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pompousの意味・覚え方・発音

pompous

【形】 大げさな

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pompousの意味・説明

pompousという単語は「尊大な」や「気取った」という意味です。この言葉は、特に自分自身を過剰に誇示するような態度を表現する際に使われます。例えば、必要以上に大げさな表現や態度を持つ人について言及することが多いです。

pompousな人は、自分の重要性を過剰に主張したり、他人よりも優位に立とうとしたりすることで、周囲に不快感を与えることがあります。この単語は通常、否定的なニュアンスを持っており、特に形式的で堅苦しい場面で批判的に使われることが多いです。

日常会話や文章の中でpompousを使うと、相手の態度や言動についての考えを明確に伝えることができます。この形容詞は、人物の性格や態度に対する評価を表現する際に便利です。

pompousの基本例文

He is too pompous to admit his mistakes.
彼は自分のミスを認めるにはオーバーに感じます。
The CEO's speech was filled with pompous language.
CEOのスピーチには気障な言葉が満ちていました。
He tends to be pompous when speaking about his own achievements.
彼は自分の業績について語るときに、よく気取ってしまいます。

pompousの意味と概念

形容詞

1. 自惚れた

この意味では、他人よりも自分を過大評価している様子を表します。自分に対する過度な自信や誇りがあり、しばしば他者との関係に悪影響を与えることがあります。こうした態度は、特に公式な場面や重要なイベントで顕著に見られます。
He spoke in a pompous manner, as if he were superior to everyone else.
彼は自分が他の誰よりも優れているかのように、おごそかな口調で話した。

2. 盛大な

ここでは、華やかさや大げささを伴う状況を表しています。特に、式典や祭典の際に見られる、形式や威厳を重んじた振る舞いや様子を描写する際に使われます。観衆に強い印象を与えるため、時にはわざとらしく感じることもあります。
The pompous ceremony lasted for hours and included many elaborate rituals.
その盛大な式典は数時間続き、多くの手の込んだ儀式が含まれていた。

pompousの覚え方:語源

pompousの語源は、ラテン語の「pompa」に由来しています。この「pompa」は「行列」や「パレード」を意味し、華やかさや派手さを表す言葉です。中世ラテン語では、特に豪華な装飾やお祭りの際の盛大な行進に関連して使われることが多くなりました。

英語に取り入れられたのは16世紀のことで、最初は「華やかさ」や「壮大さ」という意味で使われていました。しかし、次第に「自分の持っているものや地位を誇示する」「過度に自己重要感を持つ」といった意味が強調されるようになりました。このため、現代では「pompous」はしばしば「傲慢な」や「うぬぼれた」といった否定的なニュアンスで用いられます。

こうして、pompousという言葉は単なる華やかさを超えて、特に自己の優位性を誇示しようとする態度を表すものとなったのです。

語源 ous
~でいっぱいの、 豊富な
More

pompousの類語・関連語

  • grandioseという単語は、実際以上に華やかで壮大な印象を与えることを指します。自分の業績やスタイルを誇張するニュアンスがあります。例えば、「彼の計画はとてもgrandioseで、実現可能性が疑問視されている。」
  • pretentiousという単語は、相手に自分を偉大だと見せつけようとする意図を持っていることを示します。あまりに自己重要感が強すぎる印象を与え、しばしば軽蔑されることもあります。例えば、「その美術館はpretentiousな展示が多い。」
  • self-importantという単語は、自分のことを大切に思い、自分が重要だと考える様子を表します。自己中心的で他人に対して横柄になりがちな意味合いも含まれます。例として、「彼はself-importantな態度で会話に臨んでいる。」
  • overbearingという単語は、他人に対して過度に支配的であることを意味します。自分の意見や態度を強引に押し付ける様子を表します。例として、「彼女のoverbearingな性格は、チームにストレスを与えている。」
  • arrogantという単語は、自分の能力や重要性を過大評価し、他人に対して高圧的な態度を取ることを示します。自己過信からくる軽蔑的な態度が特徴です。例として、「彼はarrogantで、自分が常に正しいと思っている。」


pompousの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : grandiose

単語grandioseは、壮大さや華やかさを持つものを指す形容詞であり、特に計画やアイデアが非常に大きく、誇張されている様子を表します。一般的にはポジティブな意味合いで使われることが多いですが、時には過剰さや現実離れした印象を含むこともあります。
一方で、pompousは、自己中心的で、自己を大きく見せようとする態度や言動を指します。grandioseが計画やアイデアの壮大さを強調するのに対し、pompousは人の態度に焦点を当て、特にその態度が他者に対して不快感を与えることが多いです。例えば、pompousは時に傲慢さや気取った態度を含むため、ネイティブスピーカーはこの違いを敏感に感じ取ります。つまり、grandioseは「大きな夢を持つ」というポジティブなニュアンスを持てるのに対し、pompousは「自分を必要以上に大きく見せようとする」、という否定的な印象が強いのです。
The architect presented a grandiose plan for the new city hall, complete with fountains and enormous columns.
その建築家は、新しい市庁舎のための壮大な計画を提示しました。噴水や巨大な柱が含まれています。
The speaker at the event came across as pompous, boasting about his achievements in a way that felt overdone.
そのイベントのスピーカーは、彼の業績を誇張して語ることで、傲慢に見えました。
この二つの例文では、grandioseが壮大な計画を指しているのに対し、pompousはその人の自己顕示的な態度を表しています。文脈によっては異なる意味を持つため、注意が必要です。

類語・関連語 2 : pretentious

単語pretentiousは、過剰に自分を大きく見せようとする態度や行動を指します。特に、他人に対して自分の重要性や特別さをアピールしようとする様子が含まれます。この単語は、必要以上に自慢げだったり、偉そうに振る舞うことを含むため、しばしばネガティブな意味合いで使われます。
一方で、単語pompousも同様に自分を誇示する意味がありますが、より形式的で堅苦しい印象があります。pompousは、主に言動や態度に関して使われ、特に儀礼的な場面や公の場での傲慢さを表現する際によく用いられます。ネイティブは、pompousを使うとき、相手が自分を過度に大きく見せようとしている状況を重視する傾向がありますが、pretentiousはその背景や動機に焦点を当てることが多いです。つまり、両者は似ているものの、使用される文脈やニュアンスに若干の違いがあります。
His pretentious behavior at the dinner party made everyone uncomfortable.
ディナーパーティーでの彼のpretentiousな行動は、皆を不快にさせた。
His pompous behavior at the dinner party made everyone uncomfortable.
ディナーパーティーでの彼のpompousな行動は、皆を不快にさせた。
この例では、pretentiouspompousが置換可能であり、どちらも「傲慢な行動」という意味合いを持っていますが、言葉の選び方によって微妙なニュアンスの違いが生じます。

類語・関連語 3 : self-important

self-important」は、自分が特別であると感じたり、自分の意見や地位を過度に重要視する様子を表します。この言葉は、自己中心的で権威を誇示する態度を持つ人に対して使われることが多いです。
pompous」は、過剰に誇張した態度や行動を指し、特に自分の意見や立場を偉そうに語る人に使われます。一方で、「self-important」は、自己の重要性に対する過剰な自信を強調します。ネイティブスピーカーは、pompousが見栄えや態度に重点を置くのに対し、self-importantは内面的な自己評価に焦点を当てる傾向があると感じます。たとえば、pompousは特定の行動や言動のスタイルに関連し、self-importantはその人の自己認識に関連することが多いです。
The self-important manager never listens to anyone else's ideas during meetings.
その自己重要感の強いマネージャーは、会議中に他の誰のアイデアにも耳を傾けない。
The pompous manager never listens to anyone else's ideas during meetings.
その見栄っ張りなマネージャーは、会議中に他の誰のアイデアにも耳を傾けない。
この例文では、self-importantpompousはどちらも、同じ状況におけるマネージャーの態度を表現しています。どちらの単語も、他人の意見を無視する行動を強調していますが、self-importantは自己の重要性を強調し、pompousはその態度の見た目や印象に焦点を当てています。

類語・関連語 4 : overbearing

overbearing」は、他者に対して非常に支配的であったり、圧迫感を与える態度や行動を示す言葉です。この単語は、しばしば権力を振りかざす人や、他人の意見や感情を無視して自分の意見を押し付ける人に使われます。例えば、上司が部下に対して非常に厳しく接する場合、その上司は「overbearing」だと言えるでしょう。
pompous」と「overbearing」は、どちらも他人に対して自分を大きく見せようとする態度を表現しますが、ニュアンスには違いがあります。「pompous」は、特に自己重要感や傲慢さを伴い、自己を誇示することに焦点を当てています。一方で、「overbearing」は、他者に対する圧迫感や支配的な態度に焦点を当てています。したがって、「pompous」は自己中心的な態度を強調するのに対し、「overbearing」は他者との関係における力の不均衡を強調します。ネイティブはこの微妙な違いを理解して使い分けており、例えば、自分の意見を強引に押し付ける人には「overbearing」を使い、過剰に自己を誇示する人には「pompous」を使います。
My boss is very overbearing and hardly listens to anyone else's opinions.
私の上司は非常に圧迫感のある態度で、他の人の意見をほとんど聞きません。
My boss is very pompous and hardly listens to anyone else's opinions.
私の上司は非常に傲慢で、他の人の意見をほとんど聞きません。
この文脈では、「overbearing」と「pompous」はどちらも自然に使われますが、意味は異なります。「overbearing」は上司の支配的な態度を強調し、「pompous」は自己重要感や傲慢さを強調しています。

類語・関連語 5 : arrogant

arrogant」は、自分の能力や地位を過大評価し、他人に対して高圧的に振る舞う様子を示す言葉です。自信を持つことと、傲慢になることの違いが重要で、「arrogant」は他者を軽視する態度を含むため、否定的な意味合いが強いです。
pompous」と「arrogant」は、どちらも自己中心的な態度を表す言葉ですが、ニュアンスに違いがあります。「pompous」は、自己を過大評価するだけでなく、周囲に対してもその過剰な自信を示すために、装飾的であることや偽の威厳を持つことが強調されます。一方で、「arrogant」は、主に他人に対する軽蔑や自分の地位の誇示に焦点を当てています。たとえば、pompousな人は、話し方や態度が過剰で、周囲を見下すような発言をすることがありますが、その背後には自己満足が隠れています。一方で、arrogantな人は、他人の意見を聞かず、自分の考えだけが正しいと信じ込む傾向があります。両者は似ている部分もありますが、pompousはより外見的な面が強調され、arrogantは内面的な態度に重点が置かれます。
He was so arrogant that he believed he was the best player on the team.
彼はチームで最高の選手だと信じているほど、非常に傲慢だった。
He was so pompous that he believed he was the best player on the team.
彼はチームで最高の選手だと信じているほど、非常にうぬぼれた態度だった。
この場合、「arrogant」と「pompous」は置換可能です。どちらの単語も自己過信を表していますが、「pompous」は特にその態度が外見や言動に現れていることを強調します。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

pompousのいろいろな使用例

形容詞

1. 自己過信、虚栄心のある態度

自己主張する態度

この分類は、自己過信や虚栄心からくる態度を示します。こうした態度は、他者に対して優越感を持ち、しばしば周囲から反感を買うことがあります。
The pompous man spoke as if he were the most knowledgeable person in the room.
その pompous な男は、自分がその部屋で最も知識のある人間であるかのように話した。
  • pompous attitude - 自己中心的な態度
  • pompous speech - 自慢げな話し方
  • pompous remarks - 気取った発言
  • pompous claims - 大げさな主張
  • pompous personality - うぬぼれた性格
  • pompous behavior - うぬぼれた行動
  • pompous presentation - 気取ったプレゼンテーション
  • pompous exhibition - 大げさな展示
  • pompous conversation - 大言壮語な会話
  • pompous write-up - 豪華な紹介文

形式や儀式に拘る態度

この分類は、形式や儀式に重きを置き、時に派手な表現を用いるような態度のことを指します。文化的な背景や社会的な場面でよく見られます。
The pompous ceremony lasted for hours and bored many guests.
その pompous な儀式は数時間も続き、多くのゲストを退屈させた。
  • pompous display - 大げさな展示
  • pompous event - 派手なイベント
  • pompous traditions - 気取った伝統
  • pompous ritual - 煩雑な儀式
  • pompous costume - 華美な衣装
  • pompous introduction - 大仰な紹介
  • pompous welcomes - 大袈裟な歓迎
  • pompous decor - 気取った装飾
  • pompous celebrations - 華やかな祝典
  • pompous announcements - 誇張した発表

2. pomp や儀式によって特徴づけられる

形式美を追求する姿勢

この分類は、形式美や豪華さに重点を置くため、大げさな表現や装飾を好む姿勢を示します。特に社交的な場面において、その傾向が顕著です。
Her pompous manner made her the center of attention at the party.
彼女の pompous な態度は、パーティーで彼女を注目の的にした。
  • pompous fashion - 豪華なファッション
  • pompous events - 盛大なイベント
  • pompous settings - 派手な環境
  • pompous houses - 豪華な家
  • pompous gatherings - 格式ばった集まり
  • pompous outfits - 気取った服装
  • pompous gestures - 大袈裟なジェスチャー
  • pompous table settings - 華美なテーブルセッティング
  • pompous decorations - 豪華な装飾
  • pompous etiquette - 形式的なマナー

誇張した表現

この分類では、特に言語や表現に関する誇張が見られ、それが他者に与える印象を強調します。不必要に大げさな表現は、時として逆効果です。
His pompous style of writing made it hard to get to the point.
彼の pompous な文体は、要点を把握するのを難しくした。
  • pompous language - 気取った言葉
  • pompous prose - 大仰な文学
  • pompous dialogue - 劇的な対話
  • pompous descriptions - 誇張された描写
  • pompous vocabulary - 大げさな語彙
  • pompous commentary - 大袈裟な解説
  • pompous storytelling - 誇張された物語
  • pompous pitches - 大げさな提案
  • pompous headlines - 気取った見出し
  • pompous arguments - 誇張された議論

英英和

  • puffed up with vanity; "a grandiloquent and boastful manner"; "overblown oratory"; "a pompous speech"; "pseudo-scientific gobbledygook and pontifical hooey"- Newsweekうぬぼれでのぼせあがる豪然たる
    例:a pompous speech もったいぶったスピーチ