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arbitrationの意味・覚え方・発音

arbitration

【名】 仲裁

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/ˌɑːbɪˈtreɪʃən/

arbitrationの意味・説明

arbitrationという単語は「仲裁」や「調停」を意味します。これは通常、対立や紛争を解決するための手続きの一部です。特に、法的な場面やビジネスの取引において使われることが多いです。仲裁では、第三者の中立的な人が紛争の解決を手助けし、その判断が当事者にとって拘束力を持つことがあります。

仲裁のプロセスは、裁判よりも迅速で手続きが簡素なため、多くの企業や個人がこの方法を選びます。仲裁者と呼ばれる人物は、当事者の意見を聞き、証拠を検討した上で最終的な判断を下します。その決定は通常、法的に認められるため、当事者はその判決を遵守する必要があります。

この用語は、ビジネス契約、労働争議、国際貿易などの文脈で頻繁に使用されます。特に、国際的な取引においては、異なる国の法律を取り扱う際に、仲裁が有効な解決手段となることがよくあります。

arbitrationの基本例文

The contract includes a clause for dispute arbitration.
契約には紛争解決のための条項が含まれています。
The company and its union agreed to seek arbitration rather than a strike.
会社とその組合は、ストライキではなく仲裁を求めることに同意しました。
The two parties failed to reach an agreement, so they entered arbitration.
2つの当事者は合意に達しなかったため、仲裁に入った。

arbitrationの意味と概念

名詞

1. 仲裁

仲裁とは、二者間の争いを第三者が中立的に解決する行為を指します。主に労働者と経営者の間の紛争解決に利用され、合意した仲裁者が争点の聞き取りや判断を行うことで、両者にとって納得のいく結果を目指します。
The company and the union agreed to arbitration to resolve the contract dispute.
会社と労働組合は契約に関する紛争を解決するために仲裁に合意した。

2. 判断

判断という意味では、仲裁者が争いごとに対して公正な決定を行う行為を指します。この場合、仲裁者は双方の意見や証拠を検討し、最終的な結論を出す役割を担っています。商業的、法的なコンテクストでよく見られます。
The arbitration process allows for a swift resolution to commercial disputes.
仲裁のプロセスは商業的な紛争を迅速に解決することを可能にする。

arbitrationの覚え方:語源

arbitrationの語源は、ラテン語の「arbitratio」に由来しています。この言葉は「arbitrare」という動詞から派生しており、これは「裁く」や「判断する」という意味を持っています。「arbitrare」はさらに「arbitrus」という名詞に関連しており、これは「仲裁者」や「監視者」を意味します。つまり、仲裁という行為は、第三者が争いごとの解決に介入することを指しています。

arbitrationは、法律的な文脈で用いることが多く、特に契約に基づく紛争解決の手段として重要です。仲裁者が双方の意見を検討し、公正な判断を下すことで、訴訟よりも迅速かつ効果的に問題を解決することを目的としています。このように、arbitrationは古代から続く裁判外の方法であり、様々な場面でその重要性が高まっています。

語源 rat
語源 rea
計算、 理性
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語源 tion
こと
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arbitrationの類語・関連語

  • mediationという単語は、当事者の仲介を通じて問題を解決することを意味します。arbitrationよりも柔軟な解決策を提供することが多いです。例:「mediation process(仲裁プロセス)」は、当事者間の話し合いを促進します。
  • conciliationという単語は、対立を和らげるための措置を指します。arbitrationに比べて、より和解を重視する手法です。例:「conciliation meeting(和解会議)」は、和解のための場を持ちます。
  • negotiationという単語は、双方が合意に至るための話し合いを意味します。arbitrationは第三者が決定を下しますが、negotiationは当事者間での合意を目指します。例:「contract negotiation(契約交渉)」は、契約の条件を話し合います。
  • settlementという単語は、争いごとの最終的な解決を指します。arbitrationは第三者の判断ですが、settlementは当事者が合意して解決することが多いです。例:「settlement agreement(和解契約)」は、双方が合意した内容を文書化します。


arbitrationの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : mediation

mediation」は、対立する当事者間での話し合いや交渉を通じて問題を解決するためのプロセスを指します。このプロセスでは中立的な第三者(メディエーター)が関与し、双方の意見を尊重しながら合意に達する手助けをします。主にビジネスや家庭内の紛争など、さまざまな状況で利用されます。
arbitration」と「mediation」の違いは、問題解決のアプローチにあります。arbitrationは、当事者が選んだ第三者(アービトレーター)が最終的な決定を下すため、決定権はアービトレーターにあります。一方で、mediationでは、合意に達するかどうかは当事者自身の意思に委ねられます。このため、mediationはより柔軟で、当事者間の関係を保ちながら解決を目指すのに対し、arbitrationは法的な拘束力を持つ決定が下されるため、より正式なプロセスとされます。ネイティブスピーカーは、問題の性質や解決の過程に応じてこの二つを使い分けます。
The parties agreed to undergo mediation to resolve their dispute amicably.
当事者たちは、友好的に紛争を解決するために調停を受けることに同意しました。
The parties agreed to undergo arbitration to resolve their dispute amicably.
当事者たちは、友好的に紛争を解決するために仲裁を受けることに同意しました。
この二つの文は、mediationarbitrationが同じ意味の文脈で使われていますが、プロセスの性質が異なることに注意が必要です。

類語・関連語 2 : conciliation

conciliation」は、対立する者同士の意見や立場を調整し、和解を促進するプロセスを指します。特に、法的な手続きにおいては、紛争を解決するための対話や調整を通じて、双方が合意に達することを目指します。conciliationは、通常、裁判や正式な仲裁に進む前の段階として行われ、友好的な解決を重視します。
arbitration」と「conciliation」の主な違いは、解決手続きの性質にあります。arbitrationは、当事者が選んだ中立的な第三者(仲裁人)が最終的な決定を下すプロセスで、通常は法的拘束力を持ちます。一方で、conciliationは、対話を通じて双方が合意に達することを重視し、最終的な決定は当事者自身に委ねられます。このため、conciliationはより柔軟で、感情や関係性の修復を重視するアプローチといえます。また、conciliationは、より非公式で友好的な雰囲気の中で行われることが多く、当事者間の信頼関係を築くことに寄与します。ネイティブスピーカーは、問題の深刻度や関係性に応じて、これらの用語を使い分けることが一般的です。
The two parties entered into conciliation to resolve their differences amicably.
二者は友好的に意見の相違を解決するために和解に入った。
The two parties entered into arbitration to resolve their differences amicably.
二者は友好的に意見の相違を解決するために仲裁に入った。
この文脈では、どちらの単語も適切に使用でき、意味も同様に保たれています。いずれも、対立を解決するための手続きとして、友好的なアプローチが取られていることを表しています。

類語・関連語 3 : negotiation

単語negotiationは、異なる立場や意見を持つ人々が対話や話し合いを通じて合意に達するためのプロセスを指します。ビジネスや国際関係においてよく用いられ、相手とのコミュニケーションを重視します。交渉は、互いのニーズや希望を理解し、妥協点を探ることが重要です。
一方で、arbitrationは、対立が生じた場合に第三者(仲裁者)が介入し、最終的な決定を下すプロセスを指します。つまり、negotiationは当事者間の合意形成を目指すのに対し、arbitrationは決定権を第三者に委ねる点が異なります。ネイティブスピーカーは、negotiationを通じて関係を築くことを重視し、合意を得るためのプロセスとして捉えますが、arbitrationはより公式で、最終的な解決策を求める場面で使われることが多いです。このため、negotiationはより柔軟で対話的なプロセスを意味し、arbitrationはより厳格で法的な手続きに関連することが多いです。
The two companies are currently in a negotiation to reach a new contract.
二社は現在、新しい契約を結ぶための交渉を行っています。
The two companies are currently in an arbitration to resolve their contract dispute.
二社は現在、契約に関する争いを解決するための仲裁を行っています。
この文では、両方のプロセスが対立を解決する手段として機能していますが、negotiationは当事者間の合意形成を強調し、arbitrationは第三者による決定を示しています。

類語・関連語 4 : settlement

settlement」は、問題や争いごとを解決するために行われる合意や決定を指します。特に、法的な争いごとの場合に、裁判を避けるために当事者同士が合意に達することを意味します。一般的に、和解や調停の結果として生じることが多く、双方にとって受け入れ可能な解決策を見つけることが重要です。
arbitration」は、第三者である仲裁者によって争いごとを解決する法的プロセスを指します。このプロセスでは、当事者が仲裁者に判断を委ね、その判断が拘束力を持つため、法的な効力があります。一方で「settlement」は、当事者同士の合意による解決を意味し、必ずしも第三者の介入が必要とは限りません。つまり、「arbitration」はより正式な手続きであり、法的な判断をもとに行われるのに対し、「settlement」はより柔軟で、当事者の合意によって成り立つことが多いという違いがあります。このように、ネイティブスピーカーは状況に応じてこれらの単語を使い分けています。
After months of negotiations, the two companies finally reached a settlement regarding their dispute.
数ヶ月間の交渉の末、2社はついに争いごとの解決に合意しました。
After months of negotiations, the two companies finally agreed to arbitration regarding their dispute.
数ヶ月間の交渉の末、2社はついに争いごとの仲裁に合意しました。
この文脈では、「settlement」と「arbitration」は共に争いごとの解決を指し、どちらの単語も自然に使うことができます。ただし、「settlement」は当事者間の合意を強調するのに対し、「arbitration」は第三者の判断を強調しています。


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arbitrationのいろいろな使用例

名詞

1. 法的解決手段としての「仲裁」

仲裁のプロセス

このカテゴリでは、仲裁が法的紛争を解決する手段としてどのように機能するかを説明します。仲裁は、当事者間の合意に基づいて、第三者が紛争を解決するプロセスです。労使関係などでよく用いられます。
Arbitration is often preferred as a means of resolving disputes in employment contracts.
仲裁は、雇用契約における紛争解決手段としてしばしば選ばれます。
  • arbitration procedure - 仲裁手続き
  • arbitration agreement - 仲裁契約
  • arbitration ruling - 仲裁判断
  • arbitration clause - 仲裁条項
  • arbitration hearing - 仲裁公聴会
  • mandatory arbitration - 強制仲裁
  • binding arbitration - 拘束力のある仲裁
  • arbitration panel - 仲裁委員会
  • arbitration fees - 仲裁手数料
  • arbitration decision - 仲裁決定

従業員と雇用者の関係

この分類では、仲裁が特に労使関係においてどのように適用されるかを説明します。雇用主と従業員の間の争いごとを解決するために、仲裁を用いることが一般的です。
The arbitration process solves disputes between employers and employees effectively.
仲裁プロセスは、雇用者と従業員間の紛争を効果的に解決します。
  • labor arbitration - 労働仲裁
  • employment arbitration - 雇用仲裁
  • arbitration in labor disputes - 労働争議における仲裁
  • workplace arbitration - 職場での仲裁
  • final arbitration - 最終的な仲裁
  • expedited arbitration - 簡易仲裁
  • grievance arbitration - 苦情仲裁
  • arbitration outcomes - 仲裁結果
  • arbitration agreements in employment - 雇用における仲裁契約
  • arbitration context - 仲裁の文脈

2. 裁定行為としての「仲裁」

仲裁としての裁定行為

このカテゴリでは、仲裁が裁定を下す行為全般としての役割を探ります。仲裁は、特定の問題に関して権威を持って意見を示すことを意味します。
The arbitration serves as an authoritative judgment on the issues presented.
仲裁は提示された問題に対する権威ある判断として機能します。
  • arbitration award - 仲裁裁定
  • arbitration decision-making - 仲裁による意思決定
  • arbitration authority - 仲裁の権限
  • arbitration judgements - 仲裁判断
  • arbitration rules - 仲裁規則
  • arbitration scope - 仲裁の範囲
  • arbitration competencies - 仲裁の能力
  • arbitration review - 仲裁審査
  • arbitration limits - 仲裁の制限
  • finality of arbitration - 仲裁の確定性

仲裁の効力とその影響

この分類では、仲裁の判決がどのように influência他の法的判断に影響を与えるか、またその効力について考察します。仲裁の結果は、多くの場合、法的効力を持ちます。
The arbitration outcomes are binding and have significant legal implications.
仲裁の結果は拘束力があり、重大な法的影響を持ちます。
  • binding nature of arbitration - 仲裁の拘束力
  • arbitration enforcement - 仲裁執行
  • legal effects of arbitration - 仲裁の法的効果
  • implications of arbitration decisions - 仲裁判決の影響
  • enforceable arbitration awards - 執行可能な仲裁裁定
  • arbitration compliance - 仲裁の遵守
  • arbitration challenges - 仲裁への挑戦
  • arbitration effectiveness - 仲裁の効果
  • arbitration recognition - 仲裁の承認
  • arbitration and contract law - 仲裁と契約法

このように、仲裁は法的解決手段として多くの文脈で使用され、さまざまな状況で有効な選択肢となります。

英英和

  • the act of deciding as an arbiter; giving authoritative judgment; "they submitted their disagreement to arbitration"調停者として決定する行為調停