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coarseの意味・覚え方・発音

coarse

【形】 粗い、ざらざらした

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coarseの意味・説明

coarseという単語は「粗い」や「粗雑な」を意味します。この単語は主に物の質感や状態について使われ、なめらかでない、ざらざらした、または非常に細かく手入れされていない何かを表現します。たとえば、coarseな砂粒や布地は、目に見える粗さがあり、触ったときに細かいものと比べてざらざらした感触を持ちます。

coarseはまた、行動や言葉が無礼であるというニュアンスで使われることもあります。この場合、coarseな言葉や態度は、相手への配慮が欠如している、または礼儀をわきまえない様子を示します。このように、coarseは物質的な特性だけでなく、人間の行動やコミュニケーションの質を評価するためにも使われます。

さらに、coarseという単語は多くの異なる文脈で使われるため、覚えておくと便利です。例えば、料理や食材についても「coarse salt(粗塩)」という表現が一般的です。粗塩は、細かくない粒の大きさを持つ塩であり、風味を強調したい料理に使われます。このように、coarseは視覚や触覚だけでなく、味わいにも関連する単語です。

coarseの基本例文

The fabric of the chair is quite coarse.
椅子の生地はかなり粗いです。
The chef complained that the salt was too coarse.
シェフは塩があまりにも粗いと文句を言いました。
The sand on the beach was so coarse that it scratched my skin.
浜辺の砂はとても粗かったので、肌を傷つけました。

coarseの意味と概念

形容詞

1. 粗い

この意味では、物体の表面や質感が非常にデコボコしている、またはザラザラしていることを指します。このような質感は触ったときに不快感を与えることがあります。また、大きな粒子で構成されている場合にも使われることが多いです。
The fabric was too coarse for my sensitive skin.
その布は私の敏感な肌には粗すぎた。

2. 粗野な

この意味は、行動や言動が教養や洗練を欠いていることを表します。粗野な人は、他人に対して不適切な態度や行動をすることが多く、身勝手で無礼な印象を与えます。
His coarse remarks made everyone uncomfortable at the dinner.
彼の粗野な発言は、ディナーの場で誰もを不快にさせた。

3. 低品位の

ここでは、品質や価値が低いものを指します。たとえば、粗悪な素材や品質の悪い商品を形容する際に使われ、一般的にはあまり好意的に使われません。
The coarse material used in the cheap furniture fell apart quickly.
安価な家具に使われた粗悪な素材はすぐに壊れた。

coarseの覚え方:語源

coarseの語源は、ラテン語の「crassus」に由来しており、これは「粗い」や「厚い」という意味を持っています。このラテン語は、古フランス語の「cors」や「corsé」を経て、英語の「coarse」になりました。もともとは物理的な性質を表す言葉で、食材や材料が粗雑であったり、大きな粒子で構成されていることを指しました。時間が経つにつれて、使用の幅が広がり、今では物事の質や態度を表現する際にも使われるようになりました。たとえば、「coarse behavior」(粗野な振る舞い)や、「coarse fabric」(粗い布地)など、具体的な物や抽象的な性質を示す言葉として浸透しています。そのため、日常生活や文学など多様な場面でよく見かける言葉となっています。

coarseの類語・関連語

  • roughという単語は、表面がざらざらしている様子を表す時に使います。coarseよりも一般的に使われることが多いですが、具体的には手触りや質感に焦点を当てた表現です。\n例:a rough surface(ざらざらした表面)
  • harshという単語は、感触や音、環境が不快であることを表現します。coarseよりも感情的な語感が強く、厳しい状況を表すことが多いです。\n例:harsh conditions(厳しい環境)
  • crudeという単語は、精製されていない、または未加工の状態を指します。coarseは物理的質感に焦点を当てますが、crudeは物質の状態や出来栄えに焦点を当てます。\n例:crude oil(原油)
  • unrefinedという単語は、精製されていないことを意味します。coarseは主に物理的な質感に使われるのに対し、unrefinedは製品の加工状態を見る時に使います。\n例:unrefined sugar(未精製の砂糖)
  • bulkyという単語は、大きくて扱いづらい様子を表す時に使います。coarseは触感について注目するのに対し、bulkyはサイズや形状にフォーカスします。\n例:a bulky package(大きな荷物)


coarseの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : rough

「rough」は「ざらざらした」「荒い」といった意味を持ち、表面や質感が滑らかでないことを表現します。また、状況や行動が穏やかでない、または困難であることを示すこともあります。例えば、波の高い海や、粗い扱いをされることなど、様々な文脈で使われます。
一方で、coarseは「粗い」「粗雑な」という意味で、特に質感や素材に対して使われることが多いです。例えば、衣類や食材の質感について、滑らかさが欠けていることを示します。ネイティブスピーカーは、roughを使うときには、物理的なザラつきや困難さを強調し、coarseを使うときには、物や素材の質の粗さを強調する傾向があります。このように、両者は似たような意味を持つものの、使用される文脈によってニュアンスが異なるため、使い分けが重要です。
The surface of the table is rough.
そのテーブルの表面はざらざらしている。
The surface of the table is coarse.
そのテーブルの表面は粗い。
この文脈では、roughcoarseは互換性があります。どちらも表面の質感を表現しており、意味が重なっているため、どちらを使っても自然な表現です。
The road was rough after the heavy rain.
その道路は大雨の後、荒れていた。

類語・関連語 2 : harsh

harsh」は、物理的または感情的に厳しい、冷たい、または不快な状態を表す形容詞です。例えば、厳しい気候や厳しい批評など、状況が辛辣であることを示します。一般的には、何かが過度に刺激的であったり、受け入れがたい場合に使われます。
coarse」は、一般的に粗い、または粗雑な質感や性質を持つものを指します。例えば、粗い布地や粗野な言動などが該当します。一方で「harsh」は、物事の厳しさや冷たさに焦点を当てるのに対し、「coarse」は、物質の質感や人の性格に関連することが多いです。ネイティブスピーカーは、これらの単語を文脈に応じて使い分けます。「harsh」は感情や状況の厳しさを強調し、「coarse」は物理的な粗さや無頓着さを示すことが多いです。
The harsh winter weather made it difficult to go outside.
厳しい冬の天候は外出を困難にしました。
The coarse fabric of the blanket felt uncomfortable against my skin.
その毛布の粗い生地は肌に不快でした。
この例では、「harsh」と「coarse」は異なる文脈で使われており、置換はできません。「harsh」は気候の厳しさを、そして「coarse」は布の質感を表しています。

類語・関連語 3 : crude

単語crudeは、主に「粗雑な」「未加工の」という意味を持ち、品質が悪い、または洗練されていない状態を指します。例えば、 crude oil(原油)のように、まだ処理されていないものや、粗い状態のものに使われます。また、粗野な言動や表現に対しても使われることがあります。
単語coarseは、「粗い」「粗雑な」という意味を持ち、物理的な質感や性質に関連しています。たとえば、 coarse fabric(粗い布)や coarse sand(粗い砂)など、触感や構造に焦点を当てた表現です。両者は似たような意味を持つため、状況によっては置き換え可能ですが、ニュアンスが異なります。特に、crudeは未加工や粗野さを強調するのに対し、coarseは物理的な粗さに焦点を当てることが多く、特に質感や感触に関連する場合に使われます。このように、使用文脈により使い方が異なるため、注意が必要です。
The artist used a crude technique to create the painting.
そのアーティストは、絵画を作るために粗雑な技法を使いました。
The artist used a coarse technique to create the painting.
そのアーティストは、絵画を作るために粗い技法を使いました。
この文脈では、両単語は互換性があります。どちらも技法の質感を示しており、粗さが強調されています。ただし、crudeはより未加工で洗練されていない印象を与え、coarseは物理的な質感を強調しています。

類語・関連語 4 : unrefined

unrefined」は、洗練されていない、精製されていない、または粗い状態を示す形容詞です。この単語は、物質や人、アイデアなどが未成熟であることを暗示します。特に、質が低い、または改善の余地がある状態を指すときに使用されます。
coarse」は、質感や粒度が粗いことを示す言葉で、物理的な特徴を強調します。一方で「unrefined」は、より抽象的で、物質的だけでなく人や考えに対しても使われることがあります。例えば、coarseは砂や布地のような物理的な性質に対して使われることが多いですが、unrefinedは、例えば、未成熟な考えや未開発な才能に使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、具体的な物質の質感に対してはcoarseを、抽象的な概念や状態に対してはunrefinedを使う傾向があります。
The oil was still unrefined, containing impurities that needed to be filtered out.
その油はまだ未精製で、不純物が含まれており、ろ過する必要がありました。
The fabric was too coarse for a comfortable shirt.
その布地は快適なシャツには粗すぎました
この場合、unrefinedは物質の質や状態を示すために使われ、coarseは物理的な質感に特化しているため、互換性はありません。

類語・関連語 5 : bulky

単語 bulky は「かさばる、大きな、重い」という意味を持ち、物のサイズや形状が大きくて扱いにくい様子を表します。例えば、大きな家具や重い荷物を指すことが多いです。一般的に、bulky は物理的なサイズに焦点を当てた言葉です。
一方で、coarse は「粗い、ざらざらした」という意味を持ち、物の質感や表面の状態に着目しています。たとえば、粗い布地や砂利のように、触ったときの感触を表現する際に使います。ネイティブスピーカーは、bulky を物理的な大きさに関する文脈で使用し、一方で coarse は質感や性質に関連して使うため、両者の使用は異なります。bulky が物の扱いやすさに影響を与えるのに対し、coarse は触覚的な印象を強く感じさせます。このため、文脈によって使い分けられます。
The box was too bulky to fit in the car.
その箱は車に入れるにはあまりにもかさばりすぎていた。
The fabric was too coarse to be comfortable against my skin.
その布は肌に触れるにはあまりにも粗すぎた。
この文では、bulky は物理的な大きさに注目しており、coarse は質感に注目しています。したがって、両者は文脈が異なるため、交換はできませんが、それぞれの特徴を理解することが重要です。


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coarseの覚え方:Amazon 洋書情報

※書籍情報はAmazon公開のデータを使用していますが、タイトルや内容が実際の商品と異なる場合があります。最新の情報については、Amazonの商品ページでご確認ください。

【書籍タイトルの和訳例】
「トラウト、グレイリング、および粗魚のためのフライとフライフィッシング」

【書籍の概要】
本書は、トラウトやグレイリング、そして粗魚を対象としたフライフィッシングに関する古典的な著作であり、1873年に出版されたものの復刻版です。釣りの技術や使用するフライの種類、釣り場の選び方など、実践的な情報が提供されています。この貴重な書籍は、釣り愛好者や研究者にとって、釣りの歴史や技術を学ぶための重要な資料となっています。

【「coarse」の用法やニュアンス】
coarse」という単語は、一般的に「粗い」「粗雑な」という意味を持ちますが、この書籍では「coarse fish」という表現で使用されています。これは、主に淡水に生息し、一般的には釣りの対象とされる魚のうち、トラウトやグレイリングのような高級魚ではなく、より一般的で釣りの難易度が低い魚を指します。具体的には、バスやカープなどが該当します。この文脈での「coarse」は、魚の種類を区別するための技術的な用語であり、釣りの対象としての価値や位置づけを示しています。したがって、釣りにおけるさまざまな魚の理解を深めるために重要な要素となっています。


【書籍タイトルの和訳例】
粗い魚のための上手な釣り。ロンズデールライブラリー第4巻。エリック・パーカー他著。

【「coarse」の用法やニュアンス】
coarse」は「粗い」や「粗雑な」という意味で、ここでは一般的に釣りの対象となる「粗い魚」を指します。高級魚に対する対比として、より手軽で多く捕れる魚を示唆しています。


【書籍タイトルの和訳例】
「新しいアンギング・タイムズの粗い釣りの本(ランボロ)」

【「coarse」の用法やニュアンス】
coarse」は「粗い」「粗雑な」という意味で、特に質感が粗いものを指します。この場合、一般的に淡水魚などの釣りに関連する技術や方法を示唆し、特に大きな魚や簡単な道具を使った釣りを指すことが多いです。


coarseの会話例

coarseの日常会話例

「coarse」は主に「粗い」という意味を持ち、物の質感や性質を表すときに使われます。特に、表面がざらざらしている、または不均一な状態を指します。この単語は、食材や材料の質感、または人の言動に対しても使用されることがあります。

  1. 粗い、ざらざらした質感
  2. 粗野な、洗練されていない(言動や振る舞い)

意味1: 粗い、ざらざらした質感

この意味では、「coarse」は物体の表面や質感が滑らかでないことを示します。例えば、食材や布地などの質感について話すときに使われることが多いです。

【Example 1】
A: This sandpaper is too coarse for fine work.
A: このサンドペーパーは細かい作業にはあまりにも粗いです。
B: You should use a finer grade for that.
B: それにはもっと細かいグレードを使った方がいいですよ。

【Example 2】

A: The fabric feels too coarse for my liking.
A: その布地は私の好みには粗すぎると感じます。
B: Maybe you should look for something softer.
B: もっと柔らかいものを探した方がいいかもしれませんね。

【Example 3】

A: I prefer coarse ground coffee for my morning brew.
A: 私は朝のコーヒーには粗挽きのコーヒーが好きです。
B: It definitely has a stronger flavor.
B: 確かに、風味が強いですよね。

意味2: 粗野な、洗練されていない(言動や振る舞い)

この意味では、「coarse」は人の言動や振る舞いが洗練されていない、または下品であることを示します。特に、社交的な場面での不適切な振る舞いについて話す際に使われることが多いです。

【Example 1】
A: His jokes are often too coarse for this audience.
A: 彼のジョークはこの聴衆には粗野すぎることが多いです。
B: I agree, they can be quite offensive.
B: 同意します、かなり不快に感じることがありますね。

【Example 2】

A: I don't like how coarse he is when he speaks to women.
A: 彼が女性に話すときの粗野さが好きではありません。
B: Yes, he needs to be more respectful.
B: そうですね、もっと敬意を持って接するべきです。

【Example 3】

A: Her comments were a bit too coarse at the dinner party.
A: 彼女のコメントはディナーパーティーでは少し粗野すぎました
B: I think she should be more careful with her words.
B: 彼女は言葉にもっと気を付けるべきだと思います。

coarseのいろいろな使用例

形容詞

1. 粗い、ざらざらした(触感)

coarseという単語は、物の表面や質感が粗い、ざらざらしているさまを表します。特に触った時に滑らかではない感触や、粒子が大きいものを表現する際に使用されます。
The coarse sand felt rough between her toes as she walked along the beach.
彼女は浜辺を歩きながら、粗い砂が足の指の間でざらざらするのを感じた。
  • coarse sand - 粗い砂
  • coarse fabric - ざらざらした生地
  • coarse texture - 粗い質感
  • coarse grain - 粗い粒
  • coarse surface - ざらざらした表面
  • coarse powder - 粗い粉末
  • coarse wool - 粗い羊毛
  • coarse paper - 粗い紙

2. 粗野な、洗練されていない(性質・態度)

coarseという単語は、人の言動や態度が洗練されていない、下品である、あるいは粗野であることを表現します。文化的な教養や品位に欠けている様子を示します。
His coarse language and behavior made everyone at the dinner party uncomfortable.
彼の下品な言葉遣いと振る舞いは、ディナーパーティーの出席者全員を不快にさせた。
  • coarse language - 下品な言葉遣い
  • coarse behavior - 粗野な振る舞い
  • coarse manner - 粗野な態度
  • coarse joke - 下品な冗談
  • coarse remark - 粗野な発言
  • coarse personality - 粗野な性格

3. 粗悪な、質の低い(品質)

coarseという単語は、物の品質や価値が低い、粗悪であることを表現します。特に製品や材料の質が劣っている状態を示す際に使用されます。
The furniture was made of coarse wood and showed poor craftsmanship.
その家具は粗悪な木材で作られており、技術の未熟さが表れていた。
  • coarse material - 粗悪な材料
  • coarse quality - 低品質
  • coarse workmanship - 粗雑な仕事
  • coarse product - 粗悪品
  • coarse construction - 粗雑な建造
  • coarse finish - 粗い仕上がり

英英和

  • lacking refinement or cultivation or taste; "he had coarse manners but a first-rate mind"; "behavior that branded him as common"; "an untutored and uncouth human being"; "an uncouth soldier--a real tough guy"; "appealing to the vulgar taste for violence"; "the vulgar display of the newly rich"上品さ、教養、あるいは趣がないさま野鄙
    例:He had coarse manners but a first-rate mind. 彼は粗い態度をとるが立派な心を持っている。
  • of low or inferior quality or value; "of what coarse metal ye are molded"- Shakespeare; "produced...the common cloths used by the poorer population"低いか劣った品質または価値の粗悪
    例:of what coarse metal ye are molded- Shakespeare かれらは粗悪な金属はその形成された?シェークスピア
  • of textures that are rough to the touch or substances consisting of relatively large particles; "coarse meal"; "coarse sand"; "a coarse weave"比較的大きな粒子からなる感触的または物質的にざらついている質感の粗目
    例:a coarse weave 目の粗い織り方

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