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abrasiveの意味・覚え方・発音

abrasive

【形】 ざらついた

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/əˈbɹeɪ.sɪv/

abrasiveの意味・説明

abrasiveという単語は「研磨性のある」や「粗い」を意味します。この単語は主に物質や表面に関連して使われ、何かを削ったり磨いたりする性質を表現します。たとえば、サンドペーパーや研磨剤は、粗い表面で他の物を削ることができるため、abrasiveと呼ばれます。

また、abrasiveは比喩的な意味でも使われることがあります。この場合、人の性格や態度を指して「攻撃的」または「不快」といったニュアンスを持つことがあります。例えば、誰かが非常に強い言葉を使ったり、他人に対して無神経に接したりすると、その人はabrasiveな性格と表現されることがあります。

このように、abrasiveは物理的な性質だけでなく、感情や人間関係に関する文脈でも使用されます。言葉の使い方に注目することで、文字通りの意味や比喩的な意味の両方を理解することができます。

abrasiveの基本例文

The sandpaper is very abrasive.
そのやすりは非常に研磨力が強いです。
He has an abrasive personality.
彼は人との接触が難しい性格をしています。
The cleaner uses an abrasive to remove dirt and grime.
そのクリーナーは汚れと油汚れを取り除くために研磨材を使用します。

abrasiveの意味と概念

名詞

1. 摩耗剤

摩耗剤は特定の素材や物体を削ったり、磨耗させるために使用される物質を指します。化学製品や工業製品において、表面を滑らかにしたり、不要な部分を除去するために利用されることが多いです。例えば、研磨剤などがこのカテゴリーに含まれます。
Sandpaper is an abrasive that helps to smoothen wood surfaces.
サンドペーパーは木材の表面を滑らかにするための摩耗剤です。

形容詞

1. 摩擦を引き起こす

この意味では、物体が擦れ合うことによって生じる摩擦や磨耗を示します。通常、質感や表面が粗く、他の物体に影響を与える特性を指して使用されます。たとえば、サンドペーパーや特定の研磨材がこの形容詞で表現されることがあります。
The abrasive surface of the sandpaper made it effective for smoothing the wood.
サンドペーパーの摩擦のある表面は、木を滑らかにするのに効果的だった。

2. 不快な、厳しい

この意味では、人や行動が他者に対して攻撃的であったり、非常に不快に感じさせたりすることを表します。たとえば、意見の相違やストレスがある状況で使われることが多く、相手を傷つけないよう配慮する必要があります。
His abrasive remarks during the meeting left everyone feeling uncomfortable.
会議中の彼の厳しい発言は、皆を不快にさせた。

abrasiveの覚え方:語源

abrasiveの語源は、ラテン語の「ab-」と「radere」に由来しています。「ab-」は「離れる」や「去る」という意味で、通常は否定的なニュアンスを持ちます。一方、「radere」は「削る」や「擦る」を意味します。この2つの要素が組み合わさることで、「表面を削るような」という意味を持つ単語が生まれました。英語においては、19世紀にこの単語が使用され始め、物理的な摩耗や研磨の意味を持つだけでなく、比喩的に人の性格や態度に関する場合にも使われるようになりました。具体的には「人を不快にさせるような」という意味合いを持つようになり、特に「攻撃的」や「口が悪い」というニュアンスで使われることがあります。このように、abrasiveは物理的な特性だけでなく、心理的な影響についても指す語となったのです。

語源 tive
語源 ive
〜的な
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abrasiveの類語・関連語

  • harshという単語は、非常に強い、または不快な様子を表します。物事が冷たく厳しい際に使われます。\n例: harsh weather(厳しい天候)
  • roughという単語は、表面が滑らかでない状態、または扱いが雑なことを示します。物理的なテクスチャや人の性格に用います。\n例: rough surface(ざらざらした表面)
  • gratingという単語は、音や感触が不快に感じることを示します。特に過剰で、煩わしい印象を与えるときに使います。\n例: grating sound(耳障りな音)
  • coarseという単語は、粗い、または大まかな質感を示します。食材や織物など、細かさを欠いている時に使われます。\n例: coarse sand(粗い砂)


abrasiveの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : harsh

harsh」は、厳しい、きつい、または不快な状況や物事を指す形容詞です。人の言動や環境、音、感触などが「harsh」である場合、それは通常、受け入れがたい、または心地よくないと感じられます。
abrasive」は、物理的な摩擦や擦り減りを伴うものに使われることが多いですが、比喩的に人の性格や言動に対しても使われます。つまり、「abrasive」は、表面的な厳しさや不快感を伴うことが多い一方で、「harsh」は、より広い範囲で使われ、特に環境や状況に対してより一般的に使われます。たとえば、ある人の発言が「abrasive」である場合、その人の性格や話し方が攻撃的であることを示し、他者に対して不快感を与えることを意味しますが、「harsh」は同じ状況を示していても、必ずしもその人の性格に直接結びつくわけではありません。
The teacher's comments were too harsh for the students to handle.
その教師のコメントは、生徒たちにとって厳しすぎた。
The teacher's comments were too abrasive for the students to handle.
その教師のコメントは、生徒たちにとって攻撃的すぎた。
この文脈では、「harsh」と「abrasive」は互換性がありますが、ニュアンスが異なります。「harsh」は一般的な厳しさを示し、「abrasive」はより攻撃的な印象を与えます。

類語・関連語 2 : rough

単語roughは、表面が滑らかでない、ざらざらした、または粗いという意味を持ちます。また、感情や態度においても「荒っぽい」「無愛想」といったニュアンスを含むことがあります。物理的な形状だけでなく、抽象的な状況にも適用できるため、非常に幅広く使われる単語です。
単語abrasiveは、物理的に表面を擦る性質を持つものを指し、特に他の物体に対して摩擦を引き起こすようなものを意味します。例えば、研磨剤やサンドペーパーなどが該当します。この単語は、感情や態度に関連して使うことはあまりなく、主に物理的な特性を強調します。そのため、roughはより広い文脈で使われることが多く、感情や人の性格に対しても使用されるのに対し、abrasiveは特に物理的な特徴に焦点を当てた言葉となります。
The surface of the table is rough and uneven.
そのテーブルの表面はざらざらしていて不均一です。
The surface of the table is abrasive and uneven.
そのテーブルの表面は摩擦が強く不均一です。
この文脈では、roughabrasiveは似た意味で使用されており、両者が置き換え可能です。ただし、roughはより一般的な表現であり、物理的な状態だけでなく、感情や性格にも使えるため、より多様なシチュエーションに対応できます。

類語・関連語 3 : grating

grating」は、何かが耳障りで不快に感じられる様子を表す言葉です。特に、音や感触に対して使われることが多く、しばしば「イライラさせる」や「不快な」といった意味合いを持ちます。また、物理的な表面が粗い、またはざらざらしている状態を指すこともあります。
abrasive」と「grating」は、いずれも不快感を与えるという意味を持っていますが、そのニュアンスには違いがあります。「abrasive」は、物理的に表面を削ったり、磨いたりすることができる性質、または人の性格が他人に対して攻撃的または無神経であることを指す場合に使われます。一方で、「grating」は主に音や感触に焦点を当てた表現であり、耳障りな音や感覚的に不快なものに対して使われます。例えば、金属が擦れ合う音は「grating」と表現されますが、誰かの性格が「abrasive」であると表現することが一般的です。したがって、「abrasive」はより広範な文脈で使われるのに対し、「grating」は特に聴覚や触覚に限定された表現といえるでしょう。
The sound of the metal scraping against the floor was quite grating.
金属が床に擦れる音は非常に耳障りだった。
The abrasive nature of his comments made the conversation uncomfortable.
彼のコメントの攻撃的な性質が会話を不快にした。
この例では、「grating」と「abrasive」は異なる文脈で使われており、互換性はありません。「grating」は音に関連し、耳障りな感覚を表現していますが、「abrasive」はコメントの性質に焦点を当てており、より広い意味での攻撃性を示しています。

類語・関連語 4 : coarse

coarse」は、表面が粗い、または質感が粗雑であることを示す形容詞です。物理的な特性を表すだけでなく、人や行動に対して使われる場合もあり、粗野や無礼さを含むことがあります。たとえば、粗い布地や粗雑な言葉遣いなど、具体的な例で使われることが多いです。
abrasive」と「coarse」は似たような意味を持つ単語ですが、使われる場面に違いがあります。「abrasive」は物理的に表面を削る性質を持つものや、相手に対して攻撃的な態度を持つ場合に使われます。一方で「coarse」は、より一般的に粗さや粗雑さを指し、無礼さを示すこともありますが、必ずしも攻撃的な意味合いを持つわけではありません。たとえば、粗い素材は物理的に触感が悪い場合が多いですが、abrasiveな態度は人間関係において相手を傷つけるような行動を指します。このように、coarseは物理的な特性に重点を置き、abrasiveは感情的・社会的な側面に焦点を当てた単語と言えます。
The coarse fabric was uncomfortable against my skin.
その粗い布地は私の肌に不快だった。
The abrasive fabric was uncomfortable against my skin.
その攻撃的な布地は私の肌に不快だった。
この文では、coarseabrasiveは置換可能ですが、前者は物理的な粗さを示し、後者は感情的な不快感を強調しています。
The coarse sandpaper is ideal for rough surfaces.
その粗いサンドペーパーは粗い表面に最適です。


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abrasiveの会話例

abrasiveのビジネス会話例

「abrasive」という単語は、ビジネスの文脈において特に「攻撃的な」や「無神経な」という意味で使用されることがあります。この場合、他人に対して強い批判や不快な態度を示す様子を表現します。また、ビジネス環境では、コミュニケーションのスタイルや職場文化に影響を与える要素としても重要です。以下に代表的な意味をリストアップします。

  1. 攻撃的な態度や無神経な発言
  2. 摩擦を引き起こすような性質

意味1: 攻撃的な態度や無神経な発言

この意味では、abrasive は他人に対して無神経で、批判的な態度を持っていることを示します。ビジネス環境では、こうした態度がチームワークを損なう可能性があるため、注意が必要です。

【Example 1】
A: I find his comments quite abrasive; they really don't help the conversation.
A: 彼のコメントは非常に攻撃的で、会話には全く役立たないと思う。
B: You're right. We need someone who can provide constructive feedback, not abrasive criticism.
B: 確かに。私たちは建設的なフィードバックを提供できる人が必要で、攻撃的な批判ではないね。

【Example 2】

A: Her abrasive style isn't working well with the new team members.
A: 彼女の攻撃的なスタイルは新しいチームメンバーとうまく行っていない。
B: We should discuss this with her, as the abrasive nature might affect team morale.
B: これについて彼女と話し合うべきだ。攻撃的な性質がチームの士気に影響を与えるかもしれないから。

【Example 3】

A: His abrasive remarks during the meeting made everyone uncomfortable.
A: 会議中の彼の攻撃的な発言は、みんなを不快にさせた。
B: We can't afford to have abrasive interactions if we want to maintain a positive work environment.
B: ポジティブな職場環境を維持したいなら、攻撃的なやり取りは避けられない。

意味2: 摩擦を引き起こすような性質

この意味では、abrasive は物理的な摩擦を引き起こす特性を指すこともありますが、ビジネスの文脈では関係性やコミュニケーションの摩擦を暗示することが多いです。このような性質が存在することで、チーム内の協力が妨げられることがあります。

【Example 1】
A: The abrasive dynamics in the team are causing delays in our project.
A: チーム内の摩擦を引き起こすダイナミクスが、私たちのプロジェクトに遅れをもたらしている。
B: We need to address the abrasive interactions before they affect our deadlines.
B: 期限に影響が出る前に、摩擦を引き起こすやり取りを解決しなければならない。

【Example 2】

A: The abrasive nature of their discussions is detrimental to collaboration.
A: 彼らの議論の摩擦を引き起こす性質は、協力に悪影響を及ぼしている。
B: Yes, we should promote more positive communication to counteract abrasive behavior.
B: そうですね、摩擦を引き起こす行動を相殺するために、もっとポジティブなコミュニケーションを促進すべきです。

【Example 3】

A: There's an abrasive atmosphere in the office lately, and it's affecting productivity.
A: 最近オフィスに摩擦を引き起こす雰囲気があって、生産性に影響を与えている。
B: Let's organize a team-building activity to reduce the abrasive tensions.
B: 摩擦を引き起こす緊張を和らげるために、チームビルディング活動を企画しよう。

abrasiveの日常会話例

「abrasive」は主に「研磨剤」や「摩擦を引き起こすもの」という物理的な意味の他に、「人を傷つけるような、無礼な」という形容詞としても使われます。このように、物理的な特性と人間関係における性格や態度を表す意味があります。日常会話では主に後者の意味で使われることが多いです。

  1. 人を傷つけるような態度や性格
  2. 研磨剤や摩擦を引き起こす物理的特性

意味1: 人を傷つけるような態度や性格

この意味での「abrasive」は、人との関係において無神経であることを指摘する際に使われます。例えば、誰かが冗談を言った後に、相手が不快に思った場合、その冗談を「abrasive」と形容することがあります。

【Example 1】
A: I think his comments were a bit abrasive during the meeting.
彼のコメントは会議中に少し無礼だったと思う。
B: I agree. He needs to be more careful with his words; they can come off as abrasive.
同意するよ。彼は言葉にもっと気を付けるべきだ。彼の言い方は攻撃的に聞こえることがあるからね。

【Example 2】

A: Do you think she's always so abrasive towards others?
彼女はいつも他の人に対して無神経だと思う?
B: Sometimes yes, but I think she just doesn't realize how abrasive she can be.
時々そうだね。でも、彼女は自分がどれだけ攻撃的になってしまうか気づいていないと思う。

【Example 3】

A: His abrasive personality makes it hard to work with him.
彼の攻撃的な性格は、一緒に仕事をするのが難しくなる。
B: I know, we should talk to him about being less abrasive.
わかるよ、彼にもう少し無礼にならないように話すべきだね。

意味2: 研磨剤や摩擦を引き起こす物理的特性

この意味での「abrasive」は、物体の表面を研磨するために使用される物質を指します。日常会話ではあまり使われませんが、特に掃除や修理の文脈で出てくることがあります。

【Example 1】
A: We need to use an abrasive cleaner for this stain.
この汚れには研磨剤入りのクリーナーを使う必要があるね。
B: Are you sure? That might scratch the surface.
本当に?それだと表面に傷がつくかもしれないよ。

【Example 2】

A: This abrasive material works really well on tough stains.
この研磨剤の素材は、頑固な汚れに非常に効果的だ。
B: Great! Let's use it for the kitchen.
素晴らしい!キッチンに使おう。

【Example 3】

A: I bought some abrasive pads for cleaning.
掃除用に研磨剤パッドを買ったよ。
B: That should help get rid of the grime.
それなら、汚れを取り除くのに役立つはずだね。

abrasiveのいろいろな使用例

名詞

1. 研磨材、研磨剤

工業・製造での使用

abrasiveという単語は、物を磨いたり削ったりするために使用される研磨材や研磨剤を指します。自然の砂や砂利から人工的に作られたものまで、様々な種類があり、金属加工、木工、ガラス加工など幅広い産業で使用されています。
The factory uses industrial abrasives for polishing metal surfaces.
その工場は金属表面の研磨に工業用研磨材を使用しています。
Fine abrasives are essential for achieving a smooth finish on woodwork.
木工の滑らかな仕上げには細かい研磨材が不可欠です。
  • natural abrasive - 天然研磨材
  • synthetic abrasive - 人工研磨材
  • industrial abrasive - 工業用研磨材
  • fine abrasive - 微細研磨材
  • coarse abrasive - 粗い研磨材
  • diamond abrasive - ダイヤモンド研磨材
  • ceramic abrasive - セラミック研磨材
  • abrasive powder - 研磨粉
  • abrasive grain - 研磨粒子
  • abrasive material - 研磨材料
  • abrasive compound - 研磨化合物
  • abrasive paper - 研磨紙
  • abrasive wheel - 研磨ホイール
  • abrasive disc - 研磨ディスク
  • abrasive cleaning - 研磨洗浄

形容詞

1. 研磨作用のある、擦り減らす

物理的な研磨作用

abrasive という単語は、物理的に表面を削ったり磨いたりする性質を持つものを表現する際に使用されます。研磨剤や研磨材料の性質を示す基本的な用語として、工業や製造業の文脈でよく使用されます。
The abrasive surface of the sandpaper quickly smoothed out the rough edges of the wood.
紙やすりの研磨面は木材の荒い部分をすぐに滑らかにした。
  • abrasive material - 研磨材
  • abrasive powder - 研磨粉
  • abrasive surface - 研磨面
  • highly abrasive substance - 高い研磨性の物質
  • abrasive cleaning agent - 研磨洗浄剤

2. 不快な、攻撃的な

性格や態度

abrasive という単語は、人の性格や態度が他人を不快にさせたり傷つけたりする様子を表現する際にも使用されます。特に、相手との関係性を損なうような荒々しい、攻撃的な態度や言動を描写します。
His abrasive personality made it difficult for him to maintain long-term relationships with colleagues.
彼の攻撃的な性格のせいで、同僚との長期的な関係を維持するのが難しかった。
  • abrasive manner - 不愉快な態度
  • abrasive behavior - 攻撃的な振る舞い
  • abrasive personality - 攻撃的な性格
  • abrasive tone - 不快な口調
  • abrasive comment - 不快なコメント
  • abrasive attitude - 攻撃的な態度
  • abrasive response - 不快な返答
  • abrasive criticism - 攻撃的な批判
  • abrasive management style - 攻撃的な管理スタイル
  • abrasive communication - 不快なコミュニケーション