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thunderの意味・覚え方・発音

thunder

【名】 雷、雷のような音

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thunderの意味・説明

thunderという単語は「雷」や「雷鳴」を意味します。この言葉は自然現象に関連しており、雷がなるときの大きな音を指します。雷は通常、雷雲によって引き起こされ、稲妻と共に発生します。雷鳴はその瞬間的な音で、特に嵐の際に聞かれることが多いです。このように、thunderは主に気象や自然の現象に関連する文脈で使われます。

また、thunderは比喩的にも使われることがあり、「大きな音」や「強い印象」を表現する際にも用いられます。例えば、ある人の発言が非常に影響力がある場合、「彼の声は雷のようだった」という表現ができるでしょう。これは、力強さや圧倒的な存在感を示すために使われます。

この単語は日常会話から文学作品まで幅広く使われています。特に天候を話す時や、自然の力を描写する際によく見られます。雷の音という直接的な意味と、比喩的な使い方を理解することで、会話や文章での表現が豊かになります。

thunderの基本例文

We could hear the distant rumble of thunder.
遠くの雷のゴロゴロとした音が聞こえました。
The sound of thunder woke me up from my sleep.
雷の音が私を眠りから覚ましました。
The dark clouds and the flash of lightning heralded the arrival of thunder.
暗い雲と稲妻の閃光は雷の到来を告げました。

thunderの覚え方:語源

thunderの語源は、古英語の「thunor」に由来しています。この言葉は、ゲルマン語派に属し、古ノルド語の「thorr」や、オランダ語の「donder」、ドイツ語の「Donner」など、他のゲルマン語系言語にも同様の形が見られます。これらの言葉はすべて、雷を意味しています。

また、これらの語根は、印欧語族に属する「*thunros」という形にも関連しています。この語根は「音、轟音」という意味を持っており、雷の響きを表現する言葉として発展してきました。雷は自然現象の一つで、大きな音を伴うため、音に関連づけられていたことがわかります。

さらに、神話的な側面では、雷神に関連づけられることも多く、例えば北欧神話のトール(Thor)などがその例です。これにより、thunderという言葉には、単なる自然現象の名称以上に、力強さや恐れの感情が込められることもあります。このように、thunderの語源は、自然界の音やそれにまつわる文化的背景を色濃く反映しています。

語源 er
語源 or
~する人、 ~するもの
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thunderの類語・関連語

  • lightningという単語は、雷の放電現象を指し、明るい光を伴うことが特徴です。thunderは音の現象ですが、lightningはその光の現象です。例えば、「The lightning struck the tree.(雷が木に落ちた。)」のように使われます。
  • stormという単語は、激しい天候の状態を示します。thunderはその中の音に過ぎません。thunderは特に雷の音を指すのに対し、stormは全体の気象イベントを意味します。例えば、「The storm caused damage.(その嵐は被害をもたらした。)」のように使われます。
  • rumbleという単語は、低い音を持続的に鳴らすことを意味します。thunderは激しい雷の音ですが、rumbleはその響きの質に焦点を当てています。例えば、「I heard the rumble of thunder.(雷のゴロゴロ音が聞こえた。)」のように使われます。
  • bangという単語は、突然で大きな音を表します。thunderは定期的ではありますが、bangは突発的な音です。thunderは自然の音ですが、bangは火薬やドアの音などにも使われます。例えば、「The door banged shut.(ドアがバンと閉まった。)」のように使われます。
  • boomという単語は、特に大きな声や音を表します。thunderは自然の音ですが、boomは音圧が強い時に用います。thunderは雷の音ですが、boomは爆発音や大きな音を指すことが多いです。例えば、「The cannon went boom.(大砲がドーンと響いた。)」のように使われます。


thunderの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : lightning

lightning」は、雷雲が発生した際に空中で放電が起こり、光を放つ現象を指します。瞬間的に明るい光を伴い、通常は雷鳴とともに現れます。thunder(雷鳴)との違いは、lightningが光の現象であるのに対し、thunderはその光に続く音の現象である点です。
thunder」と「lightning」は、どちらも雷に関連する現象ですが、意味やニュアンスには明確な違いがあります。lightningは視覚的な現象で、空を横切る明るい光を指します。一方で、thunderはその光に伴う音を表します。たとえば、雷雨の際に空で見える光が「稲妻(いなずま)」として知られる「lightning」であり、その後に聞こえる「ゴロゴロ」という音が「雷鳴(らいめい)」として知られる「thunder」です。このため、lightningは「目に見える」現象としての側面が強く、thunderは「耳で聞く」現象としての側面が強いと言えます。ネイティブスピーカーは、これらの違いを自然に理解し、状況に応じて使い分けます。
The lightning struck the tree, splitting it in half.
稲妻が木に落ち、真っ二つに割れた。
The thunder shook the windows as it boomed outside.
雷鳴が外で轟き、窓が揺れた。
この二つの例文は、lightningthunderの違いを明確に示しています。lightningは木に落ちる光の現象を示しており、thunderはその後の音を示しています。このように、雷に関する文脈では、両方の単語が自然に使われることが重要です。
The lightning illuminated the night sky with a bright flash.
稲妻が明るい閃光で夜空を照らした。

類語・関連語 2 : storm

単語stormは、主に悪天候や嵐を指す言葉で、風、雨、雷、雪などが伴う自然現象を表します。一般的に激しい気象条件を示し、時には危険な状況を引き起こすこともあります。特に、強い風や大雨を伴う嵐を指すことが多いですが、日常会話では比喩的に「動乱」や「混乱」を表現する際にも使われることがあります。
単語thunderは、主に雷の音を指し、激しい雷鳴やその伴う感覚を表現します。たとえば、雷が鳴るときに聞こえる「ゴロゴロ」という音がthunderです。日本語で「雷」という言葉が音そのものを指すのに対し、英語では音の発生源である現象全体を考慮することが多いです。ネイティブスピーカーは、stormthunderを異なる文脈で使い分けることが多く、stormは気象現象全体を示し、thunderはその中の音の一部に焦点を当てる点が重要です。
The storm raged through the night, shaking the windows.
嵐が夜を通して荒れ狂い、窓を揺らしました。
The thunder raged through the night, shaking the windows.
雷鳴が夜を通して鳴り響き、窓を揺らしました。
この文脈では、stormthunderも使えますが、意味が少し異なります。stormは気象現象全体を指し、thunderはその中の音を強調しています。どちらも「揺らす」という動作を伴っているため、自然な置換が可能です。

類語・関連語 3 : rumble

rumble」は、低くて響くような音を表す単語です。特に、雷の音や地面の振動、または遠くの音が近づいてくる様子を描写する際に使われます。この単語は、物理的な音だけでなく、抽象的に何かが迫ってくる予兆を示す場合にも使われることがあります。
thunder」は、雷が落ちた際に生じる特有の音を指しますが、「rumble」と比較すると、より具体的で直接的な音を示します。ネイティブスピーカーは「thunder」を使用する時、雷そのものの音を真っ先に思い浮かべます。一方で「rumble」は、雷の音以外にも、地鳴りや遠くの音の響きを表現する際にも使います。たとえば、電車が遠くから近づいてくる音や、空腹で腹が鳴る音など、様々な文脈で使えるのが「rumble」の特徴です。これにより、thunderは自然現象に特化した言葉であるのに対し、rumbleはより幅広い状況で使われることが多いです。
The distant rumble of thunder could be heard in the quiet night.
静かな夜に遠くからの低い音が聞こえてきた。
The distant thunder could be heard in the quiet night.
静かな夜に遠くからの音が聞こえてきた。
この文脈では、rumblethunderは置き換え可能です。どちらも低い音を示し、特に雷の音を強調していますが、rumbleは他の状況にも使えるため、より一般的な響きを持ちます。

類語・関連語 4 : bang

単語bangは、主に大きな音や衝撃音を表す言葉です。特に、急に発生する音や、爆発的な音を指すことが多いです。たとえば、ドアが閉まる音や、爆竹のような音を表現する際に使われます。この単語は一般的にカジュアルな文脈で使われ、日常会話でもよく聞かれます。
一方で、単語thunderは、雷が鳴る音を特定的に指します。自然現象としての雷に関連しており、通常は天候や自然の一部として扱われます。両者の違いは、bangが一般的な音や衝撃音を表現するのに対し、thunderは特定の自然現象に限定される点です。ネイティブスピーカーは、bangを使う時には、音の大きさや衝撃を強調するニュアンスがあり、日常生活の中で発生する様々な音に適用しますが、thunderは雨や嵐の際の特定の音として認識されます。そのため、コンテクストによって使い分けることが重要です。
I heard a loud bang when the door slammed shut.
ドアがバタンと閉まったとき、大きなが聞こえました。
I heard a loud thunder when the storm hit.
嵐が来たとき、大きなの音が聞こえました。
この例文では、bangthunderは、どちらも大きな音を指していますが、文脈が異なります。bangは日常の音に使われ、thunderは特に雷の音に関連しています。

類語・関連語 5 : boom

単語boomは、主に大きな音や爆発音を指す言葉で、特に雷鳴や爆発音に関連して使われます。また、急成長や急激な変化を表す場合にも使用されることがあります。音のニュアンスとしては、力強く、迫力のある印象を与えることが多いです。
一方、単語thunderは、雷が鳴る時の音を特に指す言葉で、自然現象としての雷音を意味します。boomも雷の音を表すことができますが、より広い文脈で使われるため、ネイティブは場面によって使い分けます。たとえば、雷の音が聞こえたときにはthunderを使うのが一般的ですが、何かが爆発した時や大きな衝撃を表現する場合にはboomが適しています。つまり、thunderは自然現象に特化した言葉であり、boomはより多様な音の表現に使えるという違いがあります。
I heard a loud boom in the distance during the storm.
嵐の間、遠くで大きな爆音を聞きました。
I heard a loud thunder in the distance during the storm.
嵐の間、遠くで大きな雷鳴を聞きました。
この文脈では、boomthunderは互換性がありますが、微妙なニュアンスの違いがあります。boomはより一般的な音の表現として使われ、特に爆発音などにも使用されますが、thunderは雷に特有の音を示すため、自然現象に限定される傾向があります。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

thunderのいろいろな使用例

名詞

1. 自然現象としての「雷」

雷の音

thunder という単語は、自然現象に関連する音を表します。雷は、雷雨時に伴う深く長い音であり、雷光に続いて発生する音響現象です。
The thunder echoed across the valley.
雷鳴が谷間に響き渡った。
  • thunder clap - 雷鳴の一撃
  • thunderstorm warning - 雷雨警報
  • hear thunder - 雷を聞く
  • loud thunder - 大きな雷
  • distant thunder - 遠くの雷
  • thunder rumbles - 雷がうなりを上げる
  • thunder strikes - 雷が落ちる
  • rumble of thunder - 雷のうなり音
  • thunder rolls - 雷がゴロゴロと鳴る
  • rolling thunder - ゴロゴロと鳴る雷

雷と天候

雷は、天候の一部として扱われることが多く、特に嵐や悪天候の際に発生します。雷雨の際には、音の他にも視覚的な情報が重要です。
The sudden thunder made everyone jump in surprise.
突然の雷鳴に、皆が驚いて飛び跳ねた。
  • thunder and lightning - 雷と稲妻
  • frequent thunder - 頻繁な雷
  • thunder in summer - 夏の雷
  • thunder during the night - 夜中の雷
  • after the thunder - 雷の後
  • thunder follows lightning - 雷は稲妻の後に続く
  • thunder activity - 雷の活動
  • thunder clouds - 雷雲
  • thunder showers - 雷雨
  • surface thunder - 地表雷

2. 比喩的な「雷」

比喩としての雷

雷という言葉は、比喩的に使用されることがあり、強烈な感情や出来事、または突然の驚きを表すことがあります。このような使い方は文学的に広がりを持っています。
His anger struck like thunder in a quiet room.
彼の怒りは静かな部屋で雷のように響き渡った。
  • thunder of applause - 拍手の雷音
  • thunderous silence - 雷のような静寂
  • thunderous laugh - 雷のような笑い
  • thunderous announcement - 雷のような発表
  • thunderous voice - 雷のような声
  • feel the thunder - 雷を感じる

社会的な使い方

社会や文化において、thunder はしばしば強い影響や変化、特に衝撃的なニュースや出来事に関連付けられます。この用法は言語や文脈によって変化します。
The news of the scandal hit like a thunder.
そのスキャンダルのニュースは雷のように襲った。
  • thunder of change - 変化の雷
  • political thunder - 政治的雷
  • thunder in the streets - 街の雷
  • social thunder - 社会的雷
  • economic thunder - 経済的雷
  • thunder of revolution - 革命の雷

3. その他の意味

スラングとしての雷

thunder は時に、麻薬のスラングとしても使われることがあります。特に、ヘロインに対するストリートネームとして用いられますが、これは特定の文脈に依存します。
Some users referred to heroin as thunder.
一部の使用者はヘロインを雷と呼ぶことがあった。
  • street thunder - ストリートの雷(ヘロイン)
  • thunder high - 雷のハイ(麻薬の乱用)
  • chasing thunder - 雷を追いかける(麻薬を求める)

動詞

1. 大きな音を立てる、響く

音を出す

thunder という単語は、「大きな音を立てる」という意味を持つ動詞として使われることがあります。この用法では、特に雷や爆発音のように激しい音を出すことを指します。
The storm thunders across the sky.
嵐が空を横切って雷のような音を立てる。
  • thunder loud - 大きな音を立てる
  • thunder away - 響き渡る
  • thunder down - 地を揺らす音を立てる
  • thunder through - 通り抜ける音を立てる
  • thunder out - 力強く発言する
  • thunder in - 中に響く
  • thunder forth - 怒りをぶちまける
  • thunder across - 横切って響く
  • thunder at - 〜に向かって音を立てる
  • thunder over - 上空を響く

力強く表現する

この意味では、thunder が人の感情や意見を力強く表現する様子を表します。他者に強めて伝える様子を想像できます。
He thundered his opinion during the meeting.
彼は会議中に自分の意見を強く主張した。
  • thunder your thoughts - 考えを力強く述べる
  • thunder a warning - 警告を強調する
  • thunder his fears - 恐れを力強く表現する
  • thunder a challenge - 挑戦を口にする
  • thunder demands - 要求を強く伝える
  • thunder reasons - 理由を強く述べる
  • thunder out loud - 大声で宣言する
  • thunder in the hall - ホールで響くように話す
  • thunder against unfairness - 不公平に対して怒りをぶちまける
  • thunder the truth - 真実を力強く語る

2. 大きな動きや速さで動く

迅速な移動

thunder は大きな音を立てながら迅速に動く様子も表現します。この用法では、何かがすごいスピードで移動することに焦点が当てられます。
The train thundered down the tracks.
列車が線路を疾走した。
  • thunder past - 過ぎ去る
  • thunder along - 伴って進む
  • thunder through the streets - 通りを駆け抜ける
  • thunder up - 駆け上がる
  • thunder in the distance - 遠くで轟く
  • thunder down the road - 道を急ぐ
  • thunder across the field - 野原を駆け抜ける
  • thunder by - 近くを通り過ぎる
  • thunder to a halt - 急停止する音を立てる
  • thunder back - 戻ってくる音を立てる

3. (比喩的に)影響力を持つ

威厳を持って

この意味では、thunder が影響力や威厳を持つことを表現します。特に議論や状況において他者に強く影響を与えることを指します。
His words thundered through the debate.
彼の言葉は討論の中で響き渡った。
  • thunder in the debate - 議論の中で響く
  • thunder through the crowd - 群衆の中で影響を与える
  • thunder across the division - 分裂を越えて響く
  • thunder over the issue - 問題に対して強い影響を持つ
  • thunder within the community - コミュニティ内での影響力
  • thunder with authority - 権威をもって発言する
  • thunder among the leaders - リーダー間で響く
  • thunder as a reminder - リマインダーとして響く
  • thunder behind a movement - 運動の背後で影響する
  • thunder into action - 行動を起こすように刺激する

このように、thunder にはさまざまな文脈において使われる動詞の特性があります。

英英和

  • street names for heroinヘロインの通称点鼻薬
  • a deep prolonged loud noise低く長引く大きな音轟き
  • utter words loudly and forcefully; "`Get out of here,' he roared"騒々しく、激しく言葉を発する怒鳴る
  • a booming or crashing noise caused by air expanding along the path of a bolt of lightning稲妻の電光の道に沿って大気が広がって生じるうなるようなすさまじい大音響霹靂
  • be the case that thunder is being heard; "Whenever it thunders, my dog crawls under the bed"雷が聞こえている例である鳴る

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