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competencyの意味・覚え方・発音

competency

【名】 適格性

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/ˈkɒmpɪtənsi/

competencyの意味・説明

competencyという単語は「能力」や「有能さ」を意味します。この言葉は、特定のタスクや仕事を遂行するために必要なスキルや知識を表す際に使われます。competencyは、教育や職業分野でよく使われ、個人の能力を評価する基準となることが多いです。

この単語は、単にスキルや知識があるだけでなく、それを効果的に活用する能力も含んでいます。例えば、ある業務に必要な専門知識だけでなく、それを実際の場面で適応し、成果を出す力が求められます。こうした意味合いから、competencyは教育のカリキュラムや職業訓練の設計において重要な概念となります。

また、competencyは特定の分野におけるパフォーマンスの質を測る指標としても機能します。組織では、従業員のcompetencyを評価し、必要なスキルの向上や研修の方向性を決定するために役立てます。このように、competencyは自己改善やキャリアアップに関連する重要な要素として広く認識されています。

competencyの基本例文

The driver's competency was tested by the driving examiner.
運転試験官によって運転者の能力が試された。
The new employee demonstrated competency in using the computer system.
新入社員はコンピュータシステムの使用において能力を示した。

competencyの意味と概念

名詞

1. 能力

competencyは特定のタスクや仕事を十分に遂行するために必要なスキルや知識のことを指します。職場や教育の現場で良く使われ、個人が持つ専門的な能力を評価する際に重要な要素となります。
The candidate demonstrated a high level of competency in project management during the interview.
候補者は面接でプロジェクト管理において高い能力を示しました。

2. 適性

competencyはその人が特定の役割や職務に対してどれだけ適しているかを示す概念です。特に職業訓練や進学先選びなどにおいて、自分に合った選択をするための判断材料となります。
Her competencies in communication and teamwork make her an excellent fit for the job.
彼女のコミュニケーションとチームワークの適性は、彼女をその仕事に非常に適した存在にしています。

3. 資格

competencyは特定の業務を行う上で必要な資格や認定のことを指す場合もあります。例えば、特定の職業や役職を持つためには、正式な資格が必要なことが多く、これに基づいて人材が選ばれることが一般的です。
To become a licensed teacher, one must meet the required competencies set by the educational board.
ライセンスを持つ教師になるためには、教育委員会が定めた必要な資格を満たさなければなりません。

competencyの覚え方:語源

competencyの語源は、ラテン語の「competentia」に由来しています。この言葉は、「con-(共に)」と「petere(求める)」という二つの部分から成り立っています。「con-」は一緒に、合わさってという意味を持ち、「petere」は求める、達成するという意味を持っています。これらが合わさることで、何かを達成するために必要な能力や資格を示す言葉が形成されました。

その後、中世フランス語を経て、英語に取り入れられました。英語の「competence」は、能力や適性を表す名詞として使用され、必要な技能や知識を持っている状態を指します。最終的に、competencyは特定の状況や能力を示すために用いられるようになり、その語源にある「求める」という意味を反映しています。このように、competencyは能力や資格の概念を強調する言葉となっています。

語源 com
語源 con
共に
More
語源 pet
語源 peat
求める、 努力する
More

competencyの類語・関連語

  • abilityという単語は、特定のことをするための才能や技術を指します。competencyが単に必要なスキルを持つことに焦点を当てるのに対し、abilityはその才能がどのように発揮されるかをより強調します。例えば、「She has a great ability to solve problems.(彼女は問題を解決する優れた能力を持っている)」のようになります。
  • capabilityという単語は、将来的に何かをすることができる潜在的な力を指します。competencyは現在のスキルに焦点を当てるのに対し、capabilityはそのスキルを基にした可能性を重視します。例えば、「The team has the capability to innovate.(そのチームには革新する能力がある)」の表現があります。
  • proficiencyという単語は、特定の分野での熟練度や高いスキルを指します。competencyが最低限の能力に焦点を当てるのに対し、proficiencyはその上位のスキルや習熟度を強調します。たとえば、「His proficiency in English is remarkable.(彼の英語の熟練度は素晴らしい)」という例があります。
  • qualificationという単語は、特定の職業や役割に必要なスキルや条件を指します。competencyはスキルの実行可能性に焦点を当てるのに対し、qualificationはそのために必要な証明や要件に関連します。例えば、「She has all the qualifications for the job.(彼女はその職に必要な全ての資格を持っている)」という使い方をします。
  • competenceという単語は、競争や評価において特定の能力を持つことを指します。competencyとの違いは、competenceはしばしば他者と比較されるコンテキストで使われる点です。例文として「His competence was recognized by his peers.(彼の能力は同僚に認められた)」があります。


competencyの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : ability

単語abilityは「能力」や「才能」を意味し、特定のタスクや活動を行うための力や技術を指します。一般的に、誰かが持っている特定のスキルや知識に重点を置いており、個人のパフォーマンスや成果に直接関わります。
一方、単語competencyは「能力」だけでなく、その能力を実際に活用できるかどうか、またはその能力を持つことによって期待されるパフォーマンスの水準を含意します。つまり、単にスキルを持っているだけでなく、それを適切に使うことができるかどうかが重要です。ネイティブスピーカーは、abilityを使うときには、より個別のスキルや才能に焦点を当てるのに対し、competencyを使うときには、より広範な能力やその運用能力に焦点を当てる傾向があります。このため、competencyは職場の評価や教育の文脈でよく使われ、実際の行動や成果に結びつく重要な概念とされています。
She has the ability to solve complex problems quickly.
彼女は複雑な問題を迅速に解決する能力を持っています。
She has the competency to solve complex problems quickly.
彼女は複雑な問題を迅速に解決する能力を有しています。
この例文では、abilitycompetencyがほぼ同じ意味で使われており、互換性がありますが、competencyを使うと、単に能力があるだけでなく、その能力を実際に活用できるというニュアンスが加わります。

類語・関連語 2 : capability

「capability」は「能力」や「適性」と訳され、特定のタスクや状況に対して必要なスキルや資源を持っていることを示します。この単語は、物理的な能力や技術的なスキルだけでなく、知的な能力や創造性を含む広い意味を持っています。
一方で、competencyは通常、特定の職務やタスクに関連する具体的なスキルや知識を指します。例えば、仕事の中で必要とされる技術や能力を示し、評価基準として使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、capabilityをより広い文脈で使用し、competencyは職業や学業の文脈で特定のスキルを強調する際に使用します。したがって、capabilityは一般的な能力を示すのに対し、competencyは特定の状況における適切な能力を示すために使われることが多いです。
She has the capability to lead the team effectively.
彼女はチームを効果的にリードする能力を持っています。
She has the competency to lead the team effectively.
彼女はチームを効果的にリードする能力を持っています。
この文脈では、capabilitycompetencyはお互いに置換可能です。どちらも「リーダーシップに必要な能力」を表しており、意味としては同じですが、capabilityはより広い能力を示すのに対し、competencyは特定のリーダーシップスキルに焦点を当てています。
The new software has the capability to process large amounts of data quickly.
この新しいソフトウェアは、大量のデータを迅速に処理する能力を持っています。

類語・関連語 3 : proficiency

単語proficiencyは、特定の分野やスキルにおける熟練度や能力を指します。特に言語能力や技術的なスキルに関連して使われることが多く、習得したスキルがどの程度実践的に使えるかを表現します。一般的には、習得度の高い状態を強調するニュアンスがあります。
一方で、単語competencyは、特定の職務や役割を果たすために必要な知識や能力の集合を指します。これは、具体的なタスクを遂行するための実務的な能力に焦点を当てており、単にスキルや知識があるだけではなく、それをどのように応用できるかが重要です。例えば、英語を話す能力がある場合、それがproficiencyとして評価されることが多いですが、その言語を使ってビジネスの会話を行うことができる場合にはcompetencyとして評価されます。ネイティブスピーカーは、どちらの単語も使いますが、文脈によって選択が異なるため、それぞれの意味を理解しておくことが重要です。
Her proficiency in English allowed her to communicate effectively with international clients.
彼女の英語の熟練度は、国際的なクライアントと効果的にコミュニケーションを取ることを可能にしました。
Her competency in English allowed her to communicate effectively with international clients.
彼女の英語の能力は、国際的なクライアントと効果的にコミュニケーションを取ることを可能にしました。
この例文では、どちらの単語も置換可能ですが、ニュアンスが少し異なります。proficiencyは、彼女の英語のスキルの高さを強調し、特に流暢さや熟練の程度に重点を置いています。一方でcompetencyは、彼女がそのスキルを実際のビジネスシーンで応用できる能力に焦点を当てています。

類語・関連語 4 : qualification

単語qualificationは、特定の職業や役割に必要な能力や条件を指します。通常、教育、経験、技能の証明として使われ、履歴書や職務経歴書でよく見かけます。資格や免許といった意味合いも含まれ、応募者がその職に適していることを示すための重要な要素です。
一方で、単語competencyは、特定のタスクや仕事を遂行するための能力やスキルを指し、広い意味での「能力」を表現します。日本語で「能力」と訳されることが多いですが、具体的な行動や結果に焦点を当てています。例えば、ある職務におけるcompetencyは、その仕事を効果的に遂行するために必要なスキルや知識を含みます。つまり、qualificationは「資格」を示し、competencyは「実際にできる能力」を強調する違いがあります。英語ネイティブは、両者を適切な文脈で使い分けるため、履歴書ではqualificationを強調し、実務ではcompetencyに着目する傾向があります。
She has the necessary qualification to apply for the job.
彼女はその仕事に応募するために必要な資格を持っています。
She has the necessary competency to apply for the job.
彼女はその仕事に応募するために必要な能力を持っています。
この文脈では、qualificationcompetencyは置換可能です。どちらも、応募するための要件を示していますが、qualificationは公式な資格や証明を指すのに対し、competencyは実際の能力やスキルに焦点を当てています。

類語・関連語 5 : competence

単語competenceは「能力」や「適性」を意味し、特定のスキルや知識を持っていることを示します。これは、ある特定のタスクを効果的に実行できるかどうかを評価する際に使われることが多いです。competencyも同様の意味を持ちますが、より具体的な能力やスキルのセットを指すことが一般的です。
ネイティブスピーカーは、competencecompetencyを使い分ける際、文脈によってニュアンスの違いを意識しています。competenceは、一般的な能力や適性を示す際に多く使われるのに対し、competencyは特定の分野や職業における具体的な能力や技術を指すことが多いです。例えば、教育や職業訓練の文脈では、competencyという言葉がよく使われ、特定のスキルや知識のセットを指し示します。逆に、competenceは、より広い範囲の能力を意味することが多いです。したがって、competencyは、特定の職能や役割に関連する場合に使われることが多く、例えば「彼女はこの仕事において必要なcompetencyを持っている」といった表現が適切です。
She has the necessary competence to perform this job effectively.
彼女はこの仕事を効果的に行うために必要な能力を持っています。
She has the necessary competency to perform this job effectively.
彼女はこの仕事を効果的に行うために必要な能力を持っています。
この文では、competencecompetencyが同じ意味で使われています。どちらの単語も「能力」を指しますが、competencyは特に特定の文脈でのスキルや知識に焦点を当てています。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

competencyの覚え方:Amazon 洋書情報

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【書籍タイトルの和訳例】
「メンタルヘルス実践における能力ベースの評価:事例と実践的応用」

【「competency」の用法やニュアンス】
competency」は「能力」や「適性」を意味し、特定の職務や活動における必要なスキルや知識を指します。この文脈では、メンタルヘルスにおける評価方法が、実践者の能力に重点を置いていることを示唆しています。


【書籍タイトルの和訳例】
「深い能力ベースの学び:公平で生徒中心、持続可能な変革を実現する」

【「shift」の用法やニュアンス】
このタイトルの「shift」は、教育の方法やアプローチを大きく変えることを示唆しています。より公平で生徒中心の学びを目指すための意識的な「変化」を強調しています。


【書籍タイトルの和訳例】
医療教育におけるコンピテンシーに基づくカリキュラム(公衆衛生論文)

【「competency」の用法やニュアンス】
competency」は特定のスキルや知識を持つことを指します。このタイトルでは、医療教育において必要な能力を重視し、それに基づいたカリキュラムの重要性を示唆しています。


competencyのいろいろな使用例

名詞

1. 適性・能力に関する意味

知識・技能の領域

この分類では、特定の知識や技能としての能力を指し、多くの場合は職業や学業における必要な技術や知識を表します。
His competency in data analysis helped him secure the job.
彼のデータ分析の能力が、彼をその仕事に就かせる助けとなった。
  • competency in mathematics - 数学の能力
  • competency in communication - コミュニケーション能力
  • competency in management - マネジメント能力
  • competency in programming - プログラミング能力
  • competency in critical thinking - 批判的思考の能力
  • competency in project management - プロジェクト管理能力
  • competency in foreign languages - 外国語能力
  • competency in leadership - リーダーシップ能力
  • competency in teamwork - チームワーク能力
  • competency in problem-solving - 問題解決能力

資格・適任性

この分類では、特定の職務に必要とされる資格や、ある業務を遂行する能力を指します。
Her competency made her the ideal candidate for the position.
彼女の能力が、その職位に最適な候補者とした。
  • competency requirements - 能力要件
  • competency evaluation - 能力評価
  • competency assessment - 能力アセスメント
  • competency framework - 能力フレームワーク
  • competency standards - 能力基準
  • competency certification - 能力認証
  • competency development - 能力開発
  • competency mapping - 能力マッピング
  • competency gap - 能力のギャップ
  • competency improvement - 能力向上

2. 適切さに関する意味

精神的・身体的適正

このカテゴリは、心身の健康や適性が十分であることを示し、特に業務や活動を遂行するための良好な状況を強調します。
His competency in physical fitness allows him to excel in demanding activities.
彼の身体的な適性により、厳しい活動において優れた結果を出すことができる。
  • competency for physical tasks - 身体的な作業のための適性
  • competency for academic tasks - 学術的な作業のための適性
  • competency for handling stress - ストレス処理の能力
  • competency for making decisions - 意思決定の能力
  • competency for interpersonal relations - 対人関係能力
  • competency for time management - タイムマネジメント能力
  • competency for adaptability - 適応能力
  • competency for conflict resolution - 衝突解決能力
  • competency for safety procedures - 安全手順に関する能力
  • competency for working independently - 自立して働く能力

自己評価

このカテゴリでは、個人が自分の能力を知覚し、それに基づいて行動することに重きを置いています。他者や自己との比較を含むこともあります。
Self-reflection on one's competency is crucial for personal growth.
自分の能力に対する自己反省は、個人の成長にとって重要です。
  • self-assessment of competency - 自己能力評価
  • competency reflection - 能力の反省
  • competency validation - 能力の検証
  • competency improvement plan - 能力向上計画
  • competency self-rating - 自己評価による能力の評価
  • competency feedback - 能力に関するフィードバック
  • competency diary - 能力日記
  • competency goal-setting - 能力目標設定
  • competency discussion - 能力に関する議論
  • competency awareness - 能力意識

英英和

  • the quality of being adequately or well qualified physically and intellectually身体的にも知的にも、適度に、または十分能力に恵まれているという特質適格性