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bootlessの意味・覚え方・発音

bootless

【形】 無駄な、役に立たない

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bootlessの意味・説明

bootlessという単語は「無駄な」や「効果がない」という意味を持っています。この言葉は、ある行動や努力が望ましい結果をもたらさない場合に使われることが多いです。つまり、何かをしようとしても、それが役に立たない、もしくは成果を得られないというニュアンスがあります。

bootlessは、英語の他の表現で言えば「futile」や「pointless」といった言葉に近い語感を持っています。使われる文脈としては、例えば、無駄な努力や効果のない策について話す際に適しています。この単語は文語調であり、日常的な表現よりも、文学作品や詩、あるいはフォーマルな文書で目にする機会が多いでしょう。

具体的な使用例としては、試みたが結局成果が得られなかった行動やプロジェクトの評価において使われます。そのため、bootlessを使用することで、実行したことが無駄だったと強調することができます。このように、bootlessは状況や行動の無意味さを強調する際に便利な言葉です。

bootlessの基本例文

It is a bootless argument.
それは無益な議論だ。
All his hard work turned out to be bootless.
彼の一生懸命頑張った成果が全くなかった。
His efforts were bootless in front of the board.
彼の努力は役員会の前では無駄だった。

bootlessの意味と概念

形容詞

1. 成果が得られない

この意味では、何かを試みたにもかかわらず、期待される結果や成功が得られないことを表します。たとえば、努力が報われなかったり、計画が失敗に終わったりした場合に使われます。特に、手を尽くしても無駄に終わった状況で使われることが多いです。
Despite their hard work, the team's efforts were bootless in securing the contract.
彼らの懸命な努力にもかかわらず、チームの試みは契約を得るのに無駄だった。

bootlessの覚え方:語源

bootlessの語源は、古英語の「bōt」(利益、助け)に由来しています。この単語は、古高ドイツ語の「bōta」や古ノルド語の「bóta」とも関連しており、いずれも「助け」や「利益」という意味を持っています。「bootless」は、これに接頭辞「less」(〜がない)を加えることで「助けがない」「無駄な」という意味を持つ形容詞となりました。このように、bootlessは何かをするための助けや益が欠如している状態を表現しています。また、中世英語では、この単語は特に無駄や徒労、役に立たない行動を指す際に使われていました。現在でも、無意味さや効果がないことを強調するために用いられることがあります。語源を知ることで、言葉の背景や意味合いを深く理解できるようになります。

語源 less
〜のない
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bootlessの類語・関連語

  • ineffectualという単語は、効果がない、無駄であるという意味です。bootlessは、何かが成功しないか、役に立たないことを示しますが、ineffectualは行動や努力が実際に役に立たないことに焦点を当てています。例:His attempts were ineffectual.(彼の試みは無駄だった。)
  • futileという単語は、無駄に終わる、価値がないという意味です。bootlessは、期待する結果を生まないことを強調しますが、futileは特に努力が無意味であることを強調します。例:It was futile to argue.(議論するのは無駄だった。)
  • pointlessという単語は、全く意味がない、意義のないという意味です。bootlessは結果が出ないことに重点を置いていますが、pointlessはそもそもその行動や努力自体が意味をなさないことを強調します。例:The discussion was pointless.(その議論には何の意味もなかった。)
  • uselessという単語は、役に立たない、無駄なという意味です。bootlessは結果として無駄であることを示しますが、uselessはそのものや行動自体が役に立たないことを示します。例:The tool was useless.(その道具は役に立たなかった。)
  • unavailingという単語は、効果がない、徒労に終わるという意味です。bootlessは期待通りの結果が得られないことに焦点を当てていますが、unavailingは努力が全く効果を上げないことを示します。例:His efforts were unavailing.(彼の努力は実を結ばなかった。)


bootlessの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : ineffectual

単語ineffectualは、「効果がない」「無力な」という意味を持ち、特に行動や努力が期待した結果を生まない場合に使われます。例えば、ある対策が問題を解決できない時などに使われることが多いです。
一方、単語bootlessも「無駄な」「効果がない」という意味で使われますが、ニュアンスに少し違いがあります。bootlessは、特に行動が無駄であることを強調する傾向があり、時には感情的な失望や無力感を伴うことがあります。例えば、努力が全く報われない状況を表すのに適しています。これに対しineffectualは、もう少し中立的で、単に「効果がない」という事実を述べる場合が多いでしょう。ネイティブは、特定の文脈や感情を伝えたい時に、どちらの単語を使うかを選びます。
The politician's promises were entirely ineffectual, failing to address the public's concerns.
その政治家の約束は全く効果がないものであり、国民の懸念に応えることができなかった。
The politician's promises were completely bootless, failing to address the public's concerns.
その政治家の約束は全く無駄なものであり、国民の懸念に応えることができなかった。
この場合、ineffectualbootlessはどちらも置換可能ですが、微妙な感情の違いが表れます。ineffectualは単に効果がなかったことを指摘するのに対し、bootlessはその無駄さから来る失望感を強調しています。

類語・関連語 2 : futile

単語futileは「無駄な、効果がない」という意味を持ちます。この言葉は、努力や行動が期待される結果を生まない場合に使われます。特に、何かを試みたが、成功する見込みが全くない場合に用いられることが多いです。日常会話や文学作品の中でも、無駄な努力を表現する際に頻繁に使われます。
一方で、単語bootlessも「無駄な」という意味を持ちますが、使用される文脈に微妙な違いがあります。bootlessは、特に行動や努力が無駄であると同時に、何かを失ったり、効果的な結果を得られなかったことを強調するニュアンスがあります。ネイティブスピーカーは、futileをより一般的な文脈で使い、日常会話で頻繁に耳にしますが、bootlessは文学的な表現やフォーマルな文脈で見られることが多いです。このため、両者は似た意味を持ちながらも、文脈によって使い分ける必要があります。
All their efforts to convince him were futile.
彼を説得しようとする彼らのすべての努力は無駄だった。
All their efforts to convince him were bootless.
彼を説得しようとする彼らのすべての努力は無駄だった。
この文脈では、futilebootlessは互換性があり、どちらを使っても自然な表現になります。

類語・関連語 3 : pointless

単語pointlessは、「無意味な」や「効果がない」という意味を持ち、何かを行うことが無駄であることを表現します。この単語は、ある行動や努力が目的に対して無価値であるときに使われます。たとえば、何かをすることが成果をもたらさない場合や、無駄に時間を費やすことを指摘する際に用いられます。
一方、単語bootlessも「無駄な」や「効果がない」という意味を持ちますが、やや文学的な表現であり、特に無駄な努力や成果が得られない行動を強調します。ネイティブスピーカーは、pointlessを日常会話で頻繁に使用する一方で、bootlessは詩的な文脈や古風な表現として使われることが多く、一般的な会話ではあまり耳にしません。つまり、pointlessはカジュアルで広範囲に使える一方、bootlessは特定の文脈での使用に限られる傾向があります。
It seems pointless to argue about the past.
過去について議論するのは無意味なように思える。
It seems bootless to argue about the past.
過去について議論するのは無駄なように思える。
この文脈では、pointlessbootlessは置換可能です。両者とも、過去についての議論が無駄であるという意味を持ちますが、pointlessはより一般的な表現であり、日常的に使われるのに対し、bootlessはやや古風で文学的な響きがあります。

類語・関連語 4 : useless

単語uselessは、「役に立たない」「無駄な」という意味で、何かが目的を果たさない、または価値がないことを表します。例えば、使い道がなく、誰にとっても役立たない状態を指します。日常会話やビジネスの場面でも広く用いられ、非常に一般的な言葉です。
一方、単語bootlessも「役に立たない」という意味を持ちますが、やや古風で文学的な響きを持つため、現代の会話ではあまり使われません。特にbootlessは、努力や行為が無駄であることを強調する際に使われることが多いです。たとえば、無駄な努力を意味する場合に適しています。したがって、ネイティブスピーカーは、日常的にはuselessを使用し、文語的な表現や詩的な文脈ではbootlessを選ぶ傾向があります。
This plan is completely useless for achieving our goals.
この計画は私たちの目標達成には全く役に立たない
This plan is completely bootless for achieving our goals.
この計画は私たちの目標達成には全く無駄だ
この例文では、両方の単語が同じ文脈で使われていますが、uselessは日常的な言葉で、bootlessはやや古風で文学的な響きを持つため、現代の会話ではあまり一般的ではありません。

類語・関連語 5 : unavailing

unavailing」は、努力や試みが無駄であること、つまり結果を得ることができないという意味を持つ形容詞です。この単語は、何かをしようとしたけれども、それが成功しなかったり、期待した成果を生まなかったりする状況を表現する際に使われます。
bootless」と「unavailing」は、どちらも「無駄な」「効果がない」という意味を持っていますが、微妙なニュアンスの違いがあります。「bootless」は、古風な響きがあり、特に無駄な努力を強調する際に使われることが多いです。一方、「unavailing」は、より一般的に使われる言葉で、試みが無駄であることを示します。ネイティブスピーカーは文脈によって使い分けることができ、例えば「bootless」は文学的な表現や詩的な文脈で好まれることが多いのに対し、「unavailing」は日常会話やビジネスの場でも広く使用されます。
His attempts to convince her were unavailing.
彼の彼女を説得しようとする試みは無駄だった。
His attempts to convince her were bootless.
彼の彼女を説得しようとする試みは無駄だった。
この場合、両方の単語は同じ文脈で使用可能であり、意味は変わりません。しかし、「bootless」はより詩的な響きを持つため、文のトーンによって選択されることがあるでしょう。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

bootlessのいろいろな使用例

形容詞

1. 成功の不生産性

無駄な試み

このサブグループでは、"bootless" が無駄で効果がない試みを指す際の使い方を示します。望む結果が得られない状況を表現するのに適します。
His bootless attempts to fix the broken car only made things worse.
彼の壊れた車を修理しようとする無駄な試みは、事態を悪化させただけだった。
  • bootless efforts - 無駄な努力
  • bootless quest - 無意味な探求
  • bootless endeavors - 無駄な取り組み
  • bootless negotiations - 効果のない交渉
  • bootless attempts - 無駄な試み
  • bootless struggle - 無駄な闘争
  • bootless endeavors - 不毛な努力

不成功の感情

このサブグループでは、"bootless" がもたらす感情や状態を示します。人々が無駄に感じる状況での心情を表現します。
She felt bootless in her efforts to gain approval.
彼女は承認を得ようとする努力が無駄だと感じた。
  • bootless frustration - 無駄な苛立ち
  • bootless disappointment - 無駄な失望
  • bootless longing - 無駄な切望
  • bootless ambition - 不毛な野望
  • bootless sadness - 無駄な悲しみ
  • bootless regret - 無駄な後悔

2. 効果のない行動

無意味な行動

このサブグループでは、"bootless" が効果がない行動を指す際の使用法を示します。行動が期待された結果を生まない場合に使うことができます。
The bootless measures taken by the organization achieved nothing.
その団体が講じた無駄な措置は何も達成しなかった。
  • bootless measures - 無駄な措置
  • bootless strategies - 効果のない戦略
  • bootless tactics - 無意味な戦術
  • bootless actions - 効果のない行動
  • bootless interventions - 無駄な介入
  • bootless policies - 効果がない政策

無駄な時間

このサブグループでは、"bootless" が時間の浪費を強調する場合の使い方を示します。時間が無駄に使われた状況を説明します。
His bootless hours spent on the project led to no results.
そのプロジェクトにかけた無駄な時間は何の成果も生まなかった。
  • bootless hours - 無駄な時間
  • bootless days - 無意味な日々
  • bootless meetings - 無駄な会議
  • bootless discussions - 意味のない議論
  • bootless debates - 無駄な討論
  • bootless years - 無駄な年々

その他

この単語は文学的な文脈でよく使用され、その響きからくる暗喩もあります。特に古典文学や詩の中で見られることが多く、無駄や不毛さを強調する際の表現として使用されます。

英英和

  • unproductive of success; "a fruitless search"; "futile years after her artistic peak"; "a sleeveless errand"; "a vain attempt"非生産的な成功駄目