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nominativeの意味・覚え方・発音

nominative

【名】 主格

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/ˈnɒmɪnətɪv/

nominativeの意味・説明

nominativeという単語は「主格」や「名詞主格」を意味します。文法の用語として使用され、特に名詞や代名詞が主語の役割を果たしているときに使われます。主格は文章の中で動詞と結びつき、行為の主体を示すため、非常に重要な役割を担っています。

例えば、「She runs fast.」という文では、「She」が主格にあたります。この場合、「She」が誰が走っているのかを示すため、主語として機能しています。名詞の位置や形が変わることで、文全体の意味も変わるため、主格の理解は文法を学ぶ際に不可欠です。

nominativeの形は、特に動詞の主語や所有代名詞と連動して変化しません。英語では主格が他の格(対格や所有格など)と明確に区別されているため、言語学的な理解が進むと、よりスムーズに文章を構成することが可能になります。主格の知識は、正しい文のための基盤を築く重要な要素です。

nominativeの基本例文

The nominative form of a noun is often the same as its base form.
名詞の主格の形式は、しばしばその基本形と同じです。
In Latin, the nominative case indicates the subject of a sentence.
ラテン語では、主格は文の主語を示します。
The nominative form of the pronoun "he" is used when he is the subject of a sentence.
代名詞「he」の主格は、彼が文の主語のときに使用されます。

nominativeの意味と概念

名詞

1. 主格

主格は文法において動詞の主語として機能する名詞のカテゴリーを指します。英語では、文の主語として使われる名詞や代名詞が主格に当たります。たとえば、「He is a student」の「He」が主格です。主格の理解は、文法的に正しい文を作成するために重要です。
In the sentence "She runs fast," "She" is in the nominative case.
「彼女は速く走る」という文では「彼女」が主格です。

2. 名詞の機能

名詞が文中でどのように機能するかの理解は、主格の概念と切り離せません。主格は動作を行う主体を示し、文章の基本構造を成します。例えば、「The dog barks」では「The dog」が主格であり、動詞の「barks」にかかる主体が明確に示されています。
In "The cat sits on the mat," "The cat" is the nominative noun.
「猫がマットの上に座っている」という文では「猫」が主格の名詞です。

形容詞

1. 主格の

この意味は、動詞の主語や、コピュラ動詞の主語に関連するもので使われます。文法的に、主格は文章中で主語としての役割を果たす形を指します。この形容詞は、特に文法的なコンテキストで使用されることが多く、文を構成する際の基本的な概念として重要です。
In English, the nominative case is used for the subject of a sentence.
英語では、主格は文の主語として使用されます。

2. 名前を持つ

この意味では、特定の人の名前を持っている、またはその名前が何らかの形で関連していることを指します。この使い方は、個人や法人の名前に言及する際に役立ちます。また、この意味は、正式な名簿などで名前が特定されている場合にも関連します。
The nominative label on the trophy identified the winner of the competition.
トロフィーの主格ラベルには、競技の勝者が特定されていました。

3. 指名による

この意味は、誰かが選ばれたまたは指名されたことを示します。通常、特定の役割や地位に関連して使用され、この形容詞は公式な文脈やビジネスの場面でも見られます。指名制の組織や選挙における役職の説明で使われることが一般的です。
He was selected for the role by the nominative process.
彼は指名によるプロセスでその役割に選ばれました。

nominativeの覚え方:語源

nominativeの語源は、ラテン語の「nominare」に由来します。この「nominare」は「名前を付ける」という意味で、さらにその根源をたどると、ラテン語の「nomen」(名前)に辿り着きます。「nomen」は、何かを指し示すための言葉や象徴を表現する際に使われます。英語の「nominative」は、文法において主語を示す格のことを指し、主語にあたる名詞や代名詞がその文の動作の主体であることを示しています。このように、自身や物事の名前を明示するための形が、言語の構造において必要であることから、nominativeという概念が発展してきたというわけです。なお、nominativeは他の格(現存する名詞の形式)と対比されることが多いですが、その根本的な意義は「名前」に関わるものとなっています。

語源 nomin
語源 onym
More
語源 tive
語源 ive
〜的な
More

nominativeの類語・関連語

  • subjectという単語は、文の主題となる部分を示します。文法での「主語」と同じ意味ですが、特に文の中心的なテーマや主題を強調する時に使われます。例えば、"The dog runs fast."の"The dog"がsubjectです。
  • agentという単語は、行動を行う者や実行者を指します。文法の観点からは、主語と同様に認識されますが、特に行動の主体を強調するときに使用されます。例として、"The chef cooked a meal."の"The chef"がagentです。
  • actorという単語は、特に行為を行う人や者を示します。文法的には主語を指しますが、演技や行動に重きを置く場合に使われることが多いです。例を挙げると、"The singer performed beautifully."の"The singer"がactorです。
  • performerという単語は、特に公演や展示において行動する者を指します。主語を意味しつつも、芸術活動に関与する人を強調するニュアンスが強いです。例えば、"The dancer amazed the audience."の"The dancer"がperformerです。


nominativeの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : subject

単語subjectは、文法において主語を指します。通常、文の中で動作を行う主体として機能し、動詞と結びついて意味を形成します。英語の文法では、主語は通常名詞または代名詞であり、文の中心的な役割を果たします。
一方、単語nominativeは、文法用語で主格を指し、主語として使われる名詞や代名詞の形を示します。つまり、nominativeは主語の機能に焦点を当てた用語であり、文法的な位置を示します。ネイティブスピーカーは、日常的にはsubjectという用語を使用し、nominativeはより専門的な文脈で使われることが一般的です。従って、学習者にとっては、日常会話や基本的な文法を理解する上でsubjectを覚えることが重要です。nominativeは文法的な学習や分析に役立つ知識として位置づけられます。
The subject of the sentence is important for understanding its meaning.
その文の主語は、意味を理解するために重要です。
The nominative case is essential for identifying the subject of the sentence.
主格は、その文の主語を特定するために不可欠です。
この二つの文は、どちらも文の主語に関する内容を扱っており、互換性があります。文法的な観点から、subjectは日常的な用語で、nominativeはより専門的な表現です。

類語・関連語 2 : agent

類義語agentは、主に「行為者」や「代理人」を意味します。文法的には、動詞の行為を行う主体を指し、特に文の主語としての役割を果たすことが多いです。特に、英語の文法においては、行動の実行者を明示する重要な要素として使われます。
一方でnominativeは、文法用語で「主格」を指し、主語や動詞の行為を受ける側に関わる言葉です。日本語では「主格」として理解されることが多く、文中で主語の役割を担う名詞や代名詞を指します。両者は似たような文脈で使われることが多いですが、agentは行為の実行者に特化しているのに対し、nominativeはその役割の文法的な位置づけを強調します。たとえば、文中で主語が行動をする場合、その主語がagentとしても、nominativeとしても機能しますが、特に行為者を強調する場合はagentが適切です。
The agent of the action is the one who performs it.
その行動の行為者は、それを実行する者です。
The nominative of the sentence is the subject that performs the action.
その文の主格は、行動を実行する主語です。
この文脈では、どちらの単語も使用可能ですが、agentは行動の実行者を強調し、nominativeは文法的な役割を説明しています。

類語・関連語 3 : actor

actor」は、一般的に「演じる人」や「俳優」を指す言葉です。特に映画、テレビ、舞台などで役を演じる職業の人について使われます。また、文法の観点からは「行為者」という意味も持ち、文中で動作を行う主語を指すことがあります。言葉としての使用は広範囲ですが、特に芸術や演劇の文脈でよく使われる単語です。
nominative」は文法用語で、主語を示す格、つまり動詞の行為を行う主体を表します。日本語で言うところの「主格」にあたります。これに対して「actor」は、文脈によっては「行為者」としての役割を持つ場合もありますが、通常は職業的な意味合いが強いです。ネイティブスピーカーは、文法上の用語として「nominative」を使う一方で、日常会話や演技に関する話題では「actor」を多用します。このように、二つの単語は行動の主体を指す点では共通していますが、使われる場面や文脈が異なります。
The actor performed brilliantly on stage.
その俳優は舞台で素晴らしい演技をした。
The nominative case is used for the subject of a sentence.
主格」は文の主語に使われる。
この例文からもわかるように、「actor」と「nominative」は、それぞれ異なる文脈で使用されます。「actor」が具体的な職業や演技に関連する場面で使われるのに対し、「nominative」は文法的な概念を説明する際に使われます。したがって、文脈によって使い分けがなされます。

類語・関連語 4 : performer

類義語performerは「演技者」や「実行者」という意味を持ちます。音楽や演劇など、特定のパフォーマンスを行う人を指すことが多く、観客の前で何かを表現する役割を持っています。一般的に、スポーツ選手やアーティストなど、特定のスキルを持っている人を指す場合にも使われます。
一方で、nominativeは文法用語として使われ、主格を指します。主格は、文の主語を示す形で、動詞の主な行動者を表現します。例えば、「彼が行く」という文では「彼」が主語であり、nominativeが使われます。ネイティブスピーカーは、performerを特定の行動や役割を持つ人を指す際に用い、一方でnominativeは文法的な文脈で使われることが多いと理解しています。つまり、前者は具体的な行動者を指し、後者は文法上の役割を示すため、使い方や文脈が異なります。
The talented performer captivated the audience with her amazing dance.
その才能ある演技者は、素晴らしいダンスで観客を魅了した。
The talented nominative captivated the audience with her amazing dance.
その才能ある主格は、素晴らしいダンスで観客を魅了した。
この文脈では、performerは具体的な人を指すのに対し、nominativeは文法用語であるため、置換は不自然です。performerはパフォーマンスを行う人を指し、主格は文中の役割を示すため、両者は異なる意味を持ちます。
The performer sang beautifully during the concert.
その演技者はコンサート中に美しく歌った。


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nominativeのいろいろな使用例

名詞

1. 主格(文法用語)

文法的主語の役割を示す格

nominative という単語は、文法用語として、動詞の主語として機能する名詞の文法的な格を表します。主格は、英語では主に主語の位置に現れ、特に代名詞の場合は I, he, she, they などの形を取ります。
In Latin, the nominative case is marked by specific endings.
ラテン語では、主格は特定の語尾によって示されます。
The nominative form of this pronoun is "he" rather than "him".
この代名詞の主格形は "him" ではなく "he" です。
  • nominative case - 主格
  • nominative form - 主格形
  • nominative pronoun - 主格代名詞
  • nominative function - 主格の機能
  • nominative ending - 主格語尾
  • nominative plural - 主格複数形
  • nominative singular - 主格単数形
  • nominative marker - 主格標識
  • nominative construction - 主格構文
  • nominative subject - 主格主語
  • nominative position - 主格の位置
  • nominative inflection - 主格変化

形容詞

1. 主格の、主語の(文法用語として)

文法的な用法

nominative という単語は、文法用語として主格を示す形容詞として使用されます。主に文の主語として機能する名詞や代名詞の格を表現する際に使われ、特に古典語や形態変化のある言語の文法を説明する際によく用いられます。
In Latin grammar, the nominative case indicates the subject of the sentence.
ラテン文法では、主格は文の主語を示します。
  • nominative case - 主格
  • nominative pronoun - 主格代名詞
  • nominative form - 主格形
  • nominative function - 主格の機能
  • nominative ending - 主格語尾

2. 指名された、任命された

任命・指名に関する用法

nominative という単語は、特定の役職や地位に指名または任命されたことを示す形容詞としても使用されます。正式な指名や任命のプロセスを経て選ばれた人や役職を表現する際に用いられます。
The nominative candidate for the position must be approved by the board.
その職位への指名候補者は役員会の承認を得なければなりません。
  • nominative director - 指名取締役
  • nominative position - 指名職
  • nominative member - 指名メンバー
  • nominative trustee - 指名受託者
  • nominative representative - 指名代表者

3. 名目上の、名義上の

名義に関する用法

nominative という単語は、特定の人物の名前を冠した、あるいは名義上の意味でも使用されます。実質的な権限や実態とは別に、形式的に名前が付けられていることを示す際に用いられます。
The nominative owner of the company was just a figurehead.
会社の名目上の所有者は単なる名義人でした。
  • nominative holder - 名義所有者
  • nominative title - 名目上の称号
  • nominative authority - 名目上の権限
  • nominative ownership - 名義上の所有権
  • nominative role - 名目上の役割

英英和

  • the category of nouns serving as the grammatical subject of a verb動詞の文法上の主語の役割をする名詞のカテゴリー主格