類語・関連語 1 : waste
「waste」は、物や資源を無駄にすること、またはその結果としての損失を指します。日常的には、時間やお金、エネルギーなどの貴重なものを無駄に使ってしまうことを表現する際に用いられます。用途は広く、ネガティブな意味合いが強い言葉です。
「dissipation」は、エネルギーや資源が無駄に散逸されること、特に何も得られないまま消えてしまう様子を示します。主に科学的または哲学的な文脈で使われることが多く、無駄遣いという意味では「waste」と似ていますが、より抽象的なニュアンスを持ちます。例えば、dissipationはエネルギーの散逸を強調する際に使われ、その過程が自然法則に従うことを示唆します。対照的に、wasteは日常的な行動における無駄を示し、具体的な物や資源の使い方に焦点を当てることが多いです。したがって、dissipationはより専門的な文脈で使用されることが多く、wasteは日常会話で頻繁に使われる言葉です。
He was criticized for the waste of resources during the project.
彼はプロジェクト中の資源の無駄遣いについて批判された。
He was criticized for the dissipation of resources during the project.
彼はプロジェクト中の資源の散逸について批判された。
この場合、両方の例文は同じ意味で使われていますが、「waste」は日常的な表現であるのに対し、「dissipation」はより技術的または抽象的な文脈で使用されます。受け取られるニュアンスに若干の違いがあります。
It's such a waste of time to argue about trivial matters.
些細なことについて議論するのは、本当に時間の無駄だ。
「squandering」は、資源や時間などを無駄に使うこと、特にそれが不適切または無駄だと認識される場合に使われる単語です。この言葉は、物を浪費する行為や、何かを無駄にする過程に焦点を当てています。例えば、自由な時間を怠けて過ごすことや、貴重なお金を無駄遣いすることに使われることが多いです。
「dissipation」は、より広い意味合いを持つ言葉で、エネルギーや資源の無駄遣いを指しますが、特にその過程が感情的または精神的な消耗を伴う場合に使われることが多いです。例えば、楽しみを追求するあまり、時間やお金を浪費し、最終的には満足感を得られない状態に至ることを示します。「squandering」は具体的な行為に焦点を当てているのに対し、「dissipation」はその結果としての状態や感情に重きを置いています。したがって、ネイティブスピーカーは、状況に応じてこれらの言葉を使い分けます。
He was accused of squandering his inheritance on luxury items.
彼は遺産を贅沢品に無駄遣いしたとして非難された。
He was accused of dissipation of his inheritance on luxury items.
彼は遺産を贅沢品に浪費したとして非難された。
この文脈では、「squandering」と「dissipation」は互換性があります。両方の単語は、遺産を無駄に使う行為を指していますが、「squandering」は行為の具体性を強調し、「dissipation」はその結果としての状態を暗示しています。
「dissolution」は、物質が液体に溶けること、または組織や関係が解消されることを指します。化学の分野では、固体が液体に溶ける過程を表すことが多いですが、社会的な文脈では、契約や結婚などの関係が終わることを指す場合もあります。
「dissipation」は、エネルギーや資源が無駄に使われることや、散逸すること、特にエネルギーが熱として失われることを指します。両者は似た意味を持つ場面もありますが、「dissolution」は物質的または社会的な「解消」を強調するのに対し、「dissipation」はその過程での「無駄遣い」や「散逸」に焦点を当てることが多いです。例えば、「dissipation」はエネルギーの浪費に使われることが多く、具体的には熱の散逸などを指します。一方で「dissolution」は、化学反応や社会的な関係の消失について語る際に使用されることが一般的です。
The dissolution of the partnership was unexpected for everyone involved.
そのパートナーシップの解消は、関係者全員にとって予期せぬものでした。
The dissipation of their resources made it difficult for the team to succeed.
彼らの資源の浪費は、チームの成功を難しくしました。
この場合、dissolutionとdissipationは異なる意味で使われています。dissolutionは関係の終わりを指し、dissipationは資源の無駄遣いを示しています。したがって、これらの単語は置き換え可能ではありません。
The dissolution of the committee led to confusion among its members.
その委員会の解消は、メンバーの間に混乱をもたらしました。
「dispersal」は、物質やエネルギーが広がっていくことや、散らばることを示す言葉です。この単語は、特に物理的な物体や生物の分布、または感情やアイデアが広がる様子を表現する際に使われます。例えば、風によって種が広がることや、群衆が散っていく様子を指すことが多いです。
「dissipation」は、主にエネルギーや資源が無駄に使われたり、消費されたりすることを指します。そのため、「dispersal」と「dissipation」は、両方とも「分散」や「散逸」を意味しますが、ニュアンスが異なります。「dispersal」は物理的な広がりを強調するのに対し、「dissipation」は無駄遣いや消失の感覚が強いです。例えば、エネルギーの「dissipation」は、熱として失われる場合を指し、自然界での物質や生物の「dispersal」は、種が広がることを示します。このように、使い分けが求められる場面が多いです。
The dispersal of seeds by the wind is essential for plant reproduction.
風による種のdispersalは、植物の繁殖にとって重要です。
The dissipation of energy in the form of heat is a common phenomenon in physical processes.
エネルギーのdissipationが熱の形で起こることは、物理プロセスにおいて一般的な現象です。
この例文では、「dispersal」と「dissipation」はそれぞれ異なる文脈で使われており、置換が不自然です。「dispersal」は物理的な広がりを表し、「dissipation」はエネルギーの無駄遣いを示しています。
「vanishing」は、「消えること」や「消滅すること」を意味します。この単語は、物理的なものが目に見えなくなる場合や、抽象的な概念が存在しなくなる場合に使われます。また、時間や機会が失われることにも用いられることがあります。
「dissipation」と「vanishing」は、どちらも「消える」ことに関連していますが、ニュアンスには違いがあります。「dissipation」は、エネルギーや資源の浪費や散逸を示す場合が多く、何かが無駄に使われたり、効果がなくなったりすることを強調します。一方で、「vanishing」は、何かが物理的に消えていく様子や、存在が薄れていくことを表します。ネイティブスピーカーは、dissipationが「浪費」に近い意味合いを持ち、より抽象的な状況に使うことが多いのに対し、vanishingは具体的な消失を指すことが多いと感じています。このため、文脈によって使い分けることが重要です。
The magician's trick involved the vanishing of a rabbit from the hat.
そのマジシャンのトリックは、帽子からウサギが消えることを含んでいた。
The magician's trick involved the dissipation of a rabbit from the hat.
そのマジシャンのトリックは、帽子からウサギが無駄に使われることを含んでいた。
この文脈では、vanishingは物理的な消失を示し、自然な使い方です。しかし、dissipationは不自然であり、ウサギが消えるという意味ではなく、何かが無駄にされるというニュアンスを持つため、適切ではありません。