーズから派生しており、これは「単純に作られた」という意味です。この背景には、詩的な表現に対して、日常的で平易な表現を示す意図があります。英語に入る際には、散文に特有の特徴、つまり装飾が少なく、現実的な表現が強調されるニュアンスを持っています。そのため、「prosaic」は、単に平凡であるだけでなく、想像力や詩的な要素が欠けた状態をも指すこともあります。このように、語源は言葉の意味を理解する上で重要な手がかりとなります。

語源 pre
語源 pro
前に、 前の
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prosaicの類語・関連語

  • mundaneという単語は、日常的でありふれたという意味で使われます。prosaicと似ていますが、あまり創造性や特異性がないというニュアンスがあります。例:1. mundane tasks(ありふれた作業) 2. mundane life(平凡な生活)
  • unimaginativeという単語は、想像力が欠けている、創造性のないという意味で、特にアイデアや表現が平凡なことを強調します。例:1. unimaginative solutions(平凡な解決策) 2. unimaginative writing(独創性のない文章)
  • ordinaryという単語は、特別ではなく普通であるという意味です。prosaicも普通を表しますが、より平坦で平凡な感じがあります。例:1. ordinary people(普通の人々) 2. ordinary things(普通の物)
  • banalという単語は、ありきたりで陳腐なという意味があり、prosaicよりもより否定的なトーンを持っています。例:1. banal conversation(陳腐な会話) 2. banal ideas(ありふれた考え)
  • dullという単語は、退屈でつまらないという意味で、prosaicよりも感情的にネガティブなニュアンスが含まれます。例:1. dull lecture(退屈な講義) 2. dull routine(退屈な日常)


prosaicの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : mundane

mundane」は、日常的でありふれた、特に特別な興味や魅力がないものを指す形容詞です。この単語は、一般的な、平凡な、または普通の生活の一部を強調する際に使われます。例えば、仕事や学校の日常業務など、特に印象的ではない活動に対して使われることが多いです。
prosaic」は、特に文学や芸術において「平易で無味乾燥」といったニュアンスを持ち、創造性や想像力に欠けることを強調します。つまり、prosaicは、単に普通であるだけでなく、感情や美しさが欠けている様子を表します。一方で、mundaneは、嗜好や評価においてあまり強い否定的な意味を持たず、単純に日常的なものを指すため、より中立的なニュアンスです。したがって、ネイティブスピーカーは文脈に応じてこの二つの単語を使い分けます。例えば、日常生活の中での「mundane tasks」は単に普通の仕事を示しますが、prosaicな表現は、創造性を欠いた退屈な状況を強調することになります。
He described his routine as mundane and uninspiring.
彼は自分の日常を平凡で刺激のないものだと表現した。
He described his routine as prosaic and uninspiring.
彼は自分の日常を平易で刺激のないものだと表現した。
この場合、mundaneprosaicは互換性がありますが、prosaicを使うことで、より強く退屈さや創造性の欠如を感じさせるニュアンスが加わります。

類語・関連語 2 : unimaginative

unimaginative」は、創造性や独自性に欠けた、平凡な、ありふれたという意味を持つ形容詞です。この語は、芸術、文学、アイデアなどが新しさや面白さに欠けている場合に使われます。たとえば、ある作品が期待を裏切るほどに普通であるとき、その作品は「unimaginative」であると言われることがあります。
prosaic」は、通常、詩的でない、平凡な、日常的なという意味を持ちますが、「unimaginative」と非常に似たニュアンスを持つことがあります。しかし、微妙な違いがあります。「prosaic」は、特に文学や芸術において、感情や美しさが欠けている場合に使用されることが多いです。たとえば、詩的な表現が必要とされる文脈で「prosaic」と述べると、作品が感情的に響かないことを強調することになります。一方、「unimaginative」は、創造力がない、または新しさが欠けていることを指し、特にアイデアや発想に対して使われることが多いです。そのため、両者は置き換え可能な場合もありますが、特定の文脈では一方がより適切であることがあります。
The story was quite unimaginative, lacking any unique twists or turns.
その物語は非常にありふれたもので、独自のひねりや展開が欠けていました。
The story was quite prosaic, lacking any unique twists or turns.
その物語は非常に平凡なもので、独自のひねりや展開が欠けていました。
この例では、両方の単語が同じ文脈で使用されており、互換性があります。「unimaginative」は創造性の欠如を強調し、「prosaic」は感情や美しさがないことを強調しますが、どちらも物語の質を評価する際に利用できます。

類語・関連語 3 : ordinary

ordinary」は「普通の」「一般的な」という意味で、特別な特徴がない状態を表します。この単語は日常的な状況やものごとに使われ、誰にでも理解しやすい言葉です。例として「普通の人」や「一般的な考え方」などが挙げられます。
prosaic」は、主に文学的な文脈で使われることが多く、特に創造的でない、平凡であるというニュアンスを持ちます。ordinaryとは異なり、prosaicは何かが魅力を欠いている、または退屈であることを強調する場合が多いです。たとえば、ordinaryは「普通の」という中立的な感覚で使われるのに対し、prosaicは「平凡すぎて興味を引かない」といった否定的なニュアンスを持つことがあります。このため、ordinaryはポジティブな文脈でもネガティブな文脈でも使われるのに対し、prosaicは主にネガティブな意味合いで使われることが多いです。
The movie was quite ordinary.
その映画は非常に普通だった。
The movie was quite prosaic.
その映画は非常に平凡だった。
この例文では、ordinaryprosaicは互換性がありますが、微妙なニュアンスの違いがあります。ordinaryは単に「普通」であることを示しますが、prosaicは「特別でなく、退屈に感じる」といった強調を含むため、文脈によって受け取られる印象が異なります。

類語・関連語 4 : banal

banal」は、「平凡な」「陳腐な」という意味を持つ形容詞で、特に新鮮さや独自性が欠けている事柄を指します。何かが「banal」である場合、それは一般的であり、注目に値しないことが多いです。この単語は、特にアイデアや表現がありふれていると感じられるときに使われることが多いです。
prosaic」と「banal」は似た意味を持つものの、ニュアンスに違いがあります。prosaicは、詩的でないという意味合いが強く、単調で創造性に欠けることを示します。一方で、banalは、特に新しさや独自性が欠けていることを強調します。例えば、prosaicは、日常的な事柄や平凡な状況を表す際に使われることが多い一方で、banalは、アイデアや表現があまりにも一般的であることを批判的に示す際に使われることが多いです。英語ネイティブは、prosaicを使うとき、より具体的な文脈での平凡さを指摘することが多く、banalを使うときは、一般的でありふれたアイデアや表現に対する軽蔑的なニュアンスを含むことが多いです。
The movie was criticized for its banal plot that offered nothing new.
その映画は、新しさのない平凡なプロットのために批判された。
The movie was criticized for its prosaic plot that offered nothing new.
その映画は、新しさのない平凡なプロットのために批判された。
この場合、banalprosaicは互換性があります。どちらも同じ状況を表現しており、批判のニュアンスを伝えていますが、banalは特にアイデアのありふれた部分に焦点を当てているのに対し、prosaicはその平凡さが詩的でないことを強調しています。

類語・関連語 5 : dull

単語dullは「退屈な」「鈍い」「色あせた」といった意味を持ち、何かが興味を引かない、または魅力がない状態を表します。たとえば、色が薄い、音が単調、または知的刺激が少ないといった状況で使われることが多いです。日常会話でも頻繁に使われ、ネガティブなニュアンスを持つことが多いです。
一方で、単語prosaicも「平凡な」「退屈な」といった意味を持ちますが、特に文学的な表現や創造性に欠けることを強調する場合に使われることが多いです。たとえば、詩的ではなく、単調な文章や描写について言及する際に使用されます。そのため、dullは一般的な退屈さを指すのに対し、prosaicは特に創造性や芸術性が不足していることを示すために使われるため、ニュアンスには微妙な違いがあります。ネイティブスピーカーは、文脈に応じてこれらの単語を使い分け、意味を明確にしています。
The lecture was so dull that many students fell asleep.
その講義はとても退屈で、多くの学生が眠ってしまった。
The lecture was so prosaic that many students fell asleep.
その講義はとても平凡で、多くの学生が眠ってしまった。
この例文では、dullprosaicは置換可能ですが、微妙に異なるニュアンスがあります。dullは単に内容が面白くないことを示し、prosaicはその内容が創造性や刺激に欠けることを強調しています。
The colors in the painting were quite dull.
その絵の色はかなり鈍いものでした。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

prosaicの会話例

prosaicの日常会話例

「prosaic」は、主に「平凡な」「ありふれた」といった意味を持つ形容詞です。この言葉はしばしば、特別な魅力や面白さがなく、退屈さを感じさせるものに対して使われます。日常会話ではあまり一般的に使用されないかもしれませんが、文学やアートの話題で使われることがあります。

  1. 平凡な
  2. ありふれた

意味1: 平凡な

この会話では、Aがある映画を見た後の感想を述べています。その映画が「平凡」だったと感じていることを伝えています。「prosaic」が使われることで、映画の内容が特に印象に残らないことが強調されています。

【Exapmle 1】
A: I thought the movie was kind of prosaic. Nothing really stood out.
A: 私はその映画がちょっと平凡だと思った。特に目を引くものはなかったよ。
B: Really? I heard it was supposed to be amazing!
B: 本当に?すごいって聞いたけど!

【Exapmle 2】

A: Her presentation was quite prosaic. I expected more creativity.
A: 彼女のプレゼンテーションはかなり平凡だった。もっと創造性があると思っていたのに。
B: I agree. It was just a lot of facts and no excitement.
B: 私も同意するよ。事実だけで、ワクワク感がなかったね。

【Exapmle 3】

A: The book was interesting, but the ending felt a bit prosaic.
A: その本は面白かったけど、結末はちょっと平凡に感じた。
B: I know what you mean. Sometimes predictable endings can be disappointing.
B: その気持ち、わかるよ。予測できる結末は時々がっかりすることがあるね。

prosaicのいろいろな使用例

形容詞

1. 想像力や創造性が欠如している

日常的な描写

この分類では、日常的な表現や状況を淡々と描写する際に用いられる。 prosaicな言葉遣いは、詩的や情熱的なものとは対照的であり、無味乾燥な印象を与える。
The prosaic nature of his writing often fails to capture the reader's imagination.
彼の著作のprosaicな性質は、しばしば読者の想像力を捉えられない。
  • prosaic details - 単調な詳細
  • prosaic language - 平凡な言語
  • prosaic life - 退屈な生活
  • prosaic writing - つまらない文章
  • prosaic routine - 平凡な日常
  • prosaic descriptions - 普通の描写
  • prosaic explanations - 平易な説明

無難さについて

ここでは、特に無難さや特徴のなさを強調する点に着目される。 prosaicな主張や意見は、他者との違いを出さず、刺激がないことを示す。
His prosaic opinions on art did not resonate with the audience.
彼のartに関するprosaicな意見は、聴衆に響かなかった。
  • prosaic arguments - 無難な論点
  • prosaic views - 平凡な見解
  • prosaic insights - つまらない洞察
  • prosaic commentary - 無味な解説
  • prosaic observations - 退屈な観察

2. 刺激がない、退屈な

退屈さの表現

この分類では、刺激がなく退屈な状況やアイデアを表現するために使用される。 prosaicな状況は、しばしば興味を引かない、または注意を引く要素が欠けている。
The prosaic atmosphere of the meeting made it hard to stay focused.
会議のprosaicな雰囲気は、集中を保つのを難しくした。
  • prosaic atmosphere - 退屈な雰囲気
  • prosaic conversation - つまらない会話
  • prosaic project - 刺激のないプロジェクト
  • prosaic task - 退屈な作業
  • prosaic entertainment - 面白くない娯楽

無刺激な表現

ここでは、特に魅力のない表現やアイデアが強調され、prosaicなものは一般的に新鮮さを欠いていると見なされる。
Her prosaic approach to problem-solving left much to be desired.
問題解決に対する彼女のprosaicなアプローチは、大いに不満が残った。
  • prosaic solutions - 画期的でない解決策
  • prosaic methods - 退屈な方法
  • prosaic concepts - つまらない概念
  • prosaic narratives - 平々凡々な物語
  • prosaic techniques - 単調な技術