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henceの意味・覚え方・発音

hence

【接】 それゆえに

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henceの意味・説明

henceという単語は「それゆえに」や「したがって」を意味します。主に因果関係を示す場合に使われ、前に述べた内容に基づいて結論や結果を導く際に用いられます。この単語は文章の流れをスムーズにし、読者に対して論理的なつながりを示す役割を果たします。

henceは、しばしばフォーマルな文脈で使われることが多いです。例えば、論文やビジネス文書などで、ある事実が別の事実をどのように導くかを明確にするために利用されます。カジュアルな会話ではあまり使わないので、適切な場面での使用が求められます。

また、henceは過去の出来事にも言及する際によく用いられ、「この理由から」という形で使われることもあります。この用法では、過去の事実から現在または未来に向けての影響を示し、思考を整理するのに役立ちます。

henceの基本例文

This painting is from the 19th century hence its value.
この絵は19世紀のものなので、価値がある。
Hence, the reason why we can't go is because of the weather.
だから、私たちが行けない理由は天気だ。
The company is relocating its headquarters hence they're hiring new employees.
会社が本社を移転するため、新しい従業員を募集している。

henceの意味と概念

副詞

1. したがって

この意味では、「hence」は前述の事実や理由から論理的な結論を導き出す際に使われます。原因や状況を説明した後、結果や次のステップを示すために用いられることが一般的です。書き言葉で多く見られ、フォーマルな文脈で使用されることが多いです。
It was raining heavily; hence, the match was postponed.
激しい雨が降っていたので、試合は延期されました。

2. この場所から

この意味では、「hence」は特定の場所を指し示す際に使われます。この用法はあまり一般的ではなく、文語的な表現として使われることが多いです。他の表現(例えば"from here")が日常会話ではよりよく使われています。
He walked away from the city, hence to the countryside.
彼は街から離れ、田舎へ向かって歩きました。

3. この時から

この意味では、「hence」は時間的な文脈で使用され、特定の時点からの継続的な状態や変化を示す際に用いられます。この用法も文学的な表現として好まれることがあり、日常会話では「from now」などの表現が使われがちです。
He graduated in 2020; hence, he has been working for three years.
彼は2020年に卒業したので、3年間働いています。

henceの覚え方:語源

henceの語源は、古代英語の「hence」という言葉に由来しています。この言葉自体は、「ここから」という意味を持ち、古英語の「hesan」や「henceforth」にも関連しています。「henceforth」は「今後」という意味で、時間的な起点を示します。また、ラテン語の「inde」なども同様の意味合いを持ち、古代から現在にかけて、物事の出所や起点を示す用語として用いられてきました。中世英語を経て、現在の「hence」として定着したのです。このように、henceは物事の出発点や原因、理由を表す際に使われるようになり、特に論理的な文脈での使用が多い言葉です。

henceの類語・関連語

  • thereforeという単語は、論理的な理由や結果を示す時に使います。因果関係を明確にする表現であり、主に書き言葉で用いられます。例: 'I was late, therefore I missed the bus.'(私は遅れたので、バスに乗り遅れました。)
  • thusという単語は、まさしくそうであるという意味を持ち、結論を述べる際にも使います。表現がやや堅い印象を与えるため、フォーマルな場面に適しています。例: 'He studied hard, thus he passed the exam.'(彼は一生懸命勉強したので、試験に合格しました。)
  • consequentlyという単語は、結果的にという意味で、何かの出来事や状況から予測される結果を説明する時に使います。文章が続く時によく登場します。例: 'It rained all night, consequently the game was canceled.'(一晩中雨が降ったので、試合は中止になりました。)


henceの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : therefore

therefore」は「したがって」「だから」という意味を持ち、前の文や状況から論理的な結論を導く際に用います。特に、理由や根拠を示す文脈でよく使われ、文の流れをスムーズにする役割を果たします。
hence」と「therefore」はどちらも因果関係を示す言葉ですが、ニュアンスに違いがあります。「hence」は少し古風で堅苦しい印象を与えることがありますが、特に文語体や学術的な文書で使われることが多いです。一方、「therefore」は日常会話でも頻繁に使われ、よりカジュアルな印象があります。たとえば、「I forgot my umbrella; therefore, I got wet.」という文では、日常的な状況を示していますが、「I forgot my umbrella; hence, I got wet.」とすると、少し堅苦しい印象を与えます。このように、使用する場面や文体によって選択肢が異なるため、使い分けが求められます。
I forgot my umbrella; therefore, I got wet.
私は傘を忘れたので、濡れてしまった。
I forgot my umbrella; hence, I got wet.
私は傘を忘れたので、濡れてしまった。
この例文では、「therefore」と「hence」はどちらも自然に使われており、意味も同じです。ただし、「therefore」の方が一般的でカジュアルな印象を与えるため、日常的な会話にはこちらが好まれることが多いです。

類語・関連語 2 : thus

thus」は「そのように」「したがって」という意味を持つ接続詞で、理由や結果を示す際に使われます。文章の流れを自然に繋げる役割を果たし、特に論理的な説明や結論を示す場面でよく用いられます。日本語では「したがって」「それゆえに」と訳されることが多いです。
hence」と「thus」はどちらも結果を示す言葉ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。一般的に「hence」は少し古風で、文語的な印象を与えることが多いのに対し、「thus」はより現代的で口語的に使われることが多いです。また、「hence」は原因から結果を導く際に用いられることが多く、時間的な流れを含む場合もありますが、「thus」は結果を直接的に示す際に使用されることが多いです。このため、フォーマルな文章や学術的な文脈では「hence」が好まれることがありますが、日常会話やビジネスシーンでは「thus」が適しているとされます。
The project was poorly planned; thus, it failed to meet the deadline.
プロジェクトは計画が不十分だった。そのため、締切に間に合わなかった。
The project was poorly planned; hence, it failed to meet the deadline.
プロジェクトは計画が不十分だった。そのため、締切に間に合わなかった。
この例文では、「thus」と「hence」が互換性を持っており、どちらを使っても自然な文になります。しかし、文のトーンとしては「hence」の方がややフォーマルに響く場合があります。

類語・関連語 3 : consequently

consequently」は、「その結果」「従って」という意味を持つ接続副詞です。何かが起こった結果として別の事象が生じることを示す際に使われます。因果関係を明示するため、論理的な文章や説明文でよく用いられます。
hence」と「consequently」はどちらも因果関係を示す言葉ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。「hence」は、原因の説明に焦点を当てることが多く、結果を示す前に原因を示す文脈でよく使われます。一方、「consequently」は、結果そのものに焦点を当て、原因から直接的に導かれる結果を強調します。例えば、学術的な文章では「hence」がより好まれることが多いですが、日常会話やビジネス文書では「consequently」が一般的です。このように、使用する文脈によって選択が変わるため、使い分けを意識することが重要です。
The project was delayed; consequently, we missed the deadline.
プロジェクトが遅れたので、その結果、私たちは締切に間に合いませんでした。
The project was delayed; hence, we missed the deadline.
プロジェクトが遅れたので、そのため、私たちは締切に間に合いませんでした。
この場合、「consequently」と「hence」はどちらも自然に使われており、意味はほぼ同じです。ただし、「hence」は原因に焦点を当てているのに対し、「consequently」は結果そのものにより重きを置いている点が異なります。


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【書籍タイトルの和訳例】
「そして、それゆえに、私は私たちを泣かせたことを書いた」

【「wrote」の用法やニュアンス】
「wrote」は過去形で、何かを記録したり表現したりする行為を示します。この文脈では、感情的な体験や思い出を振り返り、それを文章にしたことを強調しています。


henceの会話例

henceの日常会話例

「hence」は「それゆえに」や「したがって」という意味で使用される接続詞です。日常会話では、前述の内容から結果や結論を導き出す際に使われます。ただし、カジュアルな会話ではあまり使われないため、フォーマルな場面での使用が一般的です。以下に代表的な意味を示します。

  1. それゆえに
  2. したがって

意味1: それゆえに

この意味での「hence」は、何かの事象や理由に基づいて結果を導く際に使われます。会話の中で、ある事実を述べた後、その結果としての結論を示す場面で使われることが多いです。フォーマルな表現であり、日常会話では少し堅い印象を与えることもあります。

【Example 1】
A: It's raining heavily outside, hence I think we should stay indoors.
A: 外はひどく雨が降っているので、それゆえに私たちは屋内にいるべきだと思う。
B: That's a good idea. We can watch a movie instead.
B: それはいい考えだね。代わりに映画を観よう。

【Example 2】

A: She studied hard for the exam, hence she passed with flying colors.
A: 彼女は試験のために一生懸命勉強したので、それゆえに彼女は見事に合格した。
B: I'm not surprised. She always puts in a lot of effort.
B: 驚かないよ。彼女はいつも多くの努力をするからね。

【Example 3】

A: The project was completed ahead of schedule, hence we can start the next one sooner.
A: プロジェクトは予定より早く完成したので、それゆえに次のプロジェクトを早く始められる。
B: That's fantastic! Let's discuss the new project details.
B: それは素晴らしい!新しいプロジェクトの詳細について話し合おう。

henceのビジネス会話例

「hence」は主に「それゆえに」「したがって」という意味で使われる接続詞であり、ビジネスシーンでは論理的な結論や理由を述べる際に用いられることが多いです。この単語は、前述の内容からの推論を示す際に非常に便利です。特に報告書やプレゼンテーションなど、形式的な文書や口頭でのコミュニケーションにおいて、根拠を明確にするために使われます。

  1. それゆえに

意味1: それゆえに

この会話では、プロジェクトの遅延に対する理由を示すために「hence」が使用されています。Aがプロジェクトの進行状況について説明し、その結果としてBが次のステップを考える流れになります。「hence」は、Aの発言からBの思考へとつながる重要な役割を果たしています。

【Example 1】
A: The project was delayed due to unforeseen circumstances, hence we need to extend the deadline.
A: プロジェクトは予期しない状況により遅れました。したがって、締切を延長する必要があります。
B: That makes sense. How much longer do you think we need?
B: なるほど。それにはどれくらいの延長が必要だと思いますか?

【Example 2】

A: We have exceeded our budget this quarter, hence we should reconsider our spending strategy.
A: 今四半期の予算を超えました。したがって、支出戦略を再考する必要があります。
B: Agreed. Let's set up a meeting to discuss this further.
B: 同意します。これについてさらに話し合うための会議を設定しましょう。

【Example 3】

A: The market demand has decreased significantly, hence we may need to adjust our production levels.
A: 市場の需要が大幅に減少しています。したがって、生産レベルを調整する必要があるかもしれません。
B: That's a wise approach. We should analyze the data before making a decision.
B: それは賢明なアプローチですね。決定を下す前にデータを分析するべきです。

henceのいろいろな使用例

副詞

1. 「したがって、それゆえに」(論理的結論を導く)

論理的な結論

hence という単語は、前述の事実や理由から論理的な結論を導き出す際に使用される副詞です。文頭や文中で使われ、「したがって」「それゆえに」という意味を表します。フォーマルな文章でよく使用され、特に学術論文やビジネス文書で頻出します。
The demand for electric vehicles is increasing; hence, many car manufacturers are investing in this technology.
電気自動車の需要が増加している。したがって、多くの自動車メーカーがこの技術に投資している。
  • and hence the need - そしてそれゆえに必要性
  • hence it follows - したがって次のようになる
  • hence the importance - それゆえに重要性
  • hence the result - したがってその結果
  • hence we conclude - したがって我々は結論づける

2. 「これから」(時間的な起点)

時間的な基点

hence という単語は、現在時点からの時間的な起点を示す際にも使用されます。「今から」「これから」という意味を表し、特定の期間を示す数字と組み合わせて使用されることが多いです。
The project must be completed three weeks hence.
このプロジェクトは今から3週間後に完了しなければならない。
  • two years hence - 今から2年後
  • six months hence - 今から6ヶ月後
  • a week hence - 今から1週間後
  • days hence - 数日後
  • years hence - 数年後

3. 「ここから」(場所的な起点)

場所的な基点

hence という単語は、特定の場所からの距離や方向を示す際にも使用されます。「ここから」という意味を表しますが、この用法は現代では比較的まれです。
The mountain peak was visible from hence.
山頂はここから見えた。
  • from hence - ここから
  • not far hence - ここから遠くない
  • hence forward - ここから先へ
  • miles hence - ここから数マイル
  • far hence - ここから遠く

英英和

  • (used to introduce a logical conclusion) from that fact or reason or as a result; "therefore X must be true"; "the eggs were fresh and hence satisfactory"; "we were young and thence optimistic"; "it is late and thus we must go"; "the witness is biased and so cannot be trusted"その事実または理由から、あるいは、結果として従って
    例:The eggs were fresh and hence satisfactory. 卵は新しくて、それゆえに、満足だった。
  • from this time; "a year hence it will be forgotten"今から、今後それ故
    例:a year hence it will be forgotten 1年ゆえに、それは忘れられるだろう
  • from this place; "get thee hence!"この場所からそれ故

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